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彼女の片想い**
イヤ、絶対。7
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いつも執拗な坂本くんは、いつもに輪をかけてとってもとっても粘着質に私を翻弄した。
声をなるべく出さないように頑張ったのが気に入らなかったらしく、枯れるまで恥ずかしい声を奏でさせた。
何度も後ろからとお願いしたのが気に障ったらしく、目を閉じることも許されず見つめられながら幾度も達した。
跡をつけないでと制したことがお気に召さなかったらしく、見えるところにまで赤い花を散らされた。
私のナカを我が物顔で暴れまわり、奥を突き、内側を擦り、何度も揺り動かし、飽きることなく名前を呼んだ。
同じくらい飽きることなく、途切れ途切れにかすれた声で名前を呼ばされた。
勝手に果てると『お仕置き』と称して恥ずかしい言葉を復唱させられ、したことのない格好を強いられた。
そして今は、ぐったりとベッドに沈んで、微睡みながら耳に忍び込む水音を聞いている。
微かな物音と、水音と、コックをひねる音。
いつも、うれしくて、とてもさみしい。
今日も体をつなげて、この音を聞くことができた満足感。
もうすぐこの時間が終わる合図。
そして、次も聞くことができるのかというどうしようもない不安。
色んな気持ちを運んでくるそれらの音を、いつもはもう少し余裕を持って聞いていた気がする。
体がだるくて、動かない。
初めて知った。今まで、手加減してくれていたのだ。
いつもは、後ろからとお願いして、名前を呼ばないでと強く制していた。
他の子を思って蕩ける瞳を見たくなかったし、いつか名前を間違われるんじゃないかと怖かった。
坂本くんは不満気だったけど、仕方ないなといった感じてそうしてくれていた。
いつも体を気遣って、優しく優しく抱いてくれた。
扉が開く音がして、下着姿の坂本くんがタオルで髪を拭いながら歩いて来たのを、目だけで追って確信した。
本当に手加減、してくれていたのだ。今まで。
だって、全然疲れてなくて、スッキリした笑顔を浮かべ、すごく生き生きしてうれしそう。
「美夜ちゃん、起きれる?今日は無理でしょ?」
ニコニコしたその顔が恨めしい。
「ね、今日は朝まで一緒にいたいな」
狙いはそれか。坂本くんめ。
「……もう…ちょっと、休んだら……帰る」
声がくぐもる。
「……チッ。まだ足りなかったか」
今、舌打ちした?舌打ちしたよね?
しかも、そばまで来てベッドに腰掛けて……不埒な手つきで私の肩のあたりを撫でだした。
赤い花をたどっているのだと気づいてその多さに密かに驚いた。
数えるように肩をなぞっていた指が、掛けられていた寝具をめくって腰辺りまで降りて来た。
「じゃあ、もうちょっと休んだら、もっかいしよ」
『じゃあ』って何。
かわいい声音で恐ろしいことを言わないで欲しい。
「朝まで一緒にいたいな」
もう一度念を押されるけど……ダメ。
朝までここになんていられない。
お願いだから、勘違いさせないで。
「……イヤ。……絶対」
あ、うれしそうにしてたのに、ムッとしたみたい。
「だって、立てないと思うな」
自分がそう仕向けたくせに、ちょっと小バカにしたようにそんなことを言う。
こんなに意地悪な人を嫌いになれない、私は本当にバカかもしれない。
声をなるべく出さないように頑張ったのが気に入らなかったらしく、枯れるまで恥ずかしい声を奏でさせた。
何度も後ろからとお願いしたのが気に障ったらしく、目を閉じることも許されず見つめられながら幾度も達した。
跡をつけないでと制したことがお気に召さなかったらしく、見えるところにまで赤い花を散らされた。
私のナカを我が物顔で暴れまわり、奥を突き、内側を擦り、何度も揺り動かし、飽きることなく名前を呼んだ。
同じくらい飽きることなく、途切れ途切れにかすれた声で名前を呼ばされた。
勝手に果てると『お仕置き』と称して恥ずかしい言葉を復唱させられ、したことのない格好を強いられた。
そして今は、ぐったりとベッドに沈んで、微睡みながら耳に忍び込む水音を聞いている。
微かな物音と、水音と、コックをひねる音。
いつも、うれしくて、とてもさみしい。
今日も体をつなげて、この音を聞くことができた満足感。
もうすぐこの時間が終わる合図。
そして、次も聞くことができるのかというどうしようもない不安。
色んな気持ちを運んでくるそれらの音を、いつもはもう少し余裕を持って聞いていた気がする。
体がだるくて、動かない。
初めて知った。今まで、手加減してくれていたのだ。
いつもは、後ろからとお願いして、名前を呼ばないでと強く制していた。
他の子を思って蕩ける瞳を見たくなかったし、いつか名前を間違われるんじゃないかと怖かった。
坂本くんは不満気だったけど、仕方ないなといった感じてそうしてくれていた。
いつも体を気遣って、優しく優しく抱いてくれた。
扉が開く音がして、下着姿の坂本くんがタオルで髪を拭いながら歩いて来たのを、目だけで追って確信した。
本当に手加減、してくれていたのだ。今まで。
だって、全然疲れてなくて、スッキリした笑顔を浮かべ、すごく生き生きしてうれしそう。
「美夜ちゃん、起きれる?今日は無理でしょ?」
ニコニコしたその顔が恨めしい。
「ね、今日は朝まで一緒にいたいな」
狙いはそれか。坂本くんめ。
「……もう…ちょっと、休んだら……帰る」
声がくぐもる。
「……チッ。まだ足りなかったか」
今、舌打ちした?舌打ちしたよね?
しかも、そばまで来てベッドに腰掛けて……不埒な手つきで私の肩のあたりを撫でだした。
赤い花をたどっているのだと気づいてその多さに密かに驚いた。
数えるように肩をなぞっていた指が、掛けられていた寝具をめくって腰辺りまで降りて来た。
「じゃあ、もうちょっと休んだら、もっかいしよ」
『じゃあ』って何。
かわいい声音で恐ろしいことを言わないで欲しい。
「朝まで一緒にいたいな」
もう一度念を押されるけど……ダメ。
朝までここになんていられない。
お願いだから、勘違いさせないで。
「……イヤ。……絶対」
あ、うれしそうにしてたのに、ムッとしたみたい。
「だって、立てないと思うな」
自分がそう仕向けたくせに、ちょっと小バカにしたようにそんなことを言う。
こんなに意地悪な人を嫌いになれない、私は本当にバカかもしれない。
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