286 / 374
286 おめかし召喚主とホニャララ王子の成人式
しおりを挟む
用事があっての休王子召喚日。
アパートの鍵を開け、人の気配がするなと思ったら王子が来ていた。
なるほど。昨日の召喚時に鈴木さんから貰った機械をいじっているなと思ったら、どうやら全自動召喚機を使ってのセルフ召喚を準備していたようだ。
早速、使いこなしている様子に感心する。あれ、私にはちょっと操作が難しいんだよね。
「ああ、王子来てたんだ。……王子?」
こちらからの呼びかけに答えることなく、ゲームのコントローラーを持ったまま。私をガン見し、目を見開いたまま固まっている王子様。
おっと、ポカンと開いたお口からポテチが落ちてお行儀が悪いですよ。ってか、全自動召喚機用のクッキーだけじゃなく、勝手に人ん家のお菓子のストックまで食べて悪い王子様ですね。でもまあ、お徳用特大サイズではなく食べ切り用のミニパックを選んでいるあたり、若干の遠慮を感じるからまあいいか。
そんなことより、ゲーム中に画面から目を離していいのかな? メッチャ敵から攻撃されていますけど……あ、死んだ。
「……※△△! ☆※、☆☆☆※※☆☆※!? ○○、××、(省略)※※△※○○※※××※※☆※。(省略)※※○○※※△、召喚主、とてもキレイだ。言葉を失うほど美しい」
「……って、言葉を失うどころかメッチャ語っていましたが!? いや、でもまあ、とりあえず褒めてくれてありがとう」
「あ……! す、すまない。僕はまた、許可もとらずに記憶魔法を発動してしまったようだ……」
「あ、うん。それは知ってた」
相変わらず解読不能なホニャララ語になっていましたからね。最初はギョッとしたけど、こんだけ長々と語られていれば流石に察します。
それに。
「まあ、こんな大層な格好していたら記念写真の一枚も撮りたくなる気持ちも解るしね」
じゃーん、と私は王子にお披露目をするようにくるりと回る。その動きに合わせてふわり……と揺れるのは『スカート』じゃなくて『袖』ですが。
――そう。今日はとうとう私の成人式。大人の仲間入りってことで着慣れない振り袖姿をしています。
お兄ちゃん達の予定もあるから家族の記念写真だけは去年のうちにサッサと撮っていたんだけど、それで安心してうっかり本番の方の着付けの予約を取り忘れちゃったんだよね。しかも、気付いた時には予約でいっぱいっていうね……。
――で、困っていたら何とアパートの大家さんがご厚意で着付けを引き受けてくれました☆
持つべきものは和装の似合う面倒見の良い大家さんですね。それなのに、お借りしている部屋に王子やら猫ちゃんやら召喚しまくっててごめんなさい。
今度菓子折り持って謝罪……じゃなかった、お礼に行こう。
ってことで、せっかく振袖を着付けてもらったので写真を撮られたくらいでは怒りません。
申し訳ないけど、本当に時間をかけて着せてくれた大家さんには悪いけど、汚したくないし落ち着かないので、式典が終わったらすぐに脱いじゃうし。
「外国の人ってこういう着物とか好きだもんね。私だって、異国で礼装の人見たら写真撮りたくなる……って、あれ? 王子ってば今日はジャージに着替えなかったの?」
よく見たら、王子がいつも召喚時に着用している真っ白ジャラジャラ服のまんまです。いや、お前その格好で咥えポテチでゲームやっていたのか。
「ん? ああ。午前中はやることも多いし、いちいち着替えている時間が勿体ない。ゲームをやる時間が減るからな」
なるほど。相変わらず王子の中でゲームファーストな姿勢はブレないようです。
「まあ気持ちは解るけど……って、ちょうどいいや。せっかくだから一緒に記念写真撮ろうよ。前から、そのジャラジャラ服気になってたんだよね!」
最近はすっかりジャージ姿を見慣れていましたが、やはり正装姿の王子は異世界感が半端ない。こっちも時間をかけて着付けしたことだし、今ならパジャマ姿よりは見劣りしないで済みそうだ。
今まで王子には散々盗撮されたことだし(しかも前髪切り過ぎとか寝ぐせとか恥ずかしい写真ばかり……)ここは仕返しをさせてもらいましょうか。
堂々と事前告知しているうえに、仕返しが正装(キリッ)ってのは割に合わない気がするけれど、かといってすっかり見慣れたジャージ姿は今さら別にだし。
