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1巻

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 ――え、じゃあやっぱり。あの化け狸が言っていた若旦那さまは桜虎さんってこと? 橘家はあやかしと繋がっているの? あやかしから敬われているなんて何者なの? それに……この人も私と同じで、あやかしが見えるってことなのかしら?
 桜虎の「化け狸」発言によって、桜虎に関するさまざまな憶測が志乃の脳内を飛び交い、ただ唖然あぜんとしてしまう。
 すると、桜虎は「君で間違いないようだな」と呟くと、志乃をまっすぐに見つめて、驚くべき一言を放った。

「君と結婚したいのだが」

 言葉の意味が、しばらくの間まったく理解できなかった。
 頭で一字一字組み立てるように考えたらやっと分かったが、自分に言われているとは到底信じられなかったので、他の対象を探そうと横を向いたり後ろを振り返ったりしてしまう。
 だが今、志乃の近くには、さっき桜虎に「静かにしてくれないか」と言われた貴子しかいなかったし、何より彼はきょろきょろしている志乃を相変わらず見つめ続けている。

「……わ、私におっしゃっているのですか……? な、なぜ……」

 いまだに受け入れられない現状に、志乃はかすれた声を上げてやっとのことで尋ねる。
 しかし桜虎はいたって冷静な様子でこう答えた。

「そうだが」
「えっ……。あ、あの、ちょっとどういうことなのか……」
「ああ、もしかしてすでに別に婚約者でもいるのだろうか。……だとしたら困るな。俺は君がいいというのに」

 覚束ない言葉しか発せない志乃に対して、何を勘違いしたのか桜虎はさらに驚くべきことを言う。
 貴子は衝撃のあまり、金魚のように口をパクパクさせていた。

「い、いえっ、婚約者なんてとんでもないです。わ、私には身寄りがなくて。貴子さんの家で面倒を見てもらっている、ただの庶民でございます……」

 このままではとんでもないことになりそうだったので、やっとのことで志乃は自分の境遇についてそう説明した。
 ――簡素だけど一応正装しているし、どこかの令嬢だと桜虎さんに思われているに違いないわ。
 だが桜虎は、志乃の言葉を聞くなり小さく微笑んだ。今までほとんど無表情だった彼の初めての笑みは、目をみはるほど魅力的だった。

「そうか、それならばよかった。婚約者はいないのだな? 君の出自などどうでもいいことだ。むしろ、しがらみがないようでこちらには好都合だよ」
「は、はい?」
「もう一度言う。俺と結婚してくれ。俺は君でなくてはダメなのだ」

 先ほどよりもはっきりと、大きな声で桜虎は言葉を紡いだ。
 辺りにもその声が響いていたようで、周囲の人たちは歓談をやめ、桜虎と志乃に注目した。

「ええ!? 桜虎さま、今なんておっしゃいましたの!?」
「あの女性に結婚を申し込んでいたわ! キャー! 一目惚れよっ」
「なかなか身を固めなかった桜虎さまが、ついに!?」

 そんなふうに鼻息を荒くした出席者たちから、囃し立てるような声が次々に聞こえてくる。

「どどどどどどういうことっ⁉ なんで私じゃなくて志乃なのよぅ!? な、何かの間違いに違いないわっ!」

 貴子まで金切り声を上げ始める。
 だが、貴子の言う通りだと当の志乃も思っていた。本当に、何の間違いで自分は桜虎に求婚されているのだろう。
 すると桜虎は一瞬だけ顔をしかめると、背後から志乃の肩にそっと手を置き、小さな声で言った。

「ここは少し騒がしいな。応接室へ参ろうか。今後の話をしたい」

 皆に注目されているこの状況は志乃にとっても気まずい。
 なぜいきなり結婚を申し込んできたのかもきちんと知りたいし、別室に移動するのは好都合だ。

「……は、はい」

 志乃がそう答えると、桜虎は口角の端をわずかに上げる。冷たい印象しかなかった彼の表情が緩む一瞬は、やはりとてつもなく魅力的だった。
 そして肩に置かれた彼の手が、志乃には妙に優しく感じられて。
 ――もしかしたら、思ったような冷淡な人間ではないのかもしれないわ。
 そう思い始めていた。


「今さらだが。君はあやかしが見えるのだな」

 屋敷の応接室に入るなり、桜虎にそう尋ねられた。
 桜虎と志乃は、丸形の座卓を挟んで、背もたれと腕置きにすかし彫りの装飾が施されたモダンな長椅子に腰かけていた。
 桜虎の背後には、彼の使用人たちがずらりと並んで立っている。
 年嵩としかさの女中から、先ほど桜虎に耳打ちをした少年まで、老若男女さまざまな顔ぶれだった。

