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異世界編 1章
第6話 仲間
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皆がギルドへと行っている合間、為次は一人、車内で何もしていなかった。
さっきまでスマホを弄っていたのだが、ネットに繋がらないので特に面白くないので直ぐやめた。
「うん、暇だ」
「……」
「…………」
「ああ、そう言えば」
為次は思い出した。
名古屋まで機密情報を持っていく任務の途中だったことを。
隊員Aである、おっさんの説明では確か新型爆弾の情報だとかなんとかだったはずだ。
そのことを思い出すと、急に情報の中身が気になってきた。
「確か、車長席の小物入れみたいなとこに入れてたよなぁ。マサの奴」
そう言いながら、ゴソゴソと車長席に移動すると物色し始める。
幸い、皆はどっか行ってるしバレなきゃいいだろと為次は思った。
少し探すと機密情報の入ったチップは直ぐに見つかった。
それを、自分のタブレットに挿し込むと中身を見てみた。
チップの中には幾つかのフォルダがあり、更にその中にはかなりの情報量の文章や画像が入っている。
「多いな…… とりあえずコピーしとくかぁ」
チップの中身を自分のタブレットにコピーすると、そっとチップを戻しておいた。
運転席に戻るり、とりあえず情報を見てみる。
どうやら、プロテクト等はかかっていないようだ。
諜報員は敵研究施設の端末からプロテクトを解除して、コピーしたら直ぐさま脱出したのだろうか。
その点は助かったな、と為次は思った。
しかし、もっと大変な問題がある。
「英語かぁ……」
自称英検4級、実際にはソロバン4級しか無い為次にはまったく読めない。
しかも、ご自慢のソロバンも子供の頃に習っただけで、今では足し算しかできない。
仕方ないので、翻訳ソフトを使ってみる。
「まあ、分かってはいたけど……」
片言の日本語に専門用語は英語のまま、所々はトンチンカンな翻訳をしている。
「ぐぬぬぬ。まあ、読めそうな所だけ読んでみるか」
しばらく為次は難解な日本語モドキと格闘するハメになった。
……………
………
…
どのくらいの時間が経ったのだろうか?、なんとなくだが内容は理解できた。
どうやら、新型爆弾の作り方とその原理や性質などが詳しく書いてあるらしい。
「超次元振動弾かぁ、空間を曲げたり裂いたりとか信じれんな」
爆弾の名前は超次元振動弾らしく、ダサイ名前だなと為次は思う。
それに爆弾ではなくアレはミサイルだったろ、などとどうでもいいことを考えるのだ。
「コレが元凶だとしたら、コレを作らんと帰れんのか? 空間操作に魔法の世界とかもうね、現実も異世界もどうにかしてるよ」
溜め息しか出ない。
「はぁ……」
そんな時であった、誰かが運転手ハッチを外から叩く音が聞こえる。
ゴン ゴン ゴン
ペリスコープを覗いてみると、目の前に正秀の顔がある。
どうやら戻って来たらしい。
為次はハッチを開けると頭を出した。
「戻った?」
外はすでに日の沈みかけた夕方になっている。
どうやら読み難い日本語を読んでいるうちに、だいぶ時間が過ぎたようだ。
「戻ったぜ」
「あ、はい」
為次は辺りを見回すと正秀しか見あたらない。
「他のみんなは?」
「帰った…… と言うか、飲みに行ったみたいだぜ」
「そう」
「お前も行きたかったか? 為次」
「いや、行きたいって訳じゃないけど、酒は欲しかったかも」
「ははっ、そう言うと思ったぜ」
そう言いながら正秀は、運転席から死角になっている所で隠し持っていた紙袋を見せつけるのだ。
「何だと思う?」
「おお! まさか!」
「そのまさかだ」
と、正秀は紙袋からビンを一本取り出し為次に渡す。
受け取ったビンに貼られていたラベルを見ると、そこにはビールと書かれていた。
「おおう! ビールじゃないか! やったぞい」
正確にはビールとは書かれていない。
謎の文字が羅列しているだけである。
だが、為次にはそれがビールと読めた。
為次はこんな時に限って、どうでもいいことが気になってしう。
俺にはこの謎の文字が読める、多分あの魔法のせいだろう。
だけど、何で英語は読めないんだ? と。
ふと、中身の入ったビールビンを見つめながら、そんなことを考えてしまった。
そんな為次の動きを、正秀は見逃してはいなかった。
「どうかしたか? 久しぶりの酒で嬉しさのあまり固まったか? ははっ」
「え? ……あ、ああ、そうだね最高だよマサ……」
