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「お疲れさまリリアナ。頑張ったね」
義兄様は私に労いの言葉をかけてくれた。
それだけで私は報われる。私は生まれて来てくれた我が子に話しかけた。
私達家族はみんな笑顔で笑い合っている。私にとっての幸せはここにある。
「この子が私の大切な宝物……」
私は小さな手に触れてみる。すると赤ん坊はその手を握り返してきた。
そんな光景が愛おしくて私は何度も何度も赤子の頭を撫で続けた。
私はあの義兄様と出会ってしまった事で人生を狂わされた。
それが悪い事だとは言わない。実際私にとっては都合が良かったのかもしれない。
あの頃の私はもう誰にも頼る事が出来ない程に追い詰められていたから。
私の人生はもう駄目だと諦めかけていた時に私はあの義兄様に会った。
そして私は義兄様と出会った事を後悔していない。
人生には幸福もあれば不幸もある。
ならば私はこう答えるだけです。
「私は貴方に出会えて幸運でした。感謝しています」
そして私は心から願う。義兄様と末永く暮らせますようにと……。
それから時は流れて……。
子供も成人していて、私は再び義兄様と愛し合うのですけど、そこへ
息子も来ると義兄様と息子に可愛がられるのです!
「ねぇリリアナ……今度は僕達の事も気持ちよくしてくれるよね」
そう言うと息子のモノを口に含むと激しく扱いていきます。
舌で亀頭を刺激してあげながら手で竿を擦っていくと段々と息子は快楽に飲まれて絶頂を迎えるのです。
息子の精を飲み干すと私は更に義兄様のモノを奉仕していくのです。
「んっ……ちゅっ……んっ……んんっ……んぅぅぅ……」
私は二人の欲望を受け止めると身体中に熱を帯びてきました。
私はその様子を察した二人は私の花弁に指を入れて刺激してくる。
私は二人が与えてくれる快感に酔いしれて喘ぎ声を上げていました。
二人に同時に犯されて何度もイカされ続けて私の体力は徐々に奪われていく。
しかしそれでも私は幸せだった。こんなにも幸せを感じられる日が来るなんて思ってもいなかったから。
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