4 / 16
告白は突然に、絶叫は限界に お届けします!!!
しおりを挟む
(ヒロインとのイベント、すべて私で回収ですか)
アルフレッド
「君が、ずっと気になっていたんだ」
──は?
アルフレッド
「気づいたら、目で追っていて……
何も飾らず、誰かのために動けるその姿が、まぶしくて」
──は?????
アルフレッド
「……俺は、ジョアンナ・スミス嬢を……好きになってしまった」
ジョアンナ
「ギヨオエエエエエエエエ!!!!????」
◆ ◆ ◆
叫び声が、講堂中に響いた。
ごめんなさい。
あまりの衝撃で、
本当にオエツ絶叫、出ました。
「ちょ、ちょっと待って!?なんで!?なんで私!?」
アルフレッド
「理由なんて、気づいたら、ということはあるだろう」
ジョアンナ
「ないです!!いやありますけど、あの、それ、ヒロインのやつなんで!!」
そう──
思い返せば最近、妙なことが続いていた。
・ヒロインと歩くはずだったバラ園の小道、なぜか私と一緒に歩かされ
・恋のきっかけになる図書室イベントも、メリンダさまから頼まれた本を取りに来ていた私が目撃され
・廊下を歩いてたら、勢いよく王子にぶつかって、気絶。お姫様抱っこで医務室に運ばれる。
●バラ園イベント(ジョアンナ逃げ腰)
「……うわ、これ……マジで夢で見たやつじゃん……」
午後のバラ園。陽が傾く小道をひとり歩いていたジョアンナは、角を曲がった先で、金髪の青年と鉢合わせる。
ジョアンナ
「──あ」
アルフレッド
「──あ」
……出た、フラグ。
いやいやいや、違う、これ私のイベントじゃない!
すぐに後ろを向いて逃げようとするが──
アルフレッド
「待て。君は……ジョアンナ、だな?」
逃げ損ねた。
ジョアンナ
「は、はい。えっと……あの、その……バラが、綺麗で……つい、」
アルフレッド
「なら、少し散歩でもしようか」
ジョアンナ
「え、いや、あの、メリンダさまとのご予定が──」
アルフレッド
「……彼女は、来なかった。今日も、昨日も、しばらくずっと」
王子の声には、淡い疲れと諦めが混じっていた。
そしてもうひとつ、意外なほど落ち着いた感情もあった。
アルフレッド
「代役だなんて思ってない。君と歩くのが、嫌ではないんだ」
……え?
夢ではこんなセリフ、なかったんですけど?
●図書室イベント(王子視点強)
──ジョアンナが図書室で、椅子の影に隠れるようにして本を読んでいた。
こそこそ……
(……また、来ているな)
王子は、本棚越しに彼女を見つけ、ふっと笑う。
小さく体を丸めて、できるだけ目立たぬようにしているが、逆に目立っていた。
アルフレッド
「そんなところで、何をしている」
ジョアンナ
「ひっ……! い、いえ……その……少し静かにしていたくて……」
アルフレッド
「俺が来なければ、君はずっとそこで……?」
ジョアンナ
「す、すみません、すぐ出ますので!」
バタバタと立ち上がろうとするが、積まれた本に足を取られ──
ドサッ。
王子の目の前に、崩れるように座り込んだジョアンナ。
すぐに手を差し伸べる。
アルフレッド
「……気をつけろ。転ぶのはまだしも、怪我をされたら、俺が困る」
ジョアンナ
「ご、ごめんなさい……」
──小さく手が、王子の指を握った。
その温度に、思いがけず胸が鳴った。
(どうして……こんなにも、気になる?)
◆【廊下イベント】強制発生・お姫様抱っこ
──静かな午後の廊下。
本来なら、ヒロインと王子が偶然出会うはずの場所。
だが──
ジョアンナ
「わっ……」
カツン、とヒールの音とともに、廊下の角から勢いよくジョアンナが飛び出してきた。
アルフレッド
「っ──危ない!」
正面から歩いてきた王子と、避ける暇もなく激突。
次の瞬間──
「……っ」
「……おい」
彼女は王子の胸にぶつかった反動で、そのまま体の力を抜き、ふわりと崩れ落ちるように意識を失った。
(……気を失った?)
