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第1章
特殊な能力
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どこまで連れて行かれたのか分からない。ただ目隠しをされているらしい。今どんな状況で、何時をまわっているのかも分からない。不安とこれからどうなってしまうのだろうという恐怖が頭をよぎる。
「少年、起きたのかい?まだ頭がボーッとするだろう。」
さっき公園にいた男の声が聞こえた。
「俺に何をしたんですか。」
「僕の特殊能力を君にかけた。しばらくは上手く動けないはずだよ。」
「特殊...能力?」
「説明してあげよう。この世の中普通な人なんていないだろう?人なんて皆んな少しずつ狂っている。それが極まれに身体に反応を起こして具現化したもの、それが特殊能力。」
男は俺に付けられていた目隠しを取ってからこう言った。
「君が人を殺したようにね。」
「意味がわかりません...」
「今に分かることさ。いきなりこんなこと告げられて混乱しているのはわかるけど、特別な能力を与えられた者同士、仲良くやろう!」
男は手を差し出してきた。動揺して体を動かそうとしたのだが、手や足に鎖のような物が繋がっていて身動きがとれない。
「月城くん、君ここにくるまでに随分暴れていたから鎖で繋がせてもらったよ。」
「暴れた?」
「君の特殊能力は凄かったよ、僕の部下を4人もあの世へ葬ってしまった。でもそのおかげで1つ分かったことがある。君の特殊能力は『飢え』という能力とよく似ている。」
「何を言って...」
この人頭がおかしいのか?だとしたら絶対に関わっちゃいけないやつだったんだ。うぅ、怖いよぉ。
「理解できなくて当然だよ!.........
......でも、犯した罪は償ってもらわないと。」
「ちち、違うんだって!だからっ」
「もし今から僕が言う仕事をこなしてこなかったら、君の心臓、5分後には止まっていると考えた方が良いと思うよ。」
「少年、起きたのかい?まだ頭がボーッとするだろう。」
さっき公園にいた男の声が聞こえた。
「俺に何をしたんですか。」
「僕の特殊能力を君にかけた。しばらくは上手く動けないはずだよ。」
「特殊...能力?」
「説明してあげよう。この世の中普通な人なんていないだろう?人なんて皆んな少しずつ狂っている。それが極まれに身体に反応を起こして具現化したもの、それが特殊能力。」
男は俺に付けられていた目隠しを取ってからこう言った。
「君が人を殺したようにね。」
「意味がわかりません...」
「今に分かることさ。いきなりこんなこと告げられて混乱しているのはわかるけど、特別な能力を与えられた者同士、仲良くやろう!」
男は手を差し出してきた。動揺して体を動かそうとしたのだが、手や足に鎖のような物が繋がっていて身動きがとれない。
「月城くん、君ここにくるまでに随分暴れていたから鎖で繋がせてもらったよ。」
「暴れた?」
「君の特殊能力は凄かったよ、僕の部下を4人もあの世へ葬ってしまった。でもそのおかげで1つ分かったことがある。君の特殊能力は『飢え』という能力とよく似ている。」
「何を言って...」
この人頭がおかしいのか?だとしたら絶対に関わっちゃいけないやつだったんだ。うぅ、怖いよぉ。
「理解できなくて当然だよ!.........
......でも、犯した罪は償ってもらわないと。」
「ちち、違うんだって!だからっ」
「もし今から僕が言う仕事をこなしてこなかったら、君の心臓、5分後には止まっていると考えた方が良いと思うよ。」
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