もふもふメイドは魔王の溺愛に気づかない

美雨音ハル

文字の大きさ
87 / 101
第3章 夏だ!海だ!バカンスだ!

ドライブ!

しおりを挟む

 次の日。
 
 昨日海でたくさん泳いだせいか、ショコラは少し寝坊してしまった。
 いつもは朝の七時には起きているのだが、時計を見るともう八時だ。
 いつもより遅い時間で、ショコラは飛び上がってしまった。
 移動の疲れもあったのだろう。
 急いで支度を整えて一階へ降りると、シュロがのんびりとリビングでコーヒーを飲んでいた。
 
「おはようございます、寝坊してしまってすみません……!」

「おはようございますショコラさん。寝坊だなんて、そんなことはどうだっていいんですよ、旅行なんですから。それにみなさんも今さっき起きたばかりみたいですし」
 
 そう言われてあたりを見渡せば、リリィとヤマトしかいない。
 どうやらラグナルとルーチェ、ミルメルはまだ眠っているようだった。
 ショコラはホッと胸をなで下ろす。

「朝ごはんは外でのんびりといただきましょうか」

 リリィがふわぁとあくびをしながらそう言った。

「なあ、これ食べてみてくれよ。ここにあったレシピで作ってみたんだ」

 ヤマトがそう言って、キッチンで作っていたものをテーブルに持ってきた。
 甘い香りに、ショコラの目がぱっちりと覚める。

 皿の上には、ふわふわのスフレパンケーキがのっていた。
 そばに甘そうなクリームが添えてあり、メープルバターソースがかかっている。
 苺をたくさんのせたそれは、ショコラのお腹をぐう、と鳴らした。
 昨日もあれだけ食べたというのに、ずいぶんと食いしん坊なお腹である。

 今日も外はいい天気で、相変わらず青い海がキラキラと輝いている。
 ショコラたちは一足先に、デッキの上のテーブルで新鮮な果物ジュースと一緒に、パンケーキなどをのんびりといただいたのだった。

 ◆

「今日はどっかに行くか?」

 地図を広げて、ヤマトがそう尋ねた。
 朝九時。
 寝坊組がやっと起きてきて、昼食を食べている横で、ヤマトが地図や観光案内のパンフレットをペラペラとめくっていた。

「ちょっと車で出たら観光地結構あるみたいだし」

「いいですねぇ。ここは少し人里から離れてますけど、車で出ればショッピングモールもありそうですしね」

 リリィがヤマトの手元を覗き込みながらそう言った。
 そばで話を聞いていたショコラが首をかしげる。

「ドライブってなんですか?」

「ああ、車に乗って景色を楽しむんですよ。今日は他の観光地に寄ったり、お買い物をしたりしようと思います」

 ショコラは目を輝かせた。

「楽しそうですね!」

「ええ、楽しいですよ。こんなに景色がいい場所なんだもの」

「んじゃあ、今日はドライブでもするか」

 ヤマトがそう言うと、眠そうにしていたミルとメルがドライブ、という単語を聞いて目を輝かせた。

「ドライブ!」

「メル窓側の席だもんね!」

「ミルも!」

「はいはい」

 こうして一行の本日の予定が決まった。

 ◆

 別荘のすぐそばに駐車場があり、ワンボックスカーが止めてあった。
 ショコラはこのような車に乗るのは初めてなので、興奮してしまった。

 運転席にヤマト、その隣にシュロ。
 二列目にミルメル、リリィ。
 三列目にショコラ、ラグナル、ルーチェの順番で座った。
 
 それぞれ勝手にしゃべるので、車内は賑やかだった。
 ヤマトがエンジンをかけ、車を出発させると、ショコラは嬉しくなってしっぽをぶんぶんと振った。

「ヤマトさん、すごいです! 車を運転できるんですね!」

「ん? あぁ、ってか全員一応免許もってんじゃね?」

「そうなんですか?」

 ショコラがそう聞くと、リリィとシュロとラグナルも持っているという話をしていた。

「でも私、ペーパーなんで、こんな大きな車は運転できませんよ」

「わたくしめも年寄りですので……」

「免許証持ってきてない……」
 
 ふるふるとラグナルは首を振った。

「お前ら運転したくないからだろ」

 ヤマトが呆れたように言った。

「ルーチェさんは車、運転できますか?」

 ショコラがそう聞く。

「はぁ? 車の運転なんてできるわけないでしょ? 運転なんてものはね、下々の者がすればいいのよ!」

 ルーチェが偉そうにいう。
 しかしリリィはなにやら事情を知っているようで、ニヤニヤして言った。

「私、昔聞いたことありますよ」

「な、なにをよ」

「試験落ちちゃって、怒って教習所に通うの、やめちゃったんですよ」

「ち、ちがーう! あたしにはチビがいるから、車なんて必要ないと思ったの!」

 慌ててルーチェが否定する。
 ふとショコラは首をかしげた。

「そういえばルーチェさん、チビはどうしたんですか?」

 チビとはルーチェの愛竜のことである。

「チビは実家に預けてるわよ。しっかりお世話されているし、お土産もいっぱい買って帰るから大丈夫よ」

 そう言って、ルーチェはもう話したくないというように、窓を全開にした。
 ショコラもそんなことができるのかと、ルーチェを真似して、窓を全開にする。

「うわぁ……!」

 車は海沿いの道を走る。
 窓を開けると、風が吹いてきて、気持ち良かった。
 ショコラは窓から海を見る。
 どこまでいっても海は青くて、綺麗だった。

「気持ちいい……」

 青い海。
 白い雲。
 最高のドライブ日和である。
 窓から流れていく景色を見るのは、楽しかった。

 潮風を感じながら、耳をひょこひょこと動かす。
 するとヤマトが、車に搭載されていたラジオをつけた。
 よくテレビで聞く、明るい音楽が流れてくる。
 
 誰が歌い始めたのかは分からない。
 けれどいつの間にか、みんなでドライブしながら、大合唱していたのだった。

 ◆

 午前中、ショコラたちは車にのって、様々な観光地へ赴いた。
 高地へ登り、海や街を一望したり、てっぺんの部分が凹んだ不思議な山を見たり。
 どこへ行っても海が見えて、綺麗じゃない景色なんて一つもなかった。
 ショコラたちの別荘はローカルな場所に位置しており、静かだったのだが、車で少し出ると観光地も観光客も多い、賑やかな土地であることが分かった。

「さて、そろそろお昼ですし、どこかで休憩でもしましょうか」

 リリィがそう言うと、観光マップを広げていたシュロが

「近くにアロワ通りというところがありますよ。ホテルやレストランや、他にもお店なんかが立ち並ぶ観光地のようですな」

 と言って、アロワ通りのことを説明してくれた。
 シュロによるとアロワ通りは一流ホテルや高級ブランドショップ、レストランが数多くあるので一年中観光客と地元の人々で賑わっているらしい。

「あら、じゃあそこでお昼にしましょうか。お買い物もしたいですし」

 リリィが嬉しそうに頬に手を当てる。
 ミルメルもきゃっきゃとはしゃいだ。

 前の二列で盛り上がっている中、三列目にいるショコラは何か違和感を感じていた。
 ルーチェは疲れているのか、途中で爆睡してしまったので静かなのは当たり前なのだが、ラグナルも先ほどからあまり話さないのである。

「ご主人様?」

 心配になったショコラがラグナルを覗き込む。
 ラグナルはどこか顔が青い気がした。

「大丈夫ですか?」

「……」

 ラグナルはアンニュイな顔でショコラを見た。
 そしてふるふるふる、と首を横に振る。
 ショコラは不安になって、ラグナルの背を撫でた。

「気分が悪いですか?」

 こくこく。
 
 ショコラは昨日海で遊んで風邪でも引いてしまったかと、ラグナルの額に手を当てた。しかし熱は自分と変わらないような気もする。
 そうしている間にも、ラグナルはどんどんグロッキーになっていく。

