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赤いバラ
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むかしむかしのお話です。まだ赤いバラが存在しなかった頃、あるところに、白バラが咲き乱れる庭をもつ大きなお屋敷がありました。レニエ家です。レニエの家には、かわいい女の赤ちゃんが生まれたばかりでした。
「さあ、ご覧よマルグリット。この方がお前の許嫁でいらっしゃる、カトリーヌ様だよ。」
父親であるシャティヨン伯爵にそう話しかけられているのは、マルグリット・ド・シャティヨン。彼はまだ6歳になったばかりでしたので、父親がなにを言っているのか、よく分かりませんでした。しかし、目の前にいる赤ちゃんがとてもとても可愛らしくて、大好きになりました。
「マルグリットよ、我が娘カトリーヌを、宜しく頼むよ。」
カトリーヌの父上・レニエ伯爵にそう言われ、マルグリットは誇らしい気になりました。
お屋敷は、カトリーヌの誕生で三日三晩のお祭り騒ぎでした。
その頃、お屋敷の外では、とある魔法使いが門番にこう語りかけていました。
「我が子を癒す薬を作るために、最高級の白バラが必要なのだ。そこに咲き誇る白バラを、たった一本でいい、譲ってくれないか。」
門番は、老人のみすぼらしい姿を見て鼻で笑いました。
「ここがどなたのお屋敷か、分かって言っているのか。お前なんぞが立ち入れる場所ではないのだ、さっさと消えるがいい。」
門番は、ご主人様に用件を伝えようともしませんでした。魔法使いはお屋敷で人々に愛されているカトリーヌと、病に伏せっている自分の子どもとを思い、あまりにも悲しく感じました。そして、その理不尽を許すまいと思いました。
「いいだろう。わしの呪いを聞くがいい。生まれたばかりの可愛らしいカトリーヌは、赤いバラが散る時に、死ぬであろう。」
「赤いバラだって。そんなもの世界中を探したってありはしないよ。」
門番は笑いましたが、その言葉が終わる前に老人が姿を消したのを見て、震え上がりました。そして、すぐさまご主人様に報告に行きました。
「そんな……なんてこと。」
レニエの奥方は真っ青になってそう言いました。
「大丈夫だよ、エレーヌ。まだ赤いバラは咲いてなどいないのだから。」
レニエ伯爵はエレーヌ夫人の肩を抱きながら慰めます。
その時、お屋敷に純白の妖精が現れました。そして、魔法をかけました。
「バラが枯れる前に、カトリーヌが真実の愛にめぐり会えば呪いは解ける。」
カトリーヌはそんなことはつゆ知らず、すやすやと眠っているのでした。
さて、カトリーヌは少しおてんばな、しかし輝かんばかりの美しい少女になりました。
レニエ夫妻は、マルグリットとカトリーヌを恋仲にしようと必死です。
「我が娘、カトリーヌや、マルグリットのことをどう思うかね。」
「あの方がお兄様だったら、と思いますわ、お父様。」
「カトリーヌは、許嫁なのよ。その意味は分かっているの。」
「ええ。でも、お兄様の家に嫁ぐなんて、少し変ですわね、お母様。」
レニエ伯爵もエレーヌ夫人もがっかりです。二人の仲の良さこそが、レニエ家の悩みの種でした。カトリーヌとマルグリットは、それはそれは仲良しなのですが、まるで兄妹のようなのです。これが真実の愛と呼べるのでしょうか。
今日はカトリーヌの16歳のお誕生日です。お屋敷はお誕生日会の準備で大忙しでした。
「旦那様!奥様!たいへんです!」
「そんなに大声を出して、どうしたというのだ。」
「旦那様。庭に……庭に、赤いバラのつぼみがなりました。」
「なんてことでしょう。遂にこの日がやってきたのだわ。」
エレーヌ夫人は泣き出しました。
カトリーヌはマルグリットに話しかけます。
「お母様ったら、なにを騒いでいらっしゃるのかしら。」
「赤いバラのつぼみがなったのだそうだよ。」
カトリーヌはどきっとしました。幼い頃から言い聞かされていた話が、本当なのだと分かったからです。
「まあ、いいわ。今日は、なにをして遊びましょうか。」
努めて明るく振る舞うカトリーヌに、マルグリットはこう言いました。
「今日は、君にお別れを。」
「マルグリットったら、悪い冗談だわ。」
冗談でないことは、マルグリットの表情から明白でした。
「カトリーヌ、すまない。ぼくにはやらねばならないことがあるのだ。」
今までずっと一緒だったマルグリットとの突然の別れに、カトリーヌはなにも言えなくなってしまいました。
マルグリットはシャティヨン家から絶縁され、その晩、街を出ました。
カトリーヌはふさぎ込むようになりました。伯爵も奥様も心配でなりません。
「そうだ。マルグリットのことを忘れるためにも、新しい婿候補が必要だ。大舞踏会を開こうじゃないか。」
それはそれは賑やかな舞踏会が開かれました。外国から動物を連れてきたり、サーカスや舞台役者を呼んだりしました。国一番の仕立屋に作らせたまばゆいドレスを着て、カトリーヌはいつにもまして華々しく見えます。
「これ、そんな浮かない顔をするでない。」
「だってお父様、さっきから来る人来る人みんな、おべっか使いの鼻持ちならない男ばかりじゃない。」
「これ。なんてことを言うの。」
エレーヌ夫人は慌てて言いました。
「事実ですわ。」
カトリーヌはぴしゃりと言い返しました。
「お前の命がかかっているのだ。今日は絶対に花婿を見つけてもらうぞ。」
「カトリーヌ嬢、ぼくと踊っていただけませんか。」
手をさしのべてきたのは、隣国の王子でした。両親は有頂天です。
「さあ、早く手をとりなさい。」
くるくる回り踊りながら、王子は甘い言葉を囁いてきます。それは今までカトリーヌが聞いたこともないような、すてきな言葉でした。ですが、そんな飾り立てた言葉では、カトリーヌの胸に空いた穴は埋まりそうにないのです。
両親は、最高の花婿を見つけたと大喜びです。きっと王子こそが、真実の愛を娘に与えてくれると信じています。
毎日毎日、王子はカトリーヌに愛を囁き、贈り物をし、歌を歌い、ダンスをしました。
カトリーヌは王子を好きになろうとしましたが、それが一層むなしいのです。
赤いバラのつぼみがほころび、花開いたある日のこと。
「王子様、ごめんなさい。私は、他に好きな人がいるのです。」
自分の言葉に驚いて、カトリーヌは走ってお屋敷を飛び出しました。別れが、こんなにもつらいものだとは、知らなかったのです。あの時、なぜ縋らなかったのだろう。彼を追って行かなかったのだろう。そんなことばかりが、頭の中をぐるぐる巡ります。
「どうせ死ぬなら、マルグリットと一緒の時が良かったわ。あの頃が一番幸せだった。」
滅多に泣かないカトリーヌでしたが、このときばかりは大声で泣きました。両親が見たらきっととがめたでしょう。でも、涙は次から次へと溢れ、止まらないのです。空までも泣いているのか、雨が降ってきました。
ふとお屋敷を見ると、白いバラ園が真っ赤になっているのです。
「どういうこと……。」
「赤いバラが散る時に、死ぬ。それなら、赤いバラを咲き続けさせればいいのさ。」
温かく懐かしい声がしました。振り返ると、貧しい格好こそしているものの、あの瞳がこちらを見つめ返しているのです。
「マルグリットったら、家名まで捨ててなにしているのかと思ったら、バカね。」
涙を拭きながら、カトリーヌは言いました。
「国中のバラを絵の具で赤くしてやったよ。」
マルグリットがほほえみます。
「雨で絵の具が流れてしまったら、花が散ってしまったら、その時こそ、私死ぬのね。」
マルグリットが絵の具だらけの手をさしのべます。
「ぼくがずっと一緒だよ。」
二人ははじめてのキスをしました。
雨が強さを増して、二人の回りが流れ出した絵の具で真っ赤に染まっても、なぜだか赤いバラ園は赤いまま。いいえ、さっきよりも色を増しているようにみえます。
「魔法だよ。」
隣国の王子が現れてそう言いました。そして見る間に魔法使いへと姿を変えます。
「罪のない子に呪いを掛けたことを、ずっと後悔しておった。こんなに清らかな心のまま育ってくれたことを、祝福したい。長年怯えさせて、すまないことをした。」
「いいえ、悪いのはおじいさんじゃないもの。私たちの方こそ、申し訳なかったわ。」
「あの子は生まれ変わって、純白のバラの妖精になったのだよ。そう、君に魔法をかけたあの純白の妖精に。」
「おじいさん、呪いを解いてくれてありがとうございます。」
「わしじゃあない。お前さんたちが解いたのだよ。」