「えっ……。は、はい」

 返答に一瞬躊躇ちゅうちょしたが、先ほど桜虎とは化け狸の話をしたのだから、もう隠す必要はないだろう。

「生まれつきか?」
「……そうです。なんでなのかは、私も分からないのですけれど」
「そうか。化け狸の怪我の手当てをしてくれたということは、あやかしに対して恐れや偏見はないのかな?」
「ええ。むしろ、人間よりもあやかしの方が、私に優しくしてくれることが多いので……。人間だから、あやかしだからと、それだけではその方の内面までは測ることはできません」

 豪華絢爛ごうかけんらんな大広間から離れたことで、志乃はやっと落ち着いて話ができるようになってきた。
 桜虎は改めて見ても絶世の美男だったが、大きな双眸そうぼうは吸い込まれるような光を放っていて、それを見ているとなぜか心が安らぐ。

「……ふむ。そうなるとやはり、俺は君と結婚したいと思うのだが」
「な、なぜなのです? 私にあやかしが見えることと、何か関係があるのですか?」

 桜虎はどうやら、志乃にあやかしを見る能力があると知って求婚してきたらしいことが、今までの話の流れでなんとなく理解できた。
 しかし、一体なぜそんな能力を持つことが彼の結婚相手に求める条件なのかは、まだまるで分からない。

「俺はずっと、そんな女性を捜していたのだ。しかし現代では稀有な存在だろう。なかなか見つからなかった。しかし一族からは早く身を固めろとうるさく言われるし、もう諦めて普通の女性と結婚しようと思って、この夜会を開催したのだが……。やはり適当に相手を選ぶのは気が進まなくてな。そんな時に、使用人から『あやかしが見える女性が会場にいる』と報告を受けたのだ」

 そういえば、少年の使用人が桜虎に何かを耳打ちした後に、いきなり求婚されたのを思い出した。
 つまりあれは、志乃が化け狸に手当てをした話をしていたのだろう。

「しかも君はあやかしが見えるだけではなく、怪我の手当てまで施していた。人間なのにあやかしに優しくできる女性がいるなど、俺には信じがたかったよ。異種族は普通、相容れないというのに」
「はあ……」

 どちらかというと人間の方と相容れない志乃は、「そうかなあ」と思って曖昧に返事をする。

「それを知って、ますます俺の結婚相手は君しかいないと思った。だからあの場で求婚させてもらった。今思えば、急なことをしてしまって申し訳ない」
「あ、い、いえ。あなたが謝る必要はありません」

 桜虎が急に頭を下げてきたので、志乃は慌てて首を横に振る。
 確かに驚きはしたが、不快な思いをさせられたわけではない。

「そうか、よかった。それで、俺と結婚してくれるか?」
「……それは……。あなたが私に求婚してきた理由は分かりました。しかし、まだ分からないことがございます」
「なんだ?」
「なぜあなたは、あやかしが見える女性を結婚相手に求めているのですか?」

 最大の謎だった。
 結婚相手として避ける理由にはなりえるが、逆にそんな人間を求めるなんて、まるで理解が追いつかない。
 この屋敷に住める人材を探しているということなのだろうか?
 化け狸の件で、桜虎が何らかの形であやかしと関わっていることはすでに予想はついている。しかし、結婚相手にあやかしが見える女性を熱望するほどの理由を志乃はまだ想像できなかった。

「ああ、そうか。まだちゃんと俺の事情について話していなかったな」
「事情とは?」
「俺があやかしが見える女性を求めるのは、俺も虎のあやかしだからだよ。まあ、正確には半妖だが。そして今この部屋にいる使用人たちも、全員あやかしだ」
「……へ?」

 とんでもないことを淡々と言われたので、またもや理解が追いつかず志乃は間の抜けた声を上げてしまった。
 その直後、桜虎の周囲に立っていた使用人たちが、その場でくるりと一回宙返りをした。
 ――すると。

「なっ……」

 思わず驚きの声が漏れてしまう。
 今まで人間の姿をしていた使用人たちが、その様相を一変させたのだ。
 ある者は、頭の上に皿を浮かべ全身緑色をしている河童かっぱ。ある者は、にょろりと長い首のろくろくび。真っ白な浴衣を着た妖艶な女性は雪女ゆきおんなだろうか。
 そんな、あやかしが見えない人間でもお伽話で聞き知っているような、有名なあやかしたちがずらりと並んでいた。
 ――桜虎さんはあやかしに関わっているかもしれないとは思っていたけれど……。まさか桜虎さんも、引き連れている使用人も、全員があやかしだったなんて。
 夜会で桜虎に耳打ちしていた少年は、化け狸の姿に変わっていた。
 目が合うと、人懐っこそうに微笑んで手を振ってきたので、手を振り返した。彼があの、志乃が傷の手当てをした化け狸だったのか。
 こんな大勢のあやかしが一堂に会しているのを、志乃は今まで見たことがない。これだけの数がいるなら、橘邸の敷地に足を踏み入れた瞬間に、濃厚なあやかしの気配がしたのも頷ける。
 さまざまな種類のあやかしたちが一列に並んでいる光景はただでさえ壮観だったが、それを背後に従えている桜虎の姿は、一段と凛々しく見えた。

