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【第三章】アラン×ブランシュ編
おまけ2 クリスの溺愛H
しおりを挟む「ねぇ、なんでブランシュに意地悪をしたの?」
「…それ、今聞かないといけないことか?」
生殺しにあったクリスは顔を引き攣らせてスカーレットを見下ろした。空き部屋のソファーに彼女を寝かせ今まさに身体を暴こうとしていたタイミングで予想もしてない疑問を口にされ、彼女の中に入ろうとしていた自分の分身が、心なしか哀れに見えた。
「だって気になったのだもの!私はヴァイオレットやノワールと違って同性趣味はないわよ?なのにわざわざ彼女の邪魔のために茶会の招待状まで用意するなんて、貴方にしては変よ。」
「護衛する王子の婚約者の名前を堂々と出さないでもらえないか」
以前の慎ましさはどこにいったのか。
服を剥かれた状態だというのにスカーレットは恥じらいを忘れて自身の疑問をツラツラと投げかける。
過去の我儘然としたスカーレットが戻ってきたような気持ちになったが、何も今じゃなくていいだろうとクリスは内心で頭を抱えた。
「君は、アランのことをどこまで知っている」
「アラン?アラン様のことならよく存じているわよ。なにせ彼、社交界じゃ有名人だから」
「そうじゃなく…、ああ、いや…今の返答で構わない。おかげで何も知らないことがよく分かった」
「アランは、ブランシュ嬢の容姿なんて気にしないさ。むしろ引き篭もっていたままのほうが好都合くらいに思っていたんじゃないか」
それを聞いて、スカーレットは驚愕に目を見開いた。
「まさか!だってブランシュが綺麗になって一番喜んだのはあの人よ」
「ブランシュ嬢のことならなんだって喜ぶ。そういう奴なんだよ、アイツは」
そんな馬鹿な話しがあるわけが…、と頭の中で呟いた瞬間スカーレットは過去の自分を思い出した。
女性恐怖症になってどんな女とも打ち解けられなくなったクリスを見て、私は何も思わなかったー…?
いや、あの時確かに私は、心の奥が満たされる感覚を覚えていた。
スカーレットの中で、過去の自分とアランが重なる。
もしあの時の狂気的な私のように、彼があの穏やかな微笑みの裏でブランシュに執着していたならどうだろう?
自分と婚約者になったことで心が傷つき、荒んで、部屋から出ることさえ出来なくなった彼女を、変わってしまった彼女をなおも愛していたら。
他の誰とも出会うことがなく、純粋無垢に自分を慕ってくれる彼女を外に連れ出そうと思えるだろうか?
ぞっと、背筋が冷たくなるのを感じた。
「それじゃ、ブランシュが危ないんじゃ…」
「それは大丈夫だろう。アイツは理性的だから、ブランシュ嬢に自分の中身なんて見せないさ。それに、二人は想いあっているんだろう?」
「それは…」
そう言われれば、確かにそうだ。
ブランシュはアランのことを慕っていて、だからこそ婚約解消したいだなんて馬鹿なことを言い始めた。
なら、何も問題なんてないのかしら…?
