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「あんっ、そんなに強く揉んじゃダメェ~、あひっ」
そう言って必死に抵抗していたにもかかわらず、彼はさらに激しく責めたててくるせいで、
あまりの気持ちよさに意識が朦朧とし始めていくとともに、次第に身体からは力が抜けていき、最終的にはぐったりとしたまま、
彼のされるがままになってしまっていました。
その結果、何度も絶頂を迎えさせられてしまい、とうとう体力の限界を迎えそうになった時、
今度は四つん這いの体勢を取らされて後ろから挿入されました。
「きゃううっ、あああっ、深いっ、奥に当たって、すごいぃ!」
そう言いながら、激しいピストン運動を繰り返していると、私のお腹の奥に熱いものが流れ込んでくるのを感じてイキそうになっていると、
彼も同時に果ててしまったのか大量の白濁液を流し込まれてしまいます。
そして、それをすべて受け止め終わる頃には気を失ってしまっており、気がついたらベッドの上に寝かされていたのです……って、なんで!?
もう何がどうなっているのかわからないまま呆然としていましたが、すぐに我に返り慌てて服を着てベッドから降りて窓際まで行くと
愛する蓮さんがいるのです。
「ああ、おはようございます、美羽」
と言って笑顔で朝の挨拶をしてくれたのですが、その時の笑顔を見たことで、私の顔は再び真っ赤に染まってしまい、
そのまま逃げるように部屋から出ると、トイレに逃げ込んでドアを閉めた瞬間、へたり込んでしまったんですけど、
それと同時に大きなため息を漏らしました。
何故なら、先程までの出来事を思い出すたびに顔が熱くなっていくのを感じるからです。
それと共に、胸に手を当ててみると、未だに心臓がバクバクしており、息もかなり乱れているようです。
そんな自分の体を落ち着かせようと試みるもののなかなか上手くいかず困っているところに、
突然ドアがノックされたので驚いてしまいましたが、すぐに冷静さを取り戻すことができて一安心しました。
「ねえ、ちょっと大丈夫? 何か様子が変みたいだけど……」
と言う声が聞こえてきたため、声の主を確認するべく扉を開けると、そこには親友である奈菜子が立っていた。
どうやら心配して様子を見に来てくれたようなのですが、私の姿を見るなりギョッとした表情を浮かべた後、彼女はこう言いました。
「いや、さすがにこのタイミングでその顔はマズイと思うわよ……ほら、周りを見てごらんなさいよ」
そう言うと、彼女に言われてようやく気付いたのだが、 今の状態はとても人には見せられないような姿になっていることに気付かされた私は、
慌てて取り繕おうと、咄嗟に言い訳を思いついた瞬間、彼女がニヤニヤとした表情を浮かべながらこんなことを言ってきました。
「どうせまた旦那様とイチャイチャしてたんでしょ? もういい加減慣れなさいよね、新婚なんだから仕方ないでしょ?」
と言われてしまい、何も言い返せなかったせいで、黙り込んでいると、更に追い打ちをかけるようにしてこう言ったんです。
それに対して、私が反論できずに黙っていると、彼女は呆れた様子でため息をつきながらも、続けてこんなことを聞いてきたので、
「ところでさ、アンタって今幸せだったりするわけ?」
と聞かれたものですから、思わず本音が漏れてしまいました。
「……うん、とっても幸せだよ、だって大好きな人と結ばれたんだから当然じゃない」
そう答えた直後、急に抱きしめられた私は、驚きのあまり硬直してしまったんだけど、そんな私のことを優しく抱きしめながら、
耳元で囁いてきた彼女の言葉を聞いて、思わず涙が溢れ出してしまうほどの嬉しさを感じていました。
その日の夜のことなんだけど、私は蓮さんと一緒に寝ることになって、同じベッドで横になっていたんだけれど、
その時に彼からとんでもないことを言われちゃったんだよね。
それはつまり、今夜から本格的に夫婦としての生活が始まるということで、それを聞いた途端に緊張しちゃったせいか、
「あの、本当にいいんですか?」
なんて聞いてしまったんだけど、彼は微笑みながらこう言ってくれたので、安心して身を委ねることにしたのよね。
それからしばらくの間、お互い無言のまま見つめ合っていたのだけれど、不意に彼が顔を近づけてきたかと思うと、
私の唇を奪ってきたので、驚いたものの、抵抗することもなく受け入れていると、徐々に舌を絡め合うような濃厚なキスに変わり、
息が苦しくなってきた頃に唇を離すと、お互いの唾液が糸を引いているのが見えて、それだけで興奮してしまい、体が火照り始めたのがわかったんだよね。
そう言って必死に抵抗していたにもかかわらず、彼はさらに激しく責めたててくるせいで、
あまりの気持ちよさに意識が朦朧とし始めていくとともに、次第に身体からは力が抜けていき、最終的にはぐったりとしたまま、
彼のされるがままになってしまっていました。
その結果、何度も絶頂を迎えさせられてしまい、とうとう体力の限界を迎えそうになった時、
今度は四つん這いの体勢を取らされて後ろから挿入されました。
「きゃううっ、あああっ、深いっ、奥に当たって、すごいぃ!」
そう言いながら、激しいピストン運動を繰り返していると、私のお腹の奥に熱いものが流れ込んでくるのを感じてイキそうになっていると、
彼も同時に果ててしまったのか大量の白濁液を流し込まれてしまいます。
そして、それをすべて受け止め終わる頃には気を失ってしまっており、気がついたらベッドの上に寝かされていたのです……って、なんで!?
もう何がどうなっているのかわからないまま呆然としていましたが、すぐに我に返り慌てて服を着てベッドから降りて窓際まで行くと
愛する蓮さんがいるのです。
「ああ、おはようございます、美羽」
と言って笑顔で朝の挨拶をしてくれたのですが、その時の笑顔を見たことで、私の顔は再び真っ赤に染まってしまい、
そのまま逃げるように部屋から出ると、トイレに逃げ込んでドアを閉めた瞬間、へたり込んでしまったんですけど、
それと同時に大きなため息を漏らしました。
何故なら、先程までの出来事を思い出すたびに顔が熱くなっていくのを感じるからです。
それと共に、胸に手を当ててみると、未だに心臓がバクバクしており、息もかなり乱れているようです。
そんな自分の体を落ち着かせようと試みるもののなかなか上手くいかず困っているところに、
突然ドアがノックされたので驚いてしまいましたが、すぐに冷静さを取り戻すことができて一安心しました。
「ねえ、ちょっと大丈夫? 何か様子が変みたいだけど……」
と言う声が聞こえてきたため、声の主を確認するべく扉を開けると、そこには親友である奈菜子が立っていた。
どうやら心配して様子を見に来てくれたようなのですが、私の姿を見るなりギョッとした表情を浮かべた後、彼女はこう言いました。
「いや、さすがにこのタイミングでその顔はマズイと思うわよ……ほら、周りを見てごらんなさいよ」
そう言うと、彼女に言われてようやく気付いたのだが、 今の状態はとても人には見せられないような姿になっていることに気付かされた私は、
慌てて取り繕おうと、咄嗟に言い訳を思いついた瞬間、彼女がニヤニヤとした表情を浮かべながらこんなことを言ってきました。
「どうせまた旦那様とイチャイチャしてたんでしょ? もういい加減慣れなさいよね、新婚なんだから仕方ないでしょ?」
と言われてしまい、何も言い返せなかったせいで、黙り込んでいると、更に追い打ちをかけるようにしてこう言ったんです。
それに対して、私が反論できずに黙っていると、彼女は呆れた様子でため息をつきながらも、続けてこんなことを聞いてきたので、
「ところでさ、アンタって今幸せだったりするわけ?」
と聞かれたものですから、思わず本音が漏れてしまいました。
「……うん、とっても幸せだよ、だって大好きな人と結ばれたんだから当然じゃない」
そう答えた直後、急に抱きしめられた私は、驚きのあまり硬直してしまったんだけど、そんな私のことを優しく抱きしめながら、
耳元で囁いてきた彼女の言葉を聞いて、思わず涙が溢れ出してしまうほどの嬉しさを感じていました。
その日の夜のことなんだけど、私は蓮さんと一緒に寝ることになって、同じベッドで横になっていたんだけれど、
その時に彼からとんでもないことを言われちゃったんだよね。
それはつまり、今夜から本格的に夫婦としての生活が始まるということで、それを聞いた途端に緊張しちゃったせいか、
「あの、本当にいいんですか?」
なんて聞いてしまったんだけど、彼は微笑みながらこう言ってくれたので、安心して身を委ねることにしたのよね。
それからしばらくの間、お互い無言のまま見つめ合っていたのだけれど、不意に彼が顔を近づけてきたかと思うと、
私の唇を奪ってきたので、驚いたものの、抵抗することもなく受け入れていると、徐々に舌を絡め合うような濃厚なキスに変わり、
息が苦しくなってきた頃に唇を離すと、お互いの唾液が糸を引いているのが見えて、それだけで興奮してしまい、体が火照り始めたのがわかったんだよね。
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