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アナニーを禁止された俺と恋人たちの日々(続編)
49.ストーカー美形がやってきた
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木曜日の朝は岡のが(以下略
さすがに尻穴を休ませないとやヴぁい。今夜はジムに寄ってからまっすぐ帰る予定だ。週の半ばで休んでしまった為、なんかへんなかんじがする。今日明日出勤したらまた岡の家でしっぽりである。
一日入れない日とか設けてもらった方がいいのだろうか。でも、設けてもらったとしても俺が我慢できないかもしれない。今はなんというか、セックスを覚えたての学生のような状態だ。自慰を覚えた猿かもしれない。正直言って俺は二人から与えられる快感に溺れている。
お、溺れてるだなんて……ちょっと照れる。
内心悶えながら出勤した。
「ゆっくり休めたかな」
「おかげさまで。お休みいただきありがとうございます」
部長に声をかけられてにこやかにそう返した。俺にちょっかいをかけてこようとしている相手が岡の元カレの今カレだということも知れたので、少しぐらいは気持ちに余裕ができた。そんなわけで企画になりそうなものがいくつか浮かび、上機嫌で昼食に行けた。
その日の帰り、残業を一時間ほどしてから下に降りると、ビルの受付辺りに誰かがいた。
「……アイツ……」
岡が険しい顔をする。いくらなんでも昨日の今日でやってくるとは思わなかった。仕事してないんだろうか。
「こんばんは、岡さん」
「……今日はなんですか?」
「夕飯でもどうですか? そちらの……長井さんでしたっけ。彼も一緒に」
岡の元カレの今カレである天野はけっこうな長身だった。安田よりもう少し背が高いかもしれない。がたいは俺ぐらいで、けっこうな美形だなと思った。岡もそれなりに顔が整っているし、きっと岡の元カレはメンクイなのかもしれない。
天野がにこやかに俺を見つめる。なんだかとてもうさんくさい。物語ならここでおごらせることを条件に着いていく流れなのかもしれないが、こんなのの顔を見ていたいとはさっぱり思わなかった。
なので。
「断る」
きっぱりと答えて天野の横を通り過ぎようとしたら、腕を掴まれた。
「待ってください。おごりますから」
「勝手に触らないでくれないか。先約がある」
天野の手を軽く振り払い、唖然としたのを横目に予定通りジムに向かった。岡が笑いをこらえきれないというように口を覆いながら俺を追いかけてくる。
「……先輩、大好きです」
「なんだよ? だってアイツおかしいだろ。アポなしで二日連続ひとさまの会社に来るとか。しかも断られるとはみじんも思ってなかったぞ、アレ」
友達だって先に連絡ぐらいよこすだろう。意味がわからん。
こんな時は身体を鍛えるに限る。というわけでしっかり身体を動かして汗をかいた。
うん、かなりすっきりした。
「なんかー……LINEのリク来てるんですよねー」
「ヤツからか?」
「はい」
「拒否すりゃいいだろ」
「ええ、そうですよね」
あんな美形がやってると想像するとコントかと思う。やっぱり意味がわからなかった。
二人で夕飯を食べてから別れ、家までの道を歩く。今夜は中を洗ってからチクニーでもするかと思っていたら。
「……なんでいるんだ?」
回れ右して岡の家に突撃してもいいだろうか。
「こんばんは」
会社を出る時に見た美形が俺の住むマンションの側で佇んでいた。
つか、いつから待ってたんだコイツ。俺はおもむろにスマホを取り出し、美形に見せつけるようにして110を押した。
「え!? いや、通報とかないだろ!」
美形が慌てる。スピーカーをONにした。
RRR……ガチャ
『はい、どうされました?』
「家の前に不審者が……」
「友人です!! 髪型変わったんでわからなかったみたいです! お騒がせしてすいません!!」
美形は俺の手からスマホを奪い取るとそう叫んで切った。
「全く! なんてことをする人なんだ!」
そう言いながら美形はスマホを返してくれた。律儀なヤツらしい。
「えー……ストーカーだろ?」
「違いますよ!」
すんごく面倒くさい。
「じゃあ何?」
うんざりして聞いてやると、美形はニヤリとした。二枚目が三枚目になった。
「岡君の過去、知りたくないですか?」
そんなことか。
「本人から聞いたからいい」
いいかげん寒いから家の中に入りたい。美形は俺に流し目をくれる。
「……寒いですね。コーヒーの一杯でも飲ませてくれませんか?」
「駅まで行けば喫茶店があるだろ」
「なんてつれないんだ!」
美形は大仰に胸を押さえた。宝塚か。(注:長井君のイメージです)
「長井さんと二人きりになりたいんです」
「俺は嫌だ。じゃあな」
疲れるコントに付き合わされてへろへろである。けれど美形は諦めなかった。根負けしたつもりはないが、「うちコーヒーもなんもないぞ?」と断って家に上げることにした。
ーーーー
4/6 誤字修正しました。ありがとうございました。
4/9↓締切ました。これから書きます。
読者の皆様に質問です。作者はあんまり禁忌ないので(長井君の逆ハー推奨)、この後の展開として、
1.美形にヤらせてメロメロにする
2.美形にチクニーを見せつけてメロメロにする
3.岡や安田を呼んで叩き出す
などを考えています。
3番以外だと美形は長井君にメロメロになります。ただし誰かが泣く展開にはなりません。
どれがいいと思いますか?
