29 / 102
第一章 人生が変わった7日間
29:攻略法を聞きました
しおりを挟む
私の返事を聞いたアルフィール様は、王子ルートについて話してくれた。
「まず、あなたは明日、入学時に義務付けられている魔力テストを受けるわ。その後にディライン殿下との出会いイベントがあるの」
ジミ恋のヒロインは、この魔力テストで聖魔法に適正があると分かるそうで。その時ヒロインは母親を事故で亡くしているから、もっと早くに回復魔法が使えれば助けられたのにと、自分を責めて泣くんだそうだ。そこで出会うのが第一王子らしい。
「今のあなたは嘆くことはないでしょうけれど。魔力テストが終わったら、そのイベントの場所に行ってほしいのよ。無理に泣く必要はないけれど、そこで出来る限り思い詰めた雰囲気を出してほしいの。出来るかしら?」
「はい。頑張ります」
第一王子は表向きは理想の王子様だけれど、本当の性格は自信家で俺様。でも動物好きな一面もある、優しい人なんだとか。
だから第一王子は人知れず泣いているヒロインを無視出来ずに慰める……というのが、出会いのきっかけになるそうだ。でも、アルフィール様とイールトさんが母さんを助けてくれたから、実際はそうならない。
そのためアルフィール様の知っているシナリオを教えてもらいつつ、声をかけられなかった場合にどう動くかも打ち合わせていった。
「でもアルフィール様。そもそも王子様が、そんな人気のない裏庭なんかに来るんですか?」
「そのはずよ。もしシナリオと違った動きをするようなら、わたくしがどうにかするから。あなたは気にせず、やるべきことをやってちょうだい。道に迷わないようにだけ、気をつけて」
「分かりました」
休み明けとなる明日は授業がなく、学園の生徒たちはテスト結果を返されるだけらしい。一つ上の学年の第一王子も同じだから、昼前にイベントが起きるはずだとアルフィール様は話した。
出会いイベントの場所は、私の魔力テストが行われる部屋――魔力測定器のある教室から少し離れた裏庭だそうだ。学園内の地図はイールトさんからすでに教えられているけれど、改めて道順の確認もしていく。
私は本当は、王子様と恋なんてする気はないけれど。ここで出会わないと第一王子の気持ちを確認する事も出来なくなるから、必ず成功させようと気合を入れた。
「それから、その時に殿下の側近候補の二人にも会うの。その二人も攻略対象だから、気に入られないようにしてね」
ジミ恋では会話の内容によって好感度というものの上がり下がりがあるらしい。アルフィール様は、第一王子以外の攻略対象について教えてくれた。
「殿下と一緒に出会いイベントが起きるのは、騎士団長の息子ゼリウス・ガルダンディと、宰相の息子ジェイド・サクリファスよ。この二人は殿下と同い年で二年生なの」
騎士団長の息子さんは、学園内で第一王子の護衛もしているらしい。根が真面目な熱血漢で初めはヒロインを警戒するけれど、素直に感情を出すヒロインを徐々に受け入れていくそうで。剣の腕や筋肉を褒めると喜ぶそうだ。
筋肉は分かるけど、剣の腕を見る機会はないと思う。私はゲームのヒロインと違って、感情を出さないようにたくさん練習してるから、筋肉にだけ触れないように気をつけよう。
宰相の息子さんは、いかにも頭が良さそうって感じのメガネをかけていて本好き。近寄り難い冷たい雰囲気を持つ人だけれど、本の話題をきっかけにして好感度が上がるそう。本にもメガネにも触れないようにしよう。
「そしてもう一人の側近候補は、魔導士団長の息子ラステロ・グリニジェリ。彼はわたくしたちと同じ一年生だから、明後日の登校時に出会いイベントがあるわ」
魔導士団長の息子さんは、無邪気で明るく近づきやすい雰囲気の人だそう。でも実はすごく頭のきれる人で腹黒。性格的には一番厄介な攻略対象らしいけれど、甘いものが大好きだからお菓子繋がりで仲良くなるらしい。
裏で何考えてるか分からないとか怖すぎる。学園で女友達が出来ても、お菓子の話題は絶対出さないようにしよう。
そして当然のように、側近候補で攻略対象だという三人も貴族だ。ゼリウス様は伯爵家のご長男で、ジェイド様は侯爵家のご長男、ラステロ様は公爵家の次男なんだそう。きっと兄さんみたいに綺麗な人たちなんだと思う。
「最初の出会いは強制イベントだから、必ず全員とやらなくてはいけないけれど。それ以降は、特定の場所に行かない限りイベントは起きないわ。それぞれの出現ポイントを教えるから、ディライン殿下以外の場所には近づかないようにして」
「はい。分かりました」
「あとの問題は、ステータス値ね。誰のルートに入るのかは、好感度とステータス値で決まるの」