カトリーヌはマルグリットとほほえみ合いました。
二人は結ばれ、お屋敷を飛び出しました。
そして、真っ赤なバラが永遠に咲き続けるように、世界中に植えて回りましたとさ。
おしまい。
「さあ、ご覧よマルグリット。この方がお前の許嫁でいらっしゃる、カトリーヌ様だよ。」
父親であるシャティヨン伯爵にそう話しかけられているのは、マルグリット・ド・シャティヨン。彼はまだ6歳になったばかりでしたので、父親がなにを言っているのか、よく分かりませんでした。しかし、目の前にいる赤ちゃんがとてもとても可愛らしくて、大好きになりました。
「マルグリットよ、我が娘カトリーヌを、宜しく頼むよ。」
カトリーヌの父上・レニエ伯爵にそう言われ、マルグリットは誇らしい気になりました。
お屋敷は、カトリーヌの誕生で三日三晩のお祭り騒ぎでした。
その頃、お屋敷の外では、とある魔法使いが門番にこう語りかけていました。
「我が子を癒す薬を作るために、最高級の白バラが必要なのだ。そこに咲き誇る白バラを、たった一本でいい、譲ってくれないか。」
門番は、老人のみすぼらしい姿を見て鼻で笑いました。
「ここがどなたのお屋敷か、分かって言っているのか。お前なんぞが立ち入れる場所ではないのだ、さっさと消えるがいい。」
門番は、ご主人様に用件を伝えようともしませんでした。魔法使いはお屋敷で人々に愛されているカトリーヌと、病に伏せっている自分の子どもとを思い、あまりにも悲しく感じました。そして、その理不尽を許すまいと思いました。
「いいだろう。わしの呪いを聞くがいい。生まれたばかりの可愛らしいカトリーヌは、赤いバラが散る時に、死ぬであろう。」
「赤いバラだって。そんなもの世界中を探したってありはしないよ。」
門番は笑いましたが、その言葉が終わる前に老人が姿を消したのを見て、震え上がりました。そして、すぐさまご主人様に報告に行きました。
「そんな……なんてこと。」
レニエの奥方は真っ青になってそう言いました。
「大丈夫だよ、エレーヌ。まだ赤いバラは咲いてなどいないのだから。」
レニエ伯爵はエレーヌ夫人の肩を抱きながら慰めます。
その時、お屋敷に純白の妖精が現れました。そして、魔法をかけました。
「バラが枯れる前に、カトリーヌが真実の愛にめぐり会えば呪いは解ける。」
カトリーヌはそんなことはつゆ知らず、すやすやと眠っているのでした。
さて、カトリーヌは少しおてんばな、しかし輝かんばかりの美しい少女になりました。
レニエ夫妻は、マルグリットとカトリーヌを恋仲にしようと必死です。
「我が娘、カトリーヌや、マルグリットのことをどう思うかね。」
「あの方がお兄様だったら、と思いますわ、お父様。」
「カトリーヌは、許嫁なのよ。その意味は分かっているの。」
「ええ。でも、お兄様の家に嫁ぐなんて、少し変ですわね、お母様。」
レニエ伯爵もエレーヌ夫人もがっかりです。二人の仲の良さこそが、レニエ家の悩みの種でした。カトリーヌとマルグリットは、それはそれは仲良しなのですが、まるで兄妹のようなのです。これが真実の愛と呼べるのでしょうか。
今日はカトリーヌの16歳のお誕生日です。お屋敷はお誕生日会の準備で大忙しでした。
「旦那様!奥様!たいへんです!」
「そんなに大声を出して、どうしたというのだ。」
「旦那様。庭に……庭に、赤いバラのつぼみがなりました。」
「なんてことでしょう。遂にこの日がやってきたのだわ。」
エレーヌ夫人は泣き出しました。
カトリーヌはマルグリットに話しかけます。
「お母様ったら、なにを騒いでいらっしゃるのかしら。」
「赤いバラのつぼみがなったのだそうだよ。」
カトリーヌはどきっとしました。幼い頃から言い聞かされていた話が、本当なのだと分かったからです。
「まあ、いいわ。今日は、なにをして遊びましょうか。」
努めて明るく振る舞うカトリーヌに、マルグリットはこう言いました。
「今日は、君にお別れを。」
「マルグリットったら、悪い冗談だわ。」
冗談でないことは、マルグリットの表情から明白でした。
「カトリーヌ、すまない。ぼくにはやらねばならないことがあるのだ。」
今までずっと一緒だったマルグリットとの突然の別れに、カトリーヌはなにも言えなくなってしまいました。
マルグリットはシャティヨン家から絶縁され、その晩、街を出ました。
カトリーヌはふさぎ込むようになりました。伯爵も奥様も心配でなりません。
「そうだ。マルグリットのことを忘れるためにも、新しい婿候補が必要だ。大舞踏会を開こうじゃないか。」
それはそれは賑やかな舞踏会が開かれました。外国から動物を連れてきたり、サーカスや舞台役者を呼んだりしました。国一番の仕立屋に作らせたまばゆいドレスを着て、カトリーヌはいつにもまして華々しく見えます。
「これ、そんな浮かない顔をするでない。」
「だってお父様、さっきから来る人来る人みんな、おべっか使いの鼻持ちならない男ばかりじゃない。」
「これ。なんてことを言うの。」
エレーヌ夫人は慌てて言いました。
「事実ですわ。」
カトリーヌはぴしゃりと言い返しました。
「お前の命がかかっているのだ。今日は絶対に花婿を見つけてもらうぞ。」
「カトリーヌ嬢、ぼくと踊っていただけませんか。」
手をさしのべてきたのは、隣国の王子でした。両親は有頂天です。
「さあ、早く手をとりなさい。」
くるくる回り踊りながら、王子は甘い言葉を囁いてきます。それは今までカトリーヌが聞いたこともないような、すてきな言葉でした。ですが、そんな飾り立てた言葉では、カトリーヌの胸に空いた穴は埋まりそうにないのです。
両親は、最高の花婿を見つけたと大喜びです。きっと王子こそが、真実の愛を娘に与えてくれると信じています。
毎日毎日、王子はカトリーヌに愛を囁き、贈り物をし、歌を歌い、ダンスをしました。
カトリーヌは王子を好きになろうとしましたが、それが一層むなしいのです。
赤いバラのつぼみがほころび、花開いたある日のこと。
「王子様、ごめんなさい。私は、他に好きな人がいるのです。」
自分の言葉に驚いて、カトリーヌは走ってお屋敷を飛び出しました。別れが、こんなにもつらいものだとは、知らなかったのです。あの時、なぜ縋らなかったのだろう。彼を追って行かなかったのだろう。そんなことばかりが、頭の中をぐるぐる巡ります。
「どうせ死ぬなら、マルグリットと一緒の時が良かったわ。あの頃が一番幸せだった。」
滅多に泣かないカトリーヌでしたが、このときばかりは大声で泣きました。両親が見たらきっととがめたでしょう。でも、涙は次から次へと溢れ、止まらないのです。空までも泣いているのか、雨が降ってきました。
ふとお屋敷を見ると、白いバラ園が真っ赤になっているのです。
「どういうこと……。」
「赤いバラが散る時に、死ぬ。それなら、赤いバラを咲き続けさせればいいのさ。」
温かく懐かしい声がしました。振り返ると、貧しい格好こそしているものの、あの瞳がこちらを見つめ返しているのです。
「マルグリットったら、家名まで捨ててなにしているのかと思ったら、バカね。」
涙を拭きながら、カトリーヌは言いました。
「国中のバラを絵の具で赤くしてやったよ。」
マルグリットがほほえみます。
「雨で絵の具が流れてしまったら、花が散ってしまったら、その時こそ、私死ぬのね。」
マルグリットが絵の具だらけの手をさしのべます。
「ぼくがずっと一緒だよ。」
二人ははじめてのキスをしました。
雨が強さを増して、二人の回りが流れ出した絵の具で真っ赤に染まっても、なぜだか赤いバラ園は赤いまま。いいえ、さっきよりも色を増しているようにみえます。
「魔法だよ。」
隣国の王子が現れてそう言いました。そして見る間に魔法使いへと姿を変えます。
「罪のない子に呪いを掛けたことを、ずっと後悔しておった。こんなに清らかな心のまま育ってくれたことを、祝福したい。長年怯えさせて、すまないことをした。」
「いいえ、悪いのはおじいさんじゃないもの。私たちの方こそ、申し訳なかったわ。」
「あの子は生まれ変わって、純白のバラの妖精になったのだよ。そう、君に魔法をかけたあの純白の妖精に。」
「おじいさん、呪いを解いてくれてありがとうございます。」
「わしじゃあない。お前さんたちが解いたのだよ。」
カトリーヌはマルグリットとほほえみ合いました。
二人は結ばれ、お屋敷を飛び出しました。
そして、真っ赤なバラが永遠に咲き続けるように、世界中に植えて回りましたとさ。
おしまい。
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