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第一章 ダークファントム辺境伯
6.魔法でアソコを……※
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きっとどこかで落としたのだろう。
新しいワインのボトルを手に取り、ドグマ様の書斎へ戻った。階段や廊下を注意深く見ながら元来た通路を引き返したというのに手紙は見当たらなかった。もしかしたら食堂で落としたのかもしれない。
「ドグマ様、お待たせいたしました」
書斎へ入るとソファーに座るドグマ様が何かを読んでいる。よく見るとフランソワ様が俺に送った手紙だ。
「あっ……、それは……っ」
俺は気まずさで顔が一気に熱くなった。だって手紙には「ダークファントム辺境伯は人食いのバケモノ」と書かれているのだから。
いくら温厚なドグマ様でも、バケモノなんて言われたら気分を害するに違いない。
「他人の手紙を勝手に読むのはよくないが、差出人の名前もないのが妙に気になってしまってな」
手紙を封筒へ戻しながらドグマ様は言った。
「そう思われて当然です。落としていった私に非があるのです」
ドグマ様の指先に小さな炎が灯った。
うわ……、これって魔法……!?
初めて見たドグマ様の不思議な力に俺は驚きを隠せない。
封筒の隅をあぶった。手紙はボウッと一瞬で燃え上がった。そして灰になってふわりと宙に舞って消えた。
ドグマ様は冷静な表情と口調だったが、内心怒っているのだろう。
「魔族というのは人間以上に独占欲が強いのだ。お前はもう俺の所有物だと言うのに、どうして前の屋敷の主人と連絡を取る必要がある」
いつものように口元は笑って見えるけど、眼光が鋭く赤い瞳で睨みつけられて、ゾッと背筋が震えあがってしまう。
手紙はフランシス様から一方的に送られてきたものだが、ドグマ様からしたら俺が前の主人と手紙を交わし、その中でドグマ様の悪口を言っているように捉えられるのだろう。
経験上、こういうときは事情を説明しても言い訳としか思われない。誠意を示すために正直に謝ることが先だ。
「……申し訳ございません……」
俺は深々と頭を下げた。意図したものではなかったが、ドグマ様を傷つけてしまったのは本当なのだから。
「いや、無条件でお前を信頼した俺も悪んだ。……仕方あるまい、他の誰にも盗られぬよう、お前の体に俺の物だという証をつけておこう」
ドグマ様の物だと言う証……!?
一体何をされるというのか。
俺は恐怖のあまり、一歩後退りした。
何か呪文を唱えたドグマ様は、指先を俺の方へ向けた。
「えっ、な、何を……っ!?」
ドグマ様の指先が捉えているのは、俺の股間だった。
どうして、そんな場所……っ!?
ズボンの中で俺のペニスがピクンと震えた。
「動くな。痛くはないはずだ」
ドグマ様の指から放たれた光線が俺の下腹部へ当たった。男性器が痺れ上がるほど熱くなった。
「っ……! お、おやめくださいっ!」
ああっ、こんな場所を刺激されたら……♡
下腹部に熱が渦巻く。光線が当たって性器が痺れているのでいつものような感覚がないが、きっと俺のアソコは激しく勃起してしまっているだろう。
「……はぁ……♡ ……ああ♡」
光線に包まれた性器がビクビク、ビクビク、疼いてたまらない。
「んっ……♡ ああっ♡ ……あはぁあっ……♡♡」
仕事中、それに主人の見ている前だと言うのに、俺はドグマ様から与えられる強烈な刺激に耐えきれず、体を硬直させて絶頂してしまった。
新しいワインのボトルを手に取り、ドグマ様の書斎へ戻った。階段や廊下を注意深く見ながら元来た通路を引き返したというのに手紙は見当たらなかった。もしかしたら食堂で落としたのかもしれない。
「ドグマ様、お待たせいたしました」
書斎へ入るとソファーに座るドグマ様が何かを読んでいる。よく見るとフランソワ様が俺に送った手紙だ。
「あっ……、それは……っ」
俺は気まずさで顔が一気に熱くなった。だって手紙には「ダークファントム辺境伯は人食いのバケモノ」と書かれているのだから。
いくら温厚なドグマ様でも、バケモノなんて言われたら気分を害するに違いない。
「他人の手紙を勝手に読むのはよくないが、差出人の名前もないのが妙に気になってしまってな」
手紙を封筒へ戻しながらドグマ様は言った。
「そう思われて当然です。落としていった私に非があるのです」
ドグマ様の指先に小さな炎が灯った。
うわ……、これって魔法……!?
初めて見たドグマ様の不思議な力に俺は驚きを隠せない。
封筒の隅をあぶった。手紙はボウッと一瞬で燃え上がった。そして灰になってふわりと宙に舞って消えた。
ドグマ様は冷静な表情と口調だったが、内心怒っているのだろう。
「魔族というのは人間以上に独占欲が強いのだ。お前はもう俺の所有物だと言うのに、どうして前の屋敷の主人と連絡を取る必要がある」
いつものように口元は笑って見えるけど、眼光が鋭く赤い瞳で睨みつけられて、ゾッと背筋が震えあがってしまう。
手紙はフランシス様から一方的に送られてきたものだが、ドグマ様からしたら俺が前の主人と手紙を交わし、その中でドグマ様の悪口を言っているように捉えられるのだろう。
経験上、こういうときは事情を説明しても言い訳としか思われない。誠意を示すために正直に謝ることが先だ。
「……申し訳ございません……」
俺は深々と頭を下げた。意図したものではなかったが、ドグマ様を傷つけてしまったのは本当なのだから。
「いや、無条件でお前を信頼した俺も悪んだ。……仕方あるまい、他の誰にも盗られぬよう、お前の体に俺の物だという証をつけておこう」
ドグマ様の物だと言う証……!?
一体何をされるというのか。
俺は恐怖のあまり、一歩後退りした。
何か呪文を唱えたドグマ様は、指先を俺の方へ向けた。
「えっ、な、何を……っ!?」
ドグマ様の指先が捉えているのは、俺の股間だった。
どうして、そんな場所……っ!?
ズボンの中で俺のペニスがピクンと震えた。
「動くな。痛くはないはずだ」
ドグマ様の指から放たれた光線が俺の下腹部へ当たった。男性器が痺れ上がるほど熱くなった。
「っ……! お、おやめくださいっ!」
ああっ、こんな場所を刺激されたら……♡
下腹部に熱が渦巻く。光線が当たって性器が痺れているのでいつものような感覚がないが、きっと俺のアソコは激しく勃起してしまっているだろう。
「……はぁ……♡ ……ああ♡」
光線に包まれた性器がビクビク、ビクビク、疼いてたまらない。
「んっ……♡ ああっ♡ ……あはぁあっ……♡♡」
仕事中、それに主人の見ている前だと言うのに、俺はドグマ様から与えられる強烈な刺激に耐えきれず、体を硬直させて絶頂してしまった。
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