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◆番外:ルスタヴェリとオリヴィエ
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「オリヴィエ……」
「あ、ああぁ……ッ」
「お前は……本当に綺麗だな……」
「んぅう! や、やめろ……っ! こんなおっさんに……見るな……っ」
「なぜだ? こんなに美しいのに……ほら、ここも……」
「ばっ、ばか! そこ……っそこはっ!」
「ふふ、可愛いよ……オリヴィエ」
そう言って、ルスタヴェリはオリヴィエにキスをした。恋人同士の濃厚なディープキスだ。舌同士が絡み合い唾液を交換する音が響く。
二人が想いを通わせてから、既に五百有余年が経っていた。
オリヴィエの知己である人間どころか、ルスタヴェリというヴァンパイアを知っていた人間も、もう既にこの世にはいない。
最初、オリヴィエはヴァンパイアとして生きることは苦渋を舐めるようなものだと思っていた。いくらルスタヴェリと共にいようと、それに変わりはないだろうと。
それでも共にいたいと思ったのはオリヴィエだ。オリヴィエが望み、ルスタヴェリが叶えてくれたから今がある。
ルスタヴェリの為なら何でもできる。オリヴィエは本気でそう思っていた。
しかし、蓋を開けてみれば何のその。あれだけ悩んでいた自分が馬鹿のようだとすら思う。
あれから五百年が経ったというのに、永遠に有り続けることに絶望することも、飽きることもなく、今もオリヴィエとルスタヴェリはむつみあい、互いだけを見つめて人知れず過ごす日々を送っていた。
「ぁ……ルスタヴェリ……」
ルスタヴェリが、オリヴィエの首筋へと顔を埋めてくる。強く吸うと、オリヴィエの白い肌には赤い花びらが浮かんだ。それを見たルスタヴェリが満足そうな笑みを浮かべる。
「お前は私のものだ……誰にも渡さないぞ……」
「あっ……ああ……そうだとも……私は君だけのものだ……」
オリヴィエはうっとりとした表情で答えた。それはまさに恋する乙女の顔だった。
ルスタヴェリの下腹部は痛いくらいに興奮している。
「ああ……早く君のそれを私の中に入れてくれ……」
オリヴィエは自らの足を広げて懇願した。
ルスタヴェリはうっそりと笑うと、いきり立ったそれをゆっくり挿入していく。
「くっ……相変わらずキツいな……」
「ひ……っ! うっ……くるし……!」
「大丈夫だ……すぐに、気持ちよくなる」
そう言うと、彼は腰を動かし始めた。パンッという音と共に肉同士が激しくぶつかり合う。
「ああ! はげし……っ! あっあっ、もっとぉ……!」
「ははっ……淫乱だなぁ……」
「……っこうしたのは、君だろう! ひっ、ぁ……きもちいい……!」
「……ふふ、ああ……そうだな。可愛いよ、オリヴィエ……好きだ……愛してる……っ!」
「んあぁ! わ、わたしも……すき……すきだ……あいしている……っ」
二人の身体は汗と体液でぐちゃぐちゃになっていた。
「出すぞ……中に、出してやるからな……!」
「うん……きてくれっ」
ルスタヴェリが一際激しく腰を打ち付けてくる。
「あっ、だめ……! だめだ、いく……! あ、ぁ、あっああぁあっ!!」
「うっ……ぐ、ぅ」
ビクビクと身体を痙攣させながら、オリヴィエは白濁色の液体で自らの身体を汚した。
ルスタヴェリもそれに一瞬遅れてオリヴィエの中を満たして染める。
やがて射精が終わると、ルスタヴェリはオリヴィエの中から剛直なそれを引き抜いた。
ドロリと白いものが溢れ出る。
「ああ……すごい量だね……」
「すまない……」
「謝ることじゃないさ……。それよりも……」
オリヴィエは起き上がると、まだ元気のあるルスタヴェリのそれを口に含んだ。舌を使って丁寧に舐め回す。
「うおっ!? おい……何をするんだ?」
「んちゅ……れろ……ふふっ、君は1回出しただけじゃ満足できないだろう? だから私がまた勃たせてあげようと思ってね……」
「そ、そんなことまでしなくても……」
「遠慮しないでくれ……これは私が好きでやっていることだ……」
オリヴィエの姿はとても淫靡なもので、ルスタヴェリは再び下半身が熱くなるのを感じた。
「くっ……もういいぞ……」
「え? でもまだ全然……」
「……早く、お前の中に入りたいんだ」
ルスタヴェリは熱い息を吐き出しながらオリヴィエの足を掴む。
「また、お前の中でイカせてもらうぞ」
「……ふふ、望むところだよ」
そして二人はいつものようにベッドの上で絡み合った。
「あ、ああぁ……ッ」
「お前は……本当に綺麗だな……」
「んぅう! や、やめろ……っ! こんなおっさんに……見るな……っ」
「なぜだ? こんなに美しいのに……ほら、ここも……」
「ばっ、ばか! そこ……っそこはっ!」
「ふふ、可愛いよ……オリヴィエ」
そう言って、ルスタヴェリはオリヴィエにキスをした。恋人同士の濃厚なディープキスだ。舌同士が絡み合い唾液を交換する音が響く。
二人が想いを通わせてから、既に五百有余年が経っていた。
オリヴィエの知己である人間どころか、ルスタヴェリというヴァンパイアを知っていた人間も、もう既にこの世にはいない。
最初、オリヴィエはヴァンパイアとして生きることは苦渋を舐めるようなものだと思っていた。いくらルスタヴェリと共にいようと、それに変わりはないだろうと。
それでも共にいたいと思ったのはオリヴィエだ。オリヴィエが望み、ルスタヴェリが叶えてくれたから今がある。
ルスタヴェリの為なら何でもできる。オリヴィエは本気でそう思っていた。
しかし、蓋を開けてみれば何のその。あれだけ悩んでいた自分が馬鹿のようだとすら思う。
あれから五百年が経ったというのに、永遠に有り続けることに絶望することも、飽きることもなく、今もオリヴィエとルスタヴェリはむつみあい、互いだけを見つめて人知れず過ごす日々を送っていた。
「ぁ……ルスタヴェリ……」
ルスタヴェリが、オリヴィエの首筋へと顔を埋めてくる。強く吸うと、オリヴィエの白い肌には赤い花びらが浮かんだ。それを見たルスタヴェリが満足そうな笑みを浮かべる。
「お前は私のものだ……誰にも渡さないぞ……」
「あっ……ああ……そうだとも……私は君だけのものだ……」
オリヴィエはうっとりとした表情で答えた。それはまさに恋する乙女の顔だった。
ルスタヴェリの下腹部は痛いくらいに興奮している。
「ああ……早く君のそれを私の中に入れてくれ……」
オリヴィエは自らの足を広げて懇願した。
ルスタヴェリはうっそりと笑うと、いきり立ったそれをゆっくり挿入していく。
「くっ……相変わらずキツいな……」
「ひ……っ! うっ……くるし……!」
「大丈夫だ……すぐに、気持ちよくなる」
そう言うと、彼は腰を動かし始めた。パンッという音と共に肉同士が激しくぶつかり合う。
「ああ! はげし……っ! あっあっ、もっとぉ……!」
「ははっ……淫乱だなぁ……」
「……っこうしたのは、君だろう! ひっ、ぁ……きもちいい……!」
「……ふふ、ああ……そうだな。可愛いよ、オリヴィエ……好きだ……愛してる……っ!」
「んあぁ! わ、わたしも……すき……すきだ……あいしている……っ」
二人の身体は汗と体液でぐちゃぐちゃになっていた。
「出すぞ……中に、出してやるからな……!」
「うん……きてくれっ」
ルスタヴェリが一際激しく腰を打ち付けてくる。
「あっ、だめ……! だめだ、いく……! あ、ぁ、あっああぁあっ!!」
「うっ……ぐ、ぅ」
ビクビクと身体を痙攣させながら、オリヴィエは白濁色の液体で自らの身体を汚した。
ルスタヴェリもそれに一瞬遅れてオリヴィエの中を満たして染める。
やがて射精が終わると、ルスタヴェリはオリヴィエの中から剛直なそれを引き抜いた。
ドロリと白いものが溢れ出る。
「ああ……すごい量だね……」
「すまない……」
「謝ることじゃないさ……。それよりも……」
オリヴィエは起き上がると、まだ元気のあるルスタヴェリのそれを口に含んだ。舌を使って丁寧に舐め回す。
「うおっ!? おい……何をするんだ?」
「んちゅ……れろ……ふふっ、君は1回出しただけじゃ満足できないだろう? だから私がまた勃たせてあげようと思ってね……」
「そ、そんなことまでしなくても……」
「遠慮しないでくれ……これは私が好きでやっていることだ……」
オリヴィエの姿はとても淫靡なもので、ルスタヴェリは再び下半身が熱くなるのを感じた。
「くっ……もういいぞ……」
「え? でもまだ全然……」
「……早く、お前の中に入りたいんだ」
ルスタヴェリは熱い息を吐き出しながらオリヴィエの足を掴む。
「また、お前の中でイカせてもらうぞ」
「……ふふ、望むところだよ」
そして二人はいつものようにベッドの上で絡み合った。
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