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「もういいの?」
俺は彼女の言葉に小さく
「ああ」
と返事を返す。
そして、俺達は店を出て帰路についた。
そうして、家に着いた俺はすぐに妻達を集めた。
そして、俺は妻達に先程の店での出来事を話すと、俺は妻達に ペンダントを渡す。
すると、妻達は嬉しそうにしながらも それぞれ好きな色を選び、身につけていく。
妻達はペンダントを身につけると、俺に見せてくる。
妻達が身に付けているのは色違いで、それぞれの瞳の色と同じ色の ペンダントをしている。
俺はそんな彼女達に微笑みながら頭を撫でて
「似合ってるよ」
と言うと、皆嬉しそうにしていた。そうして俺は妻達の 喜ぶ顔を見ながら、これからもずっと彼女達と
一緒にいようと思った。
それからも俺達は日々を過ごしていった。
俺と妻達は今日も楽しく過ごしていた。
俺達はいつものように朝食を食べ終えて、 今日は何をしようかなと考えていると、エレシアが俺に
話しかけてきた。
「ねえあなた、今日はみんなでお風呂に入りましょう」
それを聞いて、まあいいかと思い了承すると、 妻達を連れて温泉へと向かった。
この村には一応だが、公衆浴場のような施設が存在しており、 いつでも利用することが出来る。
「私から入るわね」
と言って、最初に湯船に浸かると気持ち良さそうな表情を浮かべた。
続いて他の妻達も入っていく。
俺も服を脱ぐとその後に続く。
そして、全員が入り終えたところで俺は妻達を洗い始める。
まずはアリシアからだ。
アリシアは俺に洗われると恥ずかしそうにしながらも嬉しそうに笑みを浮かべていた。
次はセレシアだ。
セレシアは俺に体を触られると顔を赤くして恥ずかしそうにしていたが、嬉しそうにも見えた。
全員を洗い終えた後、俺は先に上がると、皆が上がってくるのを待つ。
しばらくして、彼女達が浴室から出てくると、今度は俺の番だ。
俺はまず、髪を濡らすと、次に体全体を泡立てながら隅々まで丁寧に洗っていく。
俺は妻達の髪も綺麗に洗ってあげた。
しばらくして、妻達も体を洗い終わったので、今度は俺の身体を妻達が洗ってくれる事になった。
最初はアリシアとセレシアだ。
二人は石鹸を手で泡立てると、俺の身体に優しく触れて洗ってくれる。
二人の手つきはとても優しかったが、それが逆にくすぐったくて、俺は思わず笑い声を上げてしまう。
だが、二人はそんな事を気にせず、真剣な様子で俺を洗っている。
やがて、二人とも俺を洗い終えると、次はリリアとカレンが俺の前にやって来た。
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