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第一章 人生が変わった7日間
23:教育係が付きました
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二階にある部屋へ戻ると、すぐにアンヌが茶器やお菓子を運んできた。でも紅茶を入れてくれたのは、アンヌじゃなくてイールトさんだった。
「ここは私がやりますから、アンヌは他へ回って下さい」
「分かりました。よろしくお願いします」
イールトさんはアンヌに下がるよう伝えると紅茶を入れ始める。急に二人きりになってしまって、なんだか胸がソワソワし出した。
「緊張してる? アンヌがいた方が良かったかな」
私たちしかいないからか、イールトさんの言葉遣いが戻ってる。でも昨日と違って砕けた口調を聞いても落ち着かず、むしろドキリと鼓動が跳ねた。
「ええと……。今までみたいに話せるのは嬉しいんですけど、どうしてなのかなって思って」
「この家には元々モルセン卿とミュラン様しかいなかったから、メイドの数が少ないそうだよ。今日はマダムも来てるし、もうすぐ昼食だ。手が足りないだろうから、ここは俺が預かった方がいいと思っただけだよ」
私のお世話をしてくれているアンヌも、母さんに付いているメイドさんも。元々は、父さんと兄さんの身の回りのお世話をしていた人たちだ。急に仕事が増えて忙しいって事は私も聞いていた。
父さんはメイドさんを増やそうとしてるらしいけど、そんなすぐに新しいメイドさんを雇えるはずもない。だから今、イールトさんと二人きりになった事は納得出来る。でも……。
「私が聞きたかったのは、その話じゃないです。イールトさんが私付きって、どういうことですか?」
「それは、アルフィールお嬢様からのご指示だからだよ。シャルちゃんが入学するまで、俺がマナーや勉強を教えるから」
「え⁉︎」
ソファに座る私の前に、イールトさんは湯気の立つカップとクッキーを置いた。私は、ぽかんとしてイールトさんを見上げる。
するとイールトさんが自分の口元をちょんちょんと触れたから、私はハッとして口を閉じた。
「シャルちゃんの専属メイドもアルフィールお嬢様が手配することになったんだ。だから新しいメイドが来るまでは、俺がシャルちゃんのお世話もするよ。着替えや入浴のサポートはアンヌに頼むけれどね」
「イールトさんが⁉︎ それって、父さんたちは……」
「もちろん知ってるよ」
私の入学準備は、たった一週間で終えないといけない。その短い期間で子爵家の娘として最低限のマナーを覚えなくてはならないから、先生が必要になる。
それを今朝は執事のロバートがやってくれたわけだけれど、ロバートだって忙しいからあくまで先生が来るまでの代理だった。でもだからって、そんな急にちゃんとした先生を用意するのも難しいそうだ。
貴族のご令嬢に教えるマナー講師の多くは、夫に先立たれて未亡人となった貴族のご婦人方。もしくは、嫁ぎ先が見つからないまま独身を貫き、修道院にも入らずに頑張っている年配の貴族女性らしい。
そんな彼女たちは元々数が少ないからそう簡単に呼べない上に、気位の高い人が多いらしく。平民上がりの私を陰でバカにしない人を探さなくてはと、父さんは悩んでいたらしい。
だからマナーの先生と専属メイドをアルフィール様が手配するというのは、昨日すぐに話がまとまったそうだ。
子爵家の父さんには無理でも公爵家のアルフィール様に出来る事はたくさんあるんだって。アルフィール様ってすごい。
そうして昨夜、公爵家へ帰られた後に、アルフィール様はイールトさんを私の先生として派遣するとお決めになったそうだ。
イールトさんなら私とも顔見知りで偏見を持っていないし、私の事情も知ってる。それにイールトさんはアルフィール様と同じ授業も受けているから、すでに始まっている学園の勉強内容も教えられるし、適任だろうって事で。
「イールトさんはアルフィール様と同じ一年生なんですね。じゃあ、私とも同い年ですね」
「いや、俺は十六歳。ミュラン様と同い年だよ。俺はアルフィールお嬢様の従者だけど護衛も兼ねてるから、入学を一年遅らせたんだ。常に側にいないと守れないからね」
「それなのに私の先生になっていいんですか?」
「アルフィールお嬢様ご自身が、お決めになられたことだから。それに学園が休みの間は、お嬢様は基本的に公爵家のお屋敷にいらっしゃるし、出かけるにしても王宮ぐらいなんだ。その時は護衛騎士も付くから、何も危険はないよ」
イールトさんが私の先生になる事を、父さんたちは私がマダムのお弟子さんたちに採寸されてる間に聞いたらしい。父さんは、イールトさんならメイドさんが決まるまで私のお世話も手伝えるしマナー講師としても完璧だと、喜んで話を受けたそうだ。
そしてその時に、イールトさんはロバートから屋敷の案内も受けたらしい。
イールトさんはアンヌやロバートよりずっと若いけれど、公爵家から派遣されてる。だから私に関する事はイールトさんの判断を優先するようにと、父さんがロバートたちに言ったそうで。それでさっきもアンヌに指示を出せたんだとか。
「まあ、ミュラン様には反対されたけれどね。でもアルフィールお嬢様が決められたことだから、変更は出来ないんだ」
兄さんは、男のイールトさんが私の側に付くのはどうかと、反対していたらしい。そばに付ききっきりでお世話するのも、渋ったんだとか。だから兄さんはドレスを選んでいた時に喧嘩腰だったんだと腑に落ちた。
「とりあえず今日から一週間、俺は泊まり込みになるから。よろしくね、シャルちゃん」
イールトさんは、とても良い笑顔で言ったけれど。泊まり込みって事は、部屋は違うにしても同じ家に住むって事で。好きな人がずっとそばにいると聞いて、とても平気な顔なんて出来なくて、どう応えたらいいのかも分からない。
「あ、あの……。それならイールトさんのこと、先生って呼んでもいいですか?」
パニックになりながら出た言葉は、言った自分でも何言ってるんだろうと思うような話で。あまりの恥ずかしさに涙が出そうだ。でも口から出ちゃったんだから、仕方ない。
熱くなった頬を手で隠しつつ、何度も瞬きしながらイールトさんを覗き見れば、イールトさんは「ぐっ」と小さく呻いて、急に視線を逸らした。
「ここは私がやりますから、アンヌは他へ回って下さい」
「分かりました。よろしくお願いします」
イールトさんはアンヌに下がるよう伝えると紅茶を入れ始める。急に二人きりになってしまって、なんだか胸がソワソワし出した。
「緊張してる? アンヌがいた方が良かったかな」
私たちしかいないからか、イールトさんの言葉遣いが戻ってる。でも昨日と違って砕けた口調を聞いても落ち着かず、むしろドキリと鼓動が跳ねた。
「ええと……。今までみたいに話せるのは嬉しいんですけど、どうしてなのかなって思って」
「この家には元々モルセン卿とミュラン様しかいなかったから、メイドの数が少ないそうだよ。今日はマダムも来てるし、もうすぐ昼食だ。手が足りないだろうから、ここは俺が預かった方がいいと思っただけだよ」
私のお世話をしてくれているアンヌも、母さんに付いているメイドさんも。元々は、父さんと兄さんの身の回りのお世話をしていた人たちだ。急に仕事が増えて忙しいって事は私も聞いていた。
父さんはメイドさんを増やそうとしてるらしいけど、そんなすぐに新しいメイドさんを雇えるはずもない。だから今、イールトさんと二人きりになった事は納得出来る。でも……。
「私が聞きたかったのは、その話じゃないです。イールトさんが私付きって、どういうことですか?」
「それは、アルフィールお嬢様からのご指示だからだよ。シャルちゃんが入学するまで、俺がマナーや勉強を教えるから」
「え⁉︎」
ソファに座る私の前に、イールトさんは湯気の立つカップとクッキーを置いた。私は、ぽかんとしてイールトさんを見上げる。
するとイールトさんが自分の口元をちょんちょんと触れたから、私はハッとして口を閉じた。