「すてーたすち、って何ですか?」
「簡単に言えば、学園での成績のことよ。それぞれのルート毎に、上げておかなければいけない分野と最低値があるのだけれど。王子ルートに入るには、全てのステータス値が高レベル……テストの点数で言えば、90点以上ね。そのぐらい上位に達していないといけないの」
思わず悲鳴を上げそうになったけれど、根性で耐えた。でも全部が高レベルって! 確か第一王子は最難関の攻略対象だって聞いてたけど、そんなになの⁉︎
第一王子の協力を得るために、ある程度印象は良くしておかないと……って思ってはいたけれど。私、本当に出来るのかな⁉︎
「イールトの報告だと、あなたはかなり頑張ってるみたいだから大丈夫だと思うけれど。放課後にわたくしとイールトで、あなたのお勉強を見てあげるわ。頑張りましょうね」
「は、はい……」
大変な事になってきたけれど、今更断るなんて出来ない。覚悟を決めるしかないよね。
「大体こんなところかしら。質問はある?」
話はほとんど終わったみたいで。アルフィール様は優しく尋ねてくれた。
聞きたい事はあるけれど、警戒されないように本命は後にしよう。
「ありがとうございます。二つあるんですけど、いいですか?」
「ええ。構わないわ」
「えっと……兄さんも攻略対象なんですよね? 兄さんの好感度はどう気を付ければいいですか?」
「ミュラン様は何もしなくても好感度は勝手に上がっていくの。詳細は伏せるけれど、彼にも色んな過去があったはずだから。母親を亡くして突然知らない家に引き取られたヒロインに、同情してくれるのよ。自分より弱い相手への庇護欲が強いんでしょうね。ステータス値が低いままだと、同情がだんだんと愛情に変わっていくキャラだったわ」
兄さんの過去、か。兄さんは跡継ぎとして引き取らてきたんだよね。本当の家族と引き離されて寂しかったり、色々あったんだろう。兄さんは優しいから、自分の境遇と重ね合わせてヒロインに同情したのかもしれない。
「今、あなたの母親は死んでないのに、どうしてかミュラン様との結婚話が持ち上がってるみたいだけれど。どちらにせよステータス値が上がれば高嶺の花扱いになって、彼の興味からは外れるわ。もし違っても、ディライン殿下となんて張り合えないもの。だからステータス値さえ上げておけば大丈夫なはずよ」
「そうなんですね。分かりました」
「それで、もう一つの質問は?」
私が真剣に取り組もうとしてる姿勢を、きっと感じてくれたんだろう。アルフィール様は優雅な手つきでカップを手に取り、笑みを浮かべて口を付けている。
今ならきっと、協力者として答えてくれるはずだ。
「あの……ゲームのアルフィール様は、どんな風に亡くなるのか教えてもらえませんか?」
アルフィール様は微かに眉を上げて、カップを置いた。
「まず、あなたは明日、入学時に義務付けられている魔力テストを受けるわ。その後にディライン殿下との出会いイベントがあるの」
ジミ恋のヒロインは、この魔力テストで聖魔法に適正があると分かるそうで。その時ヒロインは母親を事故で亡くしているから、もっと早くに回復魔法が使えれば助けられたのにと、自分を責めて泣くんだそうだ。そこで出会うのが第一王子らしい。
「今のあなたは嘆くことはないでしょうけれど。魔力テストが終わったら、そのイベントの場所に行ってほしいのよ。無理に泣く必要はないけれど、そこで出来る限り思い詰めた雰囲気を出してほしいの。出来るかしら?」
「はい。頑張ります」
第一王子は表向きは理想の王子様だけれど、本当の性格は自信家で俺様。でも動物好きな一面もある、優しい人なんだとか。
だから第一王子は人知れず泣いているヒロインを無視出来ずに慰める……というのが、出会いのきっかけになるそうだ。でも、アルフィール様とイールトさんが母さんを助けてくれたから、実際はそうならない。
そのためアルフィール様の知っているシナリオを教えてもらいつつ、声をかけられなかった場合にどう動くかも打ち合わせていった。
「でもアルフィール様。そもそも王子様が、そんな人気のない裏庭なんかに来るんですか?」
「そのはずよ。もしシナリオと違った動きをするようなら、わたくしがどうにかするから。あなたは気にせず、やるべきことをやってちょうだい。道に迷わないようにだけ、気をつけて」
「分かりました」
休み明けとなる明日は授業がなく、学園の生徒たちはテスト結果を返されるだけらしい。一つ上の学年の第一王子も同じだから、昼前にイベントが起きるはずだとアルフィール様は話した。