咄嗟に支えた王子は、両腕で彼女の身体を抱き上げた。
(……軽い)
「……本当に、またか」
以前もそうだった。
この令嬢は、肝心な場面に限って“ヒロインの代わり”として現れてしまう。
──図書室でも、庭園でも。
そして今回も。
予定されていた「王子がヒロインをお姫様抱っこして運ぶイベント」。
なぜか、それを回収してしまうのは、必ずこの女──ジョアンナ・スミスだった。
──
「王子!? その方は──」
医務室に向かう途中、通りすがりのメイドが目を丸くする。
アルフレッド
「……彼女が倒れた。運ぶから案内を頼む」
冷静に指示を出しながらも、王子はふと、腕の中の彼女の寝顔を見た。
長い睫毛。赤くなった頬。かすかに震える唇。
(……なんだろうな)
まるで「イベント」に仕組まれたかのように、
すべての偶然が、この令嬢と自分を引き寄せている。
(これは、ほんとうに偶然か?)
ベッドに寝かせたあとも、彼女の手を放すのが、少しだけ惜しくなった。
「──って、ヒロインとのイベント、全部私が回収してない!?!?」
気がついたら、叫んでた!
まずい、まずい、まずい!
アルフレッド
「それも運命なのでは?」
ジョアンナ
「うわぁあああ、運命、もっとヒロインに優しくしてぇえええ!!」
私王子様なんて、釣り合いませんから、
⸻
◆王子のアルフレッド独白(確信)
「……あの子は、逃げてばかりだ。
でも、笑い方が……泣きそうなくらい、優しかった」
「代役でも、偶然でもない。
君じゃないと、嫌なんだ。──ジョアンナ」
◆ ◆ ◆
学園の空気がザワつく中、
私の脳内は火を噴いていた。
「どうしよう……このままじゃ……メリンダさま断罪の婚約イベント私がヒロインで、来ちゃう……!」
「いや待って、私と王子が相手とか、無理無理無理無理」
「私ただのモブだし、夜食当番だし、
今日も煮物作ってきたしぃぃぃい!!!」
◆ ◆ ◆
その時──
どこからともなく、にこやかな声が。
「──いいじゃないの。王子なら身分も申し分ないわ♡」
振り向けば、メリンダさまが笑っていた。
例によって、ふわふわのクッション持参。
例によって、手には“新作婚約写真集”。
「えっ、もう結婚準備してる!?!?」
恐るべし、親の贔屓目結婚相手、
私と王子って、釣り合うわけないじゃない、身分差は、大きいのよー
ジョアンナ、絶叫まじりの心の叫び:
「なんでこうなるのおぉぉぉ……
わたし、ほんとはただの通行人だったのに……
ヒロインどこ行ったんです?
アルフレッド
「君が、ずっと気になっていたんだ」
──は?
アルフレッド
「気づいたら、目で追っていて……
何も飾らず、誰かのために動けるその姿が、まぶしくて」
──は?????
アルフレッド
「……俺は、ジョアンナ・スミス嬢を……好きになってしまった」
ジョアンナ
「ギヨオエエエエエエエエ!!!!????」
◆ ◆ ◆
叫び声が、講堂中に響いた。
ごめんなさい。
あまりの衝撃で、
本当にオエツ絶叫、出ました。
「ちょ、ちょっと待って!?なんで!?なんで私!?」
アルフレッド
「理由なんて、気づいたら、ということはあるだろう」
ジョアンナ
「ないです!!いやありますけど、あの、それ、ヒロインのやつなんで!!」
そう──
思い返せば最近、妙なことが続いていた。
・ヒロインと歩くはずだったバラ園の小道、なぜか私と一緒に歩かされ
・恋のきっかけになる図書室イベントも、メリンダさまから頼まれた本を取りに来ていた私が目撃され
・廊下を歩いてたら、勢いよく王子にぶつかって、気絶。お姫様抱っこで医務室に運ばれる。
●バラ園イベント(ジョアンナ逃げ腰)
「……うわ、これ……マジで夢で見たやつじゃん……」
午後のバラ園。陽が傾く小道をひとり歩いていたジョアンナは、角を曲がった先で、金髪の青年と鉢合わせる。
ジョアンナ
「──あ」
アルフレッド
「──あ」
……出た、フラグ。
いやいやいや、違う、これ私のイベントじゃない!
すぐに後ろを向いて逃げようとするが──
アルフレッド
「待て。君は……ジョアンナ、だな?」
逃げ損ねた。
ジョアンナ
「は、はい。えっと……あの、その……バラが、綺麗で……つい、」
アルフレッド
「なら、少し散歩でもしようか」
ジョアンナ
「え、いや、あの、メリンダさまとのご予定が──」
アルフレッド
「……彼女は、来なかった。今日も、昨日も、しばらくずっと」
王子の声には、淡い疲れと諦めが混じっていた。
そしてもうひとつ、意外なほど落ち着いた感情もあった。
アルフレッド
「代役だなんて思ってない。君と歩くのが、嫌ではないんだ」
……え?
夢ではこんなセリフ、なかったんですけど?
●図書室イベント(王子視点強)
──ジョアンナが図書室で、椅子の影に隠れるようにして本を読んでいた。
こそこそ……
(……また、来ているな)
王子は、本棚越しに彼女を見つけ、ふっと笑う。
小さく体を丸めて、できるだけ目立たぬようにしているが、逆に目立っていた。
アルフレッド
「そんなところで、何をしている」
ジョアンナ
「ひっ……! い、いえ……その……少し静かにしていたくて……」
アルフレッド
「俺が来なければ、君はずっとそこで……?」
ジョアンナ
「す、すみません、すぐ出ますので!」
バタバタと立ち上がろうとするが、積まれた本に足を取られ──
ドサッ。
王子の目の前に、崩れるように座り込んだジョアンナ。
すぐに手を差し伸べる。
アルフレッド
「……気をつけろ。転ぶのはまだしも、怪我をされたら、俺が困る」
ジョアンナ
「ご、ごめんなさい……」
──小さく手が、王子の指を握った。
その温度に、思いがけず胸が鳴った。
(どうして……こんなにも、気になる?)
◆【廊下イベント】強制発生・お姫様抱っこ
──静かな午後の廊下。
本来なら、ヒロインと王子が偶然出会うはずの場所。
だが──
ジョアンナ
「わっ……」
カツン、とヒールの音とともに、廊下の角から勢いよくジョアンナが飛び出してきた。
アルフレッド
「っ──危ない!」
正面から歩いてきた王子と、避ける暇もなく激突。
次の瞬間──
「……っ」
「……おい」
彼女は王子の胸にぶつかった反動で、そのまま体の力を抜き、ふわりと崩れ落ちるように意識を失った。
(……気を失った?)
咄嗟に支えた王子は、両腕で彼女の身体を抱き上げた。
(……軽い)
「……本当に、またか」
以前もそうだった。
この令嬢は、肝心な場面に限って“ヒロインの代わり”として現れてしまう。
──図書室でも、庭園でも。
そして今回も。
予定されていた「王子がヒロインをお姫様抱っこして運ぶイベント」。
なぜか、それを回収してしまうのは、必ずこの女──ジョアンナ・スミスだった。
──
「王子!? その方は──」
医務室に向かう途中、通りすがりのメイドが目を丸くする。
アルフレッド
「……彼女が倒れた。運ぶから案内を頼む」
冷静に指示を出しながらも、王子はふと、腕の中の彼女の寝顔を見た。
長い睫毛。赤くなった頬。かすかに震える唇。
(……なんだろうな)
まるで「イベント」に仕組まれたかのように、
すべての偶然が、この令嬢と自分を引き寄せている。
(これは、ほんとうに偶然か?)
ベッドに寝かせたあとも、彼女の手を放すのが、少しだけ惜しくなった。
「──って、ヒロインとのイベント、全部私が回収してない!?!?」
気がついたら、叫んでた!
まずい、まずい、まずい!
アルフレッド
「それも運命なのでは?」
ジョアンナ
「うわぁあああ、運命、もっとヒロインに優しくしてぇえええ!!」
私王子様なんて、釣り合いませんから、
⸻
◆王子のアルフレッド独白(確信)
「……あの子は、逃げてばかりだ。
でも、笑い方が……泣きそうなくらい、優しかった」
「代役でも、偶然でもない。
君じゃないと、嫌なんだ。──ジョアンナ」
◆ ◆ ◆
学園の空気がザワつく中、
私の脳内は火を噴いていた。
「どうしよう……このままじゃ……メリンダさま断罪の婚約イベント私がヒロインで、来ちゃう……!」
「いや待って、私と王子が相手とか、無理無理無理無理」
「私ただのモブだし、夜食当番だし、
今日も煮物作ってきたしぃぃぃい!!!」
◆ ◆ ◆
その時──
どこからともなく、にこやかな声が。
「──いいじゃないの。王子なら身分も申し分ないわ♡」
振り向けば、メリンダさまが笑っていた。
例によって、ふわふわのクッション持参。
例によって、手には“新作婚約写真集”。
「えっ、もう結婚準備してる!?!?」
恐るべし、親の贔屓目結婚相手、
私と王子って、釣り合うわけないじゃない、身分差は、大きいのよー
ジョアンナ、絶叫まじりの心の叫び:
「なんでこうなるのおぉぉぉ……
わたし、ほんとはただの通行人だったのに……
ヒロインどこ行ったんです?
52
あなたにおすすめの小説
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
悪役令嬢に転生したら手遅れだったけど悪くない
おこめ
恋愛
アイリーン・バルケスは断罪の場で記憶を取り戻した。
どうせならもっと早く思い出せたら良かったのに!
あれ、でも意外と悪くないかも!
断罪され婚約破棄された令嬢のその後の日常。
※うりぼう名義の「悪役令嬢婚約破棄諸々」に掲載していたものと同じものです。
【完結】その令嬢は号泣しただけ~泣き虫令嬢に悪役は無理でした~
春風由実
恋愛
お城の庭園で大泣きしてしまった十二歳の私。
かつての記憶を取り戻し、自分が物語の序盤で早々に退場する悪しき公爵令嬢であることを思い出します。
私は目立たず密やかに穏やかに、そして出来るだけ長く生きたいのです。
それにこんなに泣き虫だから、王太子殿下の婚約者だなんて重たい役目は無理、無理、無理。
だから早々に逃げ出そうと決めていたのに。
どうして目の前にこの方が座っているのでしょうか?
※本編十七話、番外編四話の短いお話です。
※こちらはさっと完結します。(2022.11.8完結)
※カクヨムにも掲載しています。
死亡予定の脇役令嬢に転生したら、断罪前に裏ルートで皇帝陛下に溺愛されました!?
六角
恋愛
「え、私が…断罪?処刑?――冗談じゃないわよっ!」
前世の記憶が蘇った瞬間、私、公爵令嬢スカーレットは理解した。
ここが乙女ゲームの世界で、自分がヒロインをいじめる典型的な悪役令嬢であり、婚約者のアルフォンス王太子に断罪される未来しかないことを!
その元凶であるアルフォンス王太子と聖女セレスティアは、今日も今日とて私の目の前で愛の劇場を繰り広げている。
「まあアルフォンス様! スカーレット様も本当は心優しい方のはずですわ。わたくしたちの真実の愛の力で彼女を正しい道に導いて差し上げましょう…!」
「ああセレスティア!君はなんて清らかなんだ!よし、我々の愛でスカーレットを更生させよう!」
(…………はぁ。茶番は他所でやってくれる?)
自分たちの恋路に酔いしれ、私を「救済すべき悪」と見なすめでたい頭の二人組。
あなたたちの自己満足のために私の首が飛んでたまるものですか!
絶望の淵でゲームの知識を総動員して見つけ出した唯一の活路。
それは血も涙もない「漆黒の皇帝」と万人に恐れられる若き皇帝ゼノン陛下に接触するという、あまりに危険な【裏ルート】だった。
「命惜しさにこの私に魂でも売りに来たか。愚かで滑稽で…そして実に唆る女だ、スカーレット」
氷の視線に射抜かれ覚悟を決めたその時。
冷酷非情なはずの皇帝陛下はなぜか私の悪あがきを心底面白そうに眺め、その美しい唇を歪めた。
「良いだろう。お前を私の『籠の中の真紅の鳥』として、この手ずから愛でてやろう」
その日から私の運命は激変!
