162 / 285
2話 2章 特性サンドイッチ
3
しおりを挟む
※※※
南の港町【ネオマルフィア】と、北の山々を越えた先の隣国までの間には、大きな街道が整備されている。
南側が平地で殆どが草原である。風が吹き過ぎると葉っぱが左右に揺れて、水面の様に波打つ。
その道を、サーラ達を乗せた馬車は進み続けていた。ゆっくりと南下している。
村を出てから既に五日が経過しており、目的の街まで、目と鼻の先の距離にまで差し掛かっていた。
次第に、辺りの景色も様変わりだす。
少し先の場所には、左側に海が出現した。遥か遠くまで大きく広がっており、表面は青く澄んでいて、まるで磨いた様に煌めいているようだ。
さらに、その海岸線に沿う様に右側には、大きな街があった。大小様々な高さの白い家々や建物が規則正しく建ち並ぶ。
その街の中央辺りには、巨大な時計塔が聳え立つ。まるで街の象徴の様である。
「…ネオマルフィアなのじゃ。」
とサーラは、ワゴンの窓から外を眺めながら、両目を輝かせだした。村と比較して、あやゆる物が珍しくて、目移りしているようだ。
やがて街の真正面に門が見えてきた。ゆっくりと潜り抜けたら、後ろの方へと遠ざかっていく。
そこから先は、もう街の中だ。真正面には大通りが整備されており、遥か先の時計塔まで伸びている。さらに彼方此方から、活気に溢れた声が聞こえており、至る場所に沢山の人がいるのだ。
その道から右を向けば、大きな港がある。
多くの立派な帆船が停泊していた。
近くでは船乗りの屈強な男達が作業をしており、各々が入れ替わり立ち代わりながら、荷物を陸地に下ろしていた。
また左を向けば、広い市場がある。露店商の屋台が軒を連ねて並び、日除けの下には様々な商品が陳列されている。肉、野菜、魚、日用品、土産物の類いまで溢れている。
南の港町【ネオマルフィア】と、北の山々を越えた先の隣国までの間には、大きな街道が整備されている。
南側が平地で殆どが草原である。風が吹き過ぎると葉っぱが左右に揺れて、水面の様に波打つ。
その道を、サーラ達を乗せた馬車は進み続けていた。ゆっくりと南下している。
村を出てから既に五日が経過しており、目的の街まで、目と鼻の先の距離にまで差し掛かっていた。
次第に、辺りの景色も様変わりだす。
少し先の場所には、左側に海が出現した。遥か遠くまで大きく広がっており、表面は青く澄んでいて、まるで磨いた様に煌めいているようだ。
さらに、その海岸線に沿う様に右側には、大きな街があった。大小様々な高さの白い家々や建物が規則正しく建ち並ぶ。
その街の中央辺りには、巨大な時計塔が聳え立つ。まるで街の象徴の様である。
「…ネオマルフィアなのじゃ。」
とサーラは、ワゴンの窓から外を眺めながら、両目を輝かせだした。村と比較して、あやゆる物が珍しくて、目移りしているようだ。
やがて街の真正面に門が見えてきた。ゆっくりと潜り抜けたら、後ろの方へと遠ざかっていく。
そこから先は、もう街の中だ。真正面には大通りが整備されており、遥か先の時計塔まで伸びている。さらに彼方此方から、活気に溢れた声が聞こえており、至る場所に沢山の人がいるのだ。
その道から右を向けば、大きな港がある。
多くの立派な帆船が停泊していた。
近くでは船乗りの屈強な男達が作業をしており、各々が入れ替わり立ち代わりながら、荷物を陸地に下ろしていた。
また左を向けば、広い市場がある。露店商の屋台が軒を連ねて並び、日除けの下には様々な商品が陳列されている。肉、野菜、魚、日用品、土産物の類いまで溢れている。
10
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
悪役令嬢の父は売られた喧嘩は徹底的に買うことにした
まるまる⭐️
ファンタジー
【第5回ファンタジーカップにおきまして痛快大逆転賞を頂戴いたしました。応援頂き、本当にありがとうございました】「アルテミス! 其方の様な性根の腐った女はこの私に相応しくない!! よって其方との婚約は、今、この場を持って破棄する!!」
王立学園の卒業生達を祝うための祝賀パーティー。娘の晴れ姿を1目見ようと久しぶりに王都に赴いたワシは、公衆の面前で王太子に婚約破棄される愛する娘の姿を見て愕然とした。
大事な娘を守ろうと飛び出したワシは、王太子と対峙するうちに、この婚約破棄の裏に隠れた黒幕の存在に気が付く。
おのれ。ワシの可愛いアルテミスちゃんの今までの血の滲む様な努力を台無しにしおって……。
ワシの怒りに火がついた。
ところが反撃しようとその黒幕を探るうち、その奥には陰謀と更なる黒幕の存在が……。
乗り掛かった船。ここでやめては男が廃る。売られた喧嘩は徹底的に買おうではないか!!
※※ ファンタジーカップ、折角のお祭りです。遅ればせながら参加してみます。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる