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第一章 人生が変わった7日間
5:出生の秘密を知りました
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まぶた越しに感じる優しい光に、ゆっくりと意識が浮き上がる。ふわふわとした夢見心地の中、触れた事のない柔らかな布地に包まれているのに気が付き、私は薄らと目を開けた。
「ここは……どこ?」
気を失った私が目を覚ましたのは、見知らぬ部屋だった。
母と二人で寝ても余裕のありそうな大きなベッドに、上質なシーツ。母と住んでいる家と同じぐらいの広さの部屋には、高級そうな家具が置かれている。
一体ここがどこなのか、全くもって分からない。きっとこんな豪華な部屋に住んでいるのは、王様とかそういう凄い人たちのはずで……。
ベッドの上に座ったまま、ぼんやりと考えていたら、部屋の扉が静かに開いた。
「シャルラ、起きたの?」
「……母さん?」
ほっとしたような顔で入ってきた母さんの姿に驚いた。だって貴族のご婦人みたいな、素敵なドレスを着ていたから。
「痛いところはない? お医者様は、どこも怪我はないって仰ってたけど」
「お医者様? 母さん、私……」
「びっくりしたわよね。怖かったでしょう? でも、もう大丈夫だから」
心配そうに母さんは言うと、私の手を握った。温もりを感じながら何があったのかを思い返して……。
「母さん……イールトさんは?」
口からこぼれ落ちたのは、震えて掠れた声。きっと今の私の顔は、恐怖でいっぱいだと思う。母さんは私をそっと抱き寄せてくれた。
「私を助けてくれた彼も無事よ」
「本当? 本当に?」
「ええ。服はボロボロになってたのに、どこも怪我してなかったの。奇跡よね」
到底信じられないような話だったけれど、耳元で響いた母さんの声に嘘は感じられなかった。イールトさんは……私の好きなあの人は、助かったんだ。
「よか……った……」
「そうね。イールトさんも心配してたわよ、シャルラのこと。後でお見舞いに来るって言ってたわ」
「うん、うん……」
いつの間にか涙が溢れて、母さんのドレスを濡らしてしまった。それでもどうにも止まらなくて、私は子どもみたいに母さんにしがみついて、わんわん泣いた。
こんなに素敵なドレスなのに、シワになっちゃう。でも優しい母さんは、私が泣き止むまで静かに背を撫でてくれた。
「ごめん、母さん」
「謝る必要なんてないわよ。彼は、シャルラの大事な人なんでしょう?」
「え⁉︎」
嘘でしょ。何で分かるの⁉︎
「分かるわよ、母親だもの」
「母さん。私、まだ何も言ってないよ」
「顔に書いてあるもの。『どうして分かったの?』って」
私ってそんなに顔に出やすいんだ……。ちょっと恥ずかしい。
「紹介してくれようとしてたの?」
「そんなんじゃないよ! イールトさんはパン屋の常連さんなだけで、あの時はたまたま一緒だっただけなの。別に私とどうこうってわけじゃないから」
「あら、そうなのね。それならこれからってところかしら?」
「それは……まだ、分かんないよ」
「そう」
俯いてしまった私の頭を、母さんが撫でてくれる。母さんもイールトさんも、本当に無事で良かった。
それにしても、変な空気になっちゃったな。話を変えないと。
「それで母さん。ここはどこなの? それにその服は?」
「ああ、ここはね。昨日の馬車の持ち主で、あなたの父さんの家なの。このドレスも、あなたの父さんが用意してくれたのよ」
「私の父さん……?」
気になっていた事を尋ねたら、返ってきた答えは思いがけないものだった。
私に父さんっていたの? ……いや、男と女がいないと子どもは生まれないんだから、いるのは分かってるけど。母さんは何も言わなかったから、てっきり死んでると思ってて。ちょっと信じられない。
「あなたの父さんのこと、今まで話さなくてごめんね」
「ううん。でも、えっと、その……何で?」
「話すと長いのよ。先に食事にしましょう。お腹空いてるでしょう?」
「あ、うん。そうだね」
言われてみれば、確かにペコペコだ。だって昨日の夕食も食べそびれてるわけで……って。
「母さん、いま何時⁉︎ 遅刻しちゃう!」
「まだ朝だけれど、仕事なら大丈夫よ。親父さんたちには、ちゃんと知らせてあるから」
「そうなの?」
「ええ。とりあえず、明日まであなたはお休みよ」
「分かった。……ありがとう、母さん」
