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第2話 再会
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カロンはもうすぐ十八歳になる。
職業人としては半人前でも自分の土地を守っていかなければならない。
これからは自分の力ひとつで自立し、生きていかなければならない。
カロンの父は過労により倒れた。
もちろん、ここの領地を治める貴族の税収が厳しく無理が祟ったことが起因している。
しかし、ここ数年は情勢も安定し、税収も落ちたため民は身の丈に合った暮らしができている。
それは前領主が引退し、その息子が領主となったことで経済は安定し、最近は主だった争いごともなかったからであろう。
また土地の広さに応じた税収を正しく定め直した現領主の政策が功を奏したのだろう。
カロンは今日も一日自分の畑で働く。
自分の畑を耕し、午後から自分の野菜を売りに行く。
これがカロンの一日だ。
たまに町に飲みに出かけけるが、ほとんどは起きて、畑で仕事をして寝るというルーチンワークをこなしている。
カロンはその日も畑に出る。
昔は朝が苦手だったカロンも農家の人間なら早起きは必須であったことからもう慣れていた。
早く起き、日の出とともに家を出る。
畑までは小川に沿って歩いていくだけである。
その小川もまたカロンの畑にはなくてはならないものである。
この山から流れてきた小川の水が畑には必要不可欠だからだ。
そう思うと最適な地に畑があるなぁと亡き父に心の中で感謝する。
カロンは大きな欠伸をしながら小川沿いを歩く。
いつもと変わらない日常。
しかし、カロンには悩みがあった。
それはお隣の薬屋の娘であるフィーネのことである。
フィーネとはお幼馴染であり、小さい頃はよく遊んでいた。いまも町で会えば挨拶はするし、たまに酒を飲みにいく。
そのフィーネが町でも有数の商人の息子に求婚されているという噂を聞いた。
それから、なぜかずっと胸が痛い。
どこかに打ち付けたときや、腹痛のような痛さではない。心がざわついてキュウッと締め付けられるような痛さだ。
考えないようにしてもフィーネの顔が頭をよぎると胸が痛くなる。
なんでこんなに痛むのか。
んーと唸り、足りない頭を悩ませながら歩いていると、何かにつまずいた。
慌ててカロンは足元に目をやるとそこにはどこかで見たことのある青年が座っていた。
「おっと。すまない。ちょっと考え事をしていて。」
「いえいえ、お気になさらず。」
その青年の服装はこの辺りではあまり見かけないものだった。
このあたりに住む人々は皆、皮製のブラウスや、厚いウール製オーバーコートなどを羽織りベルトなどで止めただけの安上がりな作りの服を着ている。
しかし、彼は小綺麗な白いシャツを着て、下には濃紺のズボンをベルトで止めたシンプルないで立ちをしていた。まるで普段着飾っている貴族が追剥ぎにでも襲われ、上着やら装飾品やらを強奪され、逃げてきたような。いわゆる軽装なのだろうが。その恰好がこの場所に適さず、奇抜に見える。
貴族は民衆の前に姿を現すときでもいつでも厚いコートやら装飾品を付け、豪華に着飾っており出来るだけ肌を見せない服装で外に出向くものだ。
彼のような恰好で外を歩く貴族など他に見たことがない。
そして、彼の端正な顔立ちはこの地に似つかわしくない。
俺なんて日々、太陽の下で作物を育てているために顔は小麦色で鼻の上にはそばかすが散っている。
しかし、彼は白い肌に、すべての光を反射しているようなまばゆい黄金の髪に瞳。高い鼻梁に、薄い唇。さぞ女にモテるだろうなと邪推してしまうような色男だ。
しかし、どこかでその顔を見たことがある。
いつだったか。
俺はそのにーちゃんに声をかけてみることにした。
「おい、にーちゃん。こんなはずれで何してる?ここは偉い人の来るところじゃねぇぞ。」
「ん?そうですか?そういえば、ここは貴方の土地なのですか?」
「そうだ。ここは俺の畑だ。」
「そうなんですか!では、カロンという少年を御存知ですか?」
「あ?カロンは俺だぞ。お前誰だ?」
「僕はロイドと言います。」
その子供のような表情とロイドという名前には見覚えがあった。
それは昔、俺が立てついた貴族様だった。
彼は何故か俺を訪ねてここに来たという。
意味が分からない。農民に用のある貴族なんていない。俺らは一生、彼らの糧を稼いで死ぬだけだ。
この土地で死ぬだけなんだ。
彼はなんだ?
特別に税でも徴収しにきたか?
