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第三章 オリヴァー誘惑作戦

淫乱でごめんなさい *

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 オリヴァーは、散々乱されてとうに着ている意味の無くなったベビードールを取り去った。生まれたままの姿になったシャーロットを仰向けに寝かせ、その白い両脚の間に入る。

(ああ……二回目が始まるのだわ)

 ――噂通り、セクシーな下着の効果は抜群ね……。

 蕩けきった彼女はぼんやりと思った。

「今夜は寝かせないよ……」
「は、はい……ふぁ……あ、あぅぅ……っ」

 ずずずっと男根が没入してくる。愛液と雄の精で充分ぬかるんだ蜜壺は、簡単に恋人自身を受け止めた。
 ゆっくりと抽送が開始される。今度はスピード感のある単純な突き上げでだけではなく、優しく中をかき回すような動きせある。柔襞全体がもれなく肉棒に刺激され、隘路がムズムズと蠢き、乙女の雫が次から次に溢れていく。ぬぽんぬぽん、となんとも表現できない粘ついた音が鼓膜を犯す。

「気持ちいいかい、シャーロット……」
「は、はぃぃ……っ、ふ、あっ……ん……っ」

 しかし本音は違っていた。連続で二回も達した彼女は、そのような生やさしい快感では満足できなくなっていたのだ。

(オリヴァー様、優しいわ……。まるで暖かい湯のような快感ね……。でも、もっと激しくしてほしい……。先程みたいに炎の海に私を投げ入れてほしい……)

 ――ああ、足りないわ……。もっと、もっと私を犯して……!

(こんなことを考えてしまうなんて、やっぱり私は淫乱なのだわ。きっと幻滅されてしまう……!)

 シャーロットは恋人の太い首にすがりつきいた。そして蒼い瞳に涙を溜めて、切に彼を見詰める。

「オリヴァー様……」
「どうしたんだい、俺の天使……」
「私……やはり……い、淫乱かもしれませんの……。今の愛撫では、物足りませんの……。先程のように、貴方様の硬いもので、おかしくなるくらい、突いて欲しいのです……。もっと、もっと……奥に熱い子種が欲しいのです……!」

 シャーロットは涙をこぼして願った。

(ああ……とうとう言ってしまった)

「……なんだ、そんなことか」

 オリヴァーは安堵したように吐息を漏らす。

「淫乱で、ごめんなさい……。感じすぎて、ごめんなさい……」
「泣かないで、スウィートハート。淫乱でいいじゃないか。俺は嬉しいよ、その方が」
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