「おい、飲酒運転はダメだぞ」
「はーい」
「それから、これが地図な」
正秀はそう言いながら為次に地図を渡す。
そしてレオパルト2に搭乗すると車長席に着いた。
為次は渡された地図を見ると、現在地から赤い印の付いた場所への道のりが描いてあるのが分かった。
「何? この地図」
「宿泊地だぜ、ターナの別荘だそうだ。好きに使っていいってよ」
「へぇー、それはまた……」
「肉も買ってあるからな、今夜は豪華なディナーだぜ」
「やったね、マサ」
「んで、その金だが、全部で報酬が980万ゴールド。半分以上の500万ゴールド貰ってきた」
「500万ゴールドってどんなもん?」
「ま、物価を見た感じだと1ゴールド1円くらいだろうな。そんなもんだ」
「すげ、500万円か」
「別荘に着いたら分けようぜ」
「うん。しかし、気前いい連中だね」
「ターナが偉い様らしいからな、金はあるんだろ。その代わり、魔獣討伐の陣頭指揮はスレイブってことになったから」
「ふーん、そう」
「あんまり興味なさそうだが一応説明しとくと、様々な功績を上げればお偉いさんになれるんだそうな。そんで、スレイブは身分の高いターナと結婚したいらしいとさ」
「へー」
「ホントに興味なさそうだな、まあいいか。後は…… そうそう、ギルドに登録してもらっといたぜ。これでギルドの仕事をこなして報酬が貰えるって寸法だ。仕事の依頼書も何枚か貰ってきたぜ」
「分かったよ、お疲れさまマサ。じゃあこの地図に描いてあるとこに向かうよ」
為次はレオパルト2のエンジンを始動させ、地図の示す別荘へ向かおうとした。
「…………」
正秀は暫しの沈黙の後に言う。
「ちょっと待てよ」
「ん? 何?」
「俺は全部話したぜ、そっちは何も無かったのか?」
「戦車の中に居ただけだからなぁ、特には……」
「…………」
正秀は為次が何か言うのを待っていた。
「ここの小物入れだが、蓋の後ろの方にテープ貼っておいたんだけど、剥がれてるぜ」
だけど、何も言わないので自分から聞いた。
「そ、そう…… ちゃんと留めとかないと剥がれちゃうよね……」
「ビールのラベルの文字は読めただろ? 為次の読みたい文字はどうだ?」
「な、何のこと?」
「なぁ、俺達、仲間だよな? 為次」
「仲間…… そう、仲間…… かもね」
「この数か月、生死を共に戦場を……」
「マサ!!」
突如、為次は正秀の話をさえぎった。
そして話始める。
「俺には家族は居ない、もうみんな死んだ。恋人も友達も居ない。別にそれを不幸だなんて思ってないし、それでもいいかなと思ってる。でも、マサは違うよね? 結婚したい彼女も居るし、両親も名古屋に居るし、自衛隊でも将来有望なエリートだ」
「…………」
「仮に…… もし、仮に、機密情報を盗み見ることなんてしたら軍法会議ものだよ。確実に処分されるよ」
「「…………」」
二人の間に沈黙が流れる……
「俺は、お前のそういうとこが嫌いだ」
その沈黙を破ったのは正秀だった。
「嫌われるのは慣れてるから」
自分でもいやらしいと思える返答に、為次はしまったと思う。
「あ…… いや、そんなことが言いたい分けじゃなくて…… 上手く言えないけど、ごめん…… ね」
為次の言い訳を聞いた正秀は何も言わない。
「「…………」」
再び二人の間に沈黙が流れる……
為次が意地になると絶対に譲らないのを知っていた。
チップの中身が気になる分けではない。
知りたければ勝手に自分で見ればいいだけの話なのだ。
それよりも、先程言いかけた生死を共にする仲間と、わだかまりを作るのが好ましくない。
特に常時車内で生活を共にする戦車兵ならば尚更だ。
だから正秀は別の話題で話しかける。
「なぁ、俺達、日本に帰れそうか?」
「今のとこ、ちょっと難しいかも」
「そうか……」
「でも、彼女のとこにマサを連れて行くって約束したからね。何とかしてみるよ」
「ああ、分かった。頼むぜ運転手さん」
「うん」
気が付くと辺りは暗くなっていた。
夜空を見上げると、そこには眩いばかりの星空が群がっている。
尋常じゃない数の星々だ。
その星の海には月とリングが浮いている。
為次の席からは楔型装甲が邪魔で見えない。
「お、おい。なんだあのリング?」
「え? 何かあるの?」
「ちょっと待ってな。回してやるぜ」
そう言うと正秀は砲塔を90度旋回させた。
邪魔な装甲がどいたので夜空を見上げる為次。
確かにそこには謎のリングが浮いていた。
「リング…… だね」
「おう」
「なんだろ?」
「さあな」
「「…………」」
今度は違う意味で二人は黙った。
不思議な夜空に声が出なかったのだ。
そして……
為次はライトを点けると、地図の示す別荘へとレオパルト2走らせ始めた……
さっきまでスマホを弄っていたのだが、ネットに繋がらないので特に面白くないので直ぐやめた。
「うん、暇だ」
「……」
「…………」
「ああ、そう言えば」
為次は思い出した。
名古屋まで機密情報を持っていく任務の途中だったことを。
隊員Aである、おっさんの説明では確か新型爆弾の情報だとかなんとかだったはずだ。
そのことを思い出すと、急に情報の中身が気になってきた。
「確か、車長席の小物入れみたいなとこに入れてたよなぁ。マサの奴」
そう言いながら、ゴソゴソと車長席に移動すると物色し始める。
幸い、皆はどっか行ってるしバレなきゃいいだろと為次は思った。
少し探すと機密情報の入ったチップは直ぐに見つかった。
それを、自分のタブレットに挿し込むと中身を見てみた。
チップの中には幾つかのフォルダがあり、更にその中にはかなりの情報量の文章や画像が入っている。
「多いな…… とりあえずコピーしとくかぁ」
チップの中身を自分のタブレットにコピーすると、そっとチップを戻しておいた。
運転席に戻るり、とりあえず情報を見てみる。
どうやら、プロテクト等はかかっていないようだ。
諜報員は敵研究施設の端末からプロテクトを解除して、コピーしたら直ぐさま脱出したのだろうか。
その点は助かったな、と為次は思った。
しかし、もっと大変な問題がある。
「英語かぁ……」
自称英検4級、実際にはソロバン4級しか無い為次にはまったく読めない。
しかも、ご自慢のソロバンも子供の頃に習っただけで、今では足し算しかできない。
仕方ないので、翻訳ソフトを使ってみる。
「まあ、分かってはいたけど……」
片言の日本語に専門用語は英語のまま、所々はトンチンカンな翻訳をしている。
「ぐぬぬぬ。まあ、読めそうな所だけ読んでみるか」
しばらく為次は難解な日本語モドキと格闘するハメになった。
……………
………
…
どのくらいの時間が経ったのだろうか?、なんとなくだが内容は理解できた。
どうやら、新型爆弾の作り方とその原理や性質などが詳しく書いてあるらしい。
「超次元振動弾かぁ、空間を曲げたり裂いたりとか信じれんな」
爆弾の名前は超次元振動弾らしく、ダサイ名前だなと為次は思う。
それに爆弾ではなくアレはミサイルだったろ、などとどうでもいいことを考えるのだ。
「コレが元凶だとしたら、コレを作らんと帰れんのか? 空間操作に魔法の世界とかもうね、現実も異世界もどうにかしてるよ」
溜め息しか出ない。
「はぁ……」
そんな時であった、誰かが運転手ハッチを外から叩く音が聞こえる。
ゴン ゴン ゴン
ペリスコープを覗いてみると、目の前に正秀の顔がある。
どうやら戻って来たらしい。
為次はハッチを開けると頭を出した。
「戻った?」
外はすでに日の沈みかけた夕方になっている。
どうやら読み難い日本語を読んでいるうちに、だいぶ時間が過ぎたようだ。
「戻ったぜ」
「あ、はい」
為次は辺りを見回すと正秀しか見あたらない。
「他のみんなは?」
「帰った…… と言うか、飲みに行ったみたいだぜ」
「そう」
「お前も行きたかったか? 為次」
「いや、行きたいって訳じゃないけど、酒は欲しかったかも」
「ははっ、そう言うと思ったぜ」
そう言いながら正秀は、運転席から死角になっている所で隠し持っていた紙袋を見せつけるのだ。
「何だと思う?」
「おお! まさか!」
「そのまさかだ」
と、正秀は紙袋からビンを一本取り出し為次に渡す。
受け取ったビンに貼られていたラベルを見ると、そこにはビールと書かれていた。
「おおう! ビールじゃないか! やったぞい」
正確にはビールとは書かれていない。
謎の文字が羅列しているだけである。
だが、為次にはそれがビールと読めた。
為次はこんな時に限って、どうでもいいことが気になってしう。
俺にはこの謎の文字が読める、多分あの魔法のせいだろう。
だけど、何で英語は読めないんだ? と。
ふと、中身の入ったビールビンを見つめながら、そんなことを考えてしまった。
そんな為次の動きを、正秀は見逃してはいなかった。
「どうかしたか? 久しぶりの酒で嬉しさのあまり固まったか? ははっ」
「え? ……あ、ああ、そうだね最高だよマサ……」
「おい、飲酒運転はダメだぞ」
「はーい」
「それから、これが地図な」
正秀はそう言いながら為次に地図を渡す。
そしてレオパルト2に搭乗すると車長席に着いた。
為次は渡された地図を見ると、現在地から赤い印の付いた場所への道のりが描いてあるのが分かった。
「何? この地図」
「宿泊地だぜ、ターナの別荘だそうだ。好きに使っていいってよ」
「へぇー、それはまた……」
「肉も買ってあるからな、今夜は豪華なディナーだぜ」
「やったね、マサ」
「んで、その金だが、全部で報酬が980万ゴールド。半分以上の500万ゴールド貰ってきた」
「500万ゴールドってどんなもん?」
「ま、物価を見た感じだと1ゴールド1円くらいだろうな。そんなもんだ」
「すげ、500万円か」
「別荘に着いたら分けようぜ」
「うん。しかし、気前いい連中だね」
「ターナが偉い様らしいからな、金はあるんだろ。その代わり、魔獣討伐の陣頭指揮はスレイブってことになったから」
「ふーん、そう」
「あんまり興味なさそうだが一応説明しとくと、様々な功績を上げればお偉いさんになれるんだそうな。そんで、スレイブは身分の高いターナと結婚したいらしいとさ」
「へー」
「ホントに興味なさそうだな、まあいいか。後は…… そうそう、ギルドに登録してもらっといたぜ。これでギルドの仕事をこなして報酬が貰えるって寸法だ。仕事の依頼書も何枚か貰ってきたぜ」
「分かったよ、お疲れさまマサ。じゃあこの地図に描いてあるとこに向かうよ」
為次はレオパルト2のエンジンを始動させ、地図の示す別荘へ向かおうとした。
「…………」
正秀は暫しの沈黙の後に言う。
「ちょっと待てよ」
「ん? 何?」
「俺は全部話したぜ、そっちは何も無かったのか?」
「戦車の中に居ただけだからなぁ、特には……」
「…………」
正秀は為次が何か言うのを待っていた。
「ここの小物入れだが、蓋の後ろの方にテープ貼っておいたんだけど、剥がれてるぜ」
だけど、何も言わないので自分から聞いた。
「そ、そう…… ちゃんと留めとかないと剥がれちゃうよね……」
「ビールのラベルの文字は読めただろ? 為次の読みたい文字はどうだ?」
「な、何のこと?」
「なぁ、俺達、仲間だよな? 為次」
「仲間…… そう、仲間…… かもね」
「この数か月、生死を共に戦場を……」
「マサ!!」
突如、為次は正秀の話をさえぎった。
そして話始める。
「俺には家族は居ない、もうみんな死んだ。恋人も友達も居ない。別にそれを不幸だなんて思ってないし、それでもいいかなと思ってる。でも、マサは違うよね? 結婚したい彼女も居るし、両親も名古屋に居るし、自衛隊でも将来有望なエリートだ」
「…………」
「仮に…… もし、仮に、機密情報を盗み見ることなんてしたら軍法会議ものだよ。確実に処分されるよ」
「「…………」」
二人の間に沈黙が流れる……
「俺は、お前のそういうとこが嫌いだ」
その沈黙を破ったのは正秀だった。
「嫌われるのは慣れてるから」
自分でもいやらしいと思える返答に、為次はしまったと思う。
「あ…… いや、そんなことが言いたい分けじゃなくて…… 上手く言えないけど、ごめん…… ね」
為次の言い訳を聞いた正秀は何も言わない。
「「…………」」
再び二人の間に沈黙が流れる……
為次が意地になると絶対に譲らないのを知っていた。
チップの中身が気になる分けではない。
知りたければ勝手に自分で見ればいいだけの話なのだ。
それよりも、先程言いかけた生死を共にする仲間と、わだかまりを作るのが好ましくない。
特に常時車内で生活を共にする戦車兵ならば尚更だ。
だから正秀は別の話題で話しかける。
「なぁ、俺達、日本に帰れそうか?」
「今のとこ、ちょっと難しいかも」
「そうか……」
「でも、彼女のとこにマサを連れて行くって約束したからね。何とかしてみるよ」
「ああ、分かった。頼むぜ運転手さん」
「うん」
気が付くと辺りは暗くなっていた。
夜空を見上げると、そこには眩いばかりの星空が群がっている。
尋常じゃない数の星々だ。
その星の海には月とリングが浮いている。
為次の席からは楔型装甲が邪魔で見えない。
「お、おい。なんだあのリング?」
「え? 何かあるの?」
「ちょっと待ってな。回してやるぜ」
そう言うと正秀は砲塔を90度旋回させた。
邪魔な装甲がどいたので夜空を見上げる為次。
確かにそこには謎のリングが浮いていた。
「リング…… だね」
「おう」
「なんだろ?」
「さあな」
「「…………」」
今度は違う意味で二人は黙った。
不思議な夜空に声が出なかったのだ。
そして……
為次はライトを点けると、地図の示す別荘へとレオパルト2走らせ始めた……
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