173 / 187
元タチの俺が他の男に掘られないようエロ拷問するとか言ってるけど⑯
しおりを挟む「ぁんっ、んぅっ!」
乳首をキュ、と摘んだ隼人の腰が跳ねる。その拍子に熱い肉壁で亀頭をねぶられて、目の前がなにも見えなくなって、そのまま。
ぐぼんっ、と。
隼人の中で鈍い音を立てながら、腸の曲がったその先にずっぽりとハマりこんでしまった。
「ハァッ……あっ……!」
息を飲む静かな隼人と対称的に、飲み込まれた衝撃に大きく息を吐く。目の前の液晶が揺れる、カメラが定まらない。
「ぃぎっ……いっ……いっ……」
あ、隼人イッてる。歯を食いしばって、絶頂に耐えてる。ものすごい締め付けと、どろどろに溶けた熱に脳を引っ張られる。それは脳みそを後ろから引っ張り出されるみたいな恐ろしい感覚がするのだが、それはそれだけ直接的に刺激してくる快感で、僕はそのまま腰を動かさずに、今までにないほど静かに達してしまった。
腰が、胸が、下から震え上がる。心拍数が徐々に上がっていく。
バクバクと、ドクドクと、耳の奥に響く。
隼人の熱に自分の熱がさらに絡みついて、奥から溢れ出すみたいに蕩けていく。
激しく動かすことはなく、前に突き出した腰をゆっくりと回し、奥にねっとりと精液を擦り付けながら、太ももを激しく痙攣させてどくんどくんと飲む込むようにしゃぶってくる腸壁の感覚に酔いしれる。
「おッ、おぉぉ、ぉ……」
「ごめんね、イッちゃった……なさけ、ないな…………でもまだ、えっちできるからね。もっといっぱい、隼人のおまんこの中に出してあげようね」
揺れてしまってちゃんと撮れてないかもと思いながら、動画の撮影を切ろうとした、のだけれど。
液晶越しの隼人が、くしゃくしゃのびっくりするくらいしょぼくれた顔をしてえぐえぐと涙を流していた。驚いて肉眼で泣き顔を確認する。
「いたい……」
「え、でもすんなり」
「ちくび……ぎゅーって、しちゃっ……いたい……ちくびいてぇよぉ」
「あ」
──乳首摘んでる時にぶち込んじゃったからか。
お腹が痛くなってしまったのかと心配したが、なんとも可愛らしい事実を知ってほっと一息つく。
しかしめそめそとしてる隼人を見てると本人からしたらほっこりするような出来事ではなかったようなので、撮影を切りスマートフォンを置いて上から覆い被さるように抱きしめる。
「よしよし……痛かったね」
「けっちょ、びっくりしたぁっ……で、ぎゅうってぇ……」
「うん。ごめんね……?」
「んうぅ」
怒ってる。抱きしめてる肩をかぷかぷと噛んでくる。もう大好き。
「おっぱいも、よしよし……」
「ん、ぁ……あ……ぺろぺろ、もぉ……きもちよくしてくんねぇと、やだぁっ……」
「うん。痛いの飛ばしちゃおうね」
頭を潜らせて、愛しい胸元へ。ああ、確かにちょっと赤くなっているかもしれない。ちっちゃいけどぷっくりして、赤く腫れて、痛々しいしちょっとえっちだ。刺激しないように、よく湿らせた舌先をそっとくっつける。ひくんと肌が震えたが、これは気持ちいい時の反応だと判断し、舌を垂らしてざらざらした表面でねっとりと押すようにして転がす。
「あ、あんっ……う、んんっ……あ、あっ、きもちい……」
「痛くない?」
「んー……」
「もっとしてほしい?」
「ん……」
聞こえるかどうかの小さな返事に頷いて、可愛い二つの胸の先を可愛がる。舐めて、唇で挟んで、優しく吸って。根っこのやわらかいところを舌先でぐるりとなぞった。
甘いため息がぽつりぽつりと零れては僕の耳をくすぐっていくので胸がいっぱいになる。
その声に誘われて、ゆっくりと、ゆっくりと。深いところに腰を押し付け、くぽ、くぽ、と激しくし過ぎないようにそこを揺する。
「あっ、まっ……まだ、まだぁっ……!」
「だめ。我慢できない」
僕が吐き出したものだろう、熱い液体が中からとぷりと溢れ出す。中がぐじゅぐじゅして、溢れ伝っていく感覚が気持ちいい。もっともっとと求めてしまう。