「どういたしまして」
明日は店休日だもんね。急なお休みになっちゃって申し訳ないけれど、色々聞きたい事もあるし、有り難く休ませてもらおう。
気持ちが固まったら、さらにお腹が空いてきた。でも母さんは扉の外に声をかけただけで、食事の支度には行かなかった。
何となく感じてはいたけれど、やっぱりこの部屋の持ち主……つまり私の父さんらしいけど、只者じゃないみたい。
だってメイドさんがいるんだよ⁉︎ 食事の前に着替えましょうって、顔や身体を拭かれて。他人に触られるなんてびっくりで、固まってしまった。
緊張してるうちに、私までワンピースドレスを着せられて。まるでお姫様みたいだって、大喜びで鏡を見たけれど、地味顔の私にはドレスが浮いて見えた。
うん、そうだよね。分かってたよ……。
そんなこんなで出された朝食も、豪勢なものだった。本当に私が食べていいのかな、って思うぐらいに。
何せいつもの私と母さんの朝食なんて、パンと前の晩のスープ。チーズを付けれたらラッキーって感じだからね。
だからといって遠慮はしないよ。お腹空いてるし、こんな機会は滅多にないし。
私の父さんって何者なんだろう? こんなすごい食事を毎朝食べてるなんて。王様だったりしたらどうしようって、本気で悩んじゃう。
「結構量が多いでしょう? でも綺麗に食べれたわね。良かったわ」
「うん、すごく美味しかったよ。ごちそうさま」
広々とした部屋には、ベッドだけじゃなくてテーブルと椅子も置かれてた。今はそこで母さんと向かい合わせに座っている。
メイドさんが空になった皿を下げてくれて、食後のお茶を入れてくれた。本当にお茶なのかな、って思うぐらいすごく良い香りがして自然と口が緩むけど、いつまでものんびりしてるわけにはいかないよね。
「それで母さん。さっきの話なんだけど。父さんって何者なの? まさか王様じゃないよね?」
「王様⁉︎ さすがにそれはないわよ!」
私はすごく真面目に話したんだけど、母さんに笑われた。王様じゃないとしたら、一体何者なの? 富豪?
「あなたの父さんはね、貴族なの」
「貴族……!」
そっか、貴族か。それならこの立派な部屋も納得出来る。……って言っても、貴族の家なんて初めてだから、これが普通なのかよく分からないけど。
「じゃあ、母さんが父さんと一緒にいられなかったのは、もしかして」
「そうよ。身分に差があったから。あなたのおじいさんに反対されたの」
よくある話だよね。貴族が平民に手を出して、子ども作って捨てるって話。私と母さんも、そうだったわけだ。
思わず顔をしかめてしまって、眉が寄る。でも母さんは、私の眉間のシワをつついて笑った。
「そんな顔しないの。父さんは、私とあなたを捨てたわけじゃないわ」
「そうなの?」
「ええ。あなたの存在も、あの人は昨日初めて知ったのよ」
え、嘘でしょ⁉︎ 母さんは、ずっと黙ってたってこと⁉︎
「私はね、あなたを守るために、あの人から逃げたの。あなたのおじいさんを悪く言いたくはないけれど、本当に危なかったから」
「殺されそうだったってこと?」
「そうよ。あの人に昨日、泣きながら謝られたわ。守れなくてすまなかったって」
母さんは昔、この家で下働きをしていたそうだ。そこで父さんと出会って恋に落ちた。それを私のおじいさん、先代当主に知られてクビになった。
けれど二人の恋は終わらなかった。父さんと母さんはこっそり付き合いを続け、やがて母さんは私を身籠ったけれど、それを父さんより先におじいさんに知られてしまった。
当然、付き合いを反対していたおじいさんは激怒。父さんに諦めさせるために、お腹にいた私ごと母さんを殺そうとしたらしい。
貴族相手に、私たち庶民が出来る事なんてほとんどない。だから母さんは私を守るために逃げて、一人で頑張ってくれたんだ。
困ったな。また涙が出てきそうだ。
「でもそれなら、私と母さんを殺そうとしたおじいさんは? 私たち、ここにいても大丈夫なの?」
「もう亡くなったそうよ。あなたのおばあさんもね。今はあなたの父さんがこの家の当主だし、彼には兄弟もいなかったの。だから誰ももう、私たちを害さないって」
「そっか……」
おじいさんもおばあさんもいないと聞いて、いつの間にか緊張していた肩の力が、ほっと抜けた。
仮にも私の祖父なんだから、罰当たりな気もするけど。私たちを殺そうとしてたぐらいだもんね。このぐらいは許してほしい。
「母さんはこれからどうするの? 父さんとよりを戻すの?」
