魔術師の仕事

阿部うりえる

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6章

13 汚れし宵

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この冒涜の儀式も終わり、客たちは満足したように帰ってゆく
「今日はよく頑張ってくれたな、眠らせたのは悪かったが知らせてからするよりは君も受け入れやすいと思ってさ
後で君にも報酬の半分を払ってやるから安心しろ」
「あ…っあ…あっ…」
「何?もっと欲しいのか?困った子だ」
薬の抜けきらないネリーの訴えをダニエルは笑いながら聞捨てた
「それにしても、もう薬が切れてもいい頃なのに、調合を間違えたかな?
今後使い物にならないなら捨てるにしても、ナベリウス、とりあえず彼女を部屋に運んでやってくれ
俺はこれから次の仕事の依頼人に会う約束があるから」
ダニエルはそう言うと笑いながらどこかへ行ってしまった
「まだ足りないんですよね?今夜はあなたが眠れるまで付き合いますから安心してください」
ナベリウスは裸のネリーを抱き上げ部屋まで連れて行くと、苦しさからしがみつく彼女をベッドに横たえ精液で汚された陰部を綺麗にするように舐めまわした
その刺激に彼女は体を痙攣させながら喜びにも似た声をあげる
「これは少し盛りすぎましたかね…こんなに痛めつけられてもまだ求めるなんて…」
彼女の体に生々しく残る鞭でつけられた傷や手枷の締め付け痕、殴られた際に負った痛々しい痣などにキスを施しながら彼女の中に指を滑らす
「傷痛いですか?数日は残りそうですね…でもほら白い肌に赤がすごく似合ってますよ?」
鞭の痕を指先で愛おしそうに撫でられる度にひりひりとした痛みとぞくぞくとした快感が走りおかしくなりそうだ
「前戯は不要のようですね、ここもまだこんなに濡れて
あの薬であなたがこんなに乱れるなんて…今朝まで私の事はあんなに毛嫌いしていたのに…」
彼女の中に入れ汚れた指を舐めながら彼はそう言うと、その足を持ち上げ蜜の溢れる箇所目がけ巨大な肉棒を一気に差し込んだ
突き上げるごとに悲鳴のような声が上がり体は意思に反しビクビクと痙攣する
「他の男の汚れはかき出してあげないとね、あんな卑劣な交尾で孕んでしまってはかわいそうだ…
それにしてもあんなに大勢の男を一度に相手にして少しは広がっていてもいいはずなのに、この締め付けはすごいですねこれも薬のせいなんですかね?
このまま…地獄に連れ帰ってじっくり…確実に…私の子を孕ませたくなりますよ」
「…あっ!ら…ルあっ…っ!」
ルカ…嫌だ…やだよ…助けて…
「まだあの術者が忘れられないんですか?
まあ、あなたがこんな事をされてるなんて知ったら彼は私たちを殺しに来るでしょうね?でも安心してください?彼の悪魔の弱点は突き止めてあるんです、私があの悪魔を殺して差し上げますよ
ああ、でもルカは諦めた方がいいですね、あなたは悪魔と離された術者の末路がどんなものか知っていますか?」
動きが収まりかろうじて意識を保っていられたので私は必死に彼の話に耳を傾けた
ゲルハルトを殺す?
悪魔と契約した者の末路っていったい…
ナベリウスは嬉しそうに今まで以上に口元を上げている
「八つ裂きにされるんですよ、契約時の決まりごとのようなものなんですがね?
代償も支払わないで悪魔から離れたり、離されたりすると代償を自分の命で支払わなければならなくなるんです
私がゲルハルトを殺せばルカも無残な死を遂げることになるでしょうね」
ルカが…死ぬ…
そんなの…
「やらぁ…っ」
そう言いかけた瞬間、ナベリウスが再び動き始めたので私は一気に絶頂してしまった
「聞き分けのない人ですね、私があなたを愛してあげているのだからいいでしょう!
こんなにいいことだって…してあげているのに!
さあ!言いなさい!私を愛していると!」
絶頂を迎えてなを責めたてるようにナベリウスはネリーの中を突き上げる
彼女はあまりの刺激の強さに目を反転させ失禁しながら意識を失った
「あなたは…またそうやって逃げて…ずるいですよ、レライデル…」
覆いかぶさるように彼女の上に伏しナベリウスが言う
…何かを思い出したのだろう彼の目はどこか潤んでるようにも見えた

その頃ナターシャの所では精霊シルフが永い眠りから覚めようとしていた
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