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【1章】晶乃と彩智
42.写真は何を撮ったっていい?
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晶乃は彩智の鋭い声に図書室全体がびりっと震えたように錯覚をした。それくらい、その声には強い怒気が含まれていた。
一瞬の沈黙の後、朝陽が口を開く。
「そうだよ」
「何で……人が溺れている時に、助けにも行かないで、写真を撮っていたんですか?」
「それが、何か?」
怒りが突き動かしているような彩智の声に、小馬鹿にしているような朝陽の声が返される。
「目の前にシャッターチャンスがあったからシャッターを切った。それだけの話よ。責められる謂れは何もないわ」
「人が……私の友達が死ぬかもしれなかったんですよ!」
「私が駆け付けたからって死ぬときは死ぬわ。それに――」
ふふんと鼻を鳴らした朝陽は顔いっぱいに人の悪い笑みを浮かべた。
「人はそう簡単に死なないわよ」
「死ぬんです!」
彩智は叫んで、机に両手を叩きつけた。
「人は……あなたが思っているよりも、ずっと簡単に死ぬんです」
「もし死んだとして、それで私を責めるのはお門違いというものだわ。それとも私が彼女を海に放り込んだとでも?」
それは、決して相容れない二つの価値観。でも両親を事故で失っている彩智にとっては許せない言葉だっただろう。晶乃は、やばいと思いながら彩智の後ろに立った。彩智が怒って暴れようとしたらすぐに止めるためだ。
「カメラを持っている人間は何を撮っても許されると思っているのですか! 撮ることの方が大事だというのですか! 写真を撮るということは――」
声を上げすぎたのか、彩智が胸のあたりを押さえ、ゴホゴホと咳き込んだ。
「写真を撮るということは、そんなエゴイズムだと……」
咳き込みながらも吐き出した言葉は、最後の方はかすれてしまった。晶乃は慌てて彩智の背中をさすり、彩智の顔を覗き込む。彩智は、両目に涙をいっぱいに溜めて、唇を噛み締めていた。
「写真を撮るのはエゴイズムなんだよ」
冷たく断言した朝陽がグイっと顔を突き出して来る。
「目の前に、撮るべきものがあるから撮る。そこに、倫理観だの正義感だのは関係ない。そんなものを割り込ませて、肝心のシャッターチャンスを逃すような奴は、写真を撮ってるなんて言えない。ただ、カメラを持っているだけ。ただ、シャッターを切っているだけ」
「違う! それは絶対に!」
彩智の殴りかからんばかりの勢いに、晶乃が咄嗟に羽交い絞めにする。
「題材が衝撃的であればあるほど、それを見た人は喜び、カメラマンはその称賛が己に向けられたものと勘違いする。自殺した直後のアイドルの遺体を撮影したカメラマン。センセーショナルな記事を書くために珊瑚に傷をつけたカメラマン。目の前で人が流されるのを撮影し続けたカメラマン。自分の撮りたい場面に他人が邪魔になるからと罵声を浴びせるカメラマン。時として、撮影欲や功名心の前に倫理観なんてものは簡単に欠如してしまう」
ここまで黙っていた伊庭が、静かに口を挟んできた。
「芥川龍之介の『地獄変』は読んだことがあるだろ? 芸術の完成の為に如何な犠牲を払うことも厭わない絵仏師の話だ。最後には最愛の娘が火に焼かれ苦しみ死ぬのを笑みを浮かべ見守り、地獄変の屏風を完成させる話だ。そういう欲求は人間の根本に潜んで、根付いているんだよ。それがデジカメやスマホで簡単に撮れるようになってSNSなんかで簡単に拡散できるようになって、簡単に芽を出すようになってしまった。……でもな」
彩智の強張っていた体から力が抜けてきたので、晶乃は腕の力を抜いた。
「国際的な批判に晒されたケビン・カーターの例を出すまでもなく、写真を見る人間は常にこの写真が己の倫理感と照らし合わせて正当なものなのかを考える。君がその写真を公のものにしたとして、君にとって決していい結果にはならないだろう」
「言いたい人には言わせればいい。認めない人のことはこっちも認めなければいい。他人にどう言われるか、いちいち気にしている奴に、写真を撮る資格なんてない!」
「本気でそう思っているのなら、君のマインドは、悪質な迷惑行為を繰り返す撮り鉄や、悪ふざけで店一つ潰すバイトテロと大差ない」
その頃になって奥の部屋から司書の先生が出てきた。痩せたバーコード頭の50代の男の先生で、「君たち、喧嘩は困るよ」と気弱そうに言ってきた。
「すみません。喧嘩じゃないです」
朝陽が謝り、司書の先生は「あんまり大騒ぎしないでくれよ」とぼそぼそとした言い方で注意すると再び奥に入っていった。
「何の話だっけ?」
司書の先生がいなくなってから、朝陽が言った。
「写真と倫理観の話。なかなか面白く聞かせてもらったけれど……」
その時、晶乃とも彩智とも違う別の女子の声が割り込んできた。入口の方から、女子生徒が近付いてくる。その顔に晶乃は見覚えがあった。
「岩井先輩……」
以前一度、写真研究部で会った副部長の岩井充希。彼女のふんわりした髪は、上村朝陽の金色の髪よりもずっと人目を引いた。初めて会ったときは凄く美人の先輩だという印象しかなかったが、歩き方から人の眼を引き付ける。校則ぎりぎりの長さに設定されたスカートの裾から伸びる長くてすらっとした足は、女の晶乃でもついつい視線を向けてしまい、慌てて彼女の顔に視線を戻した。
「先輩はどうしてここに……」
晶乃の疑問に答えを出したのは、上村朝陽だった。朝陽は視線を伊庭の方に向ける。
「充希とアンタは、同じクラスだったっけ」
そう言えば3年の教室を離れるときに、クラスメイトに何か声をかけていたように見えた。あれは、充希に言伝を頼んでいたのだろう。
「私も写真を撮るときの倫理観がどうのこうのと講釈できるほど、撮影の時に気を使っているわけじゃないけれど、写真は誰かを傷つけるために撮るものじゃないと思うよ」
充希が彩智の横に立って、ぽんと彩智の肩に手を置いた。それから、ちらりと晶乃の方に目を向け、
「肖像権って知ってるよね。誰もが勝手に撮影されたりそれを公開されたり使用されたりしない権利。法律で明文化されたものではないから、刑事罰を受けることはない。でも、憲法13条――『すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする』という条文の中の『幸福追求に対する国民の権利』の文言を法的根拠に判例で認められている権利。民放709条における不法行為の損害賠償の対象にもなり得る。写真は、好き勝手に撮ってもいいというものではないことは、裁判所だって認めていることだよ」
「道徳の次は法律を持ち出すの?」
「いえいえ。いくら、写真部部長の上村朝陽サンでも、本人の許可なしに写真を勝手に使ったりはしないでしょって話。それこそ、最低限の矜持だもの」
「もともと、その為に、あなたたちに声をかけた筈なんだけれどね」
朝陽は小さく肩をすくめる。
晶乃はちらりと彩智の方に目をやった。
「私は、私が写っている写真を使われたくはありません」
彩智はきっぱりと言う。
それを聞いて、内心では(別に構わないんだけれどなぁ)と思いつつ、彩智と歩調を合わせる。
「私も……自分が写っている写真を使われることを、お断りします」
「そっか。勿体ないなぁ……」
晶乃が意外に思うほどあっさりと、朝陽は退いた。
「まぁ、断られたものは仕方がないね」
机の上に広げられた写真をかき集めた朝陽は、トントンと揃えると、無造作に指先で摘まみ、びりりと二つに破った。破った分を重ねてもう一回、指先で破り、握りしめる。
いかにも当てつけのような行動に、思わず眉根を寄せて不快感を露わにした晶乃。そんな晶乃に、「表に出せない写真はただのゴミだよ」と言った朝陽は、続けて「あぁ。この間の話は、引き分けってことでいいわ」と一方的に言い放つ。
この間の話が、今日、彩智が見せるはずだった写真のことを指しているのだと晶乃が思い至るより早く、朝陽は図書室の出入り口の方に向けて歩き去ろうとしていた。しかし、扉の前で足を止めて振り返ると、「充希」と声をかけてきた。
「私たちだって、別に誰かを傷つけるために写真を撮っているわけではないわ」
上村朝陽が出て行った図書室の中でしばらく誰も、何も言わなかった。そんな沈黙を破ったのは充希だった。
「ごめんね」
その言葉は彩智に向けられたものだった。何に対する謝罪なのかと晶乃は首を捻る。
「肖像権とか倫理観とか、あなたが言いたかったのはそういうことじゃなかったよね。伝えたかったことを、ちゃんと伝えられなくて、ごめんね」
ぶんぶんと激しく首を左右に振った彩智は、両手で顔を覆って、声を絞り出した。
「晶乃が生きてて良かった……」
「……縁起でもない」
晶乃の呟きは、朝会5分前を告げる予鈴にかき消された。
一瞬の沈黙の後、朝陽が口を開く。
「そうだよ」
「何で……人が溺れている時に、助けにも行かないで、写真を撮っていたんですか?」
「それが、何か?」
怒りが突き動かしているような彩智の声に、小馬鹿にしているような朝陽の声が返される。
「目の前にシャッターチャンスがあったからシャッターを切った。それだけの話よ。責められる謂れは何もないわ」
「人が……私の友達が死ぬかもしれなかったんですよ!」
「私が駆け付けたからって死ぬときは死ぬわ。それに――」
ふふんと鼻を鳴らした朝陽は顔いっぱいに人の悪い笑みを浮かべた。
「人はそう簡単に死なないわよ」
「死ぬんです!」
彩智は叫んで、机に両手を叩きつけた。
「人は……あなたが思っているよりも、ずっと簡単に死ぬんです」
「もし死んだとして、それで私を責めるのはお門違いというものだわ。それとも私が彼女を海に放り込んだとでも?」
それは、決して相容れない二つの価値観。でも両親を事故で失っている彩智にとっては許せない言葉だっただろう。晶乃は、やばいと思いながら彩智の後ろに立った。彩智が怒って暴れようとしたらすぐに止めるためだ。
「カメラを持っている人間は何を撮っても許されると思っているのですか! 撮ることの方が大事だというのですか! 写真を撮るということは――」
声を上げすぎたのか、彩智が胸のあたりを押さえ、ゴホゴホと咳き込んだ。
「写真を撮るということは、そんなエゴイズムだと……」
咳き込みながらも吐き出した言葉は、最後の方はかすれてしまった。晶乃は慌てて彩智の背中をさすり、彩智の顔を覗き込む。彩智は、両目に涙をいっぱいに溜めて、唇を噛み締めていた。
「写真を撮るのはエゴイズムなんだよ」
冷たく断言した朝陽がグイっと顔を突き出して来る。
「目の前に、撮るべきものがあるから撮る。そこに、倫理観だの正義感だのは関係ない。そんなものを割り込ませて、肝心のシャッターチャンスを逃すような奴は、写真を撮ってるなんて言えない。ただ、カメラを持っているだけ。ただ、シャッターを切っているだけ」
「違う! それは絶対に!」
彩智の殴りかからんばかりの勢いに、晶乃が咄嗟に羽交い絞めにする。
「題材が衝撃的であればあるほど、それを見た人は喜び、カメラマンはその称賛が己に向けられたものと勘違いする。自殺した直後のアイドルの遺体を撮影したカメラマン。センセーショナルな記事を書くために珊瑚に傷をつけたカメラマン。目の前で人が流されるのを撮影し続けたカメラマン。自分の撮りたい場面に他人が邪魔になるからと罵声を浴びせるカメラマン。時として、撮影欲や功名心の前に倫理観なんてものは簡単に欠如してしまう」
ここまで黙っていた伊庭が、静かに口を挟んできた。
「芥川龍之介の『地獄変』は読んだことがあるだろ? 芸術の完成の為に如何な犠牲を払うことも厭わない絵仏師の話だ。最後には最愛の娘が火に焼かれ苦しみ死ぬのを笑みを浮かべ見守り、地獄変の屏風を完成させる話だ。そういう欲求は人間の根本に潜んで、根付いているんだよ。それがデジカメやスマホで簡単に撮れるようになってSNSなんかで簡単に拡散できるようになって、簡単に芽を出すようになってしまった。……でもな」
彩智の強張っていた体から力が抜けてきたので、晶乃は腕の力を抜いた。
「国際的な批判に晒されたケビン・カーターの例を出すまでもなく、写真を見る人間は常にこの写真が己の倫理感と照らし合わせて正当なものなのかを考える。君がその写真を公のものにしたとして、君にとって決していい結果にはならないだろう」
「言いたい人には言わせればいい。認めない人のことはこっちも認めなければいい。他人にどう言われるか、いちいち気にしている奴に、写真を撮る資格なんてない!」
「本気でそう思っているのなら、君のマインドは、悪質な迷惑行為を繰り返す撮り鉄や、悪ふざけで店一つ潰すバイトテロと大差ない」
その頃になって奥の部屋から司書の先生が出てきた。痩せたバーコード頭の50代の男の先生で、「君たち、喧嘩は困るよ」と気弱そうに言ってきた。
「すみません。喧嘩じゃないです」
