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第1章
第64話 許せないのは
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そもそも、男を女装させてファーストダンスを踊るだなんて知られたら末代までの恥なんじゃないのか。
現実逃避にそんなことを思いながら、レイは王太子殿下により連れられ王族専用の扉の前まで連れて来られる。
女装した男をエスコートしてこの扉を潜るなんてこいつ以外にいないだろう。いたら馬鹿だ。本当に馬鹿。王族は先祖代々馬鹿に違いない。
ヒールだから逃げることはできない。いっそ放り投げて裸足で逃げてしまいたいけれど、周囲には警備のためか兵士も多い。絶対に逃げられない。
嗚呼、嫌だ。一目見て男だとバレてしまったらどうする。こんなことに付き合わされた自分の身にもなってほしい。
扉が開く。ファンファーレが鳴り、扉の前で挨拶をした国王陛下と王妃殿下がまず先に入場していった。
「行くぞ」
「……」
行きたくない。嫌だ。入りたくない。けれど王太子殿下は腕に添えられたレイの手をがっしりと掴んでいて、引きずられるように連れて行かれる。
情けない姿は見せられない。あくまでも女に見えるよう、レイだと気付かれないようにしなければ。
扉の向こうは眩い空間だった。王族が入る扉の向こうには大階段があり、目の前にシャンデリアがぶら下がっているのが大きいのだろう。
耳に響く金管楽器の音を聞きながら、レイはレース越しに下に立っている貴族達に視線を向ける。
――いた。王族席から程近い、壁際に白金色の髪。
その隣には……クレス女史?
まさか、なんでその二人が。レイの足が一瞬止まると、王太子殿下によって引かれ歩かされる。
エディとクレス女史が何故一緒にいるのだろう。だって今日は、エディは他の、女公爵と共にいるはずだ。婚約するという話の、レイの知らないはずの人と。
レイは王族席へと連れて行かれ、王太子殿下のパートナーということで視線を集めている自覚もないままにエディを見つめていた。顔こそ真っ直ぐに前を向けながら、エディのことしか見えない。
また、エディもレイを見ていた。隣にいるクレス女史も、いるであろう婚約者の女のことも目に入らないとばかりに、レイのことを。
「……ぁ」
「レジーナ」
思わず声を出してしまいそうになり、王太子殿下に止められた。腰に添えられた手がレイの意識を取り戻させ、いけないとエディから視線を外す。
国王陛下の挨拶が終わるまで、レイは動いてはいけない。渡されたシャンパンを手にしながらも、王太子殿下に求められた動き以外をしてはいけない。
けれどできるなら、今すぐ。
「では、乾杯を」
乾杯のあとは、曲が始まりファーストダンスの時間になる。自分は王太子殿下と踊らなければいけない。
エディは、誰と。
国王陛下の挨拶が終わり、乾杯を交わしながらまたエディの方に視線を向けてしまう。
エディはまだ、レイを見ていた。
まずい、泣いてしまう。エディは王太子殿下の隣に立つ自分がレイだと気付いている。あの顔は、絶対にわかっている。
「レジーナ、手を」
視線を遮るように立ち塞がりシャンパングラスを侍従に預けさせた王太子殿下は、レイに向かい手を差し出した。スパルタ教師に教わったように、反射的に手を添えてしまったレイはそのまま、ホールの中央へと連れ出されてしまう。
曲が始まってしまった。腰に回った王太子殿下の腕が、不自然に見えないよう強い力でレイの身体を引く。
「見せてやろうか、エドガーが誰と踊っているか」
見たくない。けれど、王太子殿下はその光景を見せるためにレイを出席させたのだ。こんな、男を女装させてファーストダンスを踊るなんて馬鹿げた真似をしてでも、レイにその様を見せつけるために。
強引なターンで振り回され、黒いドレスがふわりと舞う。レイが一体誰なのかとざわついている舞踏会の中で、王太子殿下が直々に作らせたフルオーダーメイドのドレスは可憐に見えるようで方々から感嘆の溜め息が漏れた。
見た目だけは可憐な美少女だが、少しでも気を抜けば男だと知られてしまう。レイは足首が見えそうになり王太子殿下の袖をくいと掴んで止めた。
