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日本の財政に思う
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日本には一年間の総生産額の二倍の
借金がある!これは利息の支払いでどんどん膨らみ、最後にはどこからも借金をできなくなってしまうのではないか。
そうなれば、国家が破綻してしまう!
小学生、中学生でもわかるような言葉で
言うとこんなふうに巷で言われる日本の財政状況は表せるだろう。
しかしながら、これは簡単である反面、
誤解を生みやすい文面であることも理解しなければならない。
すなわち、簡単であればあるほど読む人に考える余地を与えない、これはこの世界どんなことでもそうなのである。
(だから、私の文章なんかは考えることだらけであろう笑)
では、もう少し細かく、考える余地を与える難しい文面にしてみよう。
日本には国内総生産(GDP)比208%の
(額面にして932兆円)国債残高がある。そして、現状国家の財源としては3割をこの国債に頼っており、この依存した現状ではいずれ国家の破綻を招くのではないか。
なるほど、こういうふうに言える。
先程の文面では「借金」だったところが
急に「国債」になっている。
そもそも、「国債=国の借金」とさんざん教えられ、国の借金はみんなの借金と
言われてきたが借金とはそもそもなんであろう。
国債というものを知るためにまずは
借金について知らなければならない。
借金。
「借りた金」というその名の通り、
他人から当人が借りた金のことを指す。
サラ金から借りているにせよ、銀行から借りているにせよ、この借金には額面返済の義務と利払いの義務が備わる。
これぐらいのことは小学校低学年でもわかる。
では、銀行やそれ以外の他人はどうして
金を貸すのだろう、いや金を貸せるのだろうか。
ここで少し身近な例を出してみよう、
例えば、とても裕福なロスチャイルドさんと、とても貧乏なポルポトさんがいたとしよう。
ロスチャイルドさんもポルポトさんも
新しい事業のために大きなお金を求めて、杉本銀行に借金(融資)をお願いしている。
さて、銀行の杉本頭取はどちらに
お金を貸すだろう。
ここは、感覚的にそりゃロスチャイルドさんに貸すだろうに決まっていると
簡単に君たちはわかる。
しかし、ここで重要なのはその感覚は
なにを根拠にしているのか、ということである。
ロスチャイルドとポルポトのさきほどの条件での唯一の違いは、富裕か貧乏か、ということに限られている。
富裕な人というのはしっかりと収入があり、借金の返済の余地があって「信用できる」と断定できる。
だが、逆に貧乏な人はなかなか返済の余地がなさそうであり「信用できない」と
銀行の目には映ってしまう。
この通り、君たちの「信用」というものが融資を受けられるかどうかに反映されるのである。
だから、富裕な人には低利率で、
なんのためらいもなく銀行は金を貸すが
貧乏なポルポトのような人には
高利率でしか貸さないように貸し渋る。
もう一度、おさらいしておくが、
借金をするには「信用」が必要である。
ここでは借金の重要な性質として
この「信用」を頭に入れて欲しい。
では、国債の話に戻ろう。
先ほど、「国債=国の借金=国民の借金」という構図が日本人の多くに植え付けられていることに少し触れた。
まずは、この構図について精査していく。
国債を発行するのはどこですか?
政府に決まっている。
中学3年生なら答えれなきゃならない
質問である。
では、こう聞いてみよう、
買うのは誰ですか?
