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青海くん
しおりを挟む私は男の子が苦手だ。
何を考えているかも分からないし、力も強いし乱暴だ。
小さな時に男の子に酷くいじめられた事があり、それ以来とにかく家族以外の男の子との関わりを避けていた。
中学2年の頃、父に青海くんの話を聞かされた。
複雑な生い立ちで、日常生活を送るのに困っている子がいるから助けてあげなさい……父は私と真実にそう言った。
男の子は好きじゃない……女の子だったらまだ良かったのに……
その時は正直双子の兄である真実に任せようと思った。
青海くんとはたまたま同じ学校に通っていた。
クラスは違ったが真実はその日から青海くんに話しかけたり、一緒にいたりするようになった。
「透はさ、変なわけじゃないんだよ」
ある日の夕飯時真実は言った。
「アイツ……今までずっと一人だったから、ただ他人にどう関わったらいいのか分からないんだと思う」
真実は何かを知っているのか青海くんとの事を話し始める。
楽しそうに青海くんの話をする真実。
男の子に関わりたくない……私はそう思いながら青海くんについての話を聞き流す。
母も父もそんな私を見ても困ったように微笑むばかりだった。
★
兄である真実と私は双子の兄妹で、顔も似ているとよく言われた。
でも性格は似なかったらしく、兄は活動的であるのに対し、私は内向的で、人見知りをするのでなかなか友達もできなかった。
困った事に一人でいる耐性があるせいで孤独に強く、友達も作れずにいた。
それでも全然平気だった。
一人でいるのは好きだったし、気が楽だったのだ。
兄の真実と青海くんはとても仲良くなったらしく、高校も同じ所に進学する事になった。
私も家から一番近い学校に行きたいと真実達と同じ高校に進学した。
まあ今まで通り一人で気楽な高校生活を……そう考えていたのだけど……。
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******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
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