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1章 序奏前奏
第5音 群疑満腹
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【群疑満腹】ぐんぎまんぷく
疑わしい事が多く、疑問でいっぱいになる事。
====================
「あれがー…まめきちさん?」
ルネアが聞くと、みんなは頷く。
まめきちはノノの手を取ると言った。
「ノノちゃん、今日も美人だね。発表会どうだったかな?」
「うむ、まあまあじゃ!」
すると、ラムは苦笑してルネアに言う。
「まめきちさんはノノとリートがお気に入りでさ。」
「頭、箱じゃん。」
とルネアは鼻で笑ってしまう。
「お前失礼だなっ!」
ラムはそう言うが、ルネアにとって面白いものには変わりない。
更にアールがテナーの言葉を通訳する。
「まあ本当の事だからね」
「テナーまでっ!」
すると、まめきちはルネアに気づいてやってきた。
「君がルネアくんか。子供達が騒いでいたよ。」
大きな箱を被った様な頭、白い線で表情が描かれておりニコっとしている。
喋っても口の線が動く事はなかった。
声はこもってないので、被っているわけではなさそうだ。
「あ…あなたがまめきちさん…」
「そうだよ。ここの園長の【まめきち】、よろしくね。」
まめきちに出された手を見てルネアも手を出すと、握手される。
繋いだ手は温かく、本当に生き物なのだと理解する。
そこでラムが言った。
「まめきちさん、信じがたいですがルネアは未来から来たって言ってるんです。
泊まるところもなさそうですし、ここに泊めてもいいですか?」
「あ~、いいよ。みんなと仲良くしてね。」
意外と呆気なく受け入れるまめきち。
「あ、ありがとうございます!」
とルネアは喜ぶと、ルネアはアールの視線が目につく。
まめきちを見つめる彼の視線。
僅かではあるが、ルネアには睨んでいるように見えた。
*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー
その日の夜。
児童園の部屋の一室、ここには数人のパートリーダーが集まっていた。
「ルネア・プロノス。彼はプロノス家の子孫。
プロノスは今サグズィで起こっている戦争の東勢力の大将の名だ。
僕らは表面上では親しく見せても、警戒すべきだと思う。」
と、テナーはアールに通訳してもらう。
するとリートは本を閉じてから言った。
「警戒すべきなのかな…。
でも彼が本当に未来から来たって言うなら、私達はその魔物に気をつけなければならないわ。」
ノノは落ち着きのない様子で言う。
「仮に東軍が私達に何の用じゃ?悪さはせんじゃろ。」
するとリートも便乗。
「私は少しでも彼を信じてあげたいわ。彼、悪い感じがしないもの。」
しかしテナーはアールを通して反論した。
「そんな理由で安易に信用してはいけないと僕は思うよ。もう少し慎重にならないと。」
「アール、お前はどう思うのじゃ?お前の意見を聞かせてくれ。」
ノノがアールに問うと、アールは少し黙ったが答える。
「私は、彼が皆を救えるものなら救ってみろと思う。…変えられるのならば。」
その言葉に一同は驚く。
そしてノノは言った。
「アールはルネアの言う事を信じるのじゃな。」
「はじめから相手を信じてるアールって珍しい…」
リートが呟くと、テナーも目を見開きながら何度も頷いた。
そしてアールは言う。
「本当だったらの話だ。」
そう言って部屋を立ち去ろうとするアールだが、テナーは引き止める。
テナーはアールの頬にアザがある事に気づき、心配したのだ。
「アール!何があったんじゃ?」
ノノが聞くと、アールは急いで部屋を出てから言う。
「眠気覚まし。」
アールは廊下に出てしまった。
一同は話の続きをしようとすると、アールはまた転んだのか眼鏡が壊れる音がした。
いつもの事なのか一同は軽く溜息をついてしまうと、一同はしーんとする。
するとノノは笑顔になってテナーに言った。
「通訳が帰ったから話は終わりじゃな!」
テナーは「しまった!」という表情をすると、リートは微笑む。
こうして、三人は解散したのだった。
ルネアが廊下を歩いていると、アールとすれ違う。
「こんばんわー」
とルネアが笑顔で挨拶をすると、アールは驚いたのか立ち止まってしまう。
「どうしたんですか?」
ルネアが聞くと、アールはルネアから視線を逸らして言った。
「私なんぞに…初対面の者によく挨拶ができるな。」
そう言うと、アールはさっさと外に出ていってしまった。
正直、ルネアは理解不能だった。
(初対面でも挨拶は基本でしょ…)
そう思いつつも、指定された部屋に着いた。
扉には【C3の魔】と意味不明な事が書かれている。
ルネアは微妙な反応をしていた。
(誰が中にいるかわかっちゃうんだよな…。)
ルネアは扉を開けると、そこにはやはりツウとルカとダニエルの三人がいた。
「あ!王子だ!これからよろしくね~」
と先に言ったのはツウ。
ケープを雑に脱ぎ去ったルカはご機嫌で言った。
「新入生か~。待ってたお☆」
「これから毎日一緒ね。」
パジャマ着のダニエルが言うと、ルネアは暫く驚いた顔をして言う。
「同室…ですか?」
三人は目を丸くしてしまった。
『うん。』
三人一斉に言うと、ルネアも真似して目を丸くする。
するとツウは気づいたのか言った。
「王子は王子様なんだよ?未来では一人部屋だから慣れないんだよこういうの~!」
「おお!なるほど!流石ツウ!」
「あらそういう事だったのねぇ。」
三人は納得すると、ルネアも無言で頷く。
するとルカは言った。
「んじゃ、いっちょアレやっとくか?」
「やろう!」
とツウは笑顔で言い、ダニエルも言う。
「仕方ないわねぇ。」
「まさか…」
ルネアが言うと、ルカは決めポーズをした。
ツウとダニエルはそれを囲むと、バリトン、テノール、アルトの順に声を出す。
それからルカは言った。
「俺達ぃ~?」
『クレッシェンド3!』
「略して、C3。」
とウィンクして言ったのはダニエルだった。
ルネアは呆然としていた。
ルカは目を丸くして言う。
「新入生、凄く反応薄い。
着衣のネタは笑ってくれたのに。」
ルネアはそれを聞いて思う。
(僕の反応、本人見てたんだ…!)
それに対し、ツウは笑って言った。
「当たり前だよ。王子から見たら、今の僕達ただの変人だよ?」
ルカはツウにそう言われ、ショックを受けた顔。
ダニエルは満面の笑み。
それに思わず、ルネアは心の中でツッコミを入れた。
(ツウくんはわかっててやってるんかい!)
すると、ツウはルネアの背中を押して布団の上に連れて行った。
「そうだ!王子に一人部屋の話を聞かせてもらお~!」
三人は一人部屋に憧れがあるのか、興味津々。
「そ、そうですねぇ…」
(一人部屋の話って一体何よ…!)
とルネアは、若干緊張しつつもその話をするのであった。
ラムは自分の部屋に入る。
ラムはテナーとアールと同室らしい。
部屋の中を確認すると、布団を引いている途中のテナーに聴いた。
「アールはまだ帰ってきてないのか?」
それに対し、テナーは首を横にブンブンと振る。
ラムはアールの机を見ると、心配した表情をした。
「アイツ最近、夜遅くまで外で何しに行ってんだろ。」
星が空一面に広がる。
月は薄い雲に覆われていて、薄明かりを放っていた。
その空の下、アールは児童園の裏の木陰にいた。
木陰にはアールだけではなく、もう一人いる。
「見つけたか?」
そのもう一人が言うと、アールは答えた。
「申し訳ございません、未だに手がかりは掴めておりません。」
随分とかしこまった様子だ。
すると、相手は言う。
「フン!…っ時間がない!