俺は彼の顔を凝視する。意図の分からぬ貴族の来訪なんてものは悪い報せに決まっている。
「それで、貴族様が私にどういった御用でしょうか?」
「そういった言葉遣いは似合わないですねカロンは。いいですよ。もっといつも通り接してくれれば。」
「いや、そんな旧来の友のように言われましても。」
「いえいえ。いいですから。ほら。肩の力も抜いて。」
「あの?それより、どういった御用ですか?」
「普段の話し方に戻してくれないと、話しません。」
ロイドは何故かふくれっ面でこちらを見てくる。こんな変な男でも貴族は貴族。もし粗相があれば、何があるか分からない。
まあいいか。出会いがしらの態度でもう不敬だと捉えられていれば俺の命はないだろうしな。
俺は彼の言うように口調を戻す。
「は?ああ。分かった。分かった。で、どういった用だ?」
「そうですね。貴方の土地の税収の見積もりに来ました。なんでも脱税の疑いがあるそうなので。」
「は!?そんな訳ねぇ!この間、貴族の使いが来たばっかりだぞ!もし、そうならあいつら検地官のやつらが馬鹿なだけだ!」
やっぱり悪い報せか。これ以上、税を高くされてたまるか。今でもいっぱいいっぱいなのに。
「まあ、それが分からないので私が直々に調べに来たというわけです。」
「そ、そうかよ。分かった。なら、今日で全部終わらせてくれ。こっちも忙しいんだ。」
ロイドは頷くと、俺の家に来て、町長のサインの入った土地の権利書やら、税の見積書などに目を通していく。その作業の間、俺は靴やら、服を洗ったり、家事をしながらぼんやり彼を見ていた。
夕刻に二人で彼と楽しく話していた思い出。それだけが頭の中にあった。
はじめて同世代の人間と楽しく友達のように話した思い出だ。
しかし、もう子供ではない。
今はもう貴族と楽しく談笑など出来ない。あの時とは何もかも変わったのだ。
「カロンは一人暮らしなんですね。親や兄弟はいないのですか?」
「それは、その見積もりに関係あるのか?」
「いえいえ。ただの世間話ですよ。」
「それに、平民相手にその話し方はおかしくないか?貴族はもっと横柄な話し方だろ。」
「いえいえ、私は普段からこんな感じですから。」
「変わらないな。変な奴だ。」
「おや。やっぱり覚えていてくれたんですね。嬉しいですね。」
ロイドは何故か満面の笑みでこちらに振り向く。
「あ?それでどうなんだ?俺は牢獄にでも入れられるのか?」
「どうですかね。とりあえず、もう少し調査が必要ですね。また明日、こちらに伺いますね。」
「明日も来るのかよ!?」
「来ますよ。嬉しいでしょ?」
「嬉しくねぇよ。帰れ。」
「おや、貴族に対してその言いよう。はい。決定!死罪!」
「そんな事あるかよ!ふざけんな!」
「冗談ですよ。ではまた。」
と陽気に笑う青年に完全にペースを握られて、俺はむしゃくしゃしながら彼を追い出そうとドアの方へと連れて行く。
と、その時、ドアが開かれた。
急に開かれたドアの前には見慣れた女性がいた。
薄い茶色の髪は光に当たり赤く光る。その髪を後ろで束ねて、前髪は中央で別れており彼女の端正な顔立ちが際立ちよく見える。大きな双眸から品の良い小さいながらも鼻梁の高い鼻、肉付きのよい口がその小さな顔に上手いことはまり、均整がとれて美を成立させている。
その娘を見れば、だれもが手放しに誉めるであろう。
薬屋の娘のフィーネである。
「なんか久しぶりにカロンの怒鳴り声が聞こえたけど、どうしたの?」
彼女は俺の叫び声を聞き、玄関の鐘も鳴らさず、家のドアを開いたようだ。今はロイドの顔を見て硬直している。
そら、こんな貴族のような美形の男が俺の家にいたら驚くだろう。
「おや、可愛らしい女性ですね。カロンの彼女さんですか?」
「え?…………えっと」
フィーネはロイドの顔に見惚れているのか顔を赤くしてまだ固まっている。
「いやあ、カロンも隅に置けませんね。こんな美女を誑し込んでいたとは。」
「お前、貴族だろうが。なんだその言い方は?」
「おや悪徳貴族とはカロンが僕に言った言葉ですよ?」
「言ってない!」
「おや、嘘をつくとは。はい!決定!死罪!」
「だから、なんでだよ。」
「えっと二人とも仲いいね?」
「もういい。面倒くさい。」
そうして、俺はロイドを追い返した。今日は厄日だ。なぜにこうも色々なことが舞い込んでくるのか。
フィーネが何故、俺の家に来たのか。
