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はじめまして。
Twitterで見て気になって読みました。
なんだか優しくなれる物語ですね。
おばあちゃんの笑い声、ちょっと怖いけどなんかいい。どこからか聞こえてくるんじゃないかとさえ思えました。
読み始めたら先が知りたくて一気に読んでしまいましたよ。
これって続きがあるんですかね。
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素敵な物語をありがとうございます。
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本当にありがとうございました。
素晴らしい作品をありがとうございます。
読者の想像の余地がかなり残されている作品だと思いますので、私個人がどのように受け取ったかをネタバレ含めて述べさせて頂きます。何らかの参考になれば幸いです。
おばあちゃんは入院前に未来の物見ノ玉を1回使っているはずです。
何を見たのかというと自分が死ぬところです。
退院したあとに使うと録音しておきながら、最後のシーンで入院中に使っていることが判明しているのがその証拠です。
なので「退院でけたら一緒に玉、見ようなぁ」がじわりと泣けます。
叶わない望みとわかっていたわけですからね。
登場人物への感情移入に関しては、年齢差が少ない方がスムーズなのが通説です。
私は太一くんとおばあちゃんでは圧倒的におばあちゃんの方に感情移入してました。
自分の未来をあれこれ想うより、若い人の助けになりたいって考える年齢になってしまっていますからね。自分の人生の終わりが見えてしまってる人間が、残る人間に何を与えることが出来るのか? ――それが常に頭の中にあるので、おばあちゃんの気持ちがよくわかります。
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だからこれがベストなのだと納得できます。
そしておばあちゃんは自分が楽しむことも忘れてないのがいいです。
カセットに入ってた三つの物見はほんとうに嬉しかったと思います。
で、残りの一つの物見は太一くんがタイムカプセル郵便を受け取ったときですね。
おばあちゃん、きっとニヤニヤしてたんじゃないでしょうか。
と言うわけで読了後の私の第一感は「おばあちゃん。良かったね」でした。
人間誰でも死ぬものです。
だから良い死に方ができることが重要だと思うのですよ。
おばあちゃんは自分が楽しめて、太一くんに狐火の市への入場券を渡せました。
文句なしで大成功だったと思います。
そしてひとつだけ希望を抱いていたと思います。
それはもちろん太一くんが狐火の市で物見ノ玉を買い、おばあちゃんのことを過去視してくれることです。
うん。いいなあ。
私もおばあちゃんみたいな死に方したいです。
感想、ありがとうございます!
とてもボリュームのある感想で、読み応えがありました。おっしゃる通り、読者の方の好きなように、想像して頂きたいですねぇ。
というか、作者自身もしっかりとは決めていないんですよ。ぶっちゃけ、全部ばぁちゃんの作り話、という落ちも面白いと思います。
最後の看護婦さんの言葉も、ばぁちゃんの見た夢に対しての言葉かも知れませんしね。
そういう嘘って楽しいと思いませんか?
さて、物見ノ玉は何を映したのでしょう? それはばぁちゃんと、お山の天狗の爺いしか知らないこと。
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