大富豪とシンデレラ ～おひとりさま生活を満喫していたら、大企業の御曹司に拾われました。でも、溺愛されすぎて、毎日ドキドキしています～

49.

「ありがとう、僕の子供を産んでくれて、心から感謝しているよ」
それを聞いた私は、微笑みながら、こう答えることにしたのですが、 それに対して彼は、ただ黙って頷いただけで、
それ以上は何も言うことはなく、その後は何事もなかったかのように振る舞っていたので、特に追及することなく、
そのままその場を立ち去っていきましたが、その夜、寝る前に寝室で、一人で横になっている時、

「ねぇ、あなた、本当はまだ満足できていないんじゃないの？　遠慮なんかしなくていいのよ？」
そう言って抱き寄せようとしたんですけど、やんわりと拒絶された挙句、逆に押し倒されてしまっていましたね。

その時の感触を思い出してしまったせいか、体が熱くなり、疼き始めて、我慢できなくなりそうだった私は、
自ら服を脱いで裸身になると、彼の前で足を広げて見せました。

「お願い、早く来て……」
そう懇願すると、それに応えるように、蓮さんが覆い被さってきたので、彼の背中に腕を回しながら、
そっと唇を重ね合わせたのですが、それだけでは物足りず、自分から舌を絡ませていくうちに、
どんどん夢中になっていき、気づいた頃には、お互いに貪るような激しいキスを交わしていました。

「んっ、ちゅぱっ、れろっ、んふぅ、んんっ、ちゅっ、くちゅっ、じゅるぅ、はぁ、あんっ、もっとぉ～、いっぱいしてぇ～」
やがて唇が離れると同時に、今度は首筋や鎖骨付近へと舌を這わせてきたことで、思わず声を上げてしまうものの、
それでもなお止まることなく、徐々に下の方へと移動していき、遂に乳房の膨らみに到達したところで、先端を口に含まれてしまい、
その刺激によってビクッと反応してしまうと、さらに激しく吸いつかれてしまいましたよ。

しかもそれだけではなく、空いている方の手でもう片方の乳房を弄られ続けた結果、次第に快感が増していき、
とうとう限界を迎えそうになった時、

「あぁ、もうダメェ、これ以上されたらおかしくなっちゃうよぉ～！」
という声と共に絶頂を迎えてしまい、頭が真っ白になった後でようやく解放されることになりますが、
そこで休む間もなく、今度は両足を抱え上げられ、大事な部分が丸見えになるようにされてから、そこに顔を埋められてしまいましたよ。

（ああぁっ、そこはダメだよぉっ！）
抵抗しようとしましたが、すでに力が抜けてしまっている状態ではどうすることもできず、されるがままの状態が続き、
やがて、舌の先端が入り込んできたことで、さらなる快感に打ち震えてしまい、思わず腰を浮かせてしまった直後、
突然、目の前が真っ暗になり、何が起こったのか理解できずにいると、次の瞬間、

「ふわぁっ！？」
変な声が出ちゃいましたけど、これは仕方ありませんよね？

何故なら、いきなり耳の中へ舌が入り込んできたせいで、ゾワッとした感覚に襲われただけでなく、
さらには、水音までも聞こえてきたのですから、これで冷静でいられる方がおかしいですよ！
とはいえ、このままだと不味いと思った私は、なんとかして抜け出そうと試みたんですが、それが逆効果だったのか、ますます激しさを増していったため、
なす術もなく翻弄され続けました。

その結果、絶頂寸前にまで追い込まれたことで、このままではまずいと感じ始めた私は、最後の力を振り絞るようにして、
彼の体にしがみつくようにして抱きつくと、

「お、お願いします、最後までしてください！」
と叫んでしまったのですが、その直後、何故か動きを止めてしまい、どうしたのかと思っていると、
不意に体を起こされたので、そのままベッドの上で向かい合うような体勢になりましたが、
その瞬間、彼が何かを呟いたような気がしたんですが、あまりにも小さな声だったこともあって、うまく聞き取ることができませんでした。

そのため、彼に尋ねてみたところ、返ってきた答えは、驚くべきものでした。
というのも、今までに一度もしたことがないので、どうすればいいのかわからないらしいんですよ。
それを耳にした私は、まさかと思い、慌てて確かめてみると、そこには立派なモノがそそり立っていたんです。