こう聞かれるとなんともすぱっと
答えれないのではないか。
今から衝撃的な事実をお話しよう。
日本国債の最大の購入者は、、、
なんと日本銀行なのである。
しかも、その保有率はほぼ半分。
だがしかし、諸君には
日本銀行と言ってもピンとこないか、笑
では、また例え話をするけれども、
ある家族があるとして、
お母さんから子供が200円借りたとしよう。
お母さんは-200円、子供は+200円、
返すときはこの符号が反転するだけである。
(利息分を入れても同じである。)
このとき、家計(家全体の収支)の変動はどれくらいだろう。
そりゃ簡単な話でこの家の家系の変動は
0円である。
つまり、家計という大きなくくりの
中で行われるお金の移動は、
収支に影響を及ぼさない、ということである。
では、政府という家の中に
日銀があるとしたら、、、。
なんとびっくり日銀は財務省管轄の銀行である。
つまり、政府が自分で発行したものを
自分で買っている、という状況が
起きていると言って差し支えない。
だから、さっきの家計内の理論を
使うと、家計内のお金の移動は
0円とみなすことができるんだから、
国債の半分にあたる日銀保有の国債は、
0円、つまり「ないもの」とみなせる。
おー、これで国債の400兆円くらいが
吹き飛びました。
あー、頭が混乱してきた。
そんな人も多いだろう、笑
整理すると、国債の半分を政府は
自分で持っていて、それは家庭内収支の
理論によって「ないもの」とみなせますよ、という話なのである。
これで半分が消えた。
では残りの半分を消していこう。
さて、やっと「信用」の話が出てくる。
おさらいしておこうか、
借金できるかできないか、は
「信用」にかかってきますよ、
という話。
この「信用」は何に左右されるんだったか?
それは返済能力に左右されていた。
返せるか、返せないか、その期待値を
「信用」として借金のしやすさと
利率を変動させていた。
結論から言うと、
日本政府の
借金返済能力は"無限"である。
無限⁉️
無限⁉️
眉をひそめて、ムムッとした顔を
諸君がしているのが容易に想像できる笑
返済能力無限なんだからそりゃ
「信用」100%で借り放題。
簡単に言えば、こういう話なのである。
返済能力無限?
まだひっかかってるよなそりゃ。
諸君、ここでもまた中学公民の知識を
思い出してほしい。
通貨発行権はどこにあるか。
それは日銀にあるはずである。
日銀は先ほど言ったとおり政府の家族。
つまり、政府は自身で発行した国債を
日銀に通貨発行させることで、
日銀に国債を無限に引き入れさせる
ことができるのである。
もっと簡単に言おうか、
政府は自分で作った国債を
返済するお金を作れるのである。
つまり、返済に困ったら、お金を刷れば
なんとでもなりますよ、という話。
(【注意】ただし、日銀が刷れるのはあくまで、「日本円」であって、
外国のお金で借りる「ドル建日本国債」等の返済にはまったく効果がないということ。
しかし、日本は円で借りたものが99%近いので、これは現状では破綻につながらない。
だが、外貨建ての国債が増えることは
ギリシャ金融危機などに見るように、
国家破綻の原因となることがしばしば
なので、これは注視しなければならない。)
「お金を刷って返せるなら、
全部刷って返しゃあええやん、」
こう思っただろう諸君。
これが危険ということに気づけないと
まだまだ甘ちゃんなのである。
一度に日銀が400兆円もお金を刷ってみなさい。
一気に円が国内に溢れて、円の価値は
急落。
市場は大混乱になり、リーマンショックやころなショックどころではない、
金融危機がおこる。
円の価値は地の奈落に落ち、
円で発行された国債の「信用」も
同時に奈落の底に落ちて、誰からも
借りれなくなる。
(想像するべきは鎌倉時代の徳政令。これを思い出すと、容易にその無惨さがわかる。)
だから、日銀はそんなことはしない。
ただ、投資家が求めているのは、
最悪の場合でも、円をたくさん刷れば
返済はしてくれるだろう、という
「信用」のみなのである。
(そこに実践は必要ない、というのが
味噌なのであるが。)
さて、まとめようか。
1.国債の最大の保有者は
「日銀=政府」であり、実質半分無し になる。
2.本気を出せば、絶対返せるという
「絶対の信用」のために無限に借りる ことができる。
では、なぜ財務省や日本の教育界は
我々に「国債=国民の借金」などという
わけのわからんトリビアを植え付けたの
かと言うと、
これにも「信用」が絡んでくるのだが、
これはまたいずれ。笑
借金がある!これは利息の支払いでどんどん膨らみ、最後にはどこからも借金をできなくなってしまうのではないか。
そうなれば、国家が破綻してしまう!
