悪役令嬢は悪役になりきれず、隣国の王子に溺愛される!

一ノ瀬 彩音

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でも、アベルはそんな私を可愛いと言ってくれて、私は恥ずかしく思いながらも、
アベルにお礼を言うのでした。
アベルと朝食を食べていると、アベルは私に街に行きたいと伝えてきます。
(あ、そうだよね。もうすぐクリスマスだし)
私はそのことをすっかり忘れていましたので、アベルに謝ることにしました。
ごめんなさい。
アベルは私の言葉に首を傾げると、どうしたんだと聞いてきたので、
私は街に行くのを忘れていたことを伝えると……。
アベルは呆れた表情になりながらも、気にしないでいいと言ってくれて、
私に街に行く準備をするようにと言ってくれるのでありったけの準備をした。
私はアベルにお待たせと言うと、アベルは私にコートを着せてくれた。
アベルは私に帽子をかぶせると、最後にマフラーを巻いてくれて、これで完成だと告げてきた。
私はアベルが用意をしてくれるのを待つ間、窓の外を眺めてみる。
すると、雪が降っていることに気づいた。
私はアベルに寒いだろうと言って、アベルが持ってきてくれていた手袋とブーツを履かせてもらう。
私はアベルにありがとうございますとお辞儀をすると、アベルは私に向かって手を差し伸べてきた。
私はその手に自分の手を添えると、アベルが私を引き寄せて抱きしめてくれて、
それから私に口づけをしてくるのだ。私はその口付けを受け入れてから、アベルに愛していますと伝えると、
私もだよと返してきて、 今度は深く激しい口付けを交わした。
アベルは私をベッドに押し倒すと、私の上に覆いかぶさってきて、私の耳を舐めてきた。
私はその感覚にゾクっとして、声を出してしまう。
アベルは私の反応に気をよくして、さらに私のことを責め立ててきた。
私はその快感に耐えきれずに声を出してしまうと、アベルは私の首筋を軽く噛んできた。
私はその感覚にビクっと体を震わせると、アベルは私の首の後ろを優しく撫でてきた。
私はその優しい触り方に思わず声が出そうになるが、なんとか我慢することに成功する。
しかし…… アベルは私の事を見ながら、次はここを攻めるぞと宣言してきた。
宣言された場所がどこなのか理解できたのと同時にその場所への責めに期待を
してしまう自分がいることに気づいてしまい……ドキドキしてしまう。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか、私のスカートの中に潜り込んだアベルは
太腿の内側を指先でなぞってきた。
私はその刺激に身を捩らせると、アベルはその動きに合わせて私の足を掴んでくるものだから
余計に身動きが取れなくなってしまう…… ただでさえ、敏感になっているのだから
この刺激だけでも辛いというのに、アベルはさらに追い打ちをかけてきた。
アベルはそのままショーツ越しに花弁を弄び始めたからだ。
アベルによって散々開発された体はその刺激にあっさりと屈してしまい、
私はすぐに達してしまうことになったのだった……。
私が達した後、アベルは私が身に着けているものを全て剥ぎ取ると、
私に四つん這いになるように指示をしてきた。
私はそれに従って、アベルに背中を向ける。
アベルは私の腰を掴むと、私の花弁にモノをあてがい始めた。
私はその行為にこれから何をされるのかを理解して、息を飲む。
アベルは私のそんな緊張をほぐすかのように、私の頭を撫でてくる。
私はその感触に落ち着きを取り戻すと、ゆっくりと息を吐き出していく。
そして……ついにその時が訪れた。
アベルは私の中へと入ってくると、私の奥まで入り込んできた。
私はその圧迫感に声を出してしまう。
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