どうせ悪い報せに決まっている。今日あいつと出会ってから良いことが何一つない。疫病神を追い返し、俺は一息つくとフィーネの話に耳を傾ける。
職業人としては半人前でも自分の土地を守っていかなければならない。
これからは自分の力ひとつで自立し、生きていかなければならない。
カロンの父は過労により倒れた。
もちろん、ここの領地を治める貴族の税収が厳しく無理が祟ったことが起因している。
しかし、ここ数年は情勢も安定し、税収も落ちたため民は身の丈に合った暮らしができている。
それは前領主が引退し、その息子が領主となったことで経済は安定し、最近は主だった争いごともなかったからであろう。
また土地の広さに応じた税収を正しく定め直した現領主の政策が功を奏したのだろう。
カロンは今日も一日自分の畑で働く。
自分の畑を耕し、午後から自分の野菜を売りに行く。
これがカロンの一日だ。
たまに町に飲みに出かけけるが、ほとんどは起きて、畑で仕事をして寝るというルーチンワークをこなしている。
カロンはその日も畑に出る。
昔は朝が苦手だったカロンも農家の人間なら早起きは必須であったことからもう慣れていた。
早く起き、日の出とともに家を出る。
畑までは小川に沿って歩いていくだけである。
その小川もまたカロンの畑にはなくてはならないものである。
この山から流れてきた小川の水が畑には必要不可欠だからだ。
そう思うと最適な地に畑があるなぁと亡き父に心の中で感謝する。
カロンは大きな欠伸をしながら小川沿いを歩く。
いつもと変わらない日常。
しかし、カロンには悩みがあった。
それはお隣の薬屋の娘であるフィーネのことである。
フィーネとはお幼馴染であり、小さい頃はよく遊んでいた。いまも町で会えば挨拶はするし、たまに酒を飲みにいく。
そのフィーネが町でも有数の商人の息子に求婚されているという噂を聞いた。
それから、なぜかずっと胸が痛い。
どこかに打ち付けたときや、腹痛のような痛さではない。心がざわついてキュウッと締め付けられるような痛さだ。
考えないようにしてもフィーネの顔が頭をよぎると胸が痛くなる。
なんでこんなに痛むのか。
んーと唸り、足りない頭を悩ませながら歩いていると、何かにつまずいた。
慌ててカロンは足元に目をやるとそこにはどこかで見たことのある青年が座っていた。
「おっと。すまない。ちょっと考え事をしていて。」
「いえいえ、お気になさらず。」
その青年の服装はこの辺りではあまり見かけないものだった。
このあたりに住む人々は皆、皮製のブラウスや、厚いウール製オーバーコートなどを羽織りベルトなどで止めただけの安上がりな作りの服を着ている。
しかし、彼は小綺麗な白いシャツを着て、下には濃紺のズボンをベルトで止めたシンプルないで立ちをしていた。まるで普段着飾っている貴族が追剥ぎにでも襲われ、上着やら装飾品やらを強奪され、逃げてきたような。いわゆる軽装なのだろうが。その恰好がこの場所に適さず、奇抜に見える。
貴族は民衆の前に姿を現すときでもいつでも厚いコートやら装飾品を付け、豪華に着飾っており出来るだけ肌を見せない服装で外に出向くものだ。
彼のような恰好で外を歩く貴族など他に見たことがない。
そして、彼の端正な顔立ちはこの地に似つかわしくない。
俺なんて日々、太陽の下で作物を育てているために顔は小麦色で鼻の上にはそばかすが散っている。
しかし、彼は白い肌に、すべての光を反射しているようなまばゆい黄金の髪に瞳。高い鼻梁に、薄い唇。さぞ女にモテるだろうなと邪推してしまうような色男だ。
しかし、どこかでその顔を見たことがある。
いつだったか。
俺はそのにーちゃんに声をかけてみることにした。
「おい、にーちゃん。こんなはずれで何してる?ここは偉い人の来るところじゃねぇぞ。」
「ん?そうですか?そういえば、ここは貴方の土地なのですか?」
「そうだ。ここは俺の畑だ。」
「そうなんですか!では、カロンという少年を御存知ですか?」
「あ?カロンは俺だぞ。お前誰だ?」
「僕はロイドと言います。」
その子供のような表情とロイドという名前には見覚えがあった。
それは昔、俺が立てついた貴族様だった。
彼は何故か俺を訪ねてここに来たという。
意味が分からない。農民に用のある貴族なんていない。俺らは一生、彼らの糧を稼いで死ぬだけだ。
この土地で死ぬだけなんだ。
彼はなんだ?
特別に税でも徴収しにきたか?