小学生、中学生でもわかるような言葉で
言うとこんなふうに巷で言われる日本の財政状況は表せるだろう。
しかしながら、これは簡単である反面、
誤解を生みやすい文面であることも理解しなければならない。
すなわち、簡単であればあるほど読む人に考える余地を与えない、これはこの世界どんなことでもそうなのである。
(だから、私の文章なんかは考えることだらけであろう笑)
では、もう少し細かく、考える余地を与える難しい文面にしてみよう。
日本には国内総生産(GDP)比208%の
(額面にして932兆円)国債残高がある。そして、現状国家の財源としては3割をこの国債に頼っており、この依存した現状ではいずれ国家の破綻を招くのではないか。
なるほど、こういうふうに言える。
先程の文面では「借金」だったところが
急に「国債」になっている。
そもそも、「国債=国の借金」とさんざん教えられ、国の借金はみんなの借金と
言われてきたが借金とはそもそもなんであろう。
国債というものを知るためにまずは
借金について知らなければならない。
借金。
「借りた金」というその名の通り、
他人から当人が借りた金のことを指す。
サラ金から借りているにせよ、銀行から借りているにせよ、この借金には額面返済の義務と利払いの義務が備わる。
これぐらいのことは小学校低学年でもわかる。
では、銀行やそれ以外の他人はどうして
金を貸すのだろう、いや金を貸せるのだろうか。
ここで少し身近な例を出してみよう、
例えば、とても裕福なロスチャイルドさんと、とても貧乏なポルポトさんがいたとしよう。
ロスチャイルドさんもポルポトさんも
新しい事業のために大きなお金を求めて、杉本銀行に借金(融資)をお願いしている。
さて、銀行の杉本頭取はどちらに
お金を貸すだろう。
ここは、感覚的にそりゃロスチャイルドさんに貸すだろうに決まっていると
簡単に君たちはわかる。
しかし、ここで重要なのはその感覚は
なにを根拠にしているのか、ということである。
ロスチャイルドとポルポトのさきほどの条件での唯一の違いは、富裕か貧乏か、ということに限られている。
富裕な人というのはしっかりと収入があり、借金の返済の余地があって「信用できる」と断定できる。
だが、逆に貧乏な人はなかなか返済の余地がなさそうであり「信用できない」と
銀行の目には映ってしまう。
この通り、君たちの「信用」というものが融資を受けられるかどうかに反映されるのである。
だから、富裕な人には低利率で、
なんのためらいもなく銀行は金を貸すが
貧乏なポルポトのような人には
高利率でしか貸さないように貸し渋る。
もう一度、おさらいしておくが、
借金をするには「信用」が必要である。
ここでは借金の重要な性質として
この「信用」を頭に入れて欲しい。
では、国債の話に戻ろう。
先ほど、「国債=国の借金=国民の借金」という構図が日本人の多くに植え付けられていることに少し触れた。
まずは、この構図について精査していく。
国債を発行するのはどこですか?
政府に決まっている。
中学3年生なら答えれなきゃならない
質問である。
では、こう聞いてみよう、
買うのは誰ですか?
