量産型勇者の英雄譚

ちくわ

文字の大きさ
82 / 102
四章 王の影

四章二十話 『武器の魔』

しおりを挟む


 ただひたすらに走っていた。
 ウルスをルークに任せたとはいえ、城の外である以上全ての脅威が去ったとは言えない。コルワを先頭に路地を抜け、城への道を警戒心を最大にしてひたすらに走る。
 誰一人として振り返る者はいない。
 あの場は任せたのだ、勇者に。

「トワイルさん! 信号を上げますか!?」

「いや、それはダメだ。ウルスの仲間がまだいるかもしれない、俺達の居場所を知られてしまう可能性がある」

「ちょっと、コルワ速すぎ! そんでトワイルはもっと速度上げなさいよ」

「無茶言わないで下さいよ。姫様抱えて走るだけでも辛いんですから!」

 トワイルの横を並走するティアニーズ。
 その後ろを走るメレスは相変わらずの文句を口にしているが、その発言に反応したのはエリミアスだった。
 僅かに目を伏せ、躊躇いながらも口を開く。

「あ、あの! 私ってそんなに重いですか? 最近は食事を制限してるつもりなのですが……」

「大丈夫ですよ、姫様は女性として魅力的ですから。誰も太ってるなんて思いません」

「うわ、こんな時にナンパ? たっらしー」

「だったら姫様抱えるの変わってもらえますかね!?」

 当然ながら答えは却下である。
 危機感の欠片もないのは異常だが、この状況で減らず口を叩けるというのは、ある程度心に余裕があるという事だ。ただ、メレスはこれが通常営業なのでその限りではない。

「私、自分で走ります! 鎖を切って頂けますか?」

「それが、先ほどから試しているんですがビクともしないんです!」

 恐らく、エリミアスの手足を繋いでいるのは、ウルスの力によって造り出された鎖だろう。ティアニーズが何度切りつけても切れる気配はなく、一度立ち止まって試す訳にもいかない。
 なので、バシレ以外の男であるトワイルが運ぶ事になったのだ。

「申し訳ありませんが、姫様はこのまま俺に抱えられていて下さい。大丈夫、必ずお守りしますから」

「そんな事よりも、ルークさんは大丈夫なのですか!? 何故あの方は着いて来られないのですか!?」

「あの人は……」

 一瞬、ティアニーズは言葉を躊躇った。
 ほんの少しだけだが、不安の塊が胸を刺激したからだ。けれど、直ぐにその不安を頭から捨てる。
 心を落ち着け、抱えられながら心配そうな表情を浮かべるエリミアスに、

「あの人は勇者です、絶対に負けたりはしません。必ず勝って私達に追い付きます」

「え……ルークさんは勇者様なのですか?」

「はい、全然見えないですけど、ああ見えて実は強いんです。だから、姫様は逃げる事だけを考えて下さい」

「わ、分かりました。ルークさんを、皆さんを信じます」 

 今の言葉は、エリミアスよりも自分に言い聞かせたと言った方が正しいだろう。
 いつだって、どんな時だってあの男は襲いかかる危機を乗り越えて来た。乱暴な言葉を使い、ハチャメチャな戦い方で。
 今回もそうに違いない。
 いや、そうであってほしいのだ。

 信頼ではなく、これは願いのような思いだ。
 けれど、引き返す事はしない。
 あの場はルークに任せたのだから。
 そして、これが自分に出来る事なのだから。

(私達が戻るまで、絶対に生きていて下さい……!) 

 一瞬だけ振り返り、ルークが今も戦っているであろう方向を見る。それを最後に、ティアニーズは前だけを見て走り続けた。
 そして、

「あの、皆さん! 少し私の話を聞いて下さい!」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「おらおらどーした、勇者ってのはそんなもんなのか?」

「クソが……遠くから剣投げてねぇで近寄って来いや!」

「バーカ、ヤベェって分かってんのに近付く奴がいるかよ」

 一方その頃、魔元帥討伐を任されたルークは攻めあぐねていた。
 というのも、ウルスが戦い方を完全に遠距離に変えたからである。ルークは近付いて斬るしか脳がないし、斬撃を飛ばすという方法もあるけれど、こんな早い段階で体力をごっそり持っていかれる事は避けたい。

