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第4部 四神を愛しなさいと言われました
29.Hは夜のみでお願いしたいのです ※R15程度の描写あり
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『も……だめっ……だめですっ』
あまりにも胸を刺激されたせいか、あらぬところが潤むのを香子は感じた。慌てて玄武と白虎から胸を覆って隠せば、白虎は嘆息して離れたのだが、玄武は更に香子の衣裳をはだけさせて潤んでいるところを舐め回した。
『あっ、あっ、玄武、さまぁっ……』
えっちすぎて全身の熱が去らず、このまま最後まで抱かれてしまうのではないかと香子は錯覚した。
香子が玄武と白虎に愛撫されてあっぷあっぷしている間に、皇太后と皇后より贈られた衣裳はすっかり収納されていた。
新年に新しい衣裳を着ろというのならば、以前の衣裳はどうなるのかと香子は考える。
(いくらなんでも処分はしないよね?)
さすがにそれはもったいないと思うのだ。
衣服が乱れてしまったので、夕飯前には玄武が香子を部屋まで送り届けた。最後まではされなかったが、如何にもたっぷり愛されましたという香子の様子に延夕玲だけでなく侍女たちも頬を染めた。
黒月はそれが当然だと眉一筋動かさなかったが(四神の眷属は花嫁には一切反応しない)、さすがに夕玲は黙っていられなかったらしい。
『玄武様、玄武様が花嫁様を愛していらっしゃることは私共も重々承知しております。ですがこのように花嫁様から色香が漂ってるのはいただけません』
『……どうせよというのだ』
『日中は花嫁様を愛するのを少し慎んでいただきたいのです』
香子は真っ赤になって何も言えない。玄武と白虎に流されて散々愛撫されてしまった身としては口を挟むことなどできようはずもなかった。
『何故慎まねばならぬ』
『花嫁様の色香は以前に比べれば薄くなってきてはいますが、このように愛されたばかりでは濃くなってしまいます。花嫁様の色香が人に影響を及ぼすのは玄武様もご存知なはずです』
『……それは女子(おなご)であってもか』
『はい。もちろん私共が花嫁様に懸想することはないと断言したいところではございますが、着替えなどのお手伝いをする際に間違いがあってはいけません』
『……そなたの言い分はわかった。善処しよう』
『どうぞよろしくお願いいたします』
香子はいたたまれなかった。
玄武が名残惜しそうに香子を降ろして出て行ってから、香子はため息をついた。
『夕玲、ごめんなさい。あんなことを言わせてしまって……』
『花嫁様は四神には逆らえないでしょう。ですが、あまり効果はないようにも思えます』
『そうね……』
玄武は聞くだけ聞いたというだけだ。香子の色香が人に影響を及ぼすことは知っていても理解はできないのだろう。
(眷属には全くわからないみたいだから余計だよね)
だから眷属は純粋に四神の世話も花嫁の世話もできるのだ。この世界に来てから約十か月が経つというのに、まだ四神のことがよくわからないと香子は思った。
衣裳を着替えさせられて、やっと食堂へ移動する。
その日の夕飯も豪華で、香子はこれでもかと食べた。いくら食べても中華料理は飽きないと思いながら。
その日の夜はいつも通り玄武と朱雀と共に過ごし、また香子は沢山啼かされた。
『色気とか……そんなの私のせいじゃないのに……』
翌朝、香子はぶつぶつと文句を言っていた。そんな香子を玄武と朱雀は愛しくてならないものを見るような目で眺め、香子を真っ赤にさせた。
『そなたが愛しくてならぬのだ……』
(耳元でそのバリトンは反則ですー!)
『香子、諦めて我らに身を任せよ』
(朝からそのテナーも禁止ですー!)
『……わかってますけど……私のせいじゃないですよね。もう少し抑えてほしい、です……』
玄武と朱雀の目が泳いだ。本当に珍しいことだと香子は思う。香子は目を丸くした。
『あっ……』
その隙に、とでもいうように玄武が香子の胸に吸い付いてきた。朱雀も負けじと反対側の胸に吸い付く。
『だめっ、玄武様もっ、朱雀様もっ、だめ、ですぅっ!』
けれどニ神が聞いてくれるはずもなく、香子は朝から胸を揉まれながら乳首をたっぷり舐めしゃぶられてしまった。
その間空腹に襲われなかったのは、夕飯の量がいつもより増えているというのに、香子はそれらを普通に平らげてしまったせいだった。
(やっぱり一度に食べられる量が増えてる……)
ダイエットなどは必要ないが、食べる量をセーブする必要性を香子は感じた。そうでないと朝から愛撫されることになってしまう。そのままなし崩しに抱かれるようになってしまったらたいへんだ。
やっとおなかが鳴ったことで二神は香子を解放したが、そうでなければ朝からHも現実的になってしまうと香子は慌てた。
玄武の室の居間で、玄武の膝に乗せられて朝食をいただきながら香子は考える。
朝食の量が多いのは大歓迎だが、夕飯は元の量に戻してほしい。そうでないと香子が床から出られなくなってしまう。残せばいいのかもしれないが、香子の目は食べたいからそんなことはとてもできない。
困ったなぁと思いながら、厨師の作ってくれた海老春巻をもきゅもきゅと香子は頬張った。そんな香子を玄武と朱雀はやはり、愛しくてならないというように見つめながら、朝飯を食べていたのだった。
あまりにも胸を刺激されたせいか、あらぬところが潤むのを香子は感じた。慌てて玄武と白虎から胸を覆って隠せば、白虎は嘆息して離れたのだが、玄武は更に香子の衣裳をはだけさせて潤んでいるところを舐め回した。
『あっ、あっ、玄武、さまぁっ……』
えっちすぎて全身の熱が去らず、このまま最後まで抱かれてしまうのではないかと香子は錯覚した。
香子が玄武と白虎に愛撫されてあっぷあっぷしている間に、皇太后と皇后より贈られた衣裳はすっかり収納されていた。
新年に新しい衣裳を着ろというのならば、以前の衣裳はどうなるのかと香子は考える。
(いくらなんでも処分はしないよね?)
さすがにそれはもったいないと思うのだ。
衣服が乱れてしまったので、夕飯前には玄武が香子を部屋まで送り届けた。最後まではされなかったが、如何にもたっぷり愛されましたという香子の様子に延夕玲だけでなく侍女たちも頬を染めた。
黒月はそれが当然だと眉一筋動かさなかったが(四神の眷属は花嫁には一切反応しない)、さすがに夕玲は黙っていられなかったらしい。
『玄武様、玄武様が花嫁様を愛していらっしゃることは私共も重々承知しております。ですがこのように花嫁様から色香が漂ってるのはいただけません』
『……どうせよというのだ』
『日中は花嫁様を愛するのを少し慎んでいただきたいのです』
香子は真っ赤になって何も言えない。玄武と白虎に流されて散々愛撫されてしまった身としては口を挟むことなどできようはずもなかった。
『何故慎まねばならぬ』
『花嫁様の色香は以前に比べれば薄くなってきてはいますが、このように愛されたばかりでは濃くなってしまいます。花嫁様の色香が人に影響を及ぼすのは玄武様もご存知なはずです』
『……それは女子(おなご)であってもか』
『はい。もちろん私共が花嫁様に懸想することはないと断言したいところではございますが、着替えなどのお手伝いをする際に間違いがあってはいけません』
『……そなたの言い分はわかった。善処しよう』
『どうぞよろしくお願いいたします』
香子はいたたまれなかった。
玄武が名残惜しそうに香子を降ろして出て行ってから、香子はため息をついた。
『夕玲、ごめんなさい。あんなことを言わせてしまって……』
『花嫁様は四神には逆らえないでしょう。ですが、あまり効果はないようにも思えます』
『そうね……』
玄武は聞くだけ聞いたというだけだ。香子の色香が人に影響を及ぼすことは知っていても理解はできないのだろう。
(眷属には全くわからないみたいだから余計だよね)
だから眷属は純粋に四神の世話も花嫁の世話もできるのだ。この世界に来てから約十か月が経つというのに、まだ四神のことがよくわからないと香子は思った。
衣裳を着替えさせられて、やっと食堂へ移動する。
その日の夕飯も豪華で、香子はこれでもかと食べた。いくら食べても中華料理は飽きないと思いながら。
その日の夜はいつも通り玄武と朱雀と共に過ごし、また香子は沢山啼かされた。
『色気とか……そんなの私のせいじゃないのに……』
翌朝、香子はぶつぶつと文句を言っていた。そんな香子を玄武と朱雀は愛しくてならないものを見るような目で眺め、香子を真っ赤にさせた。
『そなたが愛しくてならぬのだ……』
(耳元でそのバリトンは反則ですー!)
『香子、諦めて我らに身を任せよ』
(朝からそのテナーも禁止ですー!)
『……わかってますけど……私のせいじゃないですよね。もう少し抑えてほしい、です……』
玄武と朱雀の目が泳いだ。本当に珍しいことだと香子は思う。香子は目を丸くした。
『あっ……』
その隙に、とでもいうように玄武が香子の胸に吸い付いてきた。朱雀も負けじと反対側の胸に吸い付く。
『だめっ、玄武様もっ、朱雀様もっ、だめ、ですぅっ!』
けれどニ神が聞いてくれるはずもなく、香子は朝から胸を揉まれながら乳首をたっぷり舐めしゃぶられてしまった。
その間空腹に襲われなかったのは、夕飯の量がいつもより増えているというのに、香子はそれらを普通に平らげてしまったせいだった。
(やっぱり一度に食べられる量が増えてる……)
ダイエットなどは必要ないが、食べる量をセーブする必要性を香子は感じた。そうでないと朝から愛撫されることになってしまう。そのままなし崩しに抱かれるようになってしまったらたいへんだ。
やっとおなかが鳴ったことで二神は香子を解放したが、そうでなければ朝からHも現実的になってしまうと香子は慌てた。
玄武の室の居間で、玄武の膝に乗せられて朝食をいただきながら香子は考える。
朝食の量が多いのは大歓迎だが、夕飯は元の量に戻してほしい。そうでないと香子が床から出られなくなってしまう。残せばいいのかもしれないが、香子の目は食べたいからそんなことはとてもできない。
困ったなぁと思いながら、厨師の作ってくれた海老春巻をもきゅもきゅと香子は頬張った。そんな香子を玄武と朱雀はやはり、愛しくてならないというように見つめながら、朝飯を食べていたのだった。
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