「そのつもりよ。私が消えた後も、あなたの父さんは縁談を全部断って、ずっと私を探し続けていたみたいだから」
うわあ、びっくりだよ。母さん、そんなに愛されてたんだ。
私の父さんって、どんな人なんだろう? ちょっと気になってきた。
するとそこへ、コンコンと扉を叩く音が響いた。
「ここは……どこ?」
気を失った私が目を覚ましたのは、見知らぬ部屋だった。
母と二人で寝ても余裕のありそうな大きなベッドに、上質なシーツ。母と住んでいる家と同じぐらいの広さの部屋には、高級そうな家具が置かれている。
一体ここがどこなのか、全くもって分からない。きっとこんな豪華な部屋に住んでいるのは、王様とかそういう凄い人たちのはずで……。
ベッドの上に座ったまま、ぼんやりと考えていたら、部屋の扉が静かに開いた。
「シャルラ、起きたの?」
「……母さん?」
ほっとしたような顔で入ってきた母さんの姿に驚いた。だって貴族のご婦人みたいな、素敵なドレスを着ていたから。
「痛いところはない? お医者様は、どこも怪我はないって仰ってたけど」
「お医者様? 母さん、私……」
「びっくりしたわよね。怖かったでしょう? でも、もう大丈夫だから」
心配そうに母さんは言うと、私の手を握った。温もりを感じながら何があったのかを思い返して……。
「母さん……イールトさんは?」
口からこぼれ落ちたのは、震えて掠れた声。きっと今の私の顔は、恐怖でいっぱいだと思う。母さんは私をそっと抱き寄せてくれた。
「私を助けてくれた彼も無事よ」
「本当? 本当に?」
「ええ。服はボロボロになってたのに、どこも怪我してなかったの。奇跡よね」
到底信じられないような話だったけれど、耳元で響いた母さんの声に嘘は感じられなかった。イールトさんは……私の好きなあの人は、助かったんだ。
「よか……った……」
「そうね。イールトさんも心配してたわよ、シャルラのこと。後でお見舞いに来るって言ってたわ」
「うん、うん……」
いつの間にか涙が溢れて、母さんのドレスを濡らしてしまった。それでもどうにも止まらなくて、私は子どもみたいに母さんにしがみついて、わんわん泣いた。
こんなに素敵なドレスなのに、シワになっちゃう。でも優しい母さんは、私が泣き止むまで静かに背を撫でてくれた。
「ごめん、母さん」
「謝る必要なんてないわよ。彼は、シャルラの大事な人なんでしょう?」
「え⁉︎」
嘘でしょ。何で分かるの⁉︎
「分かるわよ、母親だもの」
「母さん。私、まだ何も言ってないよ」
「顔に書いてあるもの。『どうして分かったの?』って」
私ってそんなに顔に出やすいんだ……。ちょっと恥ずかしい。
「紹介してくれようとしてたの?」
「そんなんじゃないよ! イールトさんはパン屋の常連さんなだけで、あの時はたまたま一緒だっただけなの。別に私とどうこうってわけじゃないから」
「あら、そうなのね。それならこれからってところかしら?」
「それは……まだ、分かんないよ」
「そう」
俯いてしまった私の頭を、母さんが撫でてくれる。母さんもイールトさんも、本当に無事で良かった。
それにしても、変な空気になっちゃったな。話を変えないと。
「それで母さん。ここはどこなの? それにその服は?」
「ああ、ここはね。昨日の馬車の持ち主で、あなたの父さんの家なの。このドレスも、あなたの父さんが用意してくれたのよ」
「私の父さん……?」
気になっていた事を尋ねたら、返ってきた答えは思いがけないものだった。
私に父さんっていたの? ……いや、男と女がいないと子どもは生まれないんだから、いるのは分かってるけど。母さんは何も言わなかったから、てっきり死んでると思ってて。ちょっと信じられない。
「あなたの父さんのこと、今まで話さなくてごめんね」
「ううん。でも、えっと、その……何で?」
「話すと長いのよ。先に食事にしましょう。お腹空いてるでしょう?」
「あ、うん。そうだね」
言われてみれば、確かにペコペコだ。だって昨日の夕食も食べそびれてるわけで……って。
「母さん、いま何時⁉︎ 遅刻しちゃう!」
「まだ朝だけれど、仕事なら大丈夫よ。親父さんたちには、ちゃんと知らせてあるから」
「そうなの?」
「ええ。とりあえず、明日まであなたはお休みよ」
「分かった。……ありがとう、母さん」
「どういたしまして」
明日は店休日だもんね。急なお休みになっちゃって申し訳ないけれど、色々聞きたい事もあるし、有り難く休ませてもらおう。
