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本編
◇ 第七夜 ①
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これまでとは違い、焦りを感じさせる勢いで扉は三回続けて叩かれた。コンスタンツェが扉を開けると、すぐにアレクサンドルが入ってくる。金を紡いだような美しい髪と翠玉の瞳は、この世のものではないような神々しさをコンスタンツェに感じさせた。
アレクサンドルは、サーシャとして初めて会った時と同じようにコンスタンツェに跪き、手の甲に接吻した。
「アレクサンドル陛下」
「コンスタンツェ。あなたを不安にさせて、申し訳なかったと思っています」
「私は謝罪が欲しいのではありません。陛下がなぜ身分を偽り、六夜もあのようなことをなさったのかを知りたいのです」
コンスタンツェのそっけない返答を聞き、アレクサンドルは無言で夜着を脱いだ。しなやかな筋肉が美しい均整のとれた身体には、戦でついたのであろう傷がいくつか残っていた。だが、コンスタンツェの目が釘付けになったのはそこではなかった。初めて見るアレクサンドルの陽根のあまりの大きさに、コンスタンツェはびくりと身体を震わせる。
「コンスタンツェが見慣れていないから大きく感じるのではないのです。皇室の男児は代々、一際大きなものを持って産まれます。二代目の皇帝の妃は初夜に膣がひどく裂け、営みのたびに怯え続け、皇子を産んでからは皇帝を受け入れなくなったそうです」
「ひっ……!」
恐ろしい話に思わず痛みを想像したコンスタンツェは、淑女らしからぬ声を出してしまった。アレクサンドルは気にせずにそのまま続ける。
「初夜の前に充分に慣らさねば受け入れていただくことができません。この六夜は本当に『準備』だったのです」
コンスタンツェは気まずげな表情でアレクサンドルを見上げ、小さな声で言った。
「あの……。続きは寝台に入ってから、お聞かせいただけないでしょうか」
「寝台?」
「そのお姿のままでは、私はどこを見ればよいのか、わかりません……」
コンスタンツェの言葉に、アレクサンドルは一瞬目を見開き、声を上げて笑った。彼は仰せのままにと口にすると、コンスタンツェを軽々と抱き上げ、寝台へそっと横たわらせる。
アレクサンドルは、サーシャとして初めて会った時と同じようにコンスタンツェに跪き、手の甲に接吻した。
「アレクサンドル陛下」
「コンスタンツェ。あなたを不安にさせて、申し訳なかったと思っています」
「私は謝罪が欲しいのではありません。陛下がなぜ身分を偽り、六夜もあのようなことをなさったのかを知りたいのです」
コンスタンツェのそっけない返答を聞き、アレクサンドルは無言で夜着を脱いだ。しなやかな筋肉が美しい均整のとれた身体には、戦でついたのであろう傷がいくつか残っていた。だが、コンスタンツェの目が釘付けになったのはそこではなかった。初めて見るアレクサンドルの陽根のあまりの大きさに、コンスタンツェはびくりと身体を震わせる。
「コンスタンツェが見慣れていないから大きく感じるのではないのです。皇室の男児は代々、一際大きなものを持って産まれます。二代目の皇帝の妃は初夜に膣がひどく裂け、営みのたびに怯え続け、皇子を産んでからは皇帝を受け入れなくなったそうです」
「ひっ……!」
恐ろしい話に思わず痛みを想像したコンスタンツェは、淑女らしからぬ声を出してしまった。アレクサンドルは気にせずにそのまま続ける。
「初夜の前に充分に慣らさねば受け入れていただくことができません。この六夜は本当に『準備』だったのです」
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「あの……。続きは寝台に入ってから、お聞かせいただけないでしょうか」
「寝台?」
「そのお姿のままでは、私はどこを見ればよいのか、わかりません……」
コンスタンツェの言葉に、アレクサンドルは一瞬目を見開き、声を上げて笑った。彼は仰せのままにと口にすると、コンスタンツェを軽々と抱き上げ、寝台へそっと横たわらせる。
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