「他の男にその瞳を向けるな。お前のすべては私のものだ」
皇帝陛下からの凄まじい独占欲と息もできないほどの甘い溺愛に、スカーレットの心臓は鳴りっぱなし!?
その頃、王宮では――。
「今頃スカーレットも一人寂しく己の罪を反省しているだろう」
「ええアルフォンス様。わたくしたちが彼女を温かく迎え入れてあげましょうね」
などと最高にズレた会話が繰り広げられていることを、彼らはまだ知らない。
悪役(笑)たちが壮大な勘違いをしている間に、最強の庇護者(皇帝陛下)からの溺愛ルート、確定です!
モブ令嬢、当て馬の恋を応援する
みるくコーヒー
恋愛
侯爵令嬢であるレアルチアは、7歳のある日母に連れられたお茶会で前世の記憶を取り戻し、この世界が概要だけ見た少女マンガの世界であることに気づく。元々、当て馬キャラが大好きな彼女の野望はその瞬間から始まった。必ずや私が当て馬な彼の恋を応援し成就させてみせます!!!と、彼女が暴走する裏側で当て馬キャラのジゼルはレアルチアを囲っていく。ただしアプローチには微塵も気づかれない。噛み合わない2人のすれ違いな恋物語。
【完結】ハメられて追放された悪役令嬢ですが、爬虫類好きな私はドラゴンだってサイコーです。
美杉日和。(旧美杉。)
恋愛
やってもいない罪を被せられ、公爵令嬢だったルナティアは断罪される。
王太子であった婚約者も親友であったサーシャに盗られ、家族からも見捨てられてしまった。
教会に生涯幽閉となる手前で、幼馴染である宰相の手腕により獣人の王であるドラゴンの元へ嫁がされることに。
惨めだとあざ笑うサーシャたちを無視し、悲嘆にくれるように見えたルナティアだが、実は大の爬虫類好きだった。
簡単に裏切る人になんてもう未練はない。
むしろ自分の好きなモノたちに囲まれている方が幸せデス。
【完結】モブの王太子殿下に愛されてる転生悪役令嬢は、国外追放される運命のはずでした
Rohdea
恋愛
公爵令嬢であるスフィアは、8歳の時に王子兄弟と会った事で前世を思い出した。
同時に、今、生きているこの世界は前世で読んだ小説の世界なのだと気付く。
さらに自分はヒーロー(第二王子)とヒロインが結ばれる為に、
婚約破棄されて国外追放となる運命の悪役令嬢だった……
とりあえず、王家と距離を置きヒーロー(第二王子)との婚約から逃げる事にしたスフィア。
それから数年後、そろそろ逃げるのに限界を迎えつつあったスフィアの前に現れたのは、
婚約者となるはずのヒーロー(第二王子)ではなく……
※ 『記憶喪失になってから、あなたの本当の気持ちを知りました』
に出てくる主人公の友人の話です。
そちらを読んでいなくても問題ありません。
転生した子供部屋悪役令嬢は、悠々快適溺愛ライフを満喫したい!
木風
恋愛
婚約者に裏切られ、成金伯爵令嬢の仕掛けに嵌められた私は、あっけなく「悪役令嬢」として婚約を破棄された。
胸に広がるのは、悔しさと戸惑いと、まるで物語の中に迷い込んだような不思議な感覚。
けれど、この身に宿るのは、かつて過労に倒れた29歳の女医の記憶。
勉強も社交も面倒で、ただ静かに部屋に籠もっていたかったのに……
『神に愛された強運チート』という名の不思議な加護が、私を思いもよらぬ未来へと連れ出していく。
子供部屋の安らぎを夢見たはずが、待っていたのは次期国王……王太子殿下のまなざし。
逃れられない運命と、抗いようのない溺愛に、私の物語は静かに色を変えていく。
時に笑い、時に泣き、時に振り回されながらも、私は今日を生きている。
これは、婚約破棄から始まる、転生令嬢のちぐはぐで胸の騒がしい物語。
※本作は「小説家になろう」「アルファポリス」にて同時掲載しております。
表紙イラストは、Wednesday (Xアカウント:@wednesday1029)さんに描いていただきました。
※イラストは描き下ろし作品です。無断転載・無断使用・AI学習等は一切禁止しております。
©︎子供部屋悪役令嬢 / 木風 Wednesday
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる