33 / 35
33話
しおりを挟む
陛下の私室に入ると、とてもホッとした。
だけど、ドロドロとした感情が膨れ上がってくる。
「この部屋に入れるのは、私だけ?他の女性は入ってない?」
ソファアの質問に、ヴィンセントは驚いて振り返る。
「・・・そうだな。私の私室に入ったことがあるのは、おまえだけだ。」
その答えに心底ホッとする。
でも、モヤモヤは消えない。
「私が来なかったら、今夜はあの人を・・・抱いてた?」
ドロドロとした感情が、私の心を支配していく。
「話がしたいって言ったのに!弁明も何もさせてもらえずに、他の女性と会ってるなんて・・・!!」
見上げると・・・・何故か、少し顔を赤らめて嬉しそうにするヴィンセントの顔が有った。
「・・・なんで、笑ってるの?」
「何故って、ソフィア。おまえが嫉妬して本気で怒っているから。」
「怒るに決まってるでしょ?!」
「・・・すまん。しかし、やはり嬉しい。おまえは、さっき『私の陛下に触らないで』と言ったな。正直言ってグッと来てしまった。」
ヴィンセントは、ソフィアを抱きしめておでこにキスをした。そして溜息をついてから言った。
「私は、おまえに愛されているのだな。安心した。」
陛下を抱きしめて、とにかく謝罪した。
「ごめんなさい。本当に、ごめんなさい!」
本当は、陛下に腹を立てられる身分じゃない。自分の身勝手さが悪いのだから。
「子供を産みたくなかったわけじゃないの!ただ、ただね、今だけは、あともう少しだけ時間が欲しかっただけなの!」
ヴィンセントはソフィアの頭を撫で続ける。
撫でながら、ゆっくりとした口調で言う。
「話は、アデルから聞いた。しかし、なぜ私に相談してくれなかった?」
「・・・・言えるわけない。」
「何故だ?毎日、こんなに一緒にいて、何故・・・」
「あなたは国王だもの!!言えるわけない!!」
ソフィアは、今までモヤモヤとしていた心の内を、吐き出すように言った。
「私は、陛下と知り合うまでは、1人で生きていくつもりだったの。お爺様をのらりくらりとかわして、学校を作れなくても、フィジーのことも教会の子供達だけでも面倒を見て、続けていけると思ってた。だけど、だけど、陛下と知り合って、どんどん思ってもいなかった方向に転がって行っちゃって・・・・!だけど、子供達を、途中で放り投げるわけにも行かない。」
思いもしなかった出会いと現状に、ソフィアは、どうしたらいいのか分からなくなっていた。
「あなたが、国王じゃなきゃよかった・・・!!」
そうすれば、気を使うこともなく、何でも話して相談できたかもしれない。
ボタボタと涙が出てきてしまう。止められなくて、泣きながら言う。
「私が、結婚式まで・・・子供は欲しくないって言ったら、許してくれた?世継ぎを望まれて愛人を作らされてたあなたが、他のみんなも、許してくれなかったと思う。」
えぐっと、鼻水をすすりながら言う。
「フィジーのことだって、スラムの子を1人だけ救うのは公平じゃない。それを陛下にお願いなんてできない!国が動くってなれば、制度の導入?でも。そんなの、今から議題にあげたとして、いつになるの?何年も先?今すぐに救わないといけないフィジーを助けてあげられない!あの子には私しかいないの!だから、」
ヴィンセントは、ソフィアを抱きしめた。苦しい位に、抱きしめて言った。
「そうだとしても!ソフィア、私はお前の口から聞きたかった。私は、おまえと共に生きていきたい。一緒に考えて、一緒に悩んで、一緒に答えを出して、それが、それがどんな答えになろうとも、おまえと一緒に分かり合って理解し合って生きていきたいんだ!!結果が同じでも、面倒でも!それでも時間をかけて、理解し合いたい!」
ボロボロと、涙が止まらなかった。
ヴィンセントは、辛そうな顔をしていた。
軽率で安易だった自分に腹が立つ。大事なことだから、言うべきだったのに。うまく誤魔化して過ごそうとした。誤魔化せれば、誰も傷つかないから。でも結局、一番大事な人を傷つけた。
「ごめんなさい。誰も傷つけたくなかったのに‥」
すがるように抱きついて、謝った。
「本当に、ごめんなさい」
ヴィンセントは、ソフィアの涙を指で拭いながら笑う。
「本当にショックだった。私は、おまえに望まれていないのかと…」
首を横に振ってヴィンセントの腕を掴む。
「大好きだよ。子供だって、いつかは欲しいに決まってる。」
ヴィンセントは、満面の笑みをこぼした。
「ならば、おまえの抱えている問題を全て解決してやる。」
「え?」
「それなら、いいんだな?」
「・・・え、うん。」
「私は王だ。私に不可能など無い!」
ニヤリと笑う陛下は、本気なのか、ちょっとわからない感じだったけど、頼もしく思えた。
陛下は、私の顔中にキスをして、抱きしめる腕も強くなる。
「・・・ヴィンセント??」
「はぁ、また、おしおきしたい。」
「ちょっ・・・ちょっと!今日はね、私、できないの・・」
「わかっている。月のモノが来たと報告は受けた。しかし・・・我慢ができそうにない。」
さわさわと、お尻に手が行くので、慌てて制止する。
「ダメ!ちょっと!ヴィンセント!」
全くもう!エッチなんだからっ!仕方ないなぁ~。
「ヴィンセント、そこに座って?舐めてあげるから。」
彼を座らせてから、キスをして耳も舐めてあげる。首筋も、鍛えられた胸の先端も、太腿も。私がされて気持ち良い所を舐めてキスをする。
「気持ち良い?」
そう質問すると、嬉しそうにヴィンセントが答える。
「あぁ、少しくすぐったい」
口に納まりきらない大きなペニスに、どうしようか少し考えてから、急に思い出して、陛下の寝室にあるローションを持って来る。
それを肉棒に塗り付けて、手と口で、なんとかシゴキながら舐める。これでいいのかな?と、上目づかいでヴィンセントを見ると、頬を赤くしてエッチな顔で見降ろされている。
舐めながら聞いてみる。
「これ、気持ちひい?」
耐えきれないと言わんばかりに、眉をしかめて、ヴィンセントは吐息をもらす。
「はっ・・・あ。ソフィア。そんな・・・じらすように舐められたら・・・ダメだ。一気に口の中に押し込みたくなってしまう」
えっ?!それはヤダ!!
つい焦って、限界まで大きく口を広げて、口の中に入れられるだけ入れて、両手で少し激しくしごきながら上下に頭を振る。
すると、どんどん肉棒が大きくなり始めて固くなった。も・・・もうムリ~~!!と思った瞬間に、陛下の手が伸びてきて、口から抜き取られると、体を持ち上げられて、キスをしていた。
舌を絡めて深いキスをしながら、抱きついていると、陛下は片手でペニスをしごいてイッた。
・・・・私がイかせてあげたかったのに。なんか残念過ぎる。
「無理しなくていい。」
そう言って、ヴィンセントは微笑んだ。
その後、2人でベッドに入り、抱き合う。
暗闇の中で、ヴィンセントはつぶやいた。
「・・・・子供・・・か。」
「え?」
「あぁ、いや、正直言って、以前はあまり想像できなかったのだ。しかし、おまえと出会って少し想像するようになった。」
「どんなふうに?」
ヴィンセントは、天井を見上げて微笑みながら言った。
「最初の子供は、男だろうか?女だろうか?女の子でソフィアに似ていたら、たまらなく可愛いだろうな。もしそうであったら、私は王女を嫁に出せる自信が無い・・・とか。」
あまりにも先の話をするので、ソフィアは笑った。
「産まれてくる子が女ばかりだったら、どうしよ。」
はははと、ヴィンセントが笑う。
「そうしたら、女王制度を作る。男子だけが世継ぎと言う時代は終わりだ。」
「子供ができなかったら??」
「その時は、だれか良い者を王に任命すればよい。」
ヴィンセントの考えは、いつだって柔軟で清々しい。
たんたんと、現状を受け入れて、大切な物は何かを見失わずに対応していける。
そうゆう所、凄く好きだなと、惚れなおしていた。
だけど、ドロドロとした感情が膨れ上がってくる。
「この部屋に入れるのは、私だけ?他の女性は入ってない?」
ソファアの質問に、ヴィンセントは驚いて振り返る。
「・・・そうだな。私の私室に入ったことがあるのは、おまえだけだ。」
その答えに心底ホッとする。
でも、モヤモヤは消えない。
「私が来なかったら、今夜はあの人を・・・抱いてた?」
ドロドロとした感情が、私の心を支配していく。
「話がしたいって言ったのに!弁明も何もさせてもらえずに、他の女性と会ってるなんて・・・!!」
見上げると・・・・何故か、少し顔を赤らめて嬉しそうにするヴィンセントの顔が有った。
「・・・なんで、笑ってるの?」
「何故って、ソフィア。おまえが嫉妬して本気で怒っているから。」
「怒るに決まってるでしょ?!」
「・・・すまん。しかし、やはり嬉しい。おまえは、さっき『私の陛下に触らないで』と言ったな。正直言ってグッと来てしまった。」
ヴィンセントは、ソフィアを抱きしめておでこにキスをした。そして溜息をついてから言った。
「私は、おまえに愛されているのだな。安心した。」
陛下を抱きしめて、とにかく謝罪した。
「ごめんなさい。本当に、ごめんなさい!」
本当は、陛下に腹を立てられる身分じゃない。自分の身勝手さが悪いのだから。
「子供を産みたくなかったわけじゃないの!ただ、ただね、今だけは、あともう少しだけ時間が欲しかっただけなの!」
ヴィンセントはソフィアの頭を撫で続ける。
撫でながら、ゆっくりとした口調で言う。
「話は、アデルから聞いた。しかし、なぜ私に相談してくれなかった?」
「・・・・言えるわけない。」
「何故だ?毎日、こんなに一緒にいて、何故・・・」
「あなたは国王だもの!!言えるわけない!!」
ソフィアは、今までモヤモヤとしていた心の内を、吐き出すように言った。
「私は、陛下と知り合うまでは、1人で生きていくつもりだったの。お爺様をのらりくらりとかわして、学校を作れなくても、フィジーのことも教会の子供達だけでも面倒を見て、続けていけると思ってた。だけど、だけど、陛下と知り合って、どんどん思ってもいなかった方向に転がって行っちゃって・・・・!だけど、子供達を、途中で放り投げるわけにも行かない。」
思いもしなかった出会いと現状に、ソフィアは、どうしたらいいのか分からなくなっていた。
「あなたが、国王じゃなきゃよかった・・・!!」
そうすれば、気を使うこともなく、何でも話して相談できたかもしれない。
ボタボタと涙が出てきてしまう。止められなくて、泣きながら言う。
「私が、結婚式まで・・・子供は欲しくないって言ったら、許してくれた?世継ぎを望まれて愛人を作らされてたあなたが、他のみんなも、許してくれなかったと思う。」
えぐっと、鼻水をすすりながら言う。
「フィジーのことだって、スラムの子を1人だけ救うのは公平じゃない。それを陛下にお願いなんてできない!国が動くってなれば、制度の導入?でも。そんなの、今から議題にあげたとして、いつになるの?何年も先?今すぐに救わないといけないフィジーを助けてあげられない!あの子には私しかいないの!だから、」
ヴィンセントは、ソフィアを抱きしめた。苦しい位に、抱きしめて言った。
「そうだとしても!ソフィア、私はお前の口から聞きたかった。私は、おまえと共に生きていきたい。一緒に考えて、一緒に悩んで、一緒に答えを出して、それが、それがどんな答えになろうとも、おまえと一緒に分かり合って理解し合って生きていきたいんだ!!結果が同じでも、面倒でも!それでも時間をかけて、理解し合いたい!」
ボロボロと、涙が止まらなかった。
ヴィンセントは、辛そうな顔をしていた。
軽率で安易だった自分に腹が立つ。大事なことだから、言うべきだったのに。うまく誤魔化して過ごそうとした。誤魔化せれば、誰も傷つかないから。でも結局、一番大事な人を傷つけた。
「ごめんなさい。誰も傷つけたくなかったのに‥」
すがるように抱きついて、謝った。
「本当に、ごめんなさい」
ヴィンセントは、ソフィアの涙を指で拭いながら笑う。
「本当にショックだった。私は、おまえに望まれていないのかと…」
首を横に振ってヴィンセントの腕を掴む。
「大好きだよ。子供だって、いつかは欲しいに決まってる。」
ヴィンセントは、満面の笑みをこぼした。
「ならば、おまえの抱えている問題を全て解決してやる。」
「え?」
「それなら、いいんだな?」
「・・・え、うん。」
「私は王だ。私に不可能など無い!」
ニヤリと笑う陛下は、本気なのか、ちょっとわからない感じだったけど、頼もしく思えた。
陛下は、私の顔中にキスをして、抱きしめる腕も強くなる。
「・・・ヴィンセント??」
「はぁ、また、おしおきしたい。」
「ちょっ・・・ちょっと!今日はね、私、できないの・・」
「わかっている。月のモノが来たと報告は受けた。しかし・・・我慢ができそうにない。」
さわさわと、お尻に手が行くので、慌てて制止する。
「ダメ!ちょっと!ヴィンセント!」
全くもう!エッチなんだからっ!仕方ないなぁ~。
「ヴィンセント、そこに座って?舐めてあげるから。」
彼を座らせてから、キスをして耳も舐めてあげる。首筋も、鍛えられた胸の先端も、太腿も。私がされて気持ち良い所を舐めてキスをする。
「気持ち良い?」
そう質問すると、嬉しそうにヴィンセントが答える。
「あぁ、少しくすぐったい」
口に納まりきらない大きなペニスに、どうしようか少し考えてから、急に思い出して、陛下の寝室にあるローションを持って来る。
それを肉棒に塗り付けて、手と口で、なんとかシゴキながら舐める。これでいいのかな?と、上目づかいでヴィンセントを見ると、頬を赤くしてエッチな顔で見降ろされている。
舐めながら聞いてみる。
「これ、気持ちひい?」
耐えきれないと言わんばかりに、眉をしかめて、ヴィンセントは吐息をもらす。
「はっ・・・あ。ソフィア。そんな・・・じらすように舐められたら・・・ダメだ。一気に口の中に押し込みたくなってしまう」
えっ?!それはヤダ!!
つい焦って、限界まで大きく口を広げて、口の中に入れられるだけ入れて、両手で少し激しくしごきながら上下に頭を振る。
すると、どんどん肉棒が大きくなり始めて固くなった。も・・・もうムリ~~!!と思った瞬間に、陛下の手が伸びてきて、口から抜き取られると、体を持ち上げられて、キスをしていた。
舌を絡めて深いキスをしながら、抱きついていると、陛下は片手でペニスをしごいてイッた。
・・・・私がイかせてあげたかったのに。なんか残念過ぎる。
「無理しなくていい。」
そう言って、ヴィンセントは微笑んだ。
その後、2人でベッドに入り、抱き合う。
暗闇の中で、ヴィンセントはつぶやいた。
「・・・・子供・・・か。」
「え?」
「あぁ、いや、正直言って、以前はあまり想像できなかったのだ。しかし、おまえと出会って少し想像するようになった。」
「どんなふうに?」
ヴィンセントは、天井を見上げて微笑みながら言った。
「最初の子供は、男だろうか?女だろうか?女の子でソフィアに似ていたら、たまらなく可愛いだろうな。もしそうであったら、私は王女を嫁に出せる自信が無い・・・とか。」
あまりにも先の話をするので、ソフィアは笑った。
「産まれてくる子が女ばかりだったら、どうしよ。」
はははと、ヴィンセントが笑う。
「そうしたら、女王制度を作る。男子だけが世継ぎと言う時代は終わりだ。」
「子供ができなかったら??」
「その時は、だれか良い者を王に任命すればよい。」
ヴィンセントの考えは、いつだって柔軟で清々しい。
たんたんと、現状を受け入れて、大切な物は何かを見失わずに対応していける。
そうゆう所、凄く好きだなと、惚れなおしていた。
1
あなたにおすすめの小説
エリート課長の脳内は想像の斜め上をいっていた
ピロ子
恋愛
飲み会に参加した後、酔い潰れていた私を押し倒していたのは社内の女子社員が憧れるエリート課長でした。
普段は冷静沈着な課長の脳内は、私には斜め上過ぎて理解不能です。
※課長の脳内は変態です。
なとみさん主催、「#足フェチ祭り」参加作品です。完結しました。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
真面目な王子様と私の話
谷絵 ちぐり
恋愛
婚約者として王子と顔合わせをした時に自分が小説の世界に転生したと気づいたエレーナ。
小説の中での自分の役どころは、婚約解消されてしまう台詞がたった一言の令嬢だった。
真面目で堅物と評される王子に小説通り婚約解消されることを信じて可もなく不可もなくな関係をエレーナは築こうとするが…。
※Rシーンはあっさりです。
※別サイトにも掲載しています。
届かぬ温もり
HARUKA
恋愛
夫には忘れられない人がいた。それを知りながら、私は彼のそばにいたかった。愛することで自分を捨て、夫の隣にいることを選んだ私。だけど、その恋に答えはなかった。すべてを失いかけた私が選んだのは、彼から離れ、自分自身の人生を取り戻す道だった·····
◆◇◆◇◆◇◆
読んでくださり感謝いたします。
すべてフィクションです。不快に思われた方は読むのを止めて下さい。
ゆっくり更新していきます。
誤字脱字も見つけ次第直していきます。
よろしくお願いします。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
ワケあってこっそり歩いていた王宮で愛妾にされました。
しゃーりん
恋愛
ルーチェは夫を亡くして実家に戻り、気持ち的に肩身の狭い思いをしていた。
そこに、王宮から仕事を依頼したいと言われ、実家から出られるのであればと安易に引き受けてしまった。
王宮を訪れたルーチェに指示された仕事とは、第二王子殿下の閨教育だった。
断りきれず、ルーチェは一度限りという条件で了承することになった。
閨教育の夜、第二王子殿下のもとへ向かう途中のルーチェを連れ去ったのは王太子殿下で……
ルーチェを逃がさないように愛妾にした王太子殿下のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる