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エピローグ
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「……んあぁっ!」
「……、玉雪……!」
一つになったこの瞬間が大好きだ。汗ばんだ体と体で抱き合って、至近距離で見つめ合って、とろけて混ざり合いたくなるこの瞬間。今だけ、俺と頼寿の二人きり。誰にも見せない二人だけのプライベートプレイ。
「頼寿ぁっ……!」
「玉雪っ、……」
何度も突かれて、抜かれてまた貫かれて、体の奥の奥まで頼寿で満たされる感覚……。多分俺にとって一番幸せな瞬間。
「もっと、……もっと欲し、……頼寿、大好きっ……」
まともな言葉も出ない俺を見て、頼寿が少しだけ口元を緩める。そして全てを理解してくれたかのように俺の両膝を押さえて広げ、ベッドに押し付け、これ以上ないほど高く尻を突き上げた体勢に変えられた。
そして――真上から思い切り深く頼寿のペニスが挿入される。
「んああぁっ!」
何度も上から突き刺され、意識が呼びそうなほど激しく擦られ、俺は目の前に散る火花の向こうの頼寿を見つめながら、回らない舌で訴えた。
「より、ひさ……。おれ、……しあわせ……」
「………」
「……ふあっ……!」
繋がったまま、頼寿が俺の腰を支えて体勢を変え、自分の上へ座らせた。
「あったかい……」
俺の中で頼寿の熱がビクついている。大きな体に寄りかかって肩に頭を預け、世界で一番安心できる場所で、夢のような温かさに包まれて……
「俺も幸せだぜ。……付いて来てくれてありがとうな、玉雪」
「う、……」
嬉しさに滲んだ涙を汗と一緒に拭って、代わりに俺は小さく微笑んだ。
「一生付いてくよ、頼寿」
「まあ、取り敢えず」
俺の額にキスをしてから、頼寿がニタリと笑った。
「まだセックスの途中だからな。俺がイくまで付いてきてもらうぞ」
「……お、お手柔らかに」
気付けばもう空は白んでいる。新しい一日は今日も輝いている。
俺と頼寿の毎日が更新されていく。
「よそ見すんな」
「……んむっ」
不意打ちで塞がれた唇。少し汗が引いた体。エアコンでひんやり冷たいシーツと、テーブルに置かれた頼寿の家の合鍵。
どうかこの毎日が続きますようにと願いながら、俺はキスをしたまま頼寿に抱き付いた。
RealKiss・終
「……、玉雪……!」
一つになったこの瞬間が大好きだ。汗ばんだ体と体で抱き合って、至近距離で見つめ合って、とろけて混ざり合いたくなるこの瞬間。今だけ、俺と頼寿の二人きり。誰にも見せない二人だけのプライベートプレイ。
「頼寿ぁっ……!」
「玉雪っ、……」
何度も突かれて、抜かれてまた貫かれて、体の奥の奥まで頼寿で満たされる感覚……。多分俺にとって一番幸せな瞬間。
「もっと、……もっと欲し、……頼寿、大好きっ……」
まともな言葉も出ない俺を見て、頼寿が少しだけ口元を緩める。そして全てを理解してくれたかのように俺の両膝を押さえて広げ、ベッドに押し付け、これ以上ないほど高く尻を突き上げた体勢に変えられた。
そして――真上から思い切り深く頼寿のペニスが挿入される。
「んああぁっ!」
何度も上から突き刺され、意識が呼びそうなほど激しく擦られ、俺は目の前に散る火花の向こうの頼寿を見つめながら、回らない舌で訴えた。
「より、ひさ……。おれ、……しあわせ……」
「………」
「……ふあっ……!」
繋がったまま、頼寿が俺の腰を支えて体勢を変え、自分の上へ座らせた。
「あったかい……」
俺の中で頼寿の熱がビクついている。大きな体に寄りかかって肩に頭を預け、世界で一番安心できる場所で、夢のような温かさに包まれて……
「俺も幸せだぜ。……付いて来てくれてありがとうな、玉雪」
「う、……」
嬉しさに滲んだ涙を汗と一緒に拭って、代わりに俺は小さく微笑んだ。
「一生付いてくよ、頼寿」
「まあ、取り敢えず」
俺の額にキスをしてから、頼寿がニタリと笑った。
「まだセックスの途中だからな。俺がイくまで付いてきてもらうぞ」
「……お、お手柔らかに」
気付けばもう空は白んでいる。新しい一日は今日も輝いている。
俺と頼寿の毎日が更新されていく。
「よそ見すんな」
「……んむっ」
不意打ちで塞がれた唇。少し汗が引いた体。エアコンでひんやり冷たいシーツと、テーブルに置かれた頼寿の家の合鍵。
どうかこの毎日が続きますようにと願いながら、俺はキスをしたまま頼寿に抱き付いた。
RealKiss・終
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