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第三章 魔族にもいろいろあるようです。
その頃魔界の外では……(1)
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一方、その頃魔界の外では、隣国トクシャとの戦争の最前線で戦っていたアルディアが、急に申し込まれた和睦交渉に憤っていた。
戦場に設置された天幕の中、王族が座るにしては簡素なソファーに腰をおろし苛々と机を指で叩いている。
「実質上の降伏宣言です」
トクシャから本国あてに届いた書簡の写しを手に、直立不動のサーバスがアルディアに報告していた。
全面的に自国の非を認め、どんな条件ものむからトクシャという国の形だけは残して欲しいという申し入れを、全面降伏と言わずになんと言おう。
「いったい何があったんだ!?」
アルディアに怒鳴られたサーバスは、首をすくめる。
「……そ、それはわかりませんが。なんにせよ終戦です。よかったですね」
生来のなまけもので仕事嫌いのサーバスは、自国の勝利よりも終戦を喜ぶ。
おずおずと主人に同意を求めた。
彼が、これでまた閑職に戻れるとホッとしていることはダダ漏れだ。
「理由もわからず喜べるか! 私たちの知らぬところで、とんでもないやり取りが行われているかもしれないんだぞ!」
そんな情けない側近を、アルディは一喝した。
「……まあ、その可能性は大きいだろうな」
アルディアの言葉に頷いたのは、サーバスではなく王子の護衛として側近くにいた女騎士ウルフィアだ。
老いた女騎士は、自分の胸元から白い紙をおもむろに引っ張り出す。
「私は、小難しい政治の駆け引きはわからんが……つい先日ディアナから、いい茶が手に入ったから早く帰ってこいと手紙が届いた」
実にタイムリーに届いた手紙を、ウルフィアはヒラヒラと振ってみせる。
「それは――――単に早く帰ってきて欲しいという、お願いの手紙ではないのですか?」
手紙を目で追い頭を右左に動かしながら、サーバスが希望的観測を述べる。
「あのディアナがそんな殊勝な手紙を書くものか!」
アルディアはサーバスの言葉をバッサリ切り捨てた。
「まあそうだな。……今だけが旬の地方の果実を手土産に持って帰れと手紙にあるから、私がこのタイミングで確実に村に帰れることをディアナは知っているとしか思えないだろう」
ウルフィアまでも、そう話す。
慌てたサーバスは、こっそりとウルフィアに余計なことを言うなと目配せした。
ニヤリと笑った女騎士は、諦めろとでも言うように首を横に振る。
サーバスは、ガクリと肩を落とした。
「絶対、あの元気のいい病人たちが何かしたに決まっている!」
確信を持ってアルディアは怒鳴った。
元気のいい病人(?)という、なんとも頭を捻る表現で言い表されるのが、ディアナやギオル、リオールたちのことなのは、言わずもがなである。
「お、王子、あまり興奮されると発作が――――」
「発作なんか起こしている場合か! 私は帰る! 今直ぐ村に帰るぞ!」
鬼気迫る表情でアルディアは宣言した。
サーバスは、青い顔でオロオロと狼狽える。
「止めた方がいい」
今にも立ち上がろうとする王子を止めたのは、ウルフィアだった。
アルディアは、キッ! と女騎士を睨む。
それにはかまわず、ウルフィアは手に持っていた手紙をポンと王子の方へと放った。
焦りながらもサーバスがその手紙を受け取り、恭しくアルディアへと渡す。
「王子が心配しているのは、ウララのことだろう。……だが、どうやらウララは村にいないらしい」
「なんだと!」
「私に怒鳴るな。手紙に書いてある。――――もし、王子がウララを少しでも早く取り戻したいと思うのなら、さっさと真の王として玉座に就いてしまえ――――と」
ウルフィアの言葉を聞いたアルディアは、グッと唇を噛んだ。
「…………また、その戯れ言か。私は王ではないと何度言えばわかる」
やがて、苛ついたようにそうこぼす。
「まあ、我ら人間にとってはそれが事実だが――――まるっきりの戯れ言でもないのだろう? なにせ、今は王ではないとはいえ、かつて竜王だったギオルやエルフの王だったリオールまでもが揃って王子を、人間の真の王だと言っているのだから」