 なので、どうにかこうにか近付こうとしているけれど、そこら辺は培って来た戦闘経験者の差と言えるだろう。ウルスは上手く距離感を調整していた。
 苛々は降り積もるばかりである。

「クソッタレが、近付かねぇと斬れもしねぇじゃんか」  

『加護を使うか?』

「いやダメだ。五分でけりをつけれるって確信が持てるまでは温存しとく」

『そうか、ならばどうにかして接近する策を考えねばな』

 ルークの切り札であるソラからの加護。
 使用時間が限られている上、それを使ったからといって事が上手く運ぶとは限らない。不確定要素が強い今、迂闊に使うという選択肢は選べない。

「どうした? 作戦会議は終わったのか? なら、遠慮なく攻めてくぞ!」

 言葉の通り、ウルスの周囲を漂う無数の武器が一斉にルークに向かって飛び交う。昼間の時とは違い、その速度も数も比べ物にならない。
 走り回りつつ回避し、避けれない物は斬り落とす。

「クッ、数が多い上にはえぇ!」

「当たり前だろ、こっちは腹いっぱいにして備えてたんだ。昼間の時とは別人だと思え」

 武器を払いのけつつ接近を試みようものなら、ウルスは近付いた分だけ離れて行く。自分の武器を操りながら遠目で眺め、自分にとって一番やりやすい距離を保つ。
 戦い続けたからこそ、その感覚を得るに至ったのだろう。

「だぁぁもう! こっち来て戦えやこの野郎!」

「バカ言ってんな、お前の方から近付いてくりゃ良いだろ?」

「テメェがこっちに来い!」

 剣を叩き落とし、踏み砕いて猛抗議するルーク。なんとも自分勝手な発言で、殺されに来いと言っているようなものである。
 当然、そんな挑発に乗る筈もなく、ルークとは対照的にウルスは冷静に武器を操っている。
 走りながら武器を斬り捨て、

「ソラ! お前もなんか考えろ」

『一旦落ち着け。冷静さをかけば、勝てる勝負も勝てなくなるぞ』

「んな事分かってんだよ!」

『はぁ、分かっていないから怒鳴っているのだろう。奴の力は武器の生成、そして操作と見て間違いない』 

 どうやっているのかは分からないが、ため息が耳元で聞こえた。剣なので顔も見えないけれど、恐らく相当呆れているのだろう。
 身を屈めて二本の剣をかわし、目の前に現れた槍を掴んでへし折り、

「つーか待て、あんだけの数を同時に操れるって事かッ?」

『良いところに目をつけたな。あれだけの数を同時に操るとなると、恐らく相当集中力がいる筈だ。ただ真っ直ぐに飛ばすのとはわけが違うからな』

「今動かしてる数が操れる限界って事か?」

『いや、そうではないだろうな。逃げ回る貴様を完璧に追い回しているのを見るに、細かく操れるのはこれで限界、そう見た方が良い。そしてもう一つ、これだけの数を同時に操作しているんだ、何かしらの癖が出ている筈だ』

 一旦足を止め、ルークは接近をする事を止めた。体を捻って剣を振り回し、数本の剣を一気に破壊。囲まれないように気をはりながら走る。

『癖というのは意図して隠せるものではない。特に集中している時にはな。奴の集中を邪魔するかその癖を見抜く、どちらが良い?』
  
「癖っつったってんなの分かる訳ねぇだろ! 全部の武器を目で追ってるほど余裕はねぇよ!」

『ならば私が見よう。貴様は避ける事だけに全神経を使え。あわよくば奴の力が底を尽きる事も、ついでに祈っておくと良い』

 動きのパターンを見極めるのは全てソラに託し、ルークは回避に集中する事にした。どこから見ているのかは分からないけれど、今はこの優位な状況を利用するしかないだろう。
 二対一という状況を。

「ッぶね!」

「……動きが変わったな」

 ウルスはルークの動きを冷静に見極めている。先ほどまでは意地でも近付くという気迫を放っていたが、今は無理に接近する事はせずに、どちらかといえば保守的な立ち回りをしている。
 実感そうなのだが、その動きは全くの別ものと言えるだろう。

「……! ウラァ!」

 動きを最小限に抑え、少ない動作攻撃をかわしつつ破壊する。その度に新たな武器が補充されているが、それを目で追う事はしない。自分の周囲にある物だけを追い、そして叩き落とす。

 これはルークの独壇場だ。
 攻めるのではなく逃げる事には長けている。逃げ続けて来た生き方と、元々の才能。そしてそれを発揮するだけの経験と状況。
 それが、生きる事にのみ特化したルークの力なのだ。

『ルーク、私の指示通りに動け』

「アァ? もう終わったのかッ」

『あぁ、あとは貴様が私を信頼しているかどうかだ』

「……しょーがねぇから信用してやる」

『フッ……素直じゃない奴だ。まずは三時の方向へ走れ、そのあとは剣を弾きつつ左だ』

 小さく頷き、ルークはソラの指示に従って走り出す。
 相手の動きが予想出来ているのはいえ、瞬時に対応するのはそれなり難しい。けれど、この男はそれをやってのける。
 凪ぎ払い、斬り下ろし、止まる事なく足を動かす。

『次は上から来るぞ。下がって避けろ、そして今度は右側からだ』

「おう!」

 頭上から落下する刃を後ろへ飛んでかわし、着地と同時に体の向きを変えると、前進しながら剣を払いのけつつ右側へとダッシュ。
 それを見ていたウルスは目を細め、小さく呟いた。

「……やるじゃねぇか」

 余裕がある訳ではない。
 ギリギリのやり取りの中で僅かでも前に進み、ソラの指示通りに動いたとしても、全てを防げる訳ではない。腕を掠め、頬を切り裂き、足を挫き、なおも前へと突き進む。

 身体中に小さな切り傷を作りながらも、ルークは足を止める事はしない。頭に響くソラの声に任せ、いつか訪れるであろう好機のために気持ちを落ち着かせる。
 堪え、押し留め、されど鋭く増していく。
 手繰り寄せるのだ、命を、生を。

 そして、その時はやって来た。

『ルーク、三秒後に飛べ。前から来る剣を踏み台にするんだ。そのあとは分かるな?』

「あぁ、あとはーーぶっ飛ばす!」

 ソラのカウントに合わせて地面を蹴り、眼前に迫る剣を踏み台にして更に跳躍。その瞬間、ルークとウルスの視線が交差した。
 相変わらずの笑みを浮かべてヘラヘラしているけれど、ルークの頬も何故か無意識に微笑んでいた。

 振り上げ、落下の勢いを使って渾身の一撃を振り下ろす。
 ウルスは剣を出現させてそれを防いだ。

「来てやったぞおい……!」

「やっとか、待ちくたびれて寝そうになっちまったぜ……!」

「言ってろ、直ぐにぶちのめして地面を舐めさせてやっからよ!」

「やれるもんならやってみろ、俺は靴を舐めさせてやるけどな!」

 謎の張り合いののち、激しい音を響かせてウルスが距離をとろうとする。が、ルークはすかさず地面から足が離れた瞬間を見極め、一気に距離を詰めて左肩に向かって剣を振り上げた。

「浅い……!」

「おかえし……だ!」

 離れ際、肩から血を飛び散らすウルスの背後から三本の剣がルーク目掛けて射出。
 二本を打ちのめすが、この至近距離で全てをいなす言葉の叶わず、残りの一本がルークの脇腹を掠めた。
 お互いの剣が届く距離で睨み合い、

「接近戦なら勝てるとでも思ったのか?」

「接近戦だろうが遠距離だろうが、テメェをぶちのめす事には変わりねぇよ」

「そうかい、ならお望み通りにやってやるよ。ほれ、かかって来い」

「んだと……舐めやがって!」

『おい待て、ルーク!』

 招き入れるように手を広げるウルス。
 ルークはその子供じみた挑発に乗ってしまい、ソラの声を無視して突っ込んだ。
 ウルスは防御する体勢をとろうとはしない。それならばと、ルークはお構い無しに剣を振り回すーー、