気持ちが固まったら、さらにお腹が空いてきた。でも母さんは扉の外に声をかけただけで、食事の支度には行かなかった。
何となく感じてはいたけれど、やっぱりこの部屋の持ち主……つまり私の父さんらしいけど、只者じゃないみたい。
だってメイドさんがいるんだよ⁉︎ 食事の前に着替えましょうって、顔や身体を拭かれて。他人に触られるなんてびっくりで、固まってしまった。
緊張してるうちに、私までワンピースドレスを着せられて。まるでお姫様みたいだって、大喜びで鏡を見たけれど、地味顔の私にはドレスが浮いて見えた。
うん、そうだよね。分かってたよ……。
そんなこんなで出された朝食も、豪勢なものだった。本当に私が食べていいのかな、って思うぐらいに。
何せいつもの私と母さんの朝食なんて、パンと前の晩のスープ。チーズを付けれたらラッキーって感じだからね。
だからといって遠慮はしないよ。お腹空いてるし、こんな機会は滅多にないし。
私の父さんって何者なんだろう? こんなすごい食事を毎朝食べてるなんて。王様だったりしたらどうしようって、本気で悩んじゃう。
「結構量が多いでしょう? でも綺麗に食べれたわね。良かったわ」
「うん、すごく美味しかったよ。ごちそうさま」
広々とした部屋には、ベッドだけじゃなくてテーブルと椅子も置かれてた。今はそこで母さんと向かい合わせに座っている。
メイドさんが空になった皿を下げてくれて、食後のお茶を入れてくれた。本当にお茶なのかな、って思うぐらいすごく良い香りがして自然と口が緩むけど、いつまでものんびりしてるわけにはいかないよね。
「それで母さん。さっきの話なんだけど。父さんって何者なの? まさか王様じゃないよね?」
「王様⁉︎ さすがにそれはないわよ!」
私はすごく真面目に話したんだけど、母さんに笑われた。王様じゃないとしたら、一体何者なの? 富豪?
「あなたの父さんはね、貴族なの」
「貴族……!」
そっか、貴族か。それならこの立派な部屋も納得出来る。……って言っても、貴族の家なんて初めてだから、これが普通なのかよく分からないけど。
「じゃあ、母さんが父さんと一緒にいられなかったのは、もしかして」
「そうよ。身分に差があったから。あなたのおじいさんに反対されたの」
よくある話だよね。貴族が平民に手を出して、子ども作って捨てるって話。私と母さんも、そうだったわけだ。
思わず顔をしかめてしまって、眉が寄る。でも母さんは、私の眉間のシワをつついて笑った。
「そんな顔しないの。父さんは、私とあなたを捨てたわけじゃないわ」
「そうなの?」
「ええ。あなたの存在も、あの人は昨日初めて知ったのよ」
え、嘘でしょ⁉︎ 母さんは、ずっと黙ってたってこと⁉︎
「私はね、あなたを守るために、あの人から逃げたの。あなたのおじいさんを悪く言いたくはないけれど、本当に危なかったから」
「殺されそうだったってこと?」
「そうよ。あの人に昨日、泣きながら謝られたわ。守れなくてすまなかったって」
母さんは昔、この家で下働きをしていたそうだ。そこで父さんと出会って恋に落ちた。それを私のおじいさん、先代当主に知られてクビになった。
けれど二人の恋は終わらなかった。父さんと母さんはこっそり付き合いを続け、やがて母さんは私を身籠ったけれど、それを父さんより先におじいさんに知られてしまった。
当然、付き合いを反対していたおじいさんは激怒。父さんに諦めさせるために、お腹にいた私ごと母さんを殺そうとしたらしい。
貴族相手に、私たち庶民が出来る事なんてほとんどない。だから母さんは私を守るために逃げて、一人で頑張ってくれたんだ。
困ったな。また涙が出てきそうだ。
「でもそれなら、私と母さんを殺そうとしたおじいさんは? 私たち、ここにいても大丈夫なの?」
「もう亡くなったそうよ。あなたのおばあさんもね。今はあなたの父さんがこの家の当主だし、彼には兄弟もいなかったの。だから誰ももう、私たちを害さないって」
「そっか……」
おじいさんもおばあさんもいないと聞いて、いつの間にか緊張していた肩の力が、ほっと抜けた。
仮にも私の祖父なんだから、罰当たりな気もするけど。私たちを殺そうとしてたぐらいだもんね。このぐらいは許してほしい。
「母さんはこれからどうするの? 父さんとよりを戻すの?」
「そのつもりよ。私が消えた後も、あなたの父さんは縁談を全部断って、ずっと私を探し続けていたみたいだから」
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