「はは、愛いな」
「……」
気色が悪い。本当に気持ち悪い。こいつ、女装させた男と踊っている光景を婚約者に見られて幻滅でもされてくれないだろうか。
王族に対してそんなことを考えてしまうが、許されるだろう。そんなことを思わせているのはこいつだ。
「そら、エドガーが近くにいるぞ」
その言葉で身体が強張る。見たくない。嫌だ、誰と踊っているかなんて知りたくない。
けれど、王太子殿下はターンを続け、遂にエディのすぐ傍までレイを連れて来た。
「エドガー、その女性が婚約者か?」
「……その、女性は」
「レジーナだ。とある縁でな、愛い黒蝶だろう?」
「……本当に」
エディの絞り出すような声に、レイは顔を上げてしまう。
エディは、クレス女史と踊っていた。
「……っ」
「レジーナ?」
「……は、」
クレス女史が、エディの。
候補から勝手に外し考えてもいなかった彼女が、まさかエディとそんな仲になるなんて思わなかった。
二人を引き合わせたのは自分だろうか。まさか、いつから。
エディが図書館に来ていた時、大抵がクレス女史に呼び出されていた。もしかして、本当はその時に。
自分が甘えるから、本当のことは言えなかったんじゃ。
視界が歪む。
エディが自分のことを愛していると言っていたことも、身体を重ねたことも全部、クレス女史を想いながらだったとしたら。
レイの呼吸が止まるのと、背後で巨大な爆発音がしたのは同時だった。
「――許せない!」
女性の金切り声が聞こえた。それは自分への、抱いた感情と同じ。
息が苦しい。呼吸ができない。
エディを縛り付けた自分のことが、許せない。
「くそ、あの女……」
「レイ!」
王太子殿下と、エディの声が遠くに聞こえる。
自分からすぐさま離れた王太子殿下は、爆発の方へ向かったようだ。彼が離れるとともに、エディがレイのもとへ駆け寄って来た。
声を出せない。息が上手く吸えない。
ベールを持ち上げられ、エディと正面から見つめ合う。こんな姿をさせられても、すぐに気付いてくれたのか。
けれど、エディは自分じゃなくクレス女史と。
良い人を選んだじゃないか、そう言って笑って肩を叩いてやればいい。
それさえもできない。クレス女史は良い人で、彼女なら文句の一つも出ないのに、今まで王太子殿下によって洗脳された頭では、裏切られたという思考しか浮かばない。
駄目だ、違う。エディじゃなく、許せないのは自分だ。
何かに意識を引っ張られる気がする。レイは焦点の合っていない目で、未だ爆発音の上がる背後を振り向いた。
「その黒いドレスの女も邪魔! エドガー様は、私と結婚するのよ!」
王太子殿下が入場を拒んだと言っていたはずの、コルネリス"元"伯爵令嬢。
彼女が、周囲の者を皆巻き込む規模の黒い靄を身体中から噴き出しながら、真っ直ぐ血走った眼でエディのことを見つめていた。
現実逃避にそんなことを思いながら、レイは王太子殿下により連れられ王族専用の扉の前まで連れて来られる。
女装した男をエスコートしてこの扉を潜るなんてこいつ以外にいないだろう。いたら馬鹿だ。本当に馬鹿。王族は先祖代々馬鹿に違いない。
ヒールだから逃げることはできない。いっそ放り投げて裸足で逃げてしまいたいけれど、周囲には警備のためか兵士も多い。絶対に逃げられない。
嗚呼、嫌だ。一目見て男だとバレてしまったらどうする。こんなことに付き合わされた自分の身にもなってほしい。
扉が開く。ファンファーレが鳴り、扉の前で挨拶をした国王陛下と王妃殿下がまず先に入場していった。
「行くぞ」
「……」
行きたくない。嫌だ。入りたくない。けれど王太子殿下は腕に添えられたレイの手をがっしりと掴んでいて、引きずられるように連れて行かれる。
情けない姿は見せられない。あくまでも女に見えるよう、レイだと気付かれないようにしなければ。
扉の向こうは眩い空間だった。王族が入る扉の向こうには大階段があり、目の前にシャンデリアがぶら下がっているのが大きいのだろう。
耳に響く金管楽器の音を聞きながら、レイはレース越しに下に立っている貴族達に視線を向ける。
――いた。王族席から程近い、壁際に白金色の髪。
その隣には……クレス女史?