出会いイベントの場所は、私の魔力テストが行われる部屋――魔力測定器のある教室から少し離れた裏庭だそうだ。学園内の地図はイールトさんからすでに教えられているけれど、改めて道順の確認もしていく。
私は本当は、王子様と恋なんてする気はないけれど。ここで出会わないと第一王子の気持ちを確認する事も出来なくなるから、必ず成功させようと気合を入れた。
「それから、その時に殿下の側近候補の二人にも会うの。その二人も攻略対象だから、気に入られないようにしてね」
ジミ恋では会話の内容によって好感度というものの上がり下がりがあるらしい。アルフィール様は、第一王子以外の攻略対象について教えてくれた。
「殿下と一緒に出会いイベントが起きるのは、騎士団長の息子ゼリウス・ガルダンディと、宰相の息子ジェイド・サクリファスよ。この二人は殿下と同い年で二年生なの」
騎士団長の息子さんは、学園内で第一王子の護衛もしているらしい。根が真面目な熱血漢で初めはヒロインを警戒するけれど、素直に感情を出すヒロインを徐々に受け入れていくそうで。剣の腕や筋肉を褒めると喜ぶそうだ。
筋肉は分かるけど、剣の腕を見る機会はないと思う。私はゲームのヒロインと違って、感情を出さないようにたくさん練習してるから、筋肉にだけ触れないように気をつけよう。
宰相の息子さんは、いかにも頭が良さそうって感じのメガネをかけていて本好き。近寄り難い冷たい雰囲気を持つ人だけれど、本の話題をきっかけにして好感度が上がるそう。本にもメガネにも触れないようにしよう。
「そしてもう一人の側近候補は、魔導士団長の息子ラステロ・グリニジェリ。彼はわたくしたちと同じ一年生だから、明後日の登校時に出会いイベントがあるわ」
魔導士団長の息子さんは、無邪気で明るく近づきやすい雰囲気の人だそう。でも実はすごく頭のきれる人で腹黒。性格的には一番厄介な攻略対象らしいけれど、甘いものが大好きだからお菓子繋がりで仲良くなるらしい。
裏で何考えてるか分からないとか怖すぎる。学園で女友達が出来ても、お菓子の話題は絶対出さないようにしよう。
そして当然のように、側近候補で攻略対象だという三人も貴族だ。ゼリウス様は伯爵家のご長男で、ジェイド様は侯爵家のご長男、ラステロ様は公爵家の次男なんだそう。きっと兄さんみたいに綺麗な人たちなんだと思う。
「最初の出会いは強制イベントだから、必ず全員とやらなくてはいけないけれど。それ以降は、特定の場所に行かない限りイベントは起きないわ。それぞれの出現ポイントを教えるから、ディライン殿下以外の場所には近づかないようにして」
「はい。分かりました」
「あとの問題は、ステータス値ね。誰のルートに入るのかは、好感度とステータス値で決まるの」
「すてーたすち、って何ですか?」
「簡単に言えば、学園での成績のことよ。それぞれのルート毎に、上げておかなければいけない分野と最低値があるのだけれど。王子ルートに入るには、全てのステータス値が高レベル……テストの点数で言えば、90点以上ね。そのぐらい上位に達していないといけないの」
思わず悲鳴を上げそうになったけれど、根性で耐えた。でも全部が高レベルって! 確か第一王子は最難関の攻略対象だって聞いてたけど、そんなになの⁉︎
第一王子の協力を得るために、ある程度印象は良くしておかないと……って思ってはいたけれど。私、本当に出来るのかな⁉︎
「イールトの報告だと、あなたはかなり頑張ってるみたいだから大丈夫だと思うけれど。放課後にわたくしとイールトで、あなたのお勉強を見てあげるわ。頑張りましょうね」
「は、はい……」
大変な事になってきたけれど、今更断るなんて出来ない。覚悟を決めるしかないよね。
「大体こんなところかしら。質問はある?」
話はほとんど終わったみたいで。アルフィール様は優しく尋ねてくれた。
聞きたい事はあるけれど、警戒されないように本命は後にしよう。
「ありがとうございます。二つあるんですけど、いいですか?」
「ええ。構わないわ」
「えっと……兄さんも攻略対象なんですよね? 兄さんの好感度はどう気を付ければいいですか?」
「ミュラン様は何もしなくても好感度は勝手に上がっていくの。詳細は伏せるけれど、彼にも色んな過去があったはずだから。母親を亡くして突然知らない家に引き取られたヒロインに、同情してくれるのよ。自分より弱い相手への庇護欲が強いんでしょうね。ステータス値が低いままだと、同情がだんだんと愛情に変わっていくキャラだったわ」
兄さんの過去、か。兄さんは跡継ぎとして引き取らてきたんだよね。本当の家族と引き離されて寂しかったり、色々あったんだろう。兄さんは優しいから、自分の境遇と重ね合わせてヒロインに同情したのかもしれない。
「今、あなたの母親は死んでないのに、どうしてかミュラン様との結婚話が持ち上がってるみたいだけれど。どちらにせよステータス値が上がれば高嶺の花扱いになって、彼の興味からは外れるわ。もし違っても、ディライン殿下となんて張り合えないもの。だからステータス値さえ上げておけば大丈夫なはずよ」
「そうなんですね。分かりました」
「それで、もう一つの質問は?」
私が真剣に取り組もうとしてる姿勢を、きっと感じてくれたんだろう。アルフィール様は優雅な手つきでカップを手に取り、笑みを浮かべて口を付けている。
今ならきっと、協力者として答えてくれるはずだ。
「あの……ゲームのアルフィール様は、どんな風に亡くなるのか教えてもらえませんか?」
アルフィール様は微かに眉を上げて、カップを置いた。
0
あなたにおすすめの小説
困りました。縦ロールにさよならしたら、逆ハーになりそうです。
新 星緒
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢アニエス(悪質ストーカー)に転生したと気づいたけれど、心配ないよね。だってフラグ折りまくってハピエンが定番だもの。
趣味の悪い縦ロールはやめて性格改善して、ストーカーしなければ楽勝楽勝!
……って、あれ?
楽勝ではあるけれど、なんだか思っていたのとは違うような。
想定外の逆ハーレムを解消するため、イケメンモブの大公令息リュシアンと協力関係を結んでみた。だけどリュシアンは、「惚れた」と言ったり「からかっただけ」と言ったり、意地悪ばかり。嫌なヤツ!
でも実はリュシアンは訳ありらしく……
(第18回恋愛大賞で奨励賞をいただきました。応援してくださった皆様、ありがとうございました!)
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
【完結】悪役令嬢の妹に転生しちゃったけど推しはお姉様だから全力で断罪破滅から守らせていただきます!
くま
恋愛
え?死ぬ間際に前世の記憶が戻った、マリア。
ここは前世でハマった乙女ゲームの世界だった。
マリアが一番好きなキャラクターは悪役令嬢のマリエ!
悪役令嬢マリエの妹として転生したマリアは、姉マリエを守ろうと空回り。王子や執事、騎士などはマリアにアプローチするものの、まったく鈍感でアホな主人公に周りは振り回されるばかり。
少しずつ成長をしていくなか、残念ヒロインちゃんが現る!!
ほんの少しシリアスもある!かもです。
気ままに書いてますので誤字脱字ありましたら、すいませんっ。
月に一回、二回ほどゆっくりペースで更新です(*≧∀≦*)
気配消し令嬢の失敗
かな
恋愛
ユリアは公爵家の次女として生まれ、獣人国に攫われた長女エーリアの代わりに第1王子の婚約者候補の筆頭にされてしまう。王妃なんて面倒臭いと思ったユリアは、自分自身に認識阻害と気配消しの魔法を掛け、居るかいないかわからないと言われるほどの地味な令嬢を装った。
15才になり学園に入学すると、編入してきた男爵令嬢が第1王子と有力貴族令息を複数侍らかせることとなり、ユリア以外の婚約者候補と男爵令嬢の揉める事が日常茶飯事に。ユリアは遠くからボーッとそれを眺めながら〘 いつになったら婚約者候補から外してくれるのかな? 〙と思っていた。そんなユリアが失敗する話。
※王子は曾祖母コンです。
※ユリアは悪役令嬢ではありません。
※タグを少し修正しました。
初めての投稿なのでゆる〜く読んでください。ご都合主義はご愛嬌ということで見逃してください( *・ω・)*_ _))ペコリン
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
モブ転生とはこんなもの
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
あたしはナナ。貧乏伯爵令嬢で転生者です。
乙女ゲームのプロローグで死んじゃうモブに転生したけど、奇跡的に助かったおかげで現在元気で幸せです。
今ゲームのラスト近くの婚約破棄の現場にいるんだけど、なんだか様子がおかしいの。
いったいどうしたらいいのかしら……。
現在筆者の時間的かつ体力的に感想などを受け付けない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
他サイトでも公開しています。
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる