【完結】いじめっ子に脅迫されてますが、私の救いはどこにあるのでしょうか

椿かもめ

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天才と落ちこぼれ

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 十五で魔法学校を首席で入学し、この四年間トップの成績をキープし続けている天才、エドモンド・スライダー。
 反対に、なにをしても上手く出来ず、内気で万年下位のココ・デイリー。
 天と地ほどの差がある。それゆえか、彼はココをオモチャのようにして遊ぶことが多かった。
 もちろんこれまでは、性的な悪戯などではなかったが。

 彼は頭脳だけでなく、顔もすこぶる良い。
 黒髪に赤い瞳を持ち、鼻梁は高く、通っている。
 身長も高めでそこそこの筋肉もついている。
 非常にハンサムなため、学校内で彼に懸想する女の子も多いと聞く。

 だが性格は傲慢で意地悪、その上口が悪い。

 口が悪いのは特にココ限定で、目が合うたびに「ブス」だの「バカ」などと言って暴言を吐き、見下してくるのだ。

 傲慢なのは天才だから仕方がないと許され、意地悪なのはギャップがあって可愛いと評されていることは、ココにとって理解しがたいことだった。

「おい、ブス。余所事考えてんじゃねえぞ」

 エドモンドはココのパンティのリボンを解いた。
 するりと小さな布が落ち、産まれたままの状態になってしまう。

「そ、こは、だめっ」

「お前が俺に命令できるとでも思ってんのか、バカ」

 エドモンドはココの下半身に手を伸ばした。 
 ココの髪と同じ金色の薄い茂みを軽く梳き、さらに奥にある花弁を後ろから前へとゆっくりなぞった。
 途端、頭痺れる感覚が襲い、触れられた蜜穴からぬるり、と何かが溢れ落ちるのを感じる。
 その蜜は、太腿を伝って床へと落ちた。 

「ビショビショに濡らしてんなよ」

「そ、んな、こっ……ふぁ!!」

 彼は右手でココの陰核を探り当て、ギュっとそれを潰した。
 今までで一番の快楽がココを襲い、思わず座り込んでしまう。

 するとエドモンドも同様に座り込み、後ろに倒れたココの膝を左右に開き、一番見られたくない秘密の場所を空気に晒した。

「いやぁ!」

 普段は間違っても大声など出さないココだが、ここまでの事をされたためか、生きていて一番鋭い声を出したのではないかと思われるほど大声で叫ぶ。

「……は? 嫌って言われても辞めねぇからな。取引なんだから、お前は俺に従えよ。てか、良かったじゃねぇか、俺みたいないい男に触れてやるんだ。逆に感謝されてぇらぐらいだな」

「ふぁ…ああっ!」

「しかもお前みたいなブスを」

 酷い。そう思いながらも、エドモンドの陰核を弄る手に翻弄され、うまく思考することが出来ない。

 グチュグチュッ。

 ココの蜜壷からは大量の愛液が溢れ出ており、部屋の一室に水音が響き渡る。
 ココは限界まで脚を広げられ、花弁を擦られ、陰核を小刻みに揺すられ、腰をガクガクと揺らした。

 美しい艶のある腰まである金髪を汗で体に張り付かせ、頭を振り乱して悶える。
 その姿は普段の小動物のようなちまちました様子からは想像も出来ないほど、艶やかで官能的だった。

 エドモンドの肉棒は、初めは「勃たない」言っていたにもかかわらず、服の上からでもわかるほどガチガチに反り返っていた。

「ほんとブスな上にあんな『秘密』まで抱えてるなんて、お前まじ可哀想な女だな」

「んんんぁっっ!」 

「ほら、もっとよがれよブス」

 エドモンドはそう言ってココの蜜壺に指をねじ込んだ。彼は『処女だとは分かっていたが、ここまでの狭いなんて』と思いながらも、細い道をぬるぬると動かす。
 ココの蜜壷は強く指を締め付け、溢れ出る愛液のおかげでスムーズに奥まで入った。

 手慣れた様子で、穴の中に指を出し入れしながら、赤く膨れた陰核をころころと転がす。 
 すると次第にココの嬌声が大きくなっていく。

「処女のくせに、こんな簡単に指入るし。それに、もうイキそうなんだろ?」

「ち、がっ!!」 

「嘘つけ。気持ちいいんだろ?こんなに濡らしてるくせに」

 指が一層激しく花弁を弄り、ココはつま先に力を入れる。
 エドモンドは絶え間なく刺激を送り続けた。

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