アルディアは、思いっきり顔をしかめた。
「ボケ竜や、死にたがりのエルフの言が信じられるものか」
「しかし、今の竜王やエルフの王が、自分たちのかつての王をあの何もない村に住まわすのを是とするのも、ディアナの結界ばかりが理由ではなく、人間の真の王が同じ村で暮らしているからだと聞いたことがあるぞ」
「……仲間を見放した奴らが、自分の罪悪感を薄めるために体のいい理由をつけているだけだ」
ウルフィアに言い返すアルディアの口調は、にべもない。
女騎士は、小さく肩をすくめた。
――――そう、それは、かなり以前から、密やかに繰り返された論争だった。
アルディアを人間の真の王だと言いはるディアナたちと、そんなはずがあるかと一考もしないアルディアとの、言い争い。
議論を大きくして王都に聞こえたらたいへんだからと、アルディアがその話題を持ち出すことを禁止したことと、ギオルが認知症を悪化させたことにより論争は立ち消えたかに見えたのだが――――
「陛下は翻訳魔法をお使いになれないのだろう?」
「翻訳魔法そのものが、王家の血筋の中にランダムに現れる遺伝魔法というだけだ。現王族の中でたまたま私だけが使えるからといって、そんなものは国を治める資質とは関係ない」
翻訳魔法は、確かにあれば便利だが王にとって必要不可欠なものではないとアルディアは思っている。
実際、彼の父王もどうしても通訳や翻訳が必要な場合にのみアルディアに頼り、対処しているのだ。
国を治めるのにそれでなんの不自由もない。
「しかし、毎日のように王都から王子の元へと送られてくる重要案件の伺い書類の中には、翻訳とは無関係のものも多いようだが?」
首を傾げながらウルフィアに聞かれたアルディアは、どうしてそれを彼女が知っているのかと、サーバスを睨みつける。
気の弱い側近は、自分は無実ですと首をブンブンと横に振った。
「……いかに廃嫡同然とはいえ、私も王子だ。政治の動向くらいは知らせてくださろうとする父上のご厚意だと思っている」
ため息をつきながらアルディアは答えた。
「陛下が、無意識のうちに真の王たる王子に、採決を仰いでいるのではないと?」
「不敬だぞ! ウルフィア」
アルディアに怒鳴られて、ウルフィアは小さく両手をあげた。
「……ディアナの言う通りだな。王子は、往生際が悪い」
呆れたように呟く女騎士を、アルディアはもう一度睨みつけた。
戦場に設置された天幕の中、王族が座るにしては簡素なソファーに腰をおろし苛々と机を指で叩いている。
「実質上の降伏宣言です」
トクシャから本国あてに届いた書簡の写しを手に、直立不動のサーバスがアルディアに報告していた。
全面的に自国の非を認め、どんな条件ものむからトクシャという国の形だけは残して欲しいという申し入れを、全面降伏と言わずになんと言おう。
「いったい何があったんだ!?」
アルディアに怒鳴られたサーバスは、首をすくめる。
「……そ、それはわかりませんが。なんにせよ終戦です。よかったですね」
生来のなまけもので仕事嫌いのサーバスは、自国の勝利よりも終戦を喜ぶ。
おずおずと主人に同意を求めた。
彼が、これでまた閑職に戻れるとホッとしていることはダダ漏れだ。
「理由もわからず喜べるか! 私たちの知らぬところで、とんでもないやり取りが行われているかもしれないんだぞ!」
そんな情けない側近を、アルディは一喝した。
「……まあ、その可能性は大きいだろうな」
アルディアの言葉に頷いたのは、サーバスではなく王子の護衛として側近くにいた女騎士ウルフィアだ。
老いた女騎士は、自分の胸元から白い紙をおもむろに引っ張り出す。
「私は、小難しい政治の駆け引きはわからんが……つい先日ディアナから、いい茶が手に入ったから早く帰ってこいと手紙が届いた」
実にタイムリーに届いた手紙を、ウルフィアはヒラヒラと振ってみせる。
「それは――――単に早く帰ってきて欲しいという、お願いの手紙ではないのですか?」
手紙を目で追い頭を右左に動かしながら、サーバスが希望的観測を述べる。
「あのディアナがそんな殊勝な手紙を書くものか!」
アルディアはサーバスの言葉をバッサリ切り捨てた。
「まあそうだな。……今だけが旬の地方の果実を手土産に持って帰れと手紙にあるから、私がこのタイミングで確実に村に帰れることをディアナは知っているとしか思えないだろう」
ウルフィアまでも、そう話す。
慌てたサーバスは、こっそりとウルフィアに余計なことを言うなと目配せした。
ニヤリと笑った女騎士は、諦めろとでも言うように首を横に振る。
サーバスは、ガクリと肩を落とした。
「絶対、あの元気のいい病人たちが何かしたに決まっている!」
確信を持ってアルディアは怒鳴った。
元気のいい病人(?)という、なんとも頭を捻る表現で言い表されるのが、ディアナやギオル、リオールたちのことなのは、言わずもがなである。
「お、王子、あまり興奮されると発作が――――」
「発作なんか起こしている場合か! 私は帰る! 今直ぐ村に帰るぞ!」
鬼気迫る表情でアルディアは宣言した。
サーバスは、青い顔でオロオロと狼狽える。
「止めた方がいい」
今にも立ち上がろうとする王子を止めたのは、ウルフィアだった。
アルディアは、キッ! と女騎士を睨む。
それにはかまわず、ウルフィアは手に持っていた手紙をポンと王子の方へと放った。
焦りながらもサーバスがその手紙を受け取り、恭しくアルディアへと渡す。
「王子が心配しているのは、ウララのことだろう。……だが、どうやらウララは村にいないらしい」
「なんだと!」
「私に怒鳴るな。手紙に書いてある。――――もし、王子がウララを少しでも早く取り戻したいと思うのなら、さっさと真の王として玉座に就いてしまえ――――と」
ウルフィアの言葉を聞いたアルディアは、グッと唇を噛んだ。
「…………また、その戯れ言か。私は王ではないと何度言えばわかる」
やがて、苛ついたようにそうこぼす。
「まあ、我ら人間にとってはそれが事実だが――――まるっきりの戯れ言でもないのだろう? なにせ、今は王ではないとはいえ、かつて竜王だったギオルやエルフの王だったリオールまでもが揃って王子を、人間の真の王だと言っているのだから」
アルディアは、思いっきり顔をしかめた。
「ボケ竜や、死にたがりのエルフの言が信じられるものか」
「しかし、今の竜王やエルフの王が、自分たちのかつての王をあの何もない村に住まわすのを是とするのも、ディアナの結界ばかりが理由ではなく、人間の真の王が同じ村で暮らしているからだと聞いたことがあるぞ」
「……仲間を見放した奴らが、自分の罪悪感を薄めるために体のいい理由をつけているだけだ」
ウルフィアに言い返すアルディアの口調は、にべもない。
女騎士は、小さく肩をすくめた。
――――そう、それは、かなり以前から、密やかに繰り返された論争だった。
アルディアを人間の真の王だと言いはるディアナたちと、そんなはずがあるかと一考もしないアルディアとの、言い争い。
議論を大きくして王都に聞こえたらたいへんだからと、アルディアがその話題を持ち出すことを禁止したことと、ギオルが認知症を悪化させたことにより論争は立ち消えたかに見えたのだが――――
「陛下は翻訳魔法をお使いになれないのだろう?」
「翻訳魔法そのものが、王家の血筋の中にランダムに現れる遺伝魔法というだけだ。現王族の中でたまたま私だけが使えるからといって、そんなものは国を治める資質とは関係ない」
翻訳魔法は、確かにあれば便利だが王にとって必要不可欠なものではないとアルディアは思っている。
実際、彼の父王もどうしても通訳や翻訳が必要な場合にのみアルディアに頼り、対処しているのだ。
国を治めるのにそれでなんの不自由もない。
「しかし、毎日のように王都から王子の元へと送られてくる重要案件の伺い書類の中には、翻訳とは無関係のものも多いようだが?」
首を傾げながらウルフィアに聞かれたアルディアは、どうしてそれを彼女が知っているのかと、サーバスを睨みつける。
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「陛下が、無意識のうちに真の王たる王子に、採決を仰いでいるのではないと?」
「不敬だぞ! ウルフィア」
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