もっともっと、絡まって溶け合いたい。
「ふぉ、あっ……あっ……ぁ、りゃめっ、おく、おく、ぅ、ぐりぐりしたら、せ、ぇきっ……とぷとぷしゅる、ぉ、せーしぬりつけられ、でっ、またいっちゃうぅっ」
「あーっ、きもちいっ…………なんっだこれ……隼人のまんこ、どろっどろ……そんな、しぼらないで……んっ……あー……」
深いところで小刻みに出し入れを繰り返す。亀頭を無理やり押し込んむ途中、そこまでキツかったのが急にぎゅぼんっと強く吸い込まれる瞬間がたまらなく気持ちいいし、抜く時にカリに引っかかって擦れるのもジンジンしてたまらない。
「あッ、おおっ……ぉ、おっ、ちんぽしゅごっ……ちんぽそんな、とこぉッ……とまんにゃ、あうっ、じゅっとイッて、る、やぁ、やだぁぁーっ、あ、あ、あ、あ」
隼人はもうずっと膝を大袈裟なぐらいガクガクと左右に揺らしているが、イクのが止まらずずっと痙攣が続いてしまうのだろう。中の動きがもう強く締め付けてきたり押し出そうとしてきたりめちゃくちゃだ。そんな正気を失った穴をぐぼぐぼぐぼぐぼ、ずっと遠慮なく犯し続ける。
「おちんぽしゅごい、奥ねちょねちょしゅるぅぅ……生ちんぽでえっちするのやべぇよぉ、おちんぽ入れてもらうのしゅごいぃぃっ……!」
ずっと上唇がお口がお山の形になってるなぁ。汗びっしょりで、顔真っ赤で、鼻水垂れてて、かわいい。宙を泳ぐ視線はもうどこも見てない。
もう痛いのが飛んだおっぱいをよしよししながら微笑みかける。頬から顎へ汗が流れてくのを感じるから、あまり爽やかな微笑みではないだろう。
「久しぶりのおちんぽ気持ちいいね? 嬉しいね?」
「うんっ、うんっ」
「おまんこしか使いたくないもんね? 隼人はメスだもんね?」
「ん、おまんこがいい、もっとほじって、しゅけべなセックスいっぱいしゅるっ」
「しゅる、だって。かわいい」
「みなわとせっくすしゅるのすきっ、あっ、あっあっ、いっぱいしたいぃぃ、これからは、いっぱいしよぉっ……? あっ、だめそこっ、イッあっいく、いくぅぅっ……!」
小刻みに震える背中を強く抱きしめる。僕を受け入れてこんなに気持ちよくなってくれて素直に嬉しい。本当に毎日、毎日抱きたい。もう離したくない。
「するよ。しようね」
「ぁっ、あっ…………みなわ、みなわ、しゅきっ……だいすきっ……」
「うん。大好き。愛してる」
視線が絡まる。お互いに甘く滴るような目をして、見つめ合う。
じっくりと、視線が動くのと共に睫毛が上下するのすら見逃さずに相手を見て。鼻先が触れながら交差して、見つめたままの睫毛の先が重なって。どちらからともなく、唇を食む。
何度も、何度も、唇を挟みあって。それが気持ちよくて。ちろりと舌が覗いて。舌先をぴとりとくっつけて、また離して。そうしてゆっくりと、舌を絡めとる。
僕も隼人も息が荒い。はぁはぁと漏れ出る熱い息まで重なる。
気持ちよくて気持ちよくてもうどうしようもなくて、腰を回して深く重く亀頭で舐めまわし、深く重く突き上げる。
この二週間。出雲とセックスを楽しんでみた。
可愛いと思った。健気に僕に尽くす姿が愛しいと思った。柔らかいお尻の中はとろけるみたいに気持ちいいし、立ち上がらずに透明な汁を垂らすばかりの機能不全な男性器もやらしくて大好きだと思った。
ちゃんと出雲のことを愛してると思った。
それでも君を思い出した。
何故だろう、君とのセックスはあまりにも熱く僕を溶かして、どろどろにする。
別の物質のはずの二人の境界線が曖昧になる。僕は君だと思う。君は僕だと思う。僕らは似ていないけれど、似てる。
僕は君を可愛がることで、君は僕に可愛がられることで、そうやって相手を激しく求めて、補完する。
だから君は僕のもの。
たくさん、たくさん、大事にしてあげたい。
隼人の中、僕でいっぱいにしたい。とぷとぷにして、もっと熱く混ざりたい。
「はやと、だすね、だすよ」
本当に明日もするのかな? 出るのかな?
頭の隅を過ぎる。
でも手を繋ぐだけで。
頬を擦り寄せるだけで。
君が心臓くっつけたいとくっついてくるだけで。
セックスに匹敵するくらい気持ちいいし、溶けあえる。君となら。
もっともっととなってしまうけれど。ああ、やっぱり明日もしようか。
チェックアウトは午前十時だったが、隼人はたっぷり九時四〇分まで眠っていた。疲れていたのもあるだろうが、本当に僕といるとよく眠ってくれて嬉しい。
しかしよく泣いてよく寝た隼人の顔はパンパンに浮腫んでしまっていて、直視するのを躊躇うほどだった。早く着替えなとついつい指の背で腫れた瞼を撫でる。
「俺ね、仕事夕方から」
「そう……」
声もガサガサだ。大丈夫だろうか。
「一緒にいたいんだけど……」
掛け布団からもそもそと出てきた手が、ベッドの横に立つ僕のスーツの裾をちょっぴり掴む。
今日は土曜日だ。もちろん僕は休日に用事をわざわざ作るような男ではない。それこそ隼人に誘われない限りは。
昨日、出雲にはメッセージではなく電話で帰らないことを伝えた。
しかし彼はその前夜に僕が無断で外泊したと気がついた時点であの家にはいなかったようだった。酷く落胆した声で「俺も家にいませんからどうぞ」と告げられた。
僕に対して期待していない君がそれでも声を震わせたのは、この二週間のせいだとわかっている。自分勝手に優しくする僕に目を輝かせる君に胸が痛んだ。そうやって胸を痛めることすら自分勝手だ。僕が選んでやったことだ、傷つけるとわかっていて、すぐに終わる時間だとわかっていて、君をまたがっかりさせるとわかっていて。
僕は最低な男だ。とことん落ちないといけない。出雲のことも愛してるとか、可愛いと思ってるとか、出雲からしたらきっとどうだっていい。結局は嫌いになったも同然なんだ。
「水泡……? 用事あんの?」
「ううん」
慌てて返事をして、取り繕うように不安そうに頭を持ち上げる隼人を撫でる。
隼人はそんな僕に気付かずにふわりと笑った。
「俺、水泡と花見したかったんだ……どっかないかな桜」
「探しておくから、支度。時間、ない」
「お、やべ」
がばりと勢いよく起き上がって、スマートフォン掴み取る。時計を見て、そのあとも何か操作しているようだったので、もう一度「時間」と釘を刺す。
「へいへい」
隼人は立ち上がるが、足取りが危うい。昨日無理な体勢が多かったせいだろう。しかしシャワーは浴びて寝たので着替えればまぁなんとかなる。
「なぁ、きたメッセとか消してねぇよな?」
「うん? うん」
「ふーん、ならいいけど」
消してはない。けれど篠原から何かリアクションがあったかどうかは確認した(一応言っておくが普段から隼人のスマートフォンをチェックしているわけではない。今回は特例である)。義父から連絡はきていたようだったが、篠原からは何もきていなかった。
そのあとホテルは無事に時間に遅れずチェックアウトできたが、とりあえず朝食をと入ったカフェにいる間も隼人はスマートフォンを何度も確認していた。普段二人でいる時は写真を撮ったりなにか調べる以外にはスマートフォンを触ることはないというのに。僕はそれが気に食わなかったけれど、隼人の開ききらない腫れた瞼を目の前にしてさすがに文句を言う気にはなれなかった。
いつもより光の少ないどんよりと暗い飴色の眼は、それでも僕のくしゃくしゃに噛み潰されたストローを見てケラケラ笑ってる。
63
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる