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29話★
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メイナードが国に帰っていったのを見届けてから、ソフィアは、自室に戻って、ペンダントを外し、箱におさめて引き出しの奥深くに閉まった。
3年間、同じ寮で過ごして、毎日顔を合わせて、一緒に勉強した友人だ。
できることなら、一生友人でいたかった。
モンテカリブで学んだ事を思い出していた。
何度も語り合った、将来の夢や、これからの時代と国のことや、生き方や、趣味趣向なども。何でも話しあって過ごしてきた。
小さい国だからこそ、行きわたった平等で平穏な国。女性達の生き生きとした発言が飛び交い、活気があった。
忘れてしまっていた何かが、私の中でふつふつと蘇ってくる。
この国に戻って来て、色々あって、自分のしようと思っていたことが、なし崩しになっている。
なんとなく、ベッドに座って、ボーっとする。
そのまま仰向けに寝転がって、これからの事を考えた。
それが、いつの間にか、ウトウトと眠ってしまった。
陛下の相手で、寝不足だったのもあるだろう。
夢の中で、メイナードが言う。
『なぁ、あそこにある梨を、無傷で撃ち落としたらさ、俺に何をくれる?』
『そうねぇ。じゃぁ、このペンダント。』
そう言うと、弓を引き、殆ど見えない標的に、メイナードは見事に命中させた。梨の木の下で、落とした梨を手に取り、命中したことを両手を上げて知らせるヨナスが見える。
私は笑って、ペンダントを首から取ろうとすると、メイナードは手で制止する。
『それ、爺ちゃんから貰った大事な物だろう?』
『?でも、賭けは賭けよ。』
『じゃぁ、それは俺の物だ。俺の物をおまえが持ってろ。』
そこまで、大事な物じゃ無かったのに。メイナードは笑って言った。
『それは、爺ちゃんからもらって、俺からもらった、大事なお守りなんだから、ずっと大事に肌身離さず持ってろ。』
急に、誰かが、私に触れる感触がした。
ベッドが軋んで、大きな手が、私の頬に触れる。
指が唇をなぞって、ドキリとして、目を開けようとして、口が開く。
「んっ・・・」
口を口で塞がれる感触がして、ゆっくりと目を開けていく。
「メイナード・・・?」
そこで、目が覚めた。
「・・・・陛下?」
目の前には、ヴィンセントが居た。
ベッドで、いつの間にか眠ってしまっていた私の上に、陛下が乗っていて、キスをされていた。
片肘をついて、私の頬に指を滑らせながら、至近距離で私を見つめて、もう片方の手で私の胸元のリボンを外していく。
「他の男の名を呼ぶとは、どんな夢を見ていたんだ?」
冷たい眼差しに、背筋がぞくっとする。
「ち、違うの・・・ごめんなさい!わたし、」
「今日は、おしおきが必要みたいだな?」
胸を開けさせて、現れた胸の先端を、陛下はカプリと口の中に入れて、乳首を甘噛みしはじめる。
「え?あっ!・・・あんっ」
いつもより少し強めに甘噛みされて、刺激が強く感じてしまう。
もう片方の手で、胸を揉まれ、お尻を揉まれ、片足を肩に引っ掛けられると、蜜壺に指を入れられた。
「・・・いつから濡らしていた?指がすんなり入ったぞ?」
羞恥心を煽る様に、耳元で言われる。耳元で陛下の息を感じて、ビクッと体が反応する。
何度も何度も陛下に抱かれて、もうわかっているくせに・・・・。
「陛下が触るから・・・あっ・・!!」
両手を陛下の首に回して抱きついて、その気になっていたのに、陛下は、膣内から指をすっと引き抜いた。期待していたのに、刺激が無くなって寂しくなる。物足りなさに、陛下の顔を見上げる。
「物欲しそうな顔だな。欲しいのか?」
すっかり、意地悪な顔で、陛下は聞いて来る。頷いて見せると、口の端で笑われた。
「おしおきだと言ったろう?」
そう言って、どこからか紐を持って来ると、目隠しされて、両手を上にして手首も縛られた。そのまま、ベッドに横に寝かさられる。
