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第十五話 飼い慣らされた怪物たち
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時間:翌日 午後二時。
場所:澄原百貨店・三階 VIPラウンジ。
龍立の“宣戦布告”は、氷川麗子の逆鱗に触れた。
彼女は心の中で冷ややかに舌打ちする。
この生意気な御曹司に、サービス業の地獄を思い知らせてやらなければ気が済まない。
ほどなくして、その機会は訪れた。
ラウンジの奥から、甲高い罵声とガラスが割れる音が聞こえてきたのだ。
「これがあなたたちの“サービス”ってやつ? 私のドレスよ!? シャネルのオートクチュールなのよ!? 百万円よ!?」
宝石をこれでもかと身にまとった貴婦人が、水原香織を指さして怒鳴り散らしている。
床には、ぶちまけられたホットコーヒーのシミ。茶色の液体がドレスの裾を汚し、水原のすねを赤く焼いていた。
水原はうつむいたまま、震える声を絞り出す。
「も、申し訳ございません……あの、お客様が急にお立ちになられたので……」
「黙りなさい! まだ言い訳する気!?」
貴婦人が手を振り上げる。
「店長を呼びなさい! 今すぐ!」
氷川麗子が、複数のフロアマネージャーを従えて駆け込んでくる。
一瞥で状況を把握したはずだが、彼女は水原に事情を尋ねようとはしなかった。
そのまま、水原の前に立つ。
「水原。あなたはチーフ・コンシェルジュよ。どうしてこんな初歩的なミスを?」
「ですから、さっきお客様が急に……」
「黙りなさい。」
氷川の声は、鋭い刃のように冷たい。
「澄原百貨では、お客様は常に正しい。お客様を不快にさせた時点で、それはあなたの全面的な責任です。」
氷川は、床を指さした。
「跪きなさい。そして謝罪しなさい。」
周囲の客たちは、足を止めて成り行きを見守っている。
水原は眩暈を覚えた。この胸の締め付けられるような息苦しさは、何度も経験してきたものだ。
ここで跪かなければ、評価は落ち、インセンティブは削られ、その先に待っているのは解雇だ。
業界内での“ブラックリスト”入りも時間の問題だろう。
唇を噛み、ゆっくりと膝を折る。
床に膝が付こうとした、その瞬間。
ぐい、と力強く腕を支える手があった。
「立ってろ。」
水原の身体が引き上げられる。
視線の先には、澄原龍立の姿。
きちんと仕立てられたスーツに身を包み、落ち着いた表情でそこに立っている。
静かなのに、誰も逆らえない威圧感があった。
「あんた、誰?」
貴婦人が喚いた。
「ここの店員なの? クビにしてやるわよ! 警察呼んでやろうか!?」
「ここの責任者です。澄原龍立と申します。」
龍立は、穏やかな笑みを浮かべたまま貴婦人を見据える。
「先ほど、こちらのドレスが百万円とおっしゃいましたね。」
「当たり前でしょ! 限定品なのよ!」
「ですが、その生地の織りとステッチを見る限り、これは前シーズンのAランクコピー品ですね。市場価格は、おそらく一万五千円前後でしょう。」
龍立は心理学だけでなく、名家の子息として本物と偽物を見抜く目も叩き込まれている。
貴婦人の顔色が一瞬変わった。
だがすぐ、声をさらに張り上げる。
「な、何を根拠にそんなことを! 名誉毀損よ! このこと、全部ネットに書いてやる! “澄原百貨は客を泥棒扱いする”ってね!」
隣で見ていた氷川麗子が、慌てて口を挟んだ。
「三坊ちゃま! 言葉をお選びください! こちらは当店のVIP顧客です! 早く水原に跪いて謝罪させて、この場を丸く収めないと――」
「VIP、ね。」
龍立は、ちらりと後ろの工藤孝太を見やった。
工藤がタブレットを抱えて前に出る。眼鏡を押し上げながら、冷静な声で告げた。
「先ほどデータベースを照合したところ、この方は田村美代子さん。過去三年間、銀座の主要百貨店に対して累計四十五件のクレームを入れており、そのすべてで“服を汚された”あるいは“接客態度が悪い”ことを理由に、補償金や商品券を要求しています。典型的な“クレーマー・ビジネス”の手口ですね。」
「なっ……勝手に調べるなんて、プライバシーの侵害よ!」
貴婦人は完全にうろたえ、バッグを掴んで逃げようとする。
「お待ちください。」
龍立が、進路を塞ぐようにすっと一歩踏み出した。
「先ほど、あなたは水原さんを突き飛ばし、結果として彼女の脚を熱傷させました。日本刑法第二百八条に基づけば、これは立派な“暴行罪”にあたります。」
「吉岡。監視カメラの映像は保存済みか。」
「はい、坊ちゃま。四K対応でバッチリです。わざとコーヒーを倒した動きも、ばっちり映ってます。」
吉岡が頭上のカメラを指さす。
さきほどまで従業員を監視していた目が、今ようやく正しい意味で“役に立った”瞬間だった。
「田村さん。示談にしましょう。」
龍立は、淡々とした声で続ける。
「水原さんへの治療費と慰謝料、およびホールでの公開謝罪。それで手を打ちます。嫌なら、警察署までご同行いただきましょうか。」
龍立の眼差しは、人の心の裏側まで透かして見るような鋭さを帯びていた。
その視線に射抜かれ、貴婦人の精神防壁は完全に崩壊する。
手の震えを抑えきれないまま、財布を取り出した。
こうして一騒動は終息した。
水原香織は、目の前で自分を庇い続けた龍立の背中を見つめ、止めどなく涙をこぼす。
入社して五年。
「あなたは悪くない」「あなたが跪く必要はない」と言ってくれた人は、一人もいなかった。
しかし、氷川麗子の顔色は、見る見るうちに蒼白から蒸気を噴き出しそうな怒りへと変わっていく。
「三坊ちゃま、正気ですか?」
周囲でひそひそと噂している客たちを指さす。
「目の前で客を恫喝し、警察を呼びつけるなんて! これでは澄原百貨の“究極のサービス”ブランドは台無しです! “客を選ぶ横柄な百貨店”なんて書き立てられたら、責任を取れるんですか!」
龍立は、静かに彼女へと振り向いた。
「究極のサービス、か。」
「氷川総支配人。あなたの言う“究極”って、社員を悪魔に喰わせるための生贄にすることか?」
「“お客様は神様です”という言葉は、間違ってはいない。でも、ルールを楯に他人を踏みつける連中を、俺は神だとは呼ばない。」
「今日から、特命準備室がカスタマーサービス部を預かる。“本物のハイエンド”ってものを、少し教えてあげよう。」
場所:澄原百貨店・三階 VIPラウンジ。
龍立の“宣戦布告”は、氷川麗子の逆鱗に触れた。
彼女は心の中で冷ややかに舌打ちする。
この生意気な御曹司に、サービス業の地獄を思い知らせてやらなければ気が済まない。
ほどなくして、その機会は訪れた。
ラウンジの奥から、甲高い罵声とガラスが割れる音が聞こえてきたのだ。
「これがあなたたちの“サービス”ってやつ? 私のドレスよ!? シャネルのオートクチュールなのよ!? 百万円よ!?」
宝石をこれでもかと身にまとった貴婦人が、水原香織を指さして怒鳴り散らしている。
床には、ぶちまけられたホットコーヒーのシミ。茶色の液体がドレスの裾を汚し、水原のすねを赤く焼いていた。
水原はうつむいたまま、震える声を絞り出す。
「も、申し訳ございません……あの、お客様が急にお立ちになられたので……」
「黙りなさい! まだ言い訳する気!?」
貴婦人が手を振り上げる。
「店長を呼びなさい! 今すぐ!」
氷川麗子が、複数のフロアマネージャーを従えて駆け込んでくる。
一瞥で状況を把握したはずだが、彼女は水原に事情を尋ねようとはしなかった。
そのまま、水原の前に立つ。
「水原。あなたはチーフ・コンシェルジュよ。どうしてこんな初歩的なミスを?」
「ですから、さっきお客様が急に……」
「黙りなさい。」
氷川の声は、鋭い刃のように冷たい。
「澄原百貨では、お客様は常に正しい。お客様を不快にさせた時点で、それはあなたの全面的な責任です。」
氷川は、床を指さした。
「跪きなさい。そして謝罪しなさい。」
周囲の客たちは、足を止めて成り行きを見守っている。
水原は眩暈を覚えた。この胸の締め付けられるような息苦しさは、何度も経験してきたものだ。
ここで跪かなければ、評価は落ち、インセンティブは削られ、その先に待っているのは解雇だ。
業界内での“ブラックリスト”入りも時間の問題だろう。
唇を噛み、ゆっくりと膝を折る。
床に膝が付こうとした、その瞬間。
ぐい、と力強く腕を支える手があった。
「立ってろ。」
水原の身体が引き上げられる。
視線の先には、澄原龍立の姿。
きちんと仕立てられたスーツに身を包み、落ち着いた表情でそこに立っている。
静かなのに、誰も逆らえない威圧感があった。
「あんた、誰?」
貴婦人が喚いた。
「ここの店員なの? クビにしてやるわよ! 警察呼んでやろうか!?」
「ここの責任者です。澄原龍立と申します。」
龍立は、穏やかな笑みを浮かべたまま貴婦人を見据える。
「先ほど、こちらのドレスが百万円とおっしゃいましたね。」
「当たり前でしょ! 限定品なのよ!」
「ですが、その生地の織りとステッチを見る限り、これは前シーズンのAランクコピー品ですね。市場価格は、おそらく一万五千円前後でしょう。」
龍立は心理学だけでなく、名家の子息として本物と偽物を見抜く目も叩き込まれている。
貴婦人の顔色が一瞬変わった。
だがすぐ、声をさらに張り上げる。
「な、何を根拠にそんなことを! 名誉毀損よ! このこと、全部ネットに書いてやる! “澄原百貨は客を泥棒扱いする”ってね!」
隣で見ていた氷川麗子が、慌てて口を挟んだ。
「三坊ちゃま! 言葉をお選びください! こちらは当店のVIP顧客です! 早く水原に跪いて謝罪させて、この場を丸く収めないと――」
「VIP、ね。」
龍立は、ちらりと後ろの工藤孝太を見やった。
工藤がタブレットを抱えて前に出る。眼鏡を押し上げながら、冷静な声で告げた。
「先ほどデータベースを照合したところ、この方は田村美代子さん。過去三年間、銀座の主要百貨店に対して累計四十五件のクレームを入れており、そのすべてで“服を汚された”あるいは“接客態度が悪い”ことを理由に、補償金や商品券を要求しています。典型的な“クレーマー・ビジネス”の手口ですね。」
「なっ……勝手に調べるなんて、プライバシーの侵害よ!」
貴婦人は完全にうろたえ、バッグを掴んで逃げようとする。
「お待ちください。」
龍立が、進路を塞ぐようにすっと一歩踏み出した。
「先ほど、あなたは水原さんを突き飛ばし、結果として彼女の脚を熱傷させました。日本刑法第二百八条に基づけば、これは立派な“暴行罪”にあたります。」
「吉岡。監視カメラの映像は保存済みか。」
「はい、坊ちゃま。四K対応でバッチリです。わざとコーヒーを倒した動きも、ばっちり映ってます。」
吉岡が頭上のカメラを指さす。
さきほどまで従業員を監視していた目が、今ようやく正しい意味で“役に立った”瞬間だった。
「田村さん。示談にしましょう。」
龍立は、淡々とした声で続ける。
「水原さんへの治療費と慰謝料、およびホールでの公開謝罪。それで手を打ちます。嫌なら、警察署までご同行いただきましょうか。」
龍立の眼差しは、人の心の裏側まで透かして見るような鋭さを帯びていた。
その視線に射抜かれ、貴婦人の精神防壁は完全に崩壊する。
手の震えを抑えきれないまま、財布を取り出した。
こうして一騒動は終息した。
水原香織は、目の前で自分を庇い続けた龍立の背中を見つめ、止めどなく涙をこぼす。
入社して五年。
「あなたは悪くない」「あなたが跪く必要はない」と言ってくれた人は、一人もいなかった。
しかし、氷川麗子の顔色は、見る見るうちに蒼白から蒸気を噴き出しそうな怒りへと変わっていく。
「三坊ちゃま、正気ですか?」
周囲でひそひそと噂している客たちを指さす。
「目の前で客を恫喝し、警察を呼びつけるなんて! これでは澄原百貨の“究極のサービス”ブランドは台無しです! “客を選ぶ横柄な百貨店”なんて書き立てられたら、責任を取れるんですか!」
龍立は、静かに彼女へと振り向いた。
「究極のサービス、か。」
「氷川総支配人。あなたの言う“究極”って、社員を悪魔に喰わせるための生贄にすることか?」
「“お客様は神様です”という言葉は、間違ってはいない。でも、ルールを楯に他人を踏みつける連中を、俺は神だとは呼ばない。」
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