「ーーーー!?」

 違和感の塊が、形を持ってルークの頬を掠めた。いや、それだけではない。腕や足、致命傷にはならないものの、体の至るところを剣が掠める。
 バランスを崩し、転がるようにして後ろへ下がる。

 そして目にした。ウルスの体を。

「近寄ってほしかったんだろ? だったら側によってやるから来いよ。ま、これでハグしたら全身血まみれになるだろうけどな」

「んだよそりゃ……どこの大道芸人だよ」

「あんな手品と一緒にすんな。俺のは本物だぜ」

 ガシャガシャと鉄が擦れる音を出しながら、ウルス広げた手に二本の斧を握りしめた。
 いや、問題はそこではないだろう。
 ウルスの胸、そして腹から、数本の剣が服を突き破ってはえていた。

 そう、はえているのだ。体の内側から飛び出るようにして、刃物が姿を現している。血は流れておらず、まるで体がそういう作りだとでも言いたげに。

「さぁて、こっからが本番だ。まだまだ根ェ上げんなよ、勇者」

 月明かりがウルスの体から出ている剣に反射し、なんとも表現し難い光景がそこにはある。
 いや、一言で簡単に表せてしまう。
 単純に、ただ単純に、化け物だと。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

九尾と契約した日。霊力ゼロの陰陽師見習いが大成するまで。

三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。 ……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」 その言葉は、もう何度聞いたか分からない。 霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。 周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。 同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。 ――俺だけが、何もできない。 反論したい気持ちはある。 でも、できない事実は変わらない。 そんな俺が、 世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて―― この時は、まだ知る由もなかった。 これは―― 妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。

なぜ、最強の勇者は無一文で山に消えたのか? ──世界に忘れられ、ひび割れた心のまま始めたダークスローライフ。 そして、虹の種は静かに育ち始め

イニシ原
ファンタジー
ダークスローライフで癒しに耐えろ。 孤独になった勇者。 人と出会わないことで進む時間がスローになるのがダークスローライフ。 ベストな組み合わせだった。 たまに来る行商人が、唯一の接点だった。 言葉は少なく、距離はここちよかった。 でも、ある日、虹の種で作ったお茶を飲んだ。 それが、すべての始まりだった。 若者が来た。 食料を抱えて、笑顔で扉を叩く。 断っても、また来る。 石を渡せば帰るが、次はもっと持ってくる。 優しさは、静けさを壊す。 逃げても、追いつかれる。 それでも、ほんの少しだけ、 誰かと生きたいと思ってしまう。 これは、癒しに耐える者の物語。 *** 登場人物の紹介 ■ アセル 元勇者。年齢は40に近いが、見た目は16歳。森の奥でひとり暮らしている。 ■ アーサー 初老の男性。アセルが唯一接点を持つ人物。たまに森を訪れる。 ■ トリス 若者。20代前半。アーサー行方不明後、食料を抱えて森の家を訪れる。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!

菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは 「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。  同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう  最初の武器は木の棒!?  そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。  何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら 困難に立ち向かっていく。  チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!  異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。  話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい! ****** 完結まで必ず続けます ***** ****** 毎日更新もします *****  他サイトへ重複投稿しています!

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。

お小遣い月3万
ファンタジー
 異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。  夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。  妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。  勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。  ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。  夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。  夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。  その子を大切に育てる。  女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。  2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。  だけど子どもはどんどんと強くなって行く。    大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。

R・P・G ~転生して不死にされた俺は、最強の英雄たちと滅ぼすはずだった異世界を統治する~

イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の取材中、異世界の大地の女神と接触する。 そのまま半ば強制的に異世界へと転生させられた彼は、惑星そのものと同化し、“星骸の主”として不死の存在へと変貌した。 だが女神から与えられた使命は、この世界の生命を滅ぼし、星を「リセット」すること。 凛人はその命令を、拒否する。 不死であっても無敵ではない。 戦いでは英雄王に殴り倒される始末。しかし一つ選択を誤れば国が滅びる危うい存在。 それでも彼は、星を守るために戦う道を選んだ。 女神の使命を「絶対拒否」する不死者と、裏ボス級の従者たち。 これは、世界を滅ぼさず、統治することを選んだ男の英雄譚である。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

処理中です...