こう聞かれるとなんともすぱっと
答えれないのではないか。
今から衝撃的な事実をお話しよう。
日本国債の最大の購入者は、、、
なんと日本銀行なのである。
しかも、その保有率はほぼ半分。
だがしかし、諸君には
日本銀行と言ってもピンとこないか、笑
では、また例え話をするけれども、
ある家族があるとして、
お母さんから子供が200円借りたとしよう。
お母さんは-200円、子供は+200円、
返すときはこの符号が反転するだけである。
(利息分を入れても同じである。)
このとき、家計(家全体の収支)の変動はどれくらいだろう。
そりゃ簡単な話でこの家の家系の変動は
0円である。
つまり、家計という大きなくくりの
中で行われるお金の移動は、
収支に影響を及ぼさない、ということである。
では、政府という家の中に
日銀があるとしたら、、、。
なんとびっくり日銀は財務省管轄の銀行である。
つまり、政府が自分で発行したものを
自分で買っている、という状況が
起きていると言って差し支えない。
だから、さっきの家計内の理論を
使うと、家計内のお金の移動は
0円とみなすことができるんだから、
国債の半分にあたる日銀保有の国債は、
0円、つまり「ないもの」とみなせる。
おー、これで国債の400兆円くらいが
吹き飛びました。
あー、頭が混乱してきた。
そんな人も多いだろう、笑
整理すると、国債の半分を政府は
自分で持っていて、それは家庭内収支の
理論によって「ないもの」とみなせますよ、という話なのである。
これで半分が消えた。
では残りの半分を消していこう。
さて、やっと「信用」の話が出てくる。
おさらいしておこうか、
借金できるかできないか、は
「信用」にかかってきますよ、
という話。
この「信用」は何に左右されるんだったか?
それは返済能力に左右されていた。
返せるか、返せないか、その期待値を
「信用」として借金のしやすさと
利率を変動させていた。
結論から言うと、
日本政府の
借金返済能力は"無限"である。
無限⁉️
無限⁉️
眉をひそめて、ムムッとした顔を
諸君がしているのが容易に想像できる笑
返済能力無限なんだからそりゃ
「信用」100%で借り放題。
簡単に言えば、こういう話なのである。
返済能力無限?
まだひっかかってるよなそりゃ。
諸君、ここでもまた中学公民の知識を
思い出してほしい。
通貨発行権はどこにあるか。
それは日銀にあるはずである。
日銀は先ほど言ったとおり政府の家族。
つまり、政府は自身で発行した国債を
日銀に通貨発行させることで、
日銀に国債を無限に引き入れさせる
ことができるのである。
もっと簡単に言おうか、
政府は自分で作った国債を
返済するお金を作れるのである。
つまり、返済に困ったら、お金を刷れば
なんとでもなりますよ、という話。
(【注意】ただし、日銀が刷れるのはあくまで、「日本円」であって、
外国のお金で借りる「ドル建日本国債」等の返済にはまったく効果がないということ。
しかし、日本は円で借りたものが99%近いので、これは現状では破綻につながらない。
だが、外貨建ての国債が増えることは
ギリシャ金融危機などに見るように、
国家破綻の原因となることがしばしば
なので、これは注視しなければならない。)
「お金を刷って返せるなら、
全部刷って返しゃあええやん、」
こう思っただろう諸君。
これが危険ということに気づけないと
まだまだ甘ちゃんなのである。
一度に日銀が400兆円もお金を刷ってみなさい。
一気に円が国内に溢れて、円の価値は
急落。
市場は大混乱になり、リーマンショックやころなショックどころではない、
金融危機がおこる。
円の価値は地の奈落に落ち、
円で発行された国債の「信用」も
同時に奈落の底に落ちて、誰からも
借りれなくなる。
(想像するべきは鎌倉時代の徳政令。これを思い出すと、容易にその無惨さがわかる。)
だから、日銀はそんなことはしない。
ただ、投資家が求めているのは、
最悪の場合でも、円をたくさん刷れば
返済はしてくれるだろう、という
「信用」のみなのである。
(そこに実践は必要ない、というのが
味噌なのであるが。)
さて、まとめようか。
1.国債の最大の保有者は
「日銀=政府」であり、実質半分無し になる。
2.本気を出せば、絶対返せるという
「絶対の信用」のために無限に借りる ことができる。
では、なぜ財務省や日本の教育界は
我々に「国債=国民の借金」などという
わけのわからんトリビアを植え付けたの
かと言うと、
これにも「信用」が絡んでくるのだが、
これはまたいずれ。笑
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