「なあ、そろそろいいか?俺も我慢の限界だ。」
「…ぁ、」
「漸くの逢瀬だというのに、お前は随分ブランシュ嬢とアランに熱を上げているようだから、もう少し立場を分かってもらわないといけないようだな」
「ぁ、はは…ごめん、なさい?」
「許すと思うか?」
ーーーーーーーー
「ぅ″ーーッ♡♡♡♡♡く、りすぅ…♡♡♡♡」
正常位で陰茎が膣深くまで突き刺さり子宮を押し潰す。後頭部を撫でるように頭を抱えられ、身体の逃げ場がないスカーレットは、優しく甘やかすように与えられる快楽に身体を震わせた。
「腕、こっち。」
縋るようにクリスの服を掴むスカーレットの指を解き、背中に腕を誘導する。
ぎゅうと背中にたどり着いた手は子どものような力で、布越しに体温を感じる。
「ん″~~…ッ♡♡♡ぅぅ″……♡♡♡、ぁ……ぅ~~″♡♡♡」
快楽を素直に受け止めて身を震わせるスカーレットを可愛いと思うのに、クリスの視界には初めて抱いた時の彼女の姿が重なる。
自信家で、傲慢な彼女を自分の手でぶち壊して、泣き喚くスカーレットを強引に暴いた。
…ああ、嫌だな。
今は、こいつと気持ちを共有できた今だけは、
お前を大切に抱きたいのに。
あの時みたいに無茶苦茶に抱いてしまいたい。
咽び泣くお前の頭を撫でて、敏感な股の芯を捏ね回してやりたい。
喘ぎ泣くお前にキスをして、弾力がある子宮がぐずぐずになるまで潰してやりたい。
酷いことをして、宥めて、酷いことをして、宥めて。
ー…駄目だ。
そんなこと、わかっているのにー…。
「くり…、す……?」
ぼんやりと、目尻が下がった呆けた目でお前が俺を見るから。
スカーレットと背中と腰に腕を回して、彼女を抱き抱える。
抱きしめ返されたスカーレットは幸せそうな顔をして、
次の瞬間、何が起こったか分からないまま絶頂した。
スカーレットを抱えテーブルから立ち上がると、彼女の自重で陰茎は更に深く刺さり込んだ。
腹の表面にはぽっこりと膨らみが見え、膣奥の子宮口に無理矢理押し開かれるように窪みに亀頭がささっている。
雷を浴びたような絶頂が全身を襲い、スカーレットは喉を引き攣らせ、目線は宙を彷徨っていた。
「…抑えようと、思ったんだが……」
「ぁ、⁇⁇♡♡♡♡♡ぁ、ぁ″、ぁ~ーッ″⁇⁇♡♡♡♡」
「どうも、お前を前にしたら俺は我慢が出来ないらしい。」
「ーーーーーーーーーッ″ッ″ッ″‼︎⁉︎⁇⁇⁇⁇♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ごちゅり、パンパンパンパン♡♡
腰が打ち付けられるたびに小さく身体が浮き、子宮を潰されて、捏ねられて、暴かれる。
子宮の窪みがクポクポと亀頭と接吻するたびにスカーレットは絶頂し、暴力染みた快楽に目を白黒させた。
「ーーーーッ″⁉︎‼︎♡♡♡♡む″り″ッ″‼︎‼︎♡♡♡♡ぃ⁇ぃい″ぃ″ぃ″ぃ″…ッ‼︎‼︎♡♡♡♡しぬ″‼︎ぅ‼︎♡♡♡しん″じゃ″ぅ″‼︎♡♡♡♡」
「ーー、うん。死んじゃうな。気持ち良いな?なあ、スカーレット」
「む″り″ッ‼︎‼︎む″…ーーーーーッ″ッ″‼︎‼︎♡♡♡♡♡」
「はは、イキ地獄だな。」
高みから降りられない。
足はツンと突っ張ったまま、膣は痙攣し続け、涙腺から勝手にぼろぼろと涙が溢れる。
引き攣った喉を酷使して必死にクリスを止めようとしても、止まる気配はない。
彼は加虐的な熱を瞳に宿らせて、口端を歪めていた。
ー…私が愛したクリスは、紳士的で、人が苦しむ所を見て喜ぶような人ではなくて、正義感が強くて、努力家で…。
けれど今私を抱くクリスは、私にわざと酷いことをしていて、それを見て喜んでいて、ひどい、ひどいことをされているのに…。
絶頂の中、あたまの奥がとけていく。
だいすき、クリス、しあわせ、きもちいい。
要らない幸福感が身を支配して、頭をおかしく塗り替えていく。
何度も、
何度も、何度も、何度も、
絶頂して、降りられないまま、また絶頂して、
満足そうに微笑むクリスの顔を間近で見て、
ー…しあわせだなぁ。
そうおもった。
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