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無口な百合はくすぐられる②
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「だめっ……!いやははははぁ…!むりいいいっ」
くすぐる手は止まる事なく横腹、腋、首を上下に繰り替えし這っていく。
時には強く、時には優しく。その強弱の変化が百合を狂わせていた。
息をふきかけられていた耳も未久の細い指でいつの間にか撫でられていた。
耳の裏を撫で、耳たぶを揉まれ、耳の穴をゆっくりなぞる。そして優しく息を吹きかけられる。
百合は頭を動かし抵抗するが
「だーめ。動かないの」
と未久の艶やかな一声で静止されてしまう。
「は…っ……いゃあ…!」
百合はこの時間。未久と末樹の命令に逆らってはいけない理由がある。
だから上半身を様々な感覚が不規則に襲うくすぐったさに暴れて抵抗したい気持ちを押し殺し受け入れる。
「つんつんもしちゃうよー!」
末樹はこちょこちょの手を止め、わき腹をつんっと人差し指でさす」
「んぅっ…」
百合は出来るだけ声を押し殺し、なんともないと強がってみせるのだが
皮肉な事にもその我慢する姿に更に2人の気分は高まる。
つんつんっ
「んっ…んんっ…!」
つんつんつんつんっ
「いぁ…やっやめっ…!」
つんつんつんつんつんつんつんつんっ
「んはあっ……あぅ…おねがいいいいっ!いっやめっ…てぇ…!!」
じわじわと激しくなる末樹の責めに百合はたまらず声をあげる。
そしてその懇願と同時に、未久と末樹は手をとめた。
髪はボサボサ、服はヨレヨレ。
そんな自分の惨めさを気にする暇なく百合は息を整える。
「はぁっ……はぁ…ふ…はぁ…」
ようやく終わった。
そう安堵するのも束の間。
「百合ちゃん!キス、しよ?」
末樹の明るい声の意味を理解した頃には
その声の発し主の少し幼く、しかし可憐な顔が目の前あった。
その小さな唇が
「んむっ…!?」
百合の唇に重なりきった頃に百合の目はようやく見開き、
次の弄びの時間が始まった事に気付いた。
「んんんっ!んんー!」
抵抗しようとするが、末樹の柔らかい唇がガッツリと重なっていて何もできない。
末樹は目をとじる事なく、トロンとした目でじっと百合を見つめる。
百合は目をそらす事しかできない。
「百合?口を開けて?」
「んん…」
「開けないの?じゃあ…末樹」
未久がそういうと末樹は唇を僅かに離し
百合の両腋をくすぐった。
「ふぁ…!んんんんんんん!?」
また末樹は唇を重ねる。
今度は開いた百合の口に舌を入れ、
舌を口の中をかき混ぜるように動かす。
「はあっ…!へっ…!はううぅっ……!!」
これ以上ない程真っ赤になった弄び相手の顔を見つめながら
未久はまた耳に息をふきかけ、指でなぞる。
「ふあ…はんむっ……!ふぅっ…!!」
深いキスをしながら両脇と耳をくすぐられる。
同時に襲う感覚に百合は意識を失いそうになりながらもただただ時間が過ぎるのを待った。
「んんむっ…!!はあっ……へぅぅ…!」
そして終わりは唐突に迎えた。
「時間ね」
弄び始めてから1時間。
終始掴んでいた百合の腕を放し、未久は教室をでていく。
「また来週ね!百合ちゃん!」
末樹が『また来週』を告げた後、
百合は1人残された教室でしばらく放心していた。
くすぐる手は止まる事なく横腹、腋、首を上下に繰り替えし這っていく。
時には強く、時には優しく。その強弱の変化が百合を狂わせていた。
息をふきかけられていた耳も未久の細い指でいつの間にか撫でられていた。
耳の裏を撫で、耳たぶを揉まれ、耳の穴をゆっくりなぞる。そして優しく息を吹きかけられる。
百合は頭を動かし抵抗するが
「だーめ。動かないの」
と未久の艶やかな一声で静止されてしまう。
「は…っ……いゃあ…!」
百合はこの時間。未久と末樹の命令に逆らってはいけない理由がある。
だから上半身を様々な感覚が不規則に襲うくすぐったさに暴れて抵抗したい気持ちを押し殺し受け入れる。
「つんつんもしちゃうよー!」
末樹はこちょこちょの手を止め、わき腹をつんっと人差し指でさす」
「んぅっ…」
百合は出来るだけ声を押し殺し、なんともないと強がってみせるのだが
皮肉な事にもその我慢する姿に更に2人の気分は高まる。
つんつんっ
「んっ…んんっ…!」
つんつんつんつんっ
「いぁ…やっやめっ…!」
つんつんつんつんつんつんつんつんっ
「んはあっ……あぅ…おねがいいいいっ!いっやめっ…てぇ…!!」
じわじわと激しくなる末樹の責めに百合はたまらず声をあげる。
そしてその懇願と同時に、未久と末樹は手をとめた。
髪はボサボサ、服はヨレヨレ。
そんな自分の惨めさを気にする暇なく百合は息を整える。
「はぁっ……はぁ…ふ…はぁ…」
ようやく終わった。
そう安堵するのも束の間。
「百合ちゃん!キス、しよ?」
末樹の明るい声の意味を理解した頃には
その声の発し主の少し幼く、しかし可憐な顔が目の前あった。
その小さな唇が
「んむっ…!?」
百合の唇に重なりきった頃に百合の目はようやく見開き、
次の弄びの時間が始まった事に気付いた。
「んんんっ!んんー!」
抵抗しようとするが、末樹の柔らかい唇がガッツリと重なっていて何もできない。
末樹は目をとじる事なく、トロンとした目でじっと百合を見つめる。
百合は目をそらす事しかできない。
「百合?口を開けて?」
「んん…」
「開けないの?じゃあ…末樹」
未久がそういうと末樹は唇を僅かに離し
百合の両腋をくすぐった。
「ふぁ…!んんんんんんん!?」
また末樹は唇を重ねる。
今度は開いた百合の口に舌を入れ、
舌を口の中をかき混ぜるように動かす。
「はあっ…!へっ…!はううぅっ……!!」
これ以上ない程真っ赤になった弄び相手の顔を見つめながら
未久はまた耳に息をふきかけ、指でなぞる。
「ふあ…はんむっ……!ふぅっ…!!」
深いキスをしながら両脇と耳をくすぐられる。
同時に襲う感覚に百合は意識を失いそうになりながらもただただ時間が過ぎるのを待った。
「んんむっ…!!はあっ……へぅぅ…!」
そして終わりは唐突に迎えた。
「時間ね」
弄び始めてから1時間。
終始掴んでいた百合の腕を放し、未久は教室をでていく。
「また来週ね!百合ちゃん!」
末樹が『また来週』を告げた後、
百合は1人残された教室でしばらく放心していた。
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