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第5部 ここで生きていく 晴れた日は海を見て編
24 《星の御子》
「《星の御子》…なるほどそれならば…」
「千眼さんは知っているんですか?」
「ああ…そうだな…主達の世界の言葉で言うならば、この世界の者から見れば《星の御子》は宇宙人というのが近い…」
『は?』
「え?綴さんて宇宙人?」
「俺達も異界人だしな」
「異界人であり宇宙人?」
異世界に来ている時点で…この世界の人間でもなければ、そもそも不老不死の時点で人ではなく神に近い存在とされているので存在の定義もあやふやだった。
「《星の御子》は《星の民》の王族の子…次の王とされている…私も詳しくは解らない…何故お前が知っているのか?」
「ふぉふぉ、長生きしとるからのぉ」
「……それで神の知識を上回るか…お前ならばそれも可能か…」
モッカと千眼の視線がぶつかるが双方ともにすぐに引く、千眼は何かを考えているようだ。
「あ、あのモッカさん!僕はここに来る前の世界で両親がいませんでした。その《星の民》の人達の中にもしかしたら僕の両親が…」
「ふぉふぉ…ワシは《星の民》に会うた事はないからなーワシの眼にお前さんが《星の御子》と写ったのじゃよ」
「そうですか…」
「綴…《星の民》の元へ行くには空の先へ行く必要がある…神が今この状況を見ている…方法を見出す筈だ…」
「…神様達が調べてくれるんですか?」
「綴…神は謝意と誠意を持つと伝えているだろう?神は主達に不義理な事はしない…」
「神様達…モッカさんありがとうございます!この世界でまた目標が1つ出来ました!」
綴が笑顔で深々と頭を下げる、魔法があっても空の先の宇宙に行くのは難しい事だろう…でも不老不死の身体ならばそれも可能になるのかもしれない。
「ふぉふぉ、それは良かったのぉ。ワシに分かる事はそれだけじゃよ…後はお前さん次第じゃ」
「綴さん…俺も手伝います!いつか…いえ必ず行きましょう!」
「異世界で宇宙か…面白いな。綴さん、行こう!」
「僕もお手伝いします!神様達がいるのならきっと!」
「俺も手伝うよ、何が出来るか分からないけど…」
「綴…簡単な話ではないだろうが…《星の御子》ならば行けるはずだ…」
「はい!」
スマホを見れば神々からも『方法を考える、《星の民》との連絡を取る方法も探す』とメッセージが送られていた。
「みんな…ありがとうございます。この話はここまでにして…」
「そうか…そうだな…」
「モッカさんどうですか?僕たちの教室で子供達に帝王学…もしくはそれに基づく教養や学問を教えて頂けるかどうかですが…」
「ふぉふぉ、さてどうしようかのぉ」
モッカがテーブルの上の大河の読みかけの本に視線を向ける、異界の本『箱舟』※に目を向ける。
「それは異界の本かの?」
「ああ、俺の本だな」
「ふぉふぉ、長く生き…この世界の知識を喰らい…その先か…異界の本をワシに読ませてくれるなら引き受けても良い」
「ああ、構わないぞ。本好きは歓迎だ」
大河が頷く、話しが纏まり茶や菓子が更に進む。
「引き受けて下さりありがとうございます、モッカ先生。それでは一度龍皇国へ送りますよ」
「ふぉふぉ、戻らん戻らん。此処に住むぞ、死せる大地《不毛の地》を生き返らせる者達…木の精霊としては興味が尽きないのじゃよ」
「いいよー、よろしくー。家はテントでいいかな?」
「ふぉふぉ、よろしく頼むのじゃ、わしはどこでも良い良い」
「いいのか…?」
「先生は自由な方ですから…」
チグリスがぼそと言い、ナイルが苦笑いをしナイデルは頭を抱えた、という訳で新たにおじいちゃ…木の精霊が住人として増えました。
「明日の店が終わったら孤児院に案内しますね」
「ふぉふぉ良い良い、楽しみじゃ」
「話しはまとまったようで何より!さ、カタン、ベルン家に行こう!話を聞かせてくれ」
「待ちなさい、貴方はそろそろ皇国へ戻って下さい。騎士団の団長なのですから長時間の長居は駄目です」
どさくさに紛れてカタンとベルンを抱えて行こうとするカラクをナイデルが止める、ナイデルが肩を叩き行かせまいとする。
「ナイデル殿、たのむ!久し振りなのだ!」
「パパー仕事ー」
「カタンのお父さんがいないと皆こまるんじゃないですか?」
「子供たちにそう言われてるんですから、戻りますよ」
「ふぉふぉ、たまには良いだろう。のう、カラクよ」
「モッカ殿の言う通りだ!1日位良いだろう!」
「ナイデルさん、久し振りに会えたんだから少し位駄目なの?」
「晴海殿…モッカ殿がそう言うのなら…1日だけですからね」
晴海とモッカにカラクの顔にナイデルが折れて、カラクがとても喜んだ。
「よし!今日はパパと遊ぼう!」
「パパーおふろいこーミルクのむー」
「あんないするよ!とても気持ち良いんだ!」
「そうかそうか!よし行こう」
「3人ともご飯は用意しますから後で来て下さいね」
『はーい』
ナイルが走るカラクの背に向けて伝える、3人の姿が見えななっていた。
「今日はバーベキューにしようかな、下拵えとジャム作りもやろう」
「湖ならきゅう達が今遊んでいるから魚を頼むか…」
「そうですね」
「僕達はまた孤児院に行ってきます、夜は戻りますね」
「はーい」
詠斗、ナイル、ジラ、千眼はジャムと晩の仕込み、率、綴、晴海は孤児院に戻り、大河とナイデル、モッカは読書のをする事にした。
「異界の地図や歴史などの書物はあるかの?」
「ああ、ここに置いておく」
モッカが茶を啜りながら大河に訊ねれば、いくいつか本がテーブルに並びモッカが1冊手に取り読み出す。
本にのめり込み時間があっという間に過ぎて行く感覚はいつぶりか…モッカは本に夢中になっていた…。
「千眼さんは知っているんですか?」
「ああ…そうだな…主達の世界の言葉で言うならば、この世界の者から見れば《星の御子》は宇宙人というのが近い…」
『は?』
「え?綴さんて宇宙人?」
「俺達も異界人だしな」
「異界人であり宇宙人?」
異世界に来ている時点で…この世界の人間でもなければ、そもそも不老不死の時点で人ではなく神に近い存在とされているので存在の定義もあやふやだった。
「《星の御子》は《星の民》の王族の子…次の王とされている…私も詳しくは解らない…何故お前が知っているのか?」
「ふぉふぉ、長生きしとるからのぉ」
「……それで神の知識を上回るか…お前ならばそれも可能か…」
モッカと千眼の視線がぶつかるが双方ともにすぐに引く、千眼は何かを考えているようだ。
「あ、あのモッカさん!僕はここに来る前の世界で両親がいませんでした。その《星の民》の人達の中にもしかしたら僕の両親が…」
「ふぉふぉ…ワシは《星の民》に会うた事はないからなーワシの眼にお前さんが《星の御子》と写ったのじゃよ」
「そうですか…」
「綴…《星の民》の元へ行くには空の先へ行く必要がある…神が今この状況を見ている…方法を見出す筈だ…」
「…神様達が調べてくれるんですか?」
「綴…神は謝意と誠意を持つと伝えているだろう?神は主達に不義理な事はしない…」
「神様達…モッカさんありがとうございます!この世界でまた目標が1つ出来ました!」
綴が笑顔で深々と頭を下げる、魔法があっても空の先の宇宙に行くのは難しい事だろう…でも不老不死の身体ならばそれも可能になるのかもしれない。
「ふぉふぉ、それは良かったのぉ。ワシに分かる事はそれだけじゃよ…後はお前さん次第じゃ」
「綴さん…俺も手伝います!いつか…いえ必ず行きましょう!」
「異世界で宇宙か…面白いな。綴さん、行こう!」
「僕もお手伝いします!神様達がいるのならきっと!」
「俺も手伝うよ、何が出来るか分からないけど…」
「綴…簡単な話ではないだろうが…《星の御子》ならば行けるはずだ…」
「はい!」
スマホを見れば神々からも『方法を考える、《星の民》との連絡を取る方法も探す』とメッセージが送られていた。
「みんな…ありがとうございます。この話はここまでにして…」
「そうか…そうだな…」
「モッカさんどうですか?僕たちの教室で子供達に帝王学…もしくはそれに基づく教養や学問を教えて頂けるかどうかですが…」
「ふぉふぉ、さてどうしようかのぉ」
モッカがテーブルの上の大河の読みかけの本に視線を向ける、異界の本『箱舟』※に目を向ける。
「それは異界の本かの?」
「ああ、俺の本だな」
「ふぉふぉ、長く生き…この世界の知識を喰らい…その先か…異界の本をワシに読ませてくれるなら引き受けても良い」
「ああ、構わないぞ。本好きは歓迎だ」
大河が頷く、話しが纏まり茶や菓子が更に進む。
「引き受けて下さりありがとうございます、モッカ先生。それでは一度龍皇国へ送りますよ」
「ふぉふぉ、戻らん戻らん。此処に住むぞ、死せる大地《不毛の地》を生き返らせる者達…木の精霊としては興味が尽きないのじゃよ」
「いいよー、よろしくー。家はテントでいいかな?」
「ふぉふぉ、よろしく頼むのじゃ、わしはどこでも良い良い」
「いいのか…?」
「先生は自由な方ですから…」
チグリスがぼそと言い、ナイルが苦笑いをしナイデルは頭を抱えた、という訳で新たにおじいちゃ…木の精霊が住人として増えました。
「明日の店が終わったら孤児院に案内しますね」
「ふぉふぉ良い良い、楽しみじゃ」
「話しはまとまったようで何より!さ、カタン、ベルン家に行こう!話を聞かせてくれ」
「待ちなさい、貴方はそろそろ皇国へ戻って下さい。騎士団の団長なのですから長時間の長居は駄目です」
どさくさに紛れてカタンとベルンを抱えて行こうとするカラクをナイデルが止める、ナイデルが肩を叩き行かせまいとする。
「ナイデル殿、たのむ!久し振りなのだ!」
「パパー仕事ー」
「カタンのお父さんがいないと皆こまるんじゃないですか?」
「子供たちにそう言われてるんですから、戻りますよ」
「ふぉふぉ、たまには良いだろう。のう、カラクよ」
「モッカ殿の言う通りだ!1日位良いだろう!」
「ナイデルさん、久し振りに会えたんだから少し位駄目なの?」
「晴海殿…モッカ殿がそう言うのなら…1日だけですからね」
晴海とモッカにカラクの顔にナイデルが折れて、カラクがとても喜んだ。
「よし!今日はパパと遊ぼう!」
「パパーおふろいこーミルクのむー」
「あんないするよ!とても気持ち良いんだ!」
「そうかそうか!よし行こう」
「3人ともご飯は用意しますから後で来て下さいね」
『はーい』
ナイルが走るカラクの背に向けて伝える、3人の姿が見えななっていた。
「今日はバーベキューにしようかな、下拵えとジャム作りもやろう」
「湖ならきゅう達が今遊んでいるから魚を頼むか…」
「そうですね」
「僕達はまた孤児院に行ってきます、夜は戻りますね」
「はーい」
詠斗、ナイル、ジラ、千眼はジャムと晩の仕込み、率、綴、晴海は孤児院に戻り、大河とナイデル、モッカは読書のをする事にした。
「異界の地図や歴史などの書物はあるかの?」
「ああ、ここに置いておく」
モッカが茶を啜りながら大河に訊ねれば、いくいつか本がテーブルに並びモッカが1冊手に取り読み出す。
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