「陛下・・?」
何も見えなくて、ギシリと陛下が近づいてくる軋む音と感覚でしか分からない。
陛下の手が顔に触れて、ビクッとする。
そのまま、耳に舌を入れられて、ピチャピチャと音を立てて舐められる。
「ああっ・・・!!」
卑猥な音がダイレクトに響いて、ドキドキする。
唇が離れたと思ったら、今度は突然、乳首を摘ままれて、ビクンッと反応する。
「はぁぁっ!」
どこから触られるのか分からなくて、触れられるたびに、ビクビクと反応してしまう。指でいじられ、吸い付き、舐め回されて気持ち良くなると、すぐにやめて、離れて行く。それが寂しくて、どこ?と思った瞬間に、次の刺激が来る。
首筋を、かぷっと甘噛みされる。
ビクンッ!といつも以上に反応してしまい、強めに刺激しながら舐められると、気持ち良くて声がもれる。
「はぁんっ・・・!」
すると、また行為は止められて、体が寂しくなる。
「陛下・・・?」
どこ?と思うと、今度は、唇の横にキスが来る。
ちゃんと唇にしてほしくて、首を傾けると、逃げられる。
すると突然、内側の太腿を甘噛みされて、ビクン!!と体が震える。
「あああん!」
そのまま、ちゅっちゅっちゅっちゅっと、両足の太腿をキスすると、クリトリスの脇、膣口の周りとキスをするばかりで、肝心な場所は触ってもくれない。
「やっ・・・んっ・・・・あ!・・・・へいかぁ。」
体中を愛撫するのに、一番感じる場所は避けられて、ビクビクと体を震わせた。手は拘束されていて、自由に動けない。何もできず、与えられる刺激に体を震わせて興奮していくばかり。
「ソフィア。そんなにビクビクさせて、感じるのか?おしおきされて、興奮しているようだ。どんどん、体の震えが強くなってきているぞ?」
何も見えないけれど、陛下は楽しんでいるのが解る。
クリトリスを避けて、その周りをベロリと舐められる。
「あっ、あうっ・・・へいかっ!はあん!おねが・・・いっ」
「ん?どうした?」
「も・・・もう、ダメ。意地悪しないでっ。欲しいの。あっ、あぁぁん!」
首筋を、つーっと舐められて、ビクビクビクッと体が震えて、膣内がギュウっと締まる。それが分かっているのだろう。太腿にキスをされて、甘噛みされる。
「んっ・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ、お願い!もう我慢できないの!」
乳首をカプリと噛まれて、舌で乳輪を舐められた瞬間だった。
「あ!あ!ああっ!」
ビクンビクンッ!!と体が震えて仰け反り、頭が真っ白になる。
口を離されると、乳首が少しヒリヒリしてひんやりする。
「ソフィア。乳首だけで、達したな?」
そう言われて、恥ずかしくなる。でも、何も見えなくて、感覚だけが脳を刺激する。
再び、唇の脇にキスされて、耐えられなくなる。
「あっ、待って。お願いっ、キス・・・キスして。ちゃんと、口にして!」
そうお願いすると、今度はちゃんと、唇にキスされる。
欲しかったキスが来て、でも、軽いキスで、触れては離れてを繰り返し、物足りないのに、手が拘束されているせいで、引き寄せることも抱きつくことも出来ない。
必死で首を持ち上げて、キスしようとしても上手く行かなくて泣きそうになる。
「ヤダヤダ!お願いだから、いつものキスして!舌をからめるやつ!」
もはや、ソフィアの理性が吹き飛んでいた。
半泣きでお願いしたからなのか、しっかりと頬を抑えられて、口を大きく開けて舌を絡めてキスをする。やっと貰えた望んだキスに嬉しくて、もっともっとと、いつも以上に興奮しながらキスをする。
「はっ、あ、あむっ。んっ、ちゅっ、ちゅう!んんっ!!」
陛下の口の中の唾液を吸い取る様に、深く深くキスをする。
そのまま静かに、体がビクビクビクッ!!と震えて、体中に快感が走った。
唇を離されて、はぁ、はぁっと、粗い息をしていると、陛下が言う。
「キスだけでイクとは。可愛いやつめ。」
もう、限界だった。
「陛下・・・お願いっ。もうやめて。おしおき・・ヤダ」
少しだけ間が空いてから、陛下の声がした。
「・・・・寝言で、他の男の名を呼んだ、おまえが悪い。」
3年間、同じ寮で過ごして、毎日顔を合わせて、一緒に勉強した友人だ。
できることなら、一生友人でいたかった。
モンテカリブで学んだ事を思い出していた。
何度も語り合った、将来の夢や、これからの時代と国のことや、生き方や、趣味趣向なども。何でも話しあって過ごしてきた。
小さい国だからこそ、行きわたった平等で平穏な国。女性達の生き生きとした発言が飛び交い、活気があった。
忘れてしまっていた何かが、私の中でふつふつと蘇ってくる。
この国に戻って来て、色々あって、自分のしようと思っていたことが、なし崩しになっている。
なんとなく、ベッドに座って、ボーっとする。
そのまま仰向けに寝転がって、これからの事を考えた。
それが、いつの間にか、ウトウトと眠ってしまった。
陛下の相手で、寝不足だったのもあるだろう。
夢の中で、メイナードが言う。
『なぁ、あそこにある梨を、無傷で撃ち落としたらさ、俺に何をくれる?』
『そうねぇ。じゃぁ、このペンダント。』
そう言うと、弓を引き、殆ど見えない標的に、メイナードは見事に命中させた。梨の木の下で、落とした梨を手に取り、命中したことを両手を上げて知らせるヨナスが見える。
私は笑って、ペンダントを首から取ろうとすると、メイナードは手で制止する。
『それ、爺ちゃんから貰った大事な物だろう?』
『?でも、賭けは賭けよ。』
『じゃぁ、それは俺の物だ。俺の物をおまえが持ってろ。』
そこまで、大事な物じゃ無かったのに。メイナードは笑って言った。
『それは、爺ちゃんからもらって、俺からもらった、大事なお守りなんだから、ずっと大事に肌身離さず持ってろ。』
急に、誰かが、私に触れる感触がした。
ベッドが軋んで、大きな手が、私の頬に触れる。
指が唇をなぞって、ドキリとして、目を開けようとして、口が開く。
「んっ・・・」
口を口で塞がれる感触がして、ゆっくりと目を開けていく。
「メイナード・・・?」
そこで、目が覚めた。
「・・・・陛下?」
目の前には、ヴィンセントが居た。
ベッドで、いつの間にか眠ってしまっていた私の上に、陛下が乗っていて、キスをされていた。
片肘をついて、私の頬に指を滑らせながら、至近距離で私を見つめて、もう片方の手で私の胸元のリボンを外していく。
「他の男の名を呼ぶとは、どんな夢を見ていたんだ?」
冷たい眼差しに、背筋がぞくっとする。
「ち、違うの・・・ごめんなさい!わたし、」
「今日は、おしおきが必要みたいだな?」
胸を開けさせて、現れた胸の先端を、陛下はカプリと口の中に入れて、乳首を甘噛みしはじめる。
「え?あっ!・・・あんっ」
いつもより少し強めに甘噛みされて、刺激が強く感じてしまう。
もう片方の手で、胸を揉まれ、お尻を揉まれ、片足を肩に引っ掛けられると、蜜壺に指を入れられた。
「・・・いつから濡らしていた?指がすんなり入ったぞ?」
羞恥心を煽る様に、耳元で言われる。耳元で陛下の息を感じて、ビクッと体が反応する。
何度も何度も陛下に抱かれて、もうわかっているくせに・・・・。
「陛下が触るから・・・あっ・・!!」
両手を陛下の首に回して抱きついて、その気になっていたのに、陛下は、膣内から指をすっと引き抜いた。期待していたのに、刺激が無くなって寂しくなる。物足りなさに、陛下の顔を見上げる。
「物欲しそうな顔だな。欲しいのか?」
すっかり、意地悪な顔で、陛下は聞いて来る。頷いて見せると、口の端で笑われた。
「おしおきだと言ったろう?」
そう言って、どこからか紐を持って来ると、目隠しされて、両手を上にして手首も縛られた。そのまま、ベッドに横に寝かさられる。
「陛下・・?」
何も見えなくて、ギシリと陛下が近づいてくる軋む音と感覚でしか分からない。
陛下の手が顔に触れて、ビクッとする。
そのまま、耳に舌を入れられて、ピチャピチャと音を立てて舐められる。
「ああっ・・・!!」
卑猥な音がダイレクトに響いて、ドキドキする。
唇が離れたと思ったら、今度は突然、乳首を摘ままれて、ビクンッと反応する。
「はぁぁっ!」
どこから触られるのか分からなくて、触れられるたびに、ビクビクと反応してしまう。指でいじられ、吸い付き、舐め回されて気持ち良くなると、すぐにやめて、離れて行く。それが寂しくて、どこ?と思った瞬間に、次の刺激が来る。
首筋を、かぷっと甘噛みされる。
ビクンッ!といつも以上に反応してしまい、強めに刺激しながら舐められると、気持ち良くて声がもれる。
「はぁんっ・・・!」
すると、また行為は止められて、体が寂しくなる。
「陛下・・・?」
どこ?と思うと、今度は、唇の横にキスが来る。
ちゃんと唇にしてほしくて、首を傾けると、逃げられる。
すると突然、内側の太腿を甘噛みされて、ビクン!!と体が震える。
「あああん!」
そのまま、ちゅっちゅっちゅっちゅっと、両足の太腿をキスすると、クリトリスの脇、膣口の周りとキスをするばかりで、肝心な場所は触ってもくれない。
「やっ・・・んっ・・・・あ!・・・・へいかぁ。」
体中を愛撫するのに、一番感じる場所は避けられて、ビクビクと体を震わせた。手は拘束されていて、自由に動けない。何もできず、与えられる刺激に体を震わせて興奮していくばかり。
「ソフィア。そんなにビクビクさせて、感じるのか?おしおきされて、興奮しているようだ。どんどん、体の震えが強くなってきているぞ?」
何も見えないけれど、陛下は楽しんでいるのが解る。
クリトリスを避けて、その周りをベロリと舐められる。
「あっ、あうっ・・・へいかっ!はあん!おねが・・・いっ」
「ん?どうした?」
「も・・・もう、ダメ。意地悪しないでっ。欲しいの。あっ、あぁぁん!」
首筋を、つーっと舐められて、ビクビクビクッと体が震えて、膣内がギュウっと締まる。それが分かっているのだろう。太腿にキスをされて、甘噛みされる。
「んっ・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ、お願い!もう我慢できないの!」
乳首をカプリと噛まれて、舌で乳輪を舐められた瞬間だった。
「あ!あ!ああっ!」
ビクンビクンッ!!と体が震えて仰け反り、頭が真っ白になる。
口を離されると、乳首が少しヒリヒリしてひんやりする。
「ソフィア。乳首だけで、達したな?」
そう言われて、恥ずかしくなる。でも、何も見えなくて、感覚だけが脳を刺激する。
再び、唇の脇にキスされて、耐えられなくなる。
「あっ、待って。お願いっ、キス・・・キスして。ちゃんと、口にして!」
そうお願いすると、今度はちゃんと、唇にキスされる。
欲しかったキスが来て、でも、軽いキスで、触れては離れてを繰り返し、物足りないのに、手が拘束されているせいで、引き寄せることも抱きつくことも出来ない。
必死で首を持ち上げて、キスしようとしても上手く行かなくて泣きそうになる。
「ヤダヤダ!お願いだから、いつものキスして!舌をからめるやつ!」
もはや、ソフィアの理性が吹き飛んでいた。
半泣きでお願いしたからなのか、しっかりと頬を抑えられて、口を大きく開けて舌を絡めてキスをする。やっと貰えた望んだキスに嬉しくて、もっともっとと、いつも以上に興奮しながらキスをする。
「はっ、あ、あむっ。んっ、ちゅっ、ちゅう!んんっ!!」
陛下の口の中の唾液を吸い取る様に、深く深くキスをする。
そのまま静かに、体がビクビクビクッ!!と震えて、体中に快感が走った。
唇を離されて、はぁ、はぁっと、粗い息をしていると、陛下が言う。
「キスだけでイクとは。可愛いやつめ。」
もう、限界だった。
「陛下・・・お願いっ。もうやめて。おしおき・・ヤダ」
少しだけ間が空いてから、陛下の声がした。
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