調査を続けろ!一刻も早く、見つけ出すのだ!」
そう言って、相手は森の方へ消えていってしまった。
アールは相手に頭を下げていたが、相手がいなくなると顔を上げる。
「吸血鬼の魔物、【ペルド】…。」
そう呟くと、児童園に帰っていくのであった。
疑わしい事が多く、疑問でいっぱいになる事。
====================
「あれがー…まめきちさん?」
ルネアが聞くと、みんなは頷く。
まめきちはノノの手を取ると言った。
「ノノちゃん、今日も美人だね。発表会どうだったかな?」
「うむ、まあまあじゃ!」
すると、ラムは苦笑してルネアに言う。
「まめきちさんはノノとリートがお気に入りでさ。」
「頭、箱じゃん。」
とルネアは鼻で笑ってしまう。
「お前失礼だなっ!」
ラムはそう言うが、ルネアにとって面白いものには変わりない。
更にアールがテナーの言葉を通訳する。
「まあ本当の事だからね」
「テナーまでっ!」
すると、まめきちはルネアに気づいてやってきた。
「君がルネアくんか。子供達が騒いでいたよ。」
大きな箱を被った様な頭、白い線で表情が描かれておりニコっとしている。
喋っても口の線が動く事はなかった。
声はこもってないので、被っているわけではなさそうだ。
「あ…あなたがまめきちさん…」
「そうだよ。ここの園長の【まめきち】、よろしくね。」
まめきちに出された手を見てルネアも手を出すと、握手される。
繋いだ手は温かく、本当に生き物なのだと理解する。
そこでラムが言った。
「まめきちさん、信じがたいですがルネアは未来から来たって言ってるんです。
泊まるところもなさそうですし、ここに泊めてもいいですか?」
「あ~、いいよ。みんなと仲良くしてね。」
意外と呆気なく受け入れるまめきち。
「あ、ありがとうございます!」
とルネアは喜ぶと、ルネアはアールの視線が目につく。
まめきちを見つめる彼の視線。
僅かではあるが、ルネアには睨んでいるように見えた。
*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー*ー
その日の夜。
児童園の部屋の一室、ここには数人のパートリーダーが集まっていた。
「ルネア・プロノス。彼はプロノス家の子孫。
プロノスは今サグズィで起こっている戦争の東勢力の大将の名だ。
僕らは表面上では親しく見せても、警戒すべきだと思う。」
と、テナーはアールに通訳してもらう。
するとリートは本を閉じてから言った。
「警戒すべきなのかな…。
でも彼が本当に未来から来たって言うなら、私達はその魔物に気をつけなければならないわ。」
ノノは落ち着きのない様子で言う。
「仮に東軍が私達に何の用じゃ?悪さはせんじゃろ。」
するとリートも便乗。
「私は少しでも彼を信じてあげたいわ。彼、悪い感じがしないもの。」
しかしテナーはアールを通して反論した。
「そんな理由で安易に信用してはいけないと僕は思うよ。もう少し慎重にならないと。」
「アール、お前はどう思うのじゃ?お前の意見を聞かせてくれ。」
ノノがアールに問うと、アールは少し黙ったが答える。
「私は、彼が皆を救えるものなら救ってみろと思う。…変えられるのならば。」
その言葉に一同は驚く。
そしてノノは言った。
「アールはルネアの言う事を信じるのじゃな。」
「はじめから相手を信じてるアールって珍しい…」
リートが呟くと、テナーも目を見開きながら何度も頷いた。
そしてアールは言う。
「本当だったらの話だ。」
そう言って部屋を立ち去ろうとするアールだが、テナーは引き止める。
テナーはアールの頬にアザがある事に気づき、心配したのだ。
「アール!何があったんじゃ?」
ノノが聞くと、アールは急いで部屋を出てから言う。
「眠気覚まし。」
アールは廊下に出てしまった。
一同は話の続きをしようとすると、アールはまた転んだのか眼鏡が壊れる音がした。
いつもの事なのか一同は軽く溜息をついてしまうと、一同はしーんとする。
するとノノは笑顔になってテナーに言った。
「通訳が帰ったから話は終わりじゃな!」
テナーは「しまった!」という表情をすると、リートは微笑む。
こうして、三人は解散したのだった。
ルネアが廊下を歩いていると、アールとすれ違う。
「こんばんわー」
とルネアが笑顔で挨拶をすると、アールは驚いたのか立ち止まってしまう。
「どうしたんですか?」
ルネアが聞くと、アールはルネアから視線を逸らして言った。
「私なんぞに…初対面の者によく挨拶ができるな。」
そう言うと、アールはさっさと外に出ていってしまった。
正直、ルネアは理解不能だった。
(初対面でも挨拶は基本でしょ…)
そう思いつつも、指定された部屋に着いた。
扉には【C3の魔】と意味不明な事が書かれている。
ルネアは微妙な反応をしていた。
(誰が中にいるかわかっちゃうんだよな…。)
ルネアは扉を開けると、そこにはやはりツウとルカとダニエルの三人がいた。
「あ!王子だ!これからよろしくね~」
と先に言ったのはツウ。
ケープを雑に脱ぎ去ったルカはご機嫌で言った。
「新入生か~。待ってたお☆」
「これから毎日一緒ね。」
パジャマ着のダニエルが言うと、ルネアは暫く驚いた顔をして言う。
「同室…ですか?」
三人は目を丸くしてしまった。
『うん。』
三人一斉に言うと、ルネアも真似して目を丸くする。
するとツウは気づいたのか言った。
「王子は王子様なんだよ?未来では一人部屋だから慣れないんだよこういうの~!」
「おお!なるほど!流石ツウ!」
「あらそういう事だったのねぇ。」
三人は納得すると、ルネアも無言で頷く。
するとルカは言った。
「んじゃ、いっちょアレやっとくか?」
「やろう!」
とツウは笑顔で言い、ダニエルも言う。
「仕方ないわねぇ。」
「まさか…」
ルネアが言うと、ルカは決めポーズをした。
ツウとダニエルはそれを囲むと、バリトン、テノール、アルトの順に声を出す。
それからルカは言った。
「俺達ぃ~?」
『クレッシェンド3!』
「略して、C3。」
とウィンクして言ったのはダニエルだった。
ルネアは呆然としていた。
ルカは目を丸くして言う。
「新入生、凄く反応薄い。
着衣のネタは笑ってくれたのに。」
ルネアはそれを聞いて思う。
(僕の反応、本人見てたんだ…!)
それに対し、ツウは笑って言った。
「当たり前だよ。王子から見たら、今の僕達ただの変人だよ?」
ルカはツウにそう言われ、ショックを受けた顔。
ダニエルは満面の笑み。
それに思わず、ルネアは心の中でツッコミを入れた。
(ツウくんはわかっててやってるんかい!)
すると、ツウはルネアの背中を押して布団の上に連れて行った。
「そうだ!王子に一人部屋の話を聞かせてもらお~!」
三人は一人部屋に憧れがあるのか、興味津々。
「そ、そうですねぇ…」
(一人部屋の話って一体何よ…!)
とルネアは、若干緊張しつつもその話をするのであった。
ラムは自分の部屋に入る。
ラムはテナーとアールと同室らしい。
部屋の中を確認すると、布団を引いている途中のテナーに聴いた。
「アールはまだ帰ってきてないのか?」
それに対し、テナーは首を横にブンブンと振る。
ラムはアールの机を見ると、心配した表情をした。
「アイツ最近、夜遅くまで外で何しに行ってんだろ。」
星が空一面に広がる。
月は薄い雲に覆われていて、薄明かりを放っていた。
その空の下、アールは児童園の裏の木陰にいた。
木陰にはアールだけではなく、もう一人いる。
「見つけたか?」
そのもう一人が言うと、アールは答えた。
「申し訳ございません、未だに手がかりは掴めておりません。」
随分とかしこまった様子だ。
すると、相手は言う。
「フン!…っ時間がない!
調査を続けろ!一刻も早く、見つけ出すのだ!」
そう言って、相手は森の方へ消えていってしまった。
アールは相手に頭を下げていたが、相手がいなくなると顔を上げる。
「吸血鬼の魔物、【ペルド】…。」
そう呟くと、児童園に帰っていくのであった。
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