「君も知っているかもしれんが、人間にほとんど認識されなくなったあやかしたちは、肩身の狭い思いをしている。それで俺は行き場を失ったあやかしを保護して面倒を見たり、人間社会に溶け込んで暮らせるようになるための手助けをしたりしている」
「手助けを……」

 あやかしたちは肩身の狭い思いをしている――確かに桜虎の言う通りだ。
 志乃が今まで出会ったあやかしたちは、人間に化けて人間のふりをして生活していたり、人間に気取られぬよう息をひそめて生きている者が大半だった。
 そしてそれは志乃も同じだ。行き場を失い、屋敷で息をひそめて生きてきた。
 なぜ桜虎が率先してそんなことをしているのだろうとは思ったが、彼は自分のことを半妖だと言った。
 つまり人間とあやかしの間に生まれた子というわけだ。
 人間ともあやかしとも言える彼だからこそ、あやかしと人間の懸け橋になろうとしているのだろうか……と志乃は想像した。

「そうだ。だから俺の成そうとすることに理解を示してくれる女性がよかった。ただあやかしが見えるだけではなく、あやかしたちを支え、共に暮らしていける女性が。そこに君が現れたというわけだよ」
「……なるほど」

 確かに、すべてに合点がいった。
 ここぞとばかりに着飾った乙女たちを差し置いて、桜虎が自分に求婚してきた理由のすべてが。
 ――しかし。

「もう一度言う。君は俺の求めていた条件にぴったりの女性だ。ぜひとも俺と結婚してほしい。妻として大切にする」

 志乃をまっすぐに見据えて、桜虎はまた力強くそう告げた。
 ――条件にぴったり、か。
 別に結婚に夢を見ていたわけではない。
 両親を亡くし、あの屋敷で、厄介者としての扱いに耐えてきた。生きるので精いっぱいだった志乃には、そんなことを考える余裕はまったくなかった。しかし条件だけで自分を選んだらしい桜虎の発言には、引っかかるものを感じた。
 恐らく、まったく女性として見てくれてはいない。
 妻として大切にするとは言ったが、衣食住や金銭面などで不自由させないという意味だろうし。
 愛のない結婚なのね……、とため息をつきそうになった志乃だが、すぐにはっとした。
 ――何を考えてるんだろう、私。条件だけの政略結婚なんて、今時当たり前じゃないの。
 そういえば、桜虎から求婚を受けた瞬間、驚きが一番大きかったが、ほのかに嬉しさも感じた。
 きっと、生まれて初めて自分のことを見てくれる男性が現れたのかもしれないと、どこかで期待したからだろう。
 意外にも乙女な心を持っていた自分に気づかされて、志乃は苦笑を浮かべた。
 そして冷静に状況を整理する。
 桜虎との結婚は、どんな生活になるかは想像もつかない。
 しかしあやかしの相手なら、自分はそこそこ慣れているはずだ。何より、あのまま九条家で貴子にいびられ続ける生活を送るよりは、百倍……いや千倍はマシなことは確実だ。むしろ、このような身元がしっかりした家に嫁げるだけ幸せだと考えるべきだろう。
 ――正直、どんな結婚生活になるのかまだ予想もつかないけれど。九条家にこのまま留まるよりは良い人生になるはず……!
 志乃は心を決めた。

「かしこまりました。結婚、お受けいたします」

 桜虎を見つめ返して、はっきりとそう告げる。
 桜虎の背後のあやかしたちが「やったー!」「ついに桜虎さまに奥さまが!」と、囃し立てる。
 どうやら、あやかしたちにはおおむね歓迎されているようだ。
 桜虎はほっとしたようで、頬をわずかに緩ませた。

「そうか。ありがとう」
「はい。……ただし、ひとつ条件がございます」
「条件……?」
「実は私の暮らしている九条邸の蔵に、あやかしがふたり住み着いているのです。骨女ほねおんな猫又ねこまたなのですが、彼らは私の大事な友人です。輿入れの際は、ふたりも一緒でよろしいでしょうか?」

 今桜虎に言った通り、麗羅と柳は志乃にとってもっとも大切な存在だ。
 志乃を慕って九条邸に居ついてはいるが、他に居場所がなくて、仕方なくあの暗く狭い部屋で生活しているのだ。
 いつも励ましてくれたふたりを差し置いて、自分だけいい暮らしをする気にはなれない。
 この条件を呑んでくれないなら、結婚は考え直そうとすら思っていた。
 すると桜虎は目を細め、柔らかく優美に微笑んだ。
 今までは口元を笑みの形に歪めるだけだった桜虎の顔が、優しく綻んでいく。そんな彼の表情を、志乃は初めて目にした。

「なんだ、そんなことか。条件と言うから、もっと大それたことかと」
「えっと、それでは……」
「もちろん条件を呑もう。むしろ、大歓迎だよ。住処が蔵だなんてかわいそうではないか」

 優雅に微笑んだその口で優しい言葉を紡ぐ桜虎に、志乃は図らずも目を奪われてしまう。
 ――やっぱり、最初の印象とは違って優しい人なんだろうな。
 そもそも、他者を思いやる気持ちがなければ、行き場を失ったあやかしたちの面倒を見ようなんて考えないだろう。
 息をひそめて生きるものたちに手を差し伸べる桜虎。
 こんな自分が、少しでも誰かの役に立てるのなら――そんな期待に、志乃は心を震わせた。


 こうして志乃は、橘家のひとり息子である橘桜虎の元へ嫁ぐこととなったのだった。




   第二章 乙女、愛していると言われる


 桜虎に求婚されて数日後。すでに志乃は橘家の別邸に身を置いていた。
 夜会が行われたのは桜虎の父が管理している本邸だったが、普段桜虎はそこには住んでおらず、町はずれにある彼専用の別邸で生活していた。
 志乃が暮らすのも、この別邸になるとのことだった。
 結婚が決まった後、志乃は可能な限り最短の時間で嫁ぎ支度をし、九条の屋敷を出た。
 あそこにいると貴子が、「なんであんたなんかが桜虎さまと! 一体どんな色目を使ったわけっ? この阿婆擦あばずれ!」などと、四六時中キーキーと金切り声を浴びせてくるため、一刻も早く離れたかったのだ。
 元々、所有物など数えるほどしかなかったため、準備は楽だった。
 ほとんど着の身着のままで、志乃は橘家に嫁いだのだ。
 結納はいつにしようか? と桜虎には尋ねられたが、すでに両親もいない志乃にとって、そのような儀式は意味をなさないように思えたので、丁重にお断りした。
 一応貴子の両親が志乃の保護者に当たるが、桜虎から求婚された旨を彼らに告げると、勢いよく賛成してくれた。それもとても安堵した様子で。
 それは「厄介者がいなくなって安心した」という思いだと、志乃はもちろん理解している。
 桜虎の両親には挨拶せねばと考えていたが、現在彼の父がとても多忙らしく、桜虎には「その機会はおいおい」と言われた。
 ――ご両親との顔合わせなんて緊張するだけだから、先延ばしにしてくれたのは有り難いけれど。
 ここ数日の怒涛の展開に、まだあまり気持ちが追いついていない。橘の別邸での暮らしに慣れてからの方が、志乃としては有り難い。
 九条家で志乃の結婚を喜んでくれたのは、麗羅と柳だけだった。結婚の報告をしたら、飛び跳ねて喜んでくれた。橘の屋敷に一緒に移り住む件も「この蔵には飽き飽きしてたところだよ」「わーい! 広いおうちだにゃ!」とふたりとも乗り気だったので、志乃はほっとした。


 そして、志乃が別邸に入ったその翌朝。

「この屋敷にいるのはね、志乃さま以外みんなあやかしさ。あ、若旦那さまは半妖だけど……。まあ妖力の強い方だし、人間よりはおいらたち寄りって感じ」

 志乃は化け狸の木葉に、屋敷を案内されていた。昨日は引っ越しで、志乃の部屋を整えるのに忙しく、時間が取れなかったのだ。
 木葉は台所や食堂、客間などを一通り見せてくれた後、廊下を歩きながらこの屋敷の現状についても説明してくれた。
 ちなみに木葉は、化け狸の姿のままでは不便だからか、人間の少年の姿へと変化していた。
 人間になった木葉は、こげ茶色の艶やかな髪をなびかせ、髪と同色の大きな瞳でまっすぐに志乃を見つめてきた。
 狸の姿の時から、整った印象の顔立ちと美しい毛並みをしていて、つぶらな瞳には愛くるしさをたたえていたが、人間へと姿を変えても、美少年と呼んで差し支えない風貌だった。


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