朝陽が謝り、司書の先生は「あんまり大騒ぎしないでくれよ」とぼそぼそとした言い方で注意すると再び奥に入っていった。
「何の話だっけ?」
司書の先生がいなくなってから、朝陽が言った。
「写真と倫理観の話。なかなか面白く聞かせてもらったけれど……」
その時、晶乃とも彩智とも違う別の女子の声が割り込んできた。入口の方から、女子生徒が近付いてくる。その顔に晶乃は見覚えがあった。
「岩井先輩……」
以前一度、写真研究部で会った副部長の岩井充希。彼女のふんわりした髪は、上村朝陽の金色の髪よりもずっと人目を引いた。初めて会ったときは凄く美人の先輩だという印象しかなかったが、歩き方から人の眼を引き付ける。校則ぎりぎりの長さに設定されたスカートの裾から伸びる長くてすらっとした足は、女の晶乃でもついつい視線を向けてしまい、慌てて彼女の顔に視線を戻した。
「先輩はどうしてここに……」
晶乃の疑問に答えを出したのは、上村朝陽だった。朝陽は視線を伊庭の方に向ける。
「充希とアンタは、同じクラスだったっけ」
そう言えば3年の教室を離れるときに、クラスメイトに何か声をかけていたように見えた。あれは、充希に言伝を頼んでいたのだろう。
「私も写真を撮るときの倫理観がどうのこうのと講釈できるほど、撮影の時に気を使っているわけじゃないけれど、写真は誰かを傷つけるために撮るものじゃないと思うよ」
充希が彩智の横に立って、ぽんと彩智の肩に手を置いた。それから、ちらりと晶乃の方に目を向け、
「肖像権って知ってるよね。誰もが勝手に撮影されたりそれを公開されたり使用されたりしない権利。法律で明文化されたものではないから、刑事罰を受けることはない。でも、憲法13条――『すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする』という条文の中の『幸福追求に対する国民の権利』の文言を法的根拠に判例で認められている権利。民放709条における不法行為の損害賠償の対象にもなり得る。写真は、好き勝手に撮ってもいいというものではないことは、裁判所だって認めていることだよ」
「道徳の次は法律を持ち出すの?」
「いえいえ。いくら、写真部部長の上村朝陽サンでも、本人の許可なしに写真を勝手に使ったりはしないでしょって話。それこそ、最低限の矜持だもの」
「もともと、その為に、あなたたちに声をかけた筈なんだけれどね」
朝陽は小さく肩をすくめる。
晶乃はちらりと彩智の方に目をやった。
「私は、私が写っている写真を使われたくはありません」
彩智はきっぱりと言う。
それを聞いて、内心では(別に構わないんだけれどなぁ)と思いつつ、彩智と歩調を合わせる。
「私も……自分が写っている写真を使われることを、お断りします」
「そっか。勿体ないなぁ……」
晶乃が意外に思うほどあっさりと、朝陽は退いた。
「まぁ、断られたものは仕方がないね」
机の上に広げられた写真をかき集めた朝陽は、トントンと揃えると、無造作に指先で摘まみ、びりりと二つに破った。破った分を重ねてもう一回、指先で破り、握りしめる。
いかにも当てつけのような行動に、思わず眉根を寄せて不快感を露わにした晶乃。そんな晶乃に、「表に出せない写真はただのゴミだよ」と言った朝陽は、続けて「あぁ。この間の話は、引き分けってことでいいわ」と一方的に言い放つ。
この間の話が、今日、彩智が見せるはずだった写真のことを指しているのだと晶乃が思い至るより早く、朝陽は図書室の出入り口の方に向けて歩き去ろうとしていた。しかし、扉の前で足を止めて振り返ると、「充希」と声をかけてきた。
「私たちだって、別に誰かを傷つけるために写真を撮っているわけではないわ」
上村朝陽が出て行った図書室の中でしばらく誰も、何も言わなかった。そんな沈黙を破ったのは充希だった。
「ごめんね」
その言葉は彩智に向けられたものだった。何に対する謝罪なのかと晶乃は首を捻る。
「肖像権とか倫理観とか、あなたが言いたかったのはそういうことじゃなかったよね。伝えたかったことを、ちゃんと伝えられなくて、ごめんね」
ぶんぶんと激しく首を左右に振った彩智は、両手で顔を覆って、声を絞り出した。
「晶乃が生きてて良かった……」
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