この展開はやだなーってのがあれば遠慮なくおっしゃってください。参考にしますー(注:あくまで参考です)
感想欄には書きにくいなーって方はツイッターのコメ欄でもいいですよん。
https://twitter.com/kazuyafuziki/status/1247039605800439809
さすがに尻穴を休ませないとやヴぁい。今夜はジムに寄ってからまっすぐ帰る予定だ。週の半ばで休んでしまった為、なんかへんなかんじがする。今日明日出勤したらまた岡の家でしっぽりである。
一日入れない日とか設けてもらった方がいいのだろうか。でも、設けてもらったとしても俺が我慢できないかもしれない。今はなんというか、セックスを覚えたての学生のような状態だ。自慰を覚えた猿かもしれない。正直言って俺は二人から与えられる快感に溺れている。
お、溺れてるだなんて……ちょっと照れる。
内心悶えながら出勤した。
「ゆっくり休めたかな」
「おかげさまで。お休みいただきありがとうございます」
部長に声をかけられてにこやかにそう返した。俺にちょっかいをかけてこようとしている相手が岡の元カレの今カレだということも知れたので、少しぐらいは気持ちに余裕ができた。そんなわけで企画になりそうなものがいくつか浮かび、上機嫌で昼食に行けた。
その日の帰り、残業を一時間ほどしてから下に降りると、ビルの受付辺りに誰かがいた。
「……アイツ……」
岡が険しい顔をする。いくらなんでも昨日の今日でやってくるとは思わなかった。仕事してないんだろうか。
「こんばんは、岡さん」
「……今日はなんですか?」
「夕飯でもどうですか? そちらの……長井さんでしたっけ。彼も一緒に」
岡の元カレの今カレである天野はけっこうな長身だった。安田よりもう少し背が高いかもしれない。がたいは俺ぐらいで、けっこうな美形だなと思った。岡もそれなりに顔が整っているし、きっと岡の元カレはメンクイなのかもしれない。
天野がにこやかに俺を見つめる。なんだかとてもうさんくさい。物語ならここでおごらせることを条件に着いていく流れなのかもしれないが、こんなのの顔を見ていたいとはさっぱり思わなかった。
なので。
「断る」
きっぱりと答えて天野の横を通り過ぎようとしたら、腕を掴まれた。
「待ってください。おごりますから」
「勝手に触らないでくれないか。先約がある」
天野の手を軽く振り払い、唖然としたのを横目に予定通りジムに向かった。岡が笑いをこらえきれないというように口を覆いながら俺を追いかけてくる。
「……先輩、大好きです」
「なんだよ? だってアイツおかしいだろ。アポなしで二日連続ひとさまの会社に来るとか。しかも断られるとはみじんも思ってなかったぞ、アレ」
友達だって先に連絡ぐらいよこすだろう。意味がわからん。
こんな時は身体を鍛えるに限る。というわけでしっかり身体を動かして汗をかいた。
うん、かなりすっきりした。
「なんかー……LINEのリク来てるんですよねー」
「ヤツからか?」
「はい」
「拒否すりゃいいだろ」
「ええ、そうですよね」
あんな美形がやってると想像するとコントかと思う。やっぱり意味がわからなかった。
二人で夕飯を食べてから別れ、家までの道を歩く。今夜は中を洗ってからチクニーでもするかと思っていたら。
「……なんでいるんだ?」
回れ右して岡の家に突撃してもいいだろうか。
「こんばんは」
会社を出る時に見た美形が俺の住むマンションの側で佇んでいた。
つか、いつから待ってたんだコイツ。俺はおもむろにスマホを取り出し、美形に見せつけるようにして110を押した。
「え!? いや、通報とかないだろ!」
美形が慌てる。スピーカーをONにした。
RRR……ガチャ
『はい、どうされました?』
「家の前に不審者が……」
「友人です!! 髪型変わったんでわからなかったみたいです! お騒がせしてすいません!!」
美形は俺の手からスマホを奪い取るとそう叫んで切った。
「全く! なんてことをする人なんだ!」
そう言いながら美形はスマホを返してくれた。律儀なヤツらしい。
「えー……ストーカーだろ?」
「違いますよ!」
すんごく面倒くさい。
「じゃあ何?」
うんざりして聞いてやると、美形はニヤリとした。二枚目が三枚目になった。
「岡君の過去、知りたくないですか?」
そんなことか。
「本人から聞いたからいい」
いいかげん寒いから家の中に入りたい。美形は俺に流し目をくれる。
「……寒いですね。コーヒーの一杯でも飲ませてくれませんか?」
「駅まで行けば喫茶店があるだろ」
「なんてつれないんだ!」
美形は大仰に胸を押さえた。宝塚か。(注:長井君のイメージです)
「長井さんと二人きりになりたいんです」
「俺は嫌だ。じゃあな」
疲れるコントに付き合わされてへろへろである。けれど美形は諦めなかった。根負けしたつもりはないが、「うちコーヒーもなんもないぞ?」と断って家に上げることにした。
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4/6 誤字修正しました。ありがとうございました。
4/9↓締切ました。これから書きます。
読者の皆様に質問です。作者はあんまり禁忌ないので(長井君の逆ハー推奨)、この後の展開として、
1.美形にヤらせてメロメロにする
2.美形にチクニーを見せつけてメロメロにする
3.岡や安田を呼んで叩き出す
などを考えています。
3番以外だと美形は長井君にメロメロになります。ただし誰かが泣く展開にはなりません。
どれがいいと思いますか?
この展開はやだなーってのがあれば遠慮なくおっしゃってください。参考にしますー(注:あくまで参考です)
感想欄には書きにくいなーって方はツイッターのコメ欄でもいいですよん。
https://twitter.com/kazuyafuziki/status/1247039605800439809
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