さてさて、テーブルを動かしスマホを固定。位置はこんなもんかな……あっと、王子動いちゃ駄目ですよ……そうそう。
タイマーをセットして、ポカーンとしている王子様の隣へと移動して、と。そろそろですね。
3、2、1……。
パシャ☆
「……よし、キレイに撮れた!」
「え。もう? どれどれ?」
スマホで仕上がり具合を確認していると王子が横からのぞき込んできた。若干顔がワクワクしていますね。そう言えば、一緒に写真撮るのって初めてだった気がするな。
記憶魔法とかいう異世界の写真モドキを使いこなす王子の感想は……。
「な……っ! ずるいずるい! 召喚主ばかりずるいぞ!」
え……なんか、王子がズルいですわ妹みたいなこと言い出したんだけど。
「……いや、何がずるいのよ? 王子だって勝手にパシャパシャ人の写真的なの撮ってるじゃん」
「いや、だって――記憶魔法では、僕が見たものを覚えるだけだから、こんな風に一緒に映ることが出来ないじゃないか! ずるいぞ!!」
……なるほど。王子が見たもの限定となると、鏡でも見ない限りは王子本人が映り込むことは不可能になる訳ですね。ってことは、自分で自分の恥ずかしい姿を残すことはない訳か。
つまり、王子の魔法で収集されるのは私の恥ずかしい姿ばかり……。
…………。
えぇー…。それって、王子ずるくない?
何となく不満は募るが、ずるいずるいと王子がうるさいのと、いい加減時間が押してきたので。
「んじゃ、これ王子の分もプリントしてあげるから」
「プリント?」
「…えぇーと。絵葉書みたいにして王子が向こうに持ち帰れるようにしてあげる」
「つまり、魔力を使わずに好きな時に見られるのか!? すごい! なんてお得なんだ!!」
写真のプリントを約束すると、すごいすごい! と大興奮の王子様。
相変わらず王子にとっては『魔力の節約』が何よりも重要らしい。私からしたら魔法の方が羨ましいんですけどね!
――ま、何はともあれ納得してもらえたようでよかったです。
「じゃあ、私はもう行くけど、変な行動はしないでね」
「ああ、大丈夫だ」
――と、王子はゲーム機前の定位置に座り、先ほど落としたポテチを拾ってお口に……。
「……って、コラ! 王子が迷わず拾い食いしないの!! ちゃんと落としたのはゴミ箱に捨てて!」
「え~…。コレ最後の一枚なのに?」
「え~…、じゃないでしょ! ほら、ちゃんとポイして。……ミニパックのポテチもう一袋開けていいから」
「そうか!!」
ゴソゴソ……っと、笑顔でお菓子のストックを漁る王子様。
いや、この人王族なんですよね? 成人しているんですよね? イケメン正装王子様が拾い食いとかガッカリですよ。しかも、お似合いのゲーム用眼鏡をかけた状態でとかやめてよね。大丈夫なのか、これで……。
でもまあ、せっかくだから写真はもうちょい撮っとくか…………眼鏡だし。
若干王子が心配になりながらも成人式に遅れたら大変なので、記念撮影を終えた私は慌てて自宅アパートを後にした。
アパートの鍵を開け、人の気配がするなと思ったら王子が来ていた。
なるほど。昨日の召喚時に鈴木さんから貰った機械をいじっているなと思ったら、どうやら全自動召喚機を使ってのセルフ召喚を準備していたようだ。
早速、使いこなしている様子に感心する。あれ、私にはちょっと操作が難しいんだよね。
「ああ、王子来てたんだ。……王子?」
こちらからの呼びかけに答えることなく、ゲームのコントローラーを持ったまま。私をガン見し、目を見開いたまま固まっている王子様。
おっと、ポカンと開いたお口からポテチが落ちてお行儀が悪いですよ。ってか、全自動召喚機用のクッキーだけじゃなく、勝手に人ん家のお菓子のストックまで食べて悪い王子様ですね。でもまあ、お徳用特大サイズではなく食べ切り用のミニパックを選んでいるあたり、若干の遠慮を感じるからまあいいか。
そんなことより、ゲーム中に画面から目を離していいのかな? メッチャ敵から攻撃されていますけど……あ、死んだ。
「……※△△! ☆※、☆☆☆※※☆☆※!? ○○、××、(省略)※※△※○○※※××※※☆※。(省略)※※○○※※△、召喚主、とてもキレイだ。言葉を失うほど美しい」
「……って、言葉を失うどころかメッチャ語っていましたが!? いや、でもまあ、とりあえず褒めてくれてありがとう」
「あ……! す、すまない。僕はまた、許可もとらずに記憶魔法を発動してしまったようだ……」
「あ、うん。それは知ってた」
相変わらず解読不能なホニャララ語になっていましたからね。最初はギョッとしたけど、こんだけ長々と語られていれば流石に察します。
それに。
「まあ、こんな大層な格好していたら記念写真の一枚も撮りたくなる気持ちも解るしね」
じゃーん、と私は王子にお披露目をするようにくるりと回る。その動きに合わせてふわり……と揺れるのは『スカート』じゃなくて『袖』ですが。
――そう。今日はとうとう私の成人式。大人の仲間入りってことで着慣れない振り袖姿をしています。
お兄ちゃん達の予定もあるから家族の記念写真だけは去年のうちにサッサと撮っていたんだけど、それで安心してうっかり本番の方の着付けの予約を取り忘れちゃったんだよね。しかも、気付いた時には予約でいっぱいっていうね……。
――で、困っていたら何とアパートの大家さんがご厚意で着付けを引き受けてくれました☆
持つべきものは和装の似合う面倒見の良い大家さんですね。それなのに、お借りしている部屋に王子やら猫ちゃんやら召喚しまくっててごめんなさい。
今度菓子折り持って謝罪……じゃなかった、お礼に行こう。
ってことで、せっかく振袖を着付けてもらったので写真を撮られたくらいでは怒りません。
申し訳ないけど、本当に時間をかけて着せてくれた大家さんには悪いけど、汚したくないし落ち着かないので、式典が終わったらすぐに脱いじゃうし。
「外国の人ってこういう着物とか好きだもんね。私だって、異国で礼装の人見たら写真撮りたくなる……って、あれ? 王子ってば今日はジャージに着替えなかったの?」
よく見たら、王子がいつも召喚時に着用している真っ白ジャラジャラ服のまんまです。いや、お前その格好で咥えポテチでゲームやっていたのか。
「ん? ああ。午前中はやることも多いし、いちいち着替えている時間が勿体ない。ゲームをやる時間が減るからな」
なるほど。相変わらず王子の中でゲームファーストな姿勢はブレないようです。
「まあ気持ちは解るけど……って、ちょうどいいや。せっかくだから一緒に記念写真撮ろうよ。前から、そのジャラジャラ服気になってたんだよね!」
最近はすっかりジャージ姿を見慣れていましたが、やはり正装姿の王子は異世界感が半端ない。こっちも時間をかけて着付けしたことだし、今ならパジャマ姿よりは見劣りしないで済みそうだ。
今まで王子には散々盗撮されたことだし(しかも前髪切り過ぎとか寝ぐせとか恥ずかしい写真ばかり……)ここは仕返しをさせてもらいましょうか。
堂々と事前告知しているうえに、仕返しが正装(キリッ)ってのは割に合わない気がするけれど、かといってすっかり見慣れたジャージ姿は今さら別にだし。
さてさて、テーブルを動かしスマホを固定。位置はこんなもんかな……あっと、王子動いちゃ駄目ですよ……そうそう。
タイマーをセットして、ポカーンとしている王子様の隣へと移動して、と。そろそろですね。
3、2、1……。
パシャ☆
「……よし、キレイに撮れた!」
「え。もう? どれどれ?」
スマホで仕上がり具合を確認していると王子が横からのぞき込んできた。若干顔がワクワクしていますね。そう言えば、一緒に写真撮るのって初めてだった気がするな。
記憶魔法とかいう異世界の写真モドキを使いこなす王子の感想は……。
「な……っ! ずるいずるい! 召喚主ばかりずるいぞ!」
え……なんか、王子がズルいですわ妹みたいなこと言い出したんだけど。
「……いや、何がずるいのよ? 王子だって勝手にパシャパシャ人の写真的なの撮ってるじゃん」
「いや、だって――記憶魔法では、僕が見たものを覚えるだけだから、こんな風に一緒に映ることが出来ないじゃないか! ずるいぞ!!」
……なるほど。王子が見たもの限定となると、鏡でも見ない限りは王子本人が映り込むことは不可能になる訳ですね。ってことは、自分で自分の恥ずかしい姿を残すことはない訳か。
つまり、王子の魔法で収集されるのは私の恥ずかしい姿ばかり……。
…………。
えぇー…。それって、王子ずるくない?
何となく不満は募るが、ずるいずるいと王子がうるさいのと、いい加減時間が押してきたので。
「んじゃ、これ王子の分もプリントしてあげるから」
「プリント?」
「…えぇーと。絵葉書みたいにして王子が向こうに持ち帰れるようにしてあげる」
「つまり、魔力を使わずに好きな時に見られるのか!? すごい! なんてお得なんだ!!」
写真のプリントを約束すると、すごいすごい! と大興奮の王子様。
相変わらず王子にとっては『魔力の節約』が何よりも重要らしい。私からしたら魔法の方が羨ましいんですけどね!
――ま、何はともあれ納得してもらえたようでよかったです。
「じゃあ、私はもう行くけど、変な行動はしないでね」
「ああ、大丈夫だ」
――と、王子はゲーム機前の定位置に座り、先ほど落としたポテチを拾ってお口に……。
「……って、コラ! 王子が迷わず拾い食いしないの!! ちゃんと落としたのはゴミ箱に捨てて!」
「え~…。コレ最後の一枚なのに?」
「え~…、じゃないでしょ! ほら、ちゃんとポイして。……ミニパックのポテチもう一袋開けていいから」
「そうか!!」
ゴソゴソ……っと、笑顔でお菓子のストックを漁る王子様。
いや、この人王族なんですよね? 成人しているんですよね? イケメン正装王子様が拾い食いとかガッカリですよ。しかも、お似合いのゲーム用眼鏡をかけた状態でとかやめてよね。大丈夫なのか、これで……。
でもまあ、せっかくだから写真はもうちょい撮っとくか…………眼鏡だし。
若干王子が心配になりながらも成人式に遅れたら大変なので、記念撮影を終えた私は慌てて自宅アパートを後にした。
65
あなたにおすすめの小説
【完結】遅いのですなにもかも
砂礫レキ
恋愛
昔森の奥でやさしい魔女は一人の王子さまを助けました。
王子さまは魔女に恋をして自分の城につれかえりました。
数年後、王子さまは隣国のお姫さまを好きになってしまいました。
まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
ソウシソウアイ?
野草こたつ/ロクヨミノ
恋愛
政略結婚をすることになったオデット。
その相手は初恋の人であり、同時にオデットの姉アンネリースに想いを寄せる騎士団の上司、ランヴァルド・アーノルト伯爵。
拒否に拒否を重ねたが強制的に結婚が決まり、
諦めにも似た気持ちで嫁いだオデットだが……。
もう我慢したくないので自由に生きます~一夫多妻の救済策~
岡暁舟
恋愛
第一王子ヘンデルの妻の一人である、かつての侯爵令嬢マリアは、自分がもはや好かれていないことを悟った。
「これからは自由に生きます」
そう言い張るマリアに対して、ヘンデルは、
「勝手にしろ」
と突き放した。
隣の芝生は青いのか
夕鈴
恋愛
王子が妻を迎える日、ある貴婦人が花嫁を見て、絶望した。
「どうして、なんのために」
「子供は無知だから気付いていないなんて思い上がりですよ」
絶望する貴婦人に義息子が冷たく囁いた。
「自由な選択の権利を与えたいなら、公爵令嬢として迎えいれなければよかった。妹はずっと正当な待遇を望んでいた。自分の傍で育てたかった?復讐をしたかった?」
「なんで、どうして」
手に入らないものに憧れた貴婦人が仕掛けたパンドラの箱。
パンドラの箱として育てられた公爵令嬢の物語。
【完結】旦那様、わたくし家出します。
さくらもち
恋愛
とある王国のとある上級貴族家の新妻は政略結婚をして早半年。
溜まりに溜まった不満がついに爆破し、家出を決行するお話です。
名前無し設定で書いて完結させましたが、続き希望を沢山頂きましたので名前を付けて文章を少し治してあります。
名前無しの時に読まれた方は良かったら最初から読んで見てください。
登場人物のサイドストーリー集を描きましたのでそちらも良かったら読んでみてください( ˊᵕˋ*)
第二王子が10年後王弟殿下になってからのストーリーも別で公開中
蔑ろにされた王妃と見限られた国王
奏千歌
恋愛
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる