神様がチートをくれたんだが、いやこれは流石にチートすぎんだろ...

自称猫好き

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えっ、貴族になるの?!

29話:王都についたよ~

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とりあえず闇スキルの大まか設定などを変えたから
安心だ
しかし自分を狂わしているのがスキルだと分かって良かった...
「戻るか」
俺は転移で馬車の付近まで行った
そこにはエルミスさんがいた
「リョウタ様、食事は済まされましたか?」
「はい、もう馬車を出して頂いて大丈夫ですよ」
「分かりました、では」
そう言ってエルミスさんは馬車の扉を開ける
「有り難う御座います」
「いえいえ」
俺達は皆馬車の中に入り移動を始める
「あのエルミスさん、一ついいですか?」
「はい、何でしょうか?」
「その、様を付けるのをやめていただけないかと...
自分はあんまりそう言うのは慣れていないものでして」
「分かりました、それではリョウタさんと呼ばせて頂きます」
「お願いします」
俺は馬車の中で
パーティー用のズボンも作った
上の服に合わせて学生服の下っぽいのを作っただけだ
その後は特に何かある事も無く進んで行った
そこから途中一泊して王都が見えてきた
その時はもう既に日が暮れかけている
門を抜けていく時だが
「エルミスさん、入門する時に身分証明書を見せなくて宜しいのですか?」
「大丈夫だよ、私達は貴族門から入るからね」
「そうなんですか」
「はい」
俺がそんな事を聞いている間に門を抜けた
そこには日が暮れかけているのにも関わらず様々な人がお酒を飲んだり
買い物をしたりと凄く賑わっていた
「おお~...」
凄く美しい光景に俺は目を奪われる
「とても美しいでしょ?」
エルミスさんは言う
「皆初めて王都に来る人は同じ顔するもんですから分かりやすいんですよ」
「そうなんですか?」
「はい」
エルミスさんは微笑む
エルミスさんも美しいなとか思うがそんな事は非リアな自分には言えない
クッソ、イケメン恨むべし
下らない事を考えていると
「取り敢えず今日はもう日が暮れていますので、おすすめの宿をとっているので
そこで止まっておいて下さい
私共も同じ宿に泊まるので何かあれば聞いて下さい
明日の事ですが、朝起きてからは当分自由なので
観光をして楽しんで頂けたら
昼までに宿に戻っていて下さい
そこから王城に行き爵位をなどを賜りますので
作法などは王の間に行くまでに案内するメイドが教えると思いますので
どうぞ安心してください」
「分かりました、少し見て冒険者業でもしておきます」
「ええ、やはり冒険者様は直ぐモンスターなどを倒すのですね
皆さんは英雄でも同じなんですね」
「そうなんですか、まぁ確かに冒険者になると自然となりますね」
「成る程...」
そんな事を話していれば宿についたようだ
「本日は宿でご飯を食べますか?それとも市場とかで食べますか?」
「んじゃ、歩いて風景を見ながら何か適当に食べてきます」
「分かりました」
「取り敢えず宿のチェックインをして鍵を受け取りましょう」
「はい」
俺達は宿に入っていく
宿はかなりでかくて綺麗だ、貴族の方とかもとまりそうな宿だ
日本にもあるとても丁寧なホテルのようだ
チェックインを済まし鍵を受け取る
「では、俺は街を見てきます」
「はい、分かりました」
そう言って宿をでる
「しかしまぁこんなにも賑わっているんだな...
王都ってすげ~」
俺は市場を歩いていると
ある冒険者風の人が話かけてきた
「ちょっとそこのあんちゃん」
「?あ、俺ですか?」
「おうよ!、あんあちゃん見かけない顔だからな
あんちゃんもあれか、明日の祭りを聞いてきたのか?」
「祭り?なんてあるんですか?」
そんなの何にも聞いて無いんだけど...
「なんだ、あんちゃんしらねぇーのか?」
「はい、特に何も聞いていません」
「んじゃ、最近ドラゴンを倒した英雄様は知ってるか?」
「えっ?あ、ああハイ」
それってまるっきり俺の事じゃないのか?
「なら話は早いよ
何でもその英雄様がさっきこの王都に着いたって風の噂でよ
と言う事はだ、明日貴族様達の英雄を祝うパーティーがある事よ
そう言うことなら察しているかもしれんが
明日英雄を祝う俺達平民の盛大な祭りがあるって事よ!」
「そんなのがあるんですか?」
「何だそんなのも変わらないのか、王様が公式に認めた祭りじゃねぇけど
みんなで祝おうぜってなって勝手に祭りをするんだよ
って言っても多分明日位には申請が通って明日が、祭りの日に認定されると思うけどよ」
「へぇ~、何か色々あるんだね」
「おうよ!、あんちゃんもいい酒場見つけておけよ!」
「いやいや、俺まだ酒飲めないんで」
「でも成人は15だぞ?」
「そうなんですか、俺がいた国では成人は20からだったんで」
「あ~、成る程な」
「はい」
「んじゃ俺が美味い穴場を教えてやろうか!?」
「いや、大丈夫ですよ」
「そうか、おっ!そう言えば忘れてた
わりぃ!用事があるんでな、んじゃ楽しめよ!」
「はい!」
「行っちゃった」
親切だけど若干怖いおっちゃんが走っていった
嵐のような人だ
怖いけど親近感が沸く人だ
人は見かけによらないんだな~とか思う
てか、王都ではこんな事になっていたのか
全く知らなかった
でも聞いていたら結構急きょやる感じだったしな、俺が馬車で移動している間に決まったのかな?
てか俺もう15だからお酒飲めるのか...
今年で16になるしな...
そう言えば今まで気にしていなかったけどここは四季あんのかな?
マップ見た感じだと地球でいえば地中海性気候なのかな?
でも、でも北半球南半球にも領土があるっぽいから
砂漠何かもあるのかな?でとなりの魔国が位置的に言えば中国とかで
帝国がロシアか、といってもロシアの東部だけって感じ?
で西部は勇者召喚した皇国か
あんまり詳しい事はしらないが、まぁ地球に似てるけど領土の大きさとか
いろいろ違う所の方が多いからな
魔国を超えたところに凄く日本に似ている所があるけど
テンプレだな
まぁ、体感温度で言ったら今は夏になりかけみたいな感じだな
少し肌寒いという位だ
と思いながら通りを歩いていると
美味しそうなお店を見つけたのでそこで食べる事にしよう
店に入ると
若干日本料理店みたいだった
「いらっしゃいませ、この店ははるか遠くの東の国から来た料理で御座います
珍しいものが多いですがメニューを決めたら及び下さい」
俺は席に着きメニューを見るが
?、和洋料理だ
だが米を食べられるのは嬉しい
メニューには侍球と書いてあるが多分米だろう
説明部分には細い粒上の作物って書いてあるし色は若干玄米に近い感じかな?
とりま、侍球と味噌しるなのかこれは?
東茶スープ
...東の茶色のスープ、味噌汁?
まぁいい、それを頼もう
「すみません」
「はい」
店員さんが来る
「この侍球と東茶スープと何かおすすめを一つ下さい」
「分かりました」
少ししてお茶が出てきた、おお~
「変わったティーですが、向こうでは麦茶と呼ばれているそうです」
「あと、注文の品が届きましたら、そちらのお箸を使って召し上がってください
食べにくいので一応そちらにフォークとスプーンを置いていますので」
「分かりました」
数分してメニューが届く
出てきたのは、おにぎり・味噌汁最後にたこ焼きだった
・・・いや存在感
「こちら、東の国の主食のお米と呼ばれるもので
こちらは味噌という少ししょっぱい調味料を使ったスープで御座います
こっちは海肉焼きと言われ、中に魚の肉が入っています
では」
「有り難う御座います」
「いえいえ、ではごゆっくり」
たこ焼きではないのか...
まぁそりゃそうか、でもこれは地球のは無かったから少し楽しみだ
取り敢えず
「頂きます」
俺は米を食べる
「ああ~米だ~」
凄く美味い、もちろん品種改良された日本の米には劣るがこれはこれで美味い
味噌汁も普通に美味いが味的に信州らへんの味だろうか?
美味しい
そして海肉焼きは何か美味しいんだけど、魚の身がほぐれてて
食感が悲しい...
まぁこれはこれで美味しいが
「ご馳走さま」
おれはお金を払い満足した表情で店を出る
しかし少し高かったなぁ~
まぁ仕方がないか、輸送費がかかっていたり
魔国を超えた所ならもう輸入もできなさそうだしな...
俺は街並みを見ながら宿に戻った
自分の部屋を案内され
浄化の魔法をかけて眠った

明日は色々大変だろうな...



=============================================

皆さんこんにちわ!作者です!
音楽聞きながらやろうと思ったらうるさくて逆に集中できない
馬鹿な作者ですが、この作品は最初の方だいぶんボケーとしていたので
誤字脱字がかなりあると思います
この作品は一日一日を書いていて凄く長いなと思いました
まだ異世界に降り立って七日目
数日間で色々あり過ぎだろ!って自分でも思いましたし違和感がやばいのですが
だって異世界いって八日もしたら貴族...
早すぎ!って思いましたけどチートなリョウタくんの
心の器はもともと神なので
やる事なす事がチートでヤバイんだ!と自己暗示しております
早くまったりシリーズをいれたいですね...
余りにもおかしい...
まぁリョウタ君ならやりかねないと妥協
てか書いているの自分だし...
でもネタは尽きないのよ...
まぁいずれ尽きると思いますが、こんなペースでぶっこんでいれば
とまぁそれは置いといて、
これからも応援やアドバイスお願いします!
それでは次回もお楽しみに!
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