8 / 12
8 和良川 最古本屋
しおりを挟む
みずほと千草は名古屋についた。
「千草、名古屋に用があったんじゃないの?いいの?」
「あーあれ? いいの、いいの、大丈夫」
「そんなことより、わたくし千草は東京に安く行く方法を考えました」
「うそ、それは助かる、どうやって行くの?」
「じゃあいまから名駅地下サンロードの金券ショップいくよ」
みずほは千草の後をついていった、地下街はクーラーがヒンヤリきいていた。
店の前に着くと、お店の人に
「バラ売りで、青春18切符を売ってください」
と声をかけた。
「ちょっと千草、そんなことできるの?」
「いやはっきりできるかどうかわかんないけど、こないだバラ売りされてるの少し見たんだよね」
「はい、二人分ちょうどあった、どうします買いますか?」
「はい、ありがとう、買います」
切符を購入して二人は青春18きっぷで東京まで向かう事にした。
千草はあゆゆのコンサートやイベントで遠出することがよくあり、18切符が夏休みに売られる乗り放題切符だと知っていた。
ただ5枚組となっているものが必ずバラ売りされて置いてあるか自信がなかった。
切符は無事買えた、みずほは千草に連れられ、JRにのった。
東京までの電車は座席に対して横向きで進行した。
かなりの時間かかったが、
横に揺られふたりでおしゃべりしながら、あっという間の時間に感じられた。
みずほは千草の名古屋での用事についてなんだったのか聞いた。
「私、中学までは名古屋のお嬢様校にいってたからさ、その時の知り合いに逢いにいこうとしてただけ」
「先生なんだけどさ・・・・」
千草がすーっと前を見つめたまま、ふと寂しそうな目をした
「・・・・」
富士山が車窓の景色に見えて、
その先生の話については深くは聞けなかった。
電車を乗り継いで。やっと二人で東京の神保町まできた。
古本屋が立ち並ぶ街で料理の本とわかるものは外国の本まで探しまわった。
みずほは写真や図解されている本を特に探していた、飾りつけや新しい野菜さまざま見ていった。
コンテスト題材の野菜料理で何かヒントになるような最高の一冊がみずほは欲しかった。
みずほと千草は街を歩いて探し、本屋街の外れにやってきた
『書き込みのある書籍求む!買取強化中』
という破れかけた張り紙が貼ってある本屋にたどり着いた
『最古本屋』
「・・・・さいこほんや?」
「・・・・みず、ここ、大丈夫?」
「ほんとにやってるの?」
みずほは意を決して本屋の扉を勢いよく開けた。
「千草、名古屋に用があったんじゃないの?いいの?」
「あーあれ? いいの、いいの、大丈夫」
「そんなことより、わたくし千草は東京に安く行く方法を考えました」
「うそ、それは助かる、どうやって行くの?」
「じゃあいまから名駅地下サンロードの金券ショップいくよ」
みずほは千草の後をついていった、地下街はクーラーがヒンヤリきいていた。
店の前に着くと、お店の人に
「バラ売りで、青春18切符を売ってください」
と声をかけた。
「ちょっと千草、そんなことできるの?」
「いやはっきりできるかどうかわかんないけど、こないだバラ売りされてるの少し見たんだよね」
「はい、二人分ちょうどあった、どうします買いますか?」
「はい、ありがとう、買います」
切符を購入して二人は青春18きっぷで東京まで向かう事にした。
千草はあゆゆのコンサートやイベントで遠出することがよくあり、18切符が夏休みに売られる乗り放題切符だと知っていた。
ただ5枚組となっているものが必ずバラ売りされて置いてあるか自信がなかった。
切符は無事買えた、みずほは千草に連れられ、JRにのった。
東京までの電車は座席に対して横向きで進行した。
かなりの時間かかったが、
横に揺られふたりでおしゃべりしながら、あっという間の時間に感じられた。
みずほは千草の名古屋での用事についてなんだったのか聞いた。
「私、中学までは名古屋のお嬢様校にいってたからさ、その時の知り合いに逢いにいこうとしてただけ」
「先生なんだけどさ・・・・」
千草がすーっと前を見つめたまま、ふと寂しそうな目をした
「・・・・」
富士山が車窓の景色に見えて、
その先生の話については深くは聞けなかった。
電車を乗り継いで。やっと二人で東京の神保町まできた。
古本屋が立ち並ぶ街で料理の本とわかるものは外国の本まで探しまわった。
みずほは写真や図解されている本を特に探していた、飾りつけや新しい野菜さまざま見ていった。
コンテスト題材の野菜料理で何かヒントになるような最高の一冊がみずほは欲しかった。
みずほと千草は街を歩いて探し、本屋街の外れにやってきた
『書き込みのある書籍求む!買取強化中』
という破れかけた張り紙が貼ってある本屋にたどり着いた
『最古本屋』
「・・・・さいこほんや?」
「・・・・みず、ここ、大丈夫?」
「ほんとにやってるの?」
みずほは意を決して本屋の扉を勢いよく開けた。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる