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第三章
61話
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略奪の旅5日目。
最終目的地のワカミチへやってきたが、ブツが手に入るまで数日かかると聞かされた。
その間は時間を潰すヘイデン達の行動を監視をすることになると思っていたが、一つ先の街で羽を伸ばすことにしたとノーラ達に連絡をしてきた。
ノーラ達も一緒に行かないかと誘われたので同行すると即答した。
その日の夜、ノーラ達は宿の一室に集まりこれからのことを話し合っていた。
「ノーラ、ブツを入れる箱とあのボウズの情報は引き出せたのかよ。時間ねぇぞ」
「わかってるけど、あのじじい口が硬いのよ。娘は坊やにベッタリでそっちからも話を聞けないし」
「とっとと跨がっちまえばいいだろうよ」
「んな、簡単に言わないでよ!誰が好き好んであんなことやるのよ!」
「その分オマエらの方が取り分多いだろうが!」
ノーラとアダンが激しく言い争っていると、セベロが会話に割って入ってきた。
「落ち着け。まだタイミングはある。明日から2泊でミキヒに泊まるから、それがラストチャンスだ。ノーラ達がターゲットと仕方なくやっていることは十分理解している。あのボウズがオマエの言う通りのアイテムボックス持ちかどうかは重要な問題だ」
セベロがノーラを諭すように話す。
「娘を焚き付けてボウズに張り付かせておいて、その間にオマエはヘイデンから話を引き出せ。手段を躊躇うな。時間はもうないぞ。いいな?」
「わかったわよ……。はぁ~。じじいとやるのはやだなぁ」
「ノーラ、頑張ろ。これでもう終わりにできるんだから」
パメラがノーラの手を握りながら励まして解散となった。
しかし世の中うまくいかないものなのだ。
◆◇◆◇◆◇
略奪の旅6日目。
ミキヒ初日、エルビラとドルテナが湖に出かける事になった。
邪魔者がいない間にヘイデンとの距離を詰めておこうとしたノーラだったが、ヘイデンは娘とドルテナの事が気に掛かっており、ノーラの誘いを断った。
「参ったわね。折角のチャンスなのに。それにしてもいったい何が気になってるのかしら」
実は、湖にあるハーシェル神殿の事を娘に教えるべきか否かを悩んでいたのだが、そんなことを知らないノーラの行動は無駄足となったのだ。
ノーラの誘いを断ったヘイデンは、最愛の娘の将来について悩んでいた。
この世界は獣だけでなく、魔物やその上位種でもある変異種といった強大な力を持つ者が存在している。
塀で囲まれた街から出ると、そういった者から身を守る必要がある。
塀の中でも決して安全ではない。
エルビラも危うくレイプ魔に襲われそうなところを、偶々通りかかったドルテナに助けてもらったが、もしドルテナがいなかった場合はその男達に体を弄ばれるだけでなく、命も奪われていた可能性があるのだ。
力が全てとはいわないが、力がなければ生き残れないのがこの世界なのだ。
その力を、いやそれよりももっと強大な力を有しているであろう1人の少年。
その少年へと心を寄せている自分の娘がいる。
まだ14歳という子供ではあるが、娘の将来のことを考えた場合、その少年との仲を進展させる方が良いのだろう。
とはいえやはりまだ14歳だ。これからもっと色々な人に出会うだろう。
それを考えると一歩を踏み出せないのだ。
どうすれば良いのか……一人娘の幸せを、最愛の妻の忘れ形見を思い、1人悩んでいるのだった。
◆◇◆◇◆◇
略奪の旅7日目。
ミキヒ2日目は、エルビラとドルテナがハーシェル神殿へ行くことになっていた。
これはヘイデンが悩みに悩んだ末の結果ではなく、エルビラが自分の足で仕入れてきた情報を元に行くこととなっていた。
「そういう運命になっていたのでしょう。私があれこれ悩まなくても、神の元へ旅立った妻が見守ってくれているんですね」
嬉しそうにハーシェル神殿へ向かった娘を見送りながら、亡き妻へ感謝をするのだった。
そして、その光景を別の意味で嬉しそうに眺めている人物がここにもいる。
「やっと運が回ってきたわ。昼間のうちにヘイデンを捕まえて情報を吐かせないといけないわね」
この旅が始まってからずっと機会を窺っていたノーラだ。
しかし、そこまで意気込んでいたノーラだったが、肝心のヘイデンは既に街の薬草店へ出かけており、捕まえることができなかったわ。
ったく!どんだけ仕事熱心なのよ!もぉ!アタシのこの体をどうにかしたいとは思わないの!
その日の夜はドルテナがヘイデンを風呂に連れ出してしまい、この日もノーラは全くタイミングがつかめなかった。
ワカミチに帰ってきた日の夜、予定通りいかない一同はまたも宿の1室に集まり話し合いを行っていた。
「……なによ……分かってるわよ!でもあの坊やがいたら無茶できないでしょ!あの子、なんだか私達のこと警戒している節があるのよ」
「ノーラもそう思うか?」
「ということはセベロも?」
「ああ、確証はないがなんとなくな」
ドルテナは気付かれていないと思っていたようだが、ノーラとセベロには自分達を警戒しているように感じられていたようだ。
「やっぱり私の勘は当たってたわね。なんか変なのよ、あの子。一歩踏み込もうとしたらいいタイミングで割り込んでくるのよねぇ」
「だからってこのままあいつを売ったって大した金にはならないぞ。アイテムボックスの事があるから大金になるんだろ?」
「うむ、アダンの言う通りだ。ノーラ、今夜ヘイデンを呼び出せ。ここでキヒキヒを手に入れることは間違いない。奴だって目的の物を手に入れたら必ず気が緩むはずだ」
「……わかったわ。別の宿を1部屋抑えておくわ」
そしてその日の夜、セベロの言った通りに気が緩んだのかどうかはわからないが、ノーラはヘイデンをうまく呼び出せた。
「娘と坊やの関係も進展したようね。あの子が坊やにベッタリくっついてくれているお陰で、このじじいを呼び出しても坊やが邪魔をしてくることもなかったし」
無事ヘイデンを呼び出せたノーラは、用意していた別の宿の食堂で2人っきりとなり、お酒や食事をしながらヘイデンに甘えていく。
思わせぶりな言動と、いつも以上に胸元の開いた服装をしているノーラが、ほろ酔いとなっているヘイデンにしなだれかかる。
そっと自分の胸の谷間に腕を引き寄せることも忘れない。
セベロの予想通り気が緩んでいるのか、それとも娘の監視がないからなのかわからないが、しなだれかかるノーラの肩に、胸の谷間に挟まれていない方の手を回して抱き寄せた。
「ねぇ~ヘイデンさん。あのね、2人だけでもっとお話ししたくて、ここの部屋を一つ用意したの。だから……ね?」
ノーラがヘイデンの胸に顔を埋めたまま、甘い声で部屋に誘う。
「私なんかでいいのかい?」
「あなたがいいの。ね?」
ノーラの色気に負けたヘイデンは迷うことなく頷いた。
とはいえ、ヘイデンもただやりたいだけではなかったのだ。
娘が姉のように慕っているノーラなら、後妻として家庭に入ってもエルビラとうまくやってくれるだろうという期待もあったのだ。
「じゃぁ付いてきて」
そう言ってヘイデンの手を引いて2階の部屋へと誘う。何も疑っていないヘイデンは素直に部屋へ入っていった。
(はぁ~。これで最後だけど何度やっても慣れないわ。娼館の女はよくこんなこと毎日やってるわね。私には理解できないわ)
暫くすると、その部屋からノーラの艶めかしい声が漏れ聞こえてきた。
「……っあ!っあ!ん!……あん……ヘイデッあん!」
ヘイデンとノーラのまぐわいは夜遅くまで続けられた。
「ハァハァ…………っもうヘイデンったら、元気なんだから」
(……ったく!このじじい、何回やれば気が済むんだよ。年なんだから1回で満足すりゃぁいいのに)
本当に偶々、偶々なのだが、以前受けた依頼で作りすぎた薬をアイテムボックスに入れたままになっていたのを忘れていたのだ。
本来であれば店頭に並べるのだが、物が物だけに年頃の娘の目につくところへ陳列できなかった。
若いノーラを喜ばせたいが為に、彼女が背を向けている間にその薬を飲み干していたのだ。
そのアイテムボックスに入れたままの薬というのが、効果覿面の精力剤だったのだ。
その薬のお陰でヘイデンの年齢であっても20歳に負けないくらいの、いや高校生にも負けないほどの力が戻っていたのだった。
前世のバイ○グラ顔負けのビンビンである。
流石に体力精力の限界なのか、数ラウンドを終えたヘイデンはノーラに腕枕をしながら爆睡していた。
(……ハアハア、何とか終わったわね。ったく、どんだけタフなのよ。でも、やっぱり男は一度寝るとスラスラペラペラと色々話してくれるわね)
ノーラはヘイデンからドルテナのアイテムボックスの事や、持ってきた木箱のことを聞き出すことに成功していた。
(やったわ。明日、こいつを処理して娘と坊やを奴隷商に売れば暫く遊んで暮らせるようになるわ。やっとこの仕事から足が洗える。もう好きでもない男に抱かれなくてすむのよ……)
ヘイデンに腕枕をされながらそっと泣いていたノーラは、1年間もの間待ち望んだ最後の日を迎えられるうれしさを胸に眠りについた。
そして、自分の人生のこれからを決める運命の日の朝を迎えるのだった。
最終目的地のワカミチへやってきたが、ブツが手に入るまで数日かかると聞かされた。
その間は時間を潰すヘイデン達の行動を監視をすることになると思っていたが、一つ先の街で羽を伸ばすことにしたとノーラ達に連絡をしてきた。
ノーラ達も一緒に行かないかと誘われたので同行すると即答した。
その日の夜、ノーラ達は宿の一室に集まりこれからのことを話し合っていた。
「ノーラ、ブツを入れる箱とあのボウズの情報は引き出せたのかよ。時間ねぇぞ」
「わかってるけど、あのじじい口が硬いのよ。娘は坊やにベッタリでそっちからも話を聞けないし」
「とっとと跨がっちまえばいいだろうよ」
「んな、簡単に言わないでよ!誰が好き好んであんなことやるのよ!」
「その分オマエらの方が取り分多いだろうが!」
ノーラとアダンが激しく言い争っていると、セベロが会話に割って入ってきた。
「落ち着け。まだタイミングはある。明日から2泊でミキヒに泊まるから、それがラストチャンスだ。ノーラ達がターゲットと仕方なくやっていることは十分理解している。あのボウズがオマエの言う通りのアイテムボックス持ちかどうかは重要な問題だ」
セベロがノーラを諭すように話す。
「娘を焚き付けてボウズに張り付かせておいて、その間にオマエはヘイデンから話を引き出せ。手段を躊躇うな。時間はもうないぞ。いいな?」
「わかったわよ……。はぁ~。じじいとやるのはやだなぁ」
「ノーラ、頑張ろ。これでもう終わりにできるんだから」
パメラがノーラの手を握りながら励まして解散となった。
しかし世の中うまくいかないものなのだ。
◆◇◆◇◆◇
略奪の旅6日目。
ミキヒ初日、エルビラとドルテナが湖に出かける事になった。
邪魔者がいない間にヘイデンとの距離を詰めておこうとしたノーラだったが、ヘイデンは娘とドルテナの事が気に掛かっており、ノーラの誘いを断った。
「参ったわね。折角のチャンスなのに。それにしてもいったい何が気になってるのかしら」
実は、湖にあるハーシェル神殿の事を娘に教えるべきか否かを悩んでいたのだが、そんなことを知らないノーラの行動は無駄足となったのだ。
ノーラの誘いを断ったヘイデンは、最愛の娘の将来について悩んでいた。
この世界は獣だけでなく、魔物やその上位種でもある変異種といった強大な力を持つ者が存在している。
塀で囲まれた街から出ると、そういった者から身を守る必要がある。
塀の中でも決して安全ではない。
エルビラも危うくレイプ魔に襲われそうなところを、偶々通りかかったドルテナに助けてもらったが、もしドルテナがいなかった場合はその男達に体を弄ばれるだけでなく、命も奪われていた可能性があるのだ。
力が全てとはいわないが、力がなければ生き残れないのがこの世界なのだ。
その力を、いやそれよりももっと強大な力を有しているであろう1人の少年。
その少年へと心を寄せている自分の娘がいる。
まだ14歳という子供ではあるが、娘の将来のことを考えた場合、その少年との仲を進展させる方が良いのだろう。
とはいえやはりまだ14歳だ。これからもっと色々な人に出会うだろう。
それを考えると一歩を踏み出せないのだ。
どうすれば良いのか……一人娘の幸せを、最愛の妻の忘れ形見を思い、1人悩んでいるのだった。
◆◇◆◇◆◇
略奪の旅7日目。
ミキヒ2日目は、エルビラとドルテナがハーシェル神殿へ行くことになっていた。
これはヘイデンが悩みに悩んだ末の結果ではなく、エルビラが自分の足で仕入れてきた情報を元に行くこととなっていた。
「そういう運命になっていたのでしょう。私があれこれ悩まなくても、神の元へ旅立った妻が見守ってくれているんですね」
嬉しそうにハーシェル神殿へ向かった娘を見送りながら、亡き妻へ感謝をするのだった。
そして、その光景を別の意味で嬉しそうに眺めている人物がここにもいる。
「やっと運が回ってきたわ。昼間のうちにヘイデンを捕まえて情報を吐かせないといけないわね」
この旅が始まってからずっと機会を窺っていたノーラだ。
しかし、そこまで意気込んでいたノーラだったが、肝心のヘイデンは既に街の薬草店へ出かけており、捕まえることができなかったわ。
ったく!どんだけ仕事熱心なのよ!もぉ!アタシのこの体をどうにかしたいとは思わないの!
その日の夜はドルテナがヘイデンを風呂に連れ出してしまい、この日もノーラは全くタイミングがつかめなかった。
ワカミチに帰ってきた日の夜、予定通りいかない一同はまたも宿の1室に集まり話し合いを行っていた。
「……なによ……分かってるわよ!でもあの坊やがいたら無茶できないでしょ!あの子、なんだか私達のこと警戒している節があるのよ」
「ノーラもそう思うか?」
「ということはセベロも?」
「ああ、確証はないがなんとなくな」
ドルテナは気付かれていないと思っていたようだが、ノーラとセベロには自分達を警戒しているように感じられていたようだ。
「やっぱり私の勘は当たってたわね。なんか変なのよ、あの子。一歩踏み込もうとしたらいいタイミングで割り込んでくるのよねぇ」
「だからってこのままあいつを売ったって大した金にはならないぞ。アイテムボックスの事があるから大金になるんだろ?」
「うむ、アダンの言う通りだ。ノーラ、今夜ヘイデンを呼び出せ。ここでキヒキヒを手に入れることは間違いない。奴だって目的の物を手に入れたら必ず気が緩むはずだ」
「……わかったわ。別の宿を1部屋抑えておくわ」
そしてその日の夜、セベロの言った通りに気が緩んだのかどうかはわからないが、ノーラはヘイデンをうまく呼び出せた。
「娘と坊やの関係も進展したようね。あの子が坊やにベッタリくっついてくれているお陰で、このじじいを呼び出しても坊やが邪魔をしてくることもなかったし」
無事ヘイデンを呼び出せたノーラは、用意していた別の宿の食堂で2人っきりとなり、お酒や食事をしながらヘイデンに甘えていく。
思わせぶりな言動と、いつも以上に胸元の開いた服装をしているノーラが、ほろ酔いとなっているヘイデンにしなだれかかる。
そっと自分の胸の谷間に腕を引き寄せることも忘れない。
セベロの予想通り気が緩んでいるのか、それとも娘の監視がないからなのかわからないが、しなだれかかるノーラの肩に、胸の谷間に挟まれていない方の手を回して抱き寄せた。
「ねぇ~ヘイデンさん。あのね、2人だけでもっとお話ししたくて、ここの部屋を一つ用意したの。だから……ね?」
ノーラがヘイデンの胸に顔を埋めたまま、甘い声で部屋に誘う。
「私なんかでいいのかい?」
「あなたがいいの。ね?」
ノーラの色気に負けたヘイデンは迷うことなく頷いた。
とはいえ、ヘイデンもただやりたいだけではなかったのだ。
娘が姉のように慕っているノーラなら、後妻として家庭に入ってもエルビラとうまくやってくれるだろうという期待もあったのだ。
「じゃぁ付いてきて」
そう言ってヘイデンの手を引いて2階の部屋へと誘う。何も疑っていないヘイデンは素直に部屋へ入っていった。
(はぁ~。これで最後だけど何度やっても慣れないわ。娼館の女はよくこんなこと毎日やってるわね。私には理解できないわ)
暫くすると、その部屋からノーラの艶めかしい声が漏れ聞こえてきた。
「……っあ!っあ!ん!……あん……ヘイデッあん!」
ヘイデンとノーラのまぐわいは夜遅くまで続けられた。
「ハァハァ…………っもうヘイデンったら、元気なんだから」
(……ったく!このじじい、何回やれば気が済むんだよ。年なんだから1回で満足すりゃぁいいのに)
本当に偶々、偶々なのだが、以前受けた依頼で作りすぎた薬をアイテムボックスに入れたままになっていたのを忘れていたのだ。
本来であれば店頭に並べるのだが、物が物だけに年頃の娘の目につくところへ陳列できなかった。
若いノーラを喜ばせたいが為に、彼女が背を向けている間にその薬を飲み干していたのだ。
そのアイテムボックスに入れたままの薬というのが、効果覿面の精力剤だったのだ。
その薬のお陰でヘイデンの年齢であっても20歳に負けないくらいの、いや高校生にも負けないほどの力が戻っていたのだった。
前世のバイ○グラ顔負けのビンビンである。
流石に体力精力の限界なのか、数ラウンドを終えたヘイデンはノーラに腕枕をしながら爆睡していた。
(……ハアハア、何とか終わったわね。ったく、どんだけタフなのよ。でも、やっぱり男は一度寝るとスラスラペラペラと色々話してくれるわね)
ノーラはヘイデンからドルテナのアイテムボックスの事や、持ってきた木箱のことを聞き出すことに成功していた。
(やったわ。明日、こいつを処理して娘と坊やを奴隷商に売れば暫く遊んで暮らせるようになるわ。やっとこの仕事から足が洗える。もう好きでもない男に抱かれなくてすむのよ……)
ヘイデンに腕枕をされながらそっと泣いていたノーラは、1年間もの間待ち望んだ最後の日を迎えられるうれしさを胸に眠りについた。
そして、自分の人生のこれからを決める運命の日の朝を迎えるのだった。
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