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6章
1 決断
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人里離れた薄暗い森の中、僕は悪魔への対価を払うべく悪魔に言われるがまま尻を彼の方へと突き出す
「っ…う…」
漏れそうになる声をこらえ僕は地面の草を掴み悪魔から与え続けられる刺激に耐えていた
未だにネリーに打ち明けられていない僕の秘密…
こいつと契約した時から逃れられないおぞましい行為
「ルカ…今度は上になれよ」
地に寝そべり不気味な笑みをたたえ悪魔は僕の腕を掴み言った
「もういいだろ?今日はもうしたくないんだ…」
いったいこいつは何度すれば気がすむんだ…
僕は掴まれた腕を振り払い、乱された服を整えはじめた
いつもならそれで終わりのはずがこの日は違った
ゲルハルトは僕の背後から抱きつくと耳元で「もっとさせろよ」と言いながら服を直す僕の手首をつかみ上げると隙間から手を中に忍ばせ、指先で胸元を嫌らしく撫でまわし始めた
背にはまだ硬さを失わない奴ペニスが当たり、その部分から鳥肌が立ち胸を締め付けられるような感覚が全身を駆け巡った
心では拒絶していても、体が…こいつの与える刺激を欲する
一瞬過る彼女の顔に僕の罪悪感は増した
それを知ってか知らずか悪魔は鼻で笑うと僕のそれを握り卑猥な音を立てながら器用に動かし始めた
「なんだ、おまえもまだ足りなかったんじゃないか?」
「ち…違う!これはただ…反射しただけで…」
僕は目を瞑りこの最悪な場面と奴自身を別の誰かとすり替えようとした
ネリー…
最低だ…
彼女にはこんなことをしている事さえ秘密にしているのに、こんな…悪魔から受ける刺激を彼女からのそれと空想するなんて…
でもその方が心地よかった…
その方が自分を保っていられた…
悪魔は僕を自分の上に乗せると腰を掴みゆっくりと下ろし始めた
「力抜けよ、苦しくなるだけだろ?入れるのは入ってからにすればいいだろ?」
ふざけるな…と言いたかった
でもいざ奴を受け入れるとそこから力が抜けていく
中をかき乱されるごとに体が熱を帯び冷静さを奪われる
ゲルハルトは僕のそれを同時に動かしながら僕を見上げ薄気味悪く笑った
「おまえは本当にかわいい奴だ…男のくせに顔も女みたいだし…いや、そこいらの綺麗どころよりそそる顔だ…」
「ふざけ…っ!」
言いかけたと同時に引き寄せられ口を塞がれた
酒臭い息がかかり、生暖かい舌が口の中をまさぐる
口づけは嫌いだ
それにこの大勢も…
それでなくても男としているなんて邪悪なことなのに…それをまざまざ見せつけられるんだ
早く終わればいいと感じつつ僕は僕の中を容赦なくかき乱す悪魔の刺激に酔いしれた
そんな自分が情けなくて大嫌いだった
「ネリーが知ったらどう思うだろうな?」
ゲルハルトが悪戯っぽく笑いながら僕の頭を撫で下ろしながら耳元で囁いた
どうって…普通の感覚を持った女性ならきっと気持ち悪がり邪悪だというだろう…
その前に自分以外と肉体関係にあるのだ…しかも男同士…
普通なら別れ話が出てもおかしくない…
僕が彼女にこいつの正体と契約の秘密を打ち明けることを躊躇うわけは、契約の詳細を聞かれたとき返答に困り、またこいつがもし真実を話したら…という恐れがあるからだ
気持ち悪がられ嫌われるのが怖かった…
ネリーは普通の娘とは違うと思う一方、その感情が先走りストップをかけていた
「まあいいさ、おまえとの契約が切れた時に全て知ることになるしな」
ゲルハルトは脱ぎ捨てられた服を拾いながら立ち上がると鋭い目を細め余裕の笑みで僕を見下ろした
何も言えなかった…
そして腕の契約印に目を下ろす
すでに輪郭がぼやけて薄くなっている
彼女を愛すること…
彼女を引き離すこと…
愛するならばこのままではいけないと…僕はこの時自分の中である決断を下す
「っ…う…」
漏れそうになる声をこらえ僕は地面の草を掴み悪魔から与え続けられる刺激に耐えていた
未だにネリーに打ち明けられていない僕の秘密…
こいつと契約した時から逃れられないおぞましい行為
「ルカ…今度は上になれよ」
地に寝そべり不気味な笑みをたたえ悪魔は僕の腕を掴み言った
「もういいだろ?今日はもうしたくないんだ…」
いったいこいつは何度すれば気がすむんだ…
僕は掴まれた腕を振り払い、乱された服を整えはじめた
いつもならそれで終わりのはずがこの日は違った
ゲルハルトは僕の背後から抱きつくと耳元で「もっとさせろよ」と言いながら服を直す僕の手首をつかみ上げると隙間から手を中に忍ばせ、指先で胸元を嫌らしく撫でまわし始めた
背にはまだ硬さを失わない奴ペニスが当たり、その部分から鳥肌が立ち胸を締め付けられるような感覚が全身を駆け巡った
心では拒絶していても、体が…こいつの与える刺激を欲する
一瞬過る彼女の顔に僕の罪悪感は増した
それを知ってか知らずか悪魔は鼻で笑うと僕のそれを握り卑猥な音を立てながら器用に動かし始めた
「なんだ、おまえもまだ足りなかったんじゃないか?」
「ち…違う!これはただ…反射しただけで…」
僕は目を瞑りこの最悪な場面と奴自身を別の誰かとすり替えようとした
ネリー…
最低だ…
彼女にはこんなことをしている事さえ秘密にしているのに、こんな…悪魔から受ける刺激を彼女からのそれと空想するなんて…
でもその方が心地よかった…
その方が自分を保っていられた…
悪魔は僕を自分の上に乗せると腰を掴みゆっくりと下ろし始めた
「力抜けよ、苦しくなるだけだろ?入れるのは入ってからにすればいいだろ?」
ふざけるな…と言いたかった
でもいざ奴を受け入れるとそこから力が抜けていく
中をかき乱されるごとに体が熱を帯び冷静さを奪われる
ゲルハルトは僕のそれを同時に動かしながら僕を見上げ薄気味悪く笑った
「おまえは本当にかわいい奴だ…男のくせに顔も女みたいだし…いや、そこいらの綺麗どころよりそそる顔だ…」
「ふざけ…っ!」
言いかけたと同時に引き寄せられ口を塞がれた
酒臭い息がかかり、生暖かい舌が口の中をまさぐる
口づけは嫌いだ
それにこの大勢も…
それでなくても男としているなんて邪悪なことなのに…それをまざまざ見せつけられるんだ
早く終わればいいと感じつつ僕は僕の中を容赦なくかき乱す悪魔の刺激に酔いしれた
そんな自分が情けなくて大嫌いだった
「ネリーが知ったらどう思うだろうな?」
ゲルハルトが悪戯っぽく笑いながら僕の頭を撫で下ろしながら耳元で囁いた
どうって…普通の感覚を持った女性ならきっと気持ち悪がり邪悪だというだろう…
その前に自分以外と肉体関係にあるのだ…しかも男同士…
普通なら別れ話が出てもおかしくない…
僕が彼女にこいつの正体と契約の秘密を打ち明けることを躊躇うわけは、契約の詳細を聞かれたとき返答に困り、またこいつがもし真実を話したら…という恐れがあるからだ
気持ち悪がられ嫌われるのが怖かった…
ネリーは普通の娘とは違うと思う一方、その感情が先走りストップをかけていた
「まあいいさ、おまえとの契約が切れた時に全て知ることになるしな」
ゲルハルトは脱ぎ捨てられた服を拾いながら立ち上がると鋭い目を細め余裕の笑みで僕を見下ろした
何も言えなかった…
そして腕の契約印に目を下ろす
すでに輪郭がぼやけて薄くなっている
彼女を愛すること…
彼女を引き離すこと…
愛するならばこのままではいけないと…僕はこの時自分の中である決断を下す
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