俺は彼の顔を凝視する。意図の分からぬ貴族の来訪なんてものは悪い報せに決まっている。
「それで、貴族様が私にどういった御用でしょうか?」
「そういった言葉遣いは似合わないですねカロンは。いいですよ。もっといつも通り接してくれれば。」
「いや、そんな旧来の友のように言われましても。」
「いえいえ。いいですから。ほら。肩の力も抜いて。」
「あの?それより、どういった御用ですか?」
「普段の話し方に戻してくれないと、話しません。」
ロイドは何故かふくれっ面でこちらを見てくる。こんな変な男でも貴族は貴族。もし粗相があれば、何があるか分からない。
まあいいか。出会いがしらの態度でもう不敬だと捉えられていれば俺の命はないだろうしな。
俺は彼の言うように口調を戻す。
「は?ああ。分かった。分かった。で、どういった用だ?」
「そうですね。貴方の土地の税収の見積もりに来ました。なんでも脱税の疑いがあるそうなので。」
「は!?そんな訳ねぇ!この間、貴族の使いが来たばっかりだぞ!もし、そうならあいつら検地官のやつらが馬鹿なだけだ!」
やっぱり悪い報せか。これ以上、税を高くされてたまるか。今でもいっぱいいっぱいなのに。
「まあ、それが分からないので私が直々に調べに来たというわけです。」
「そ、そうかよ。分かった。なら、今日で全部終わらせてくれ。こっちも忙しいんだ。」
ロイドは頷くと、俺の家に来て、町長のサインの入った土地の権利書やら、税の見積書などに目を通していく。その作業の間、俺は靴やら、服を洗ったり、家事をしながらぼんやり彼を見ていた。
夕刻に二人で彼と楽しく話していた思い出。それだけが頭の中にあった。
はじめて同世代の人間と楽しく友達のように話した思い出だ。
しかし、もう子供ではない。
今はもう貴族と楽しく談笑など出来ない。あの時とは何もかも変わったのだ。
「カロンは一人暮らしなんですね。親や兄弟はいないのですか?」
「それは、その見積もりに関係あるのか?」
「いえいえ。ただの世間話ですよ。」
「それに、平民相手にその話し方はおかしくないか?貴族はもっと横柄な話し方だろ。」
「いえいえ、私は普段からこんな感じですから。」
「変わらないな。変な奴だ。」
「おや。やっぱり覚えていてくれたんですね。嬉しいですね。」
ロイドは何故か満面の笑みでこちらに振り向く。
「あ?それでどうなんだ?俺は牢獄にでも入れられるのか?」
「どうですかね。とりあえず、もう少し調査が必要ですね。また明日、こちらに伺いますね。」
「明日も来るのかよ!?」
「来ますよ。嬉しいでしょ?」
「嬉しくねぇよ。帰れ。」
「おや、貴族に対してその言いよう。はい。決定!死罪!」
「そんな事あるかよ!ふざけんな!」
「冗談ですよ。ではまた。」
と陽気に笑う青年に完全にペースを握られて、俺はむしゃくしゃしながら彼を追い出そうとドアの方へと連れて行く。
と、その時、ドアが開かれた。
急に開かれたドアの前には見慣れた女性がいた。
薄い茶色の髪は光に当たり赤く光る。その髪を後ろで束ねて、前髪は中央で別れており彼女の端正な顔立ちが際立ちよく見える。大きな双眸から品の良い小さいながらも鼻梁の高い鼻、肉付きのよい口がその小さな顔に上手いことはまり、均整がとれて美を成立させている。
その娘を見れば、だれもが手放しに誉めるであろう。
薬屋の娘のフィーネである。
「なんか久しぶりにカロンの怒鳴り声が聞こえたけど、どうしたの?」
彼女は俺の叫び声を聞き、玄関の鐘も鳴らさず、家のドアを開いたようだ。今はロイドの顔を見て硬直している。
そら、こんな貴族のような美形の男が俺の家にいたら驚くだろう。
「おや、可愛らしい女性ですね。カロンの彼女さんですか?」
「え?…………えっと」
フィーネはロイドの顔に見惚れているのか顔を赤くしてまだ固まっている。
「いやあ、カロンも隅に置けませんね。こんな美女を誑し込んでいたとは。」
「お前、貴族だろうが。なんだその言い方は?」
「おや悪徳貴族とはカロンが僕に言った言葉ですよ?」
「言ってない!」
「おや、嘘をつくとは。はい!決定!死罪!」
「だから、なんでだよ。」
「えっと二人とも仲いいね?」
「もういい。面倒くさい。」
そうして、俺はロイドを追い返した。今日は厄日だ。なぜにこうも色々なことが舞い込んでくるのか。
フィーネが何故、俺の家に来たのか。
どうせ悪い報せに決まっている。今日あいつと出会ってから良いことが何一つない。疫病神を追い返し、俺は一息つくとフィーネの話に耳を傾ける。
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