「シャルちゃんの専属メイドもアルフィールお嬢様が手配することになったんだ。だから新しいメイドが来るまでは、俺がシャルちゃんのお世話もするよ。着替えや入浴のサポートはアンヌに頼むけれどね」
「イールトさんが⁉︎ それって、父さんたちは……」
「もちろん知ってるよ」
私の入学準備は、たった一週間で終えないといけない。その短い期間で子爵家の娘として最低限のマナーを覚えなくてはならないから、先生が必要になる。
それを今朝は執事のロバートがやってくれたわけだけれど、ロバートだって忙しいからあくまで先生が来るまでの代理だった。でもだからって、そんな急にちゃんとした先生を用意するのも難しいそうだ。
貴族のご令嬢に教えるマナー講師の多くは、夫に先立たれて未亡人となった貴族のご婦人方。もしくは、嫁ぎ先が見つからないまま独身を貫き、修道院にも入らずに頑張っている年配の貴族女性らしい。
そんな彼女たちは元々数が少ないからそう簡単に呼べない上に、気位の高い人が多いらしく。平民上がりの私を陰でバカにしない人を探さなくてはと、父さんは悩んでいたらしい。
だからマナーの先生と専属メイドをアルフィール様が手配するというのは、昨日すぐに話がまとまったそうだ。
子爵家の父さんには無理でも公爵家のアルフィール様に出来る事はたくさんあるんだって。アルフィール様ってすごい。
そうして昨夜、公爵家へ帰られた後に、アルフィール様はイールトさんを私の先生として派遣するとお決めになったそうだ。
イールトさんなら私とも顔見知りで偏見を持っていないし、私の事情も知ってる。それにイールトさんはアルフィール様と同じ授業も受けているから、すでに始まっている学園の勉強内容も教えられるし、適任だろうって事で。
「イールトさんはアルフィール様と同じ一年生なんですね。じゃあ、私とも同い年ですね」
「いや、俺は十六歳。ミュラン様と同い年だよ。俺はアルフィールお嬢様の従者だけど護衛も兼ねてるから、入学を一年遅らせたんだ。常に側にいないと守れないからね」
「それなのに私の先生になっていいんですか?」
「アルフィールお嬢様ご自身が、お決めになられたことだから。それに学園が休みの間は、お嬢様は基本的に公爵家のお屋敷にいらっしゃるし、出かけるにしても王宮ぐらいなんだ。その時は護衛騎士も付くから、何も危険はないよ」
イールトさんが私の先生になる事を、父さんたちは私がマダムのお弟子さんたちに採寸されてる間に聞いたらしい。父さんは、イールトさんならメイドさんが決まるまで私のお世話も手伝えるしマナー講師としても完璧だと、喜んで話を受けたそうだ。
そしてその時に、イールトさんはロバートから屋敷の案内も受けたらしい。
イールトさんはアンヌやロバートよりずっと若いけれど、公爵家から派遣されてる。だから私に関する事はイールトさんの判断を優先するようにと、父さんがロバートたちに言ったそうで。それでさっきもアンヌに指示を出せたんだとか。
「まあ、ミュラン様には反対されたけれどね。でもアルフィールお嬢様が決められたことだから、変更は出来ないんだ」
兄さんは、男のイールトさんが私の側に付くのはどうかと、反対していたらしい。そばに付ききっきりでお世話するのも、渋ったんだとか。だから兄さんはドレスを選んでいた時に喧嘩腰だったんだと腑に落ちた。
「とりあえず今日から一週間、俺は泊まり込みになるから。よろしくね、シャルちゃん」
イールトさんは、とても良い笑顔で言ったけれど。泊まり込みって事は、部屋は違うにしても同じ家に住むって事で。好きな人がずっとそばにいると聞いて、とても平気な顔なんて出来なくて、どう応えたらいいのかも分からない。
「あ、あの……。それならイールトさんのこと、先生って呼んでもいいですか?」
パニックになりながら出た言葉は、言った自分でも何言ってるんだろうと思うような話で。あまりの恥ずかしさに涙が出そうだ。でも口から出ちゃったんだから、仕方ない。
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