まさか、なんでその二人が。レイの足が一瞬止まると、王太子殿下によって引かれ歩かされる。
エディとクレス女史が何故一緒にいるのだろう。だって今日は、エディは他の、女公爵と共にいるはずだ。婚約するという話の、レイの知らないはずの人と。
レイは王族席へと連れて行かれ、王太子殿下のパートナーということで視線を集めている自覚もないままにエディを見つめていた。顔こそ真っ直ぐに前を向けながら、エディのことしか見えない。
また、エディもレイを見ていた。隣にいるクレス女史も、いるであろう婚約者の女のことも目に入らないとばかりに、レイのことを。
「……ぁ」
「レジーナ」
思わず声を出してしまいそうになり、王太子殿下に止められた。腰に添えられた手がレイの意識を取り戻させ、いけないとエディから視線を外す。
国王陛下の挨拶が終わるまで、レイは動いてはいけない。渡されたシャンパンを手にしながらも、王太子殿下に求められた動き以外をしてはいけない。
けれどできるなら、今すぐ。
「では、乾杯を」
乾杯のあとは、曲が始まりファーストダンスの時間になる。自分は王太子殿下と踊らなければいけない。
エディは、誰と。
国王陛下の挨拶が終わり、乾杯を交わしながらまたエディの方に視線を向けてしまう。
エディはまだ、レイを見ていた。
まずい、泣いてしまう。エディは王太子殿下の隣に立つ自分がレイだと気付いている。あの顔は、絶対にわかっている。
「レジーナ、手を」
視線を遮るように立ち塞がりシャンパングラスを侍従に預けさせた王太子殿下は、レイに向かい手を差し出した。スパルタ教師に教わったように、反射的に手を添えてしまったレイはそのまま、ホールの中央へと連れ出されてしまう。
曲が始まってしまった。腰に回った王太子殿下の腕が、不自然に見えないよう強い力でレイの身体を引く。
「見せてやろうか、エドガーが誰と踊っているか」
見たくない。けれど、王太子殿下はその光景を見せるためにレイを出席させたのだ。こんな、男を女装させてファーストダンスを踊るなんて馬鹿げた真似をしてでも、レイにその様を見せつけるために。
強引なターンで振り回され、黒いドレスがふわりと舞う。レイが一体誰なのかとざわついている舞踏会の中で、王太子殿下が直々に作らせたフルオーダーメイドのドレスは可憐に見えるようで方々から感嘆の溜め息が漏れた。
見た目だけは可憐な美少女だが、少しでも気を抜けば男だと知られてしまう。レイは足首が見えそうになり王太子殿下の袖をくいと掴んで止めた。
「はは、愛いな」
「……」
気色が悪い。本当に気持ち悪い。こいつ、女装させた男と踊っている光景を婚約者に見られて幻滅でもされてくれないだろうか。
王族に対してそんなことを考えてしまうが、許されるだろう。そんなことを思わせているのはこいつだ。
「そら、エドガーが近くにいるぞ」
その言葉で身体が強張る。見たくない。嫌だ、誰と踊っているかなんて知りたくない。
けれど、王太子殿下はターンを続け、遂にエディのすぐ傍までレイを連れて来た。
「エドガー、その女性が婚約者か?」
「……その、女性は」
「レジーナだ。とある縁でな、愛い黒蝶だろう?」
「……本当に」
エディの絞り出すような声に、レイは顔を上げてしまう。
エディは、クレス女史と踊っていた。
「……っ」
「レジーナ?」
「……は、」
クレス女史が、エディの。
候補から勝手に外し考えてもいなかった彼女が、まさかエディとそんな仲になるなんて思わなかった。
二人を引き合わせたのは自分だろうか。まさか、いつから。
エディが図書館に来ていた時、大抵がクレス女史に呼び出されていた。もしかして、本当はその時に。
自分が甘えるから、本当のことは言えなかったんじゃ。
視界が歪む。
エディが自分のことを愛していると言っていたことも、身体を重ねたことも全部、クレス女史を想いながらだったとしたら。
レイの呼吸が止まるのと、背後で巨大な爆発音がしたのは同時だった。
「――許せない!」
女性の金切り声が聞こえた。それは自分への、抱いた感情と同じ。
息が苦しい。呼吸ができない。
エディを縛り付けた自分のことが、許せない。
「くそ、あの女……」
「レイ!」
王太子殿下と、エディの声が遠くに聞こえる。
自分からすぐさま離れた王太子殿下は、爆発の方へ向かったようだ。彼が離れるとともに、エディがレイのもとへ駆け寄って来た。
声を出せない。息が上手く吸えない。
ベールを持ち上げられ、エディと正面から見つめ合う。こんな姿をさせられても、すぐに気付いてくれたのか。
けれど、エディは自分じゃなくクレス女史と。
良い人を選んだじゃないか、そう言って笑って肩を叩いてやればいい。
それさえもできない。クレス女史は良い人で、彼女なら文句の一つも出ないのに、今まで王太子殿下によって洗脳された頭では、裏切られたという思考しか浮かばない。
駄目だ、違う。エディじゃなく、許せないのは自分だ。
何かに意識を引っ張られる気がする。レイは焦点の合っていない目で、未だ爆発音の上がる背後を振り向いた。
「その黒いドレスの女も邪魔! エドガー様は、私と結婚するのよ!」
王太子殿下が入場を拒んだと言っていたはずの、コルネリス"元"伯爵令嬢。
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