「……く」

「え?」

「は、吐く……」

「えええ!?」

 今にもリバースしてしまいそうなラグナルに、ショコラは慌ててなぜか備え付けてあったビニール袋を渡した。

「す、すみせん、ご主人様が……!」

 前にいたリリィに声をかける。
 リリィは振り返ると、ぎょっとしたような顔になった。

「ラグナル様、酔っちゃったんですか?」

「……」

「酔い止め、もしかして飲み忘れたんですか!」

 ラグナルは涙目でうう、と呻いた。

「ヤマト、車止めてください! ラグナル様が吐きそうです!」

「は? もう少し待てよ。この道路駐停車禁止だからよ」

「ううう……」

「が、頑張ってくださいご主人様ーー!!!」

 一瞬にして車内はパニックになったのだった。

 ◆

「もう、なんで酔い止めを飲んで来なかったんですか」

「……」

 リリィが呆れたようにつぶやく。
 ぐで~っと弱り切ったラグナルに、ヤマトがキンキンに冷えたフルーツジュースを渡す。

「ほら、酸っぱいもんでも飲んでろ」

 ラグナルはそれを受け取ると、力なく、ちゅーとストローを吸ったのだった。
 
 あれから、一行はなんとかアロワ通りにたどり着いた。
 ラグナルが限界そうだったので、近くにあったカフェに入り、トイレを貸してもらった。
 そして現在、そのままカフェで休憩中というわけなのである。
 カフェの店員は親切で、わざわざラグナルのために、ソファに毛布を用意してくれた。
 ラグナルはそこに寝転がって、体を休めているのだった。

「久しぶりすぎて、油断してた……なおったかと思ってた」

 ぐすん、とラグナルは鼻を鳴らす。

「体質ですから治るとかないと思いますよ」

 どうやらラグナルは車酔いしやすい体質のようだった。
 ショコラは車酔いを知らなかったが、人間界でもたまに馬車で酔う人がいるらしいので、なんとなくそれと同じものなのだと理解した。
 それにしてもラグナルは辛そうである。
 
「いつも移動魔法で移動するから……乗り物は苦手……」

「そ、そうだったんですね」

 酔い止め、という薬を飲まないといけなかったらしい。
 リリィが腰に手を当てて言った。

「酔い止めって、一昔前は眠くなるだけであまり効かない場合も多かったんですけど、今はもう、すっかりきくようになったんです。だから酔いやすい人は必須なんですよ」

 隣でジュースを飲んでいたルーチェが、心配そうにラグナルに聞いた。

「ラグ、あたしが膝枕してあげようか?」

「……今動いたら吐いちゃう……」

「そ、そう」

 ラグナルはすっかり弱り切っているのだった。

 ◆

 ラグナルが横になっている間、ショコラたちもせっかくなのでカフェで休憩することにした。
 どうやらこのカフェは様々な種類のランチプレートを売りにしているらしく、厨房からはいい香りが漂ってきている。
 すぐそばにビーチがあるので、海を眺めながら食べたり、浜でミニピクニックをしながら食べるのが人気らしい。

 ショコラたちも早速ランチプレートを注文した。
 ショコラが注文したプレートは、ガーリックシュリンプにマッシュポテト、サラダの入ったものだった。ガーリックとエビのいい香りがして、ぐう、とお腹が鳴る。
 他にもステーキチキンコンボに、バーベキューショートリブなど、美味しそうなものがたくさんあった。

 あまりラグナルのそばで食べると気分が悪くなってしまうかもしれないので、リリィはショコラとミルメル、ルーチェを連れて、ビーチでミニピクニックをした。
 ラグナルの面倒はシュロとヤマトが見ている。
 ヤマトは運転で疲れたのか、クーラーの効いた部屋でのんびりとメニューを眺めていた。
 シュロも同じように案内で疲れたのか、昼からお酒を煽っている。
(シュロの場合はただ飲みたいだけかもしれない……)

 ショコラは初めて見る賑わったビーチに、しっぽを振った。
 ビーチは、観光客がたくさんいて、とても賑わっていた。
 親子に、カップル、友人同士。
 みんな笑顔で、幸せそうだった。
 長細い板の上で波に乗っているのは、サーフィンというものらしい。

 ショコラはそれらの光景を見ているだけで、心浮き立つような気がした。
 ベンチに座って、そんな賑やかなビーチを眺めながら、ランチプレートを食べる。
 海を見ながら食べるごはんは、とても美味しかった。

 けれど、ラグナルと一緒に食べたかったなぁ、と思うショコラなのだった。
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果

てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。 とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。 「とりあえずブラッシングさせてくれません?」 毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。 そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。 ※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。

聖女の力は「美味しいご飯」です!~追放されたお人好し令嬢、辺境でイケメン騎士団長ともふもふ達の胃袋掴み(物理)スローライフ始めます~

夏見ナイ
恋愛
侯爵令嬢リリアーナは、王太子に「地味で役立たず」と婚約破棄され、食糧難と魔物に脅かされる最果ての辺境へ追放される。しかし彼女には秘密があった。それは前世日本の記憶と、食べた者を癒し強化する【奇跡の料理】を作る力! 絶望的な状況でもお人好しなリリアーナは、得意の料理で人々を助け始める。温かいスープは病人を癒し、栄養満点のシチューは騎士を強くする。その噂は「氷の辺境伯」兼騎士団長アレクシスの耳にも届き…。 最初は警戒していた彼も、彼女の料理とひたむきな人柄に胃袋も心も掴まれ、不器用ながらも溺愛するように!? さらに、美味しい匂いに誘われたもふもふ聖獣たちも仲間入り! 追放令嬢が料理で辺境を豊かにし、冷徹騎士団長にもふもふ達にも愛され幸せを掴む、異世界クッキング&溺愛スローライフ! 王都への爽快ざまぁも?

甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜

具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」 居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。 幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。 そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。 しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。 そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。 盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。 ※表紙はAIです

好きすぎます!※殿下ではなく、殿下の騎獣が

和島逆
恋愛
「ずっと……お慕い申し上げておりました」 エヴェリーナは伯爵令嬢でありながら、飛空騎士団の騎獣世話係を目指す。たとえ思いが叶わずとも、大好きな相手の側にいるために。 けれど騎士団長であり王弟でもあるジェラルドは、自他ともに認める女嫌い。エヴェリーナの告白を冷たく切り捨てる。 「エヴェリーナ嬢。あいにくだが」 「心よりお慕いしております。大好きなのです。殿下の騎獣──……ライオネル様のことが!」 ──エヴェリーナのお目当ては、ジェラルドではなく獅子の騎獣ライオネルだったのだ。

やけに居心地がいいと思ったら、私のための愛の巣でした。~いつの間にか約束された精霊婚~

小桜
恋愛
ルディエル・アレンフォードは森に住む麗しの精霊守。 そんな彼が、いよいよ伴侶を迎えようと準備を始めているらしい。 幼馴染という関係に甘んじていたネネリア・ソルシェは、密かにショックを受けていた。 そろそろ彼との関係も終わらせなければならないけれど、ルディエルも精霊達もネネリアだけに優しくて――? 「大丈夫。ずっと居たいと思えるような場所にしてみせるから」 鈍感なネネリアと、一途で奥手なルディエル。 精霊に導かれた恋は、本人だけが気づかない。

無表情な黒豹騎士に懐かれたら、元の世界に戻れなくなった私の話を切実に聞いてほしい!!

カントリー
恋愛
懐かれた時はネコちゃんみたいで可愛いなと思った時期がありました。 でも懐かれたのは、獲物を狙う肉食獣そのものでした。by大空都子。 大空都子(おおぞら みやこ)。食べる事や料理をする事が大好きなぽっちゃりした女子高校生。 今日も施設の仲間に料理を振るうため、買い出しに外を歩いていた所、暴走車両により交通事故に遭い異世界へ転移してしまう。 異世界先は獣人の世界ークモード王国。住民の殆どが美男美女で、おデブは都子だけ。 ダーク 「…美味そうだな…」ジュル… 都子「あっ…ありがとうございます!」 (えっ…作った料理の事だよね…) 元の世界に戻るまで、都子こと「ヨーグル・オオゾラ」はクモード城で料理人として働く事になるが… これは大空都子が黒豹騎士ダーク・スカイに懐かれ、最終的には逃げられなくなるお話。 ★いいね・応援いただけると嬉しいです。創作の励みになります。

辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました

腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。 しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。

【完結】 「運命の番」探し中の狼皇帝がなぜか、男装中の私をそばに置きたがります

廻り
恋愛
羊獣人の伯爵令嬢リーゼル18歳には、双子の兄がいた。 二人が成人を迎えた誕生日の翌日、その兄が突如、行方不明に。 リーゼルはやむを得ず兄のふりをして、皇宮の官吏となる。 叙任式をきっかけに、リーゼルは皇帝陛下の目にとまり、彼の侍従となるが。 皇帝ディートリヒは、リーゼルに対する重大な悩みを抱えているようで。

処理中です...