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片腕のアッシュ
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エルフ二人が居座って数日、ジグルドが剣で俺を責め、その隙を縫うように魔法でリーヴァが攻撃する。
ある程度拮抗したら、俺が本気で二人を吹き飛ばすというやり取りが数日続いた。
シグルドはマナ、気功、マナ気功とエネルギーの使い方を一から習得しなおし、リーヴァも魔法と気功を使い分け、気功魔法も習得した。
ここで修練し終わったら、大陸のランキングに挑戦するというシグルド、リーヴァも12位階魔導士として再登録してもらうらしい。
シグルドは気功剣士として剣聖として登録されているが、マナ剣士としてはランク外に落とされている。
また剣士として気功剣士はマナ剣士より劣る的な世間の風潮みたいなものもあるので、どうにも歯がゆいらしい。
マナ気功を使える人間は、ほとんど見た事もないので新しい力として認められるかもしれないといっていた。
朝食を食べていると、チャイムがなり俺が応答する。
「どちら様ですか?」
「私はサンドロス・アッシュといいます。ここに賢者様がいると聞いてここにきました」
また賢者様か・・・・賢者ではないのだが、ここの一応主だからなぁ
「一応私が主の八神シロエです。まぁどうぞ」
そういうと草原までの転移門を開いた。
「朝食の途中なんですが、ねどうぞ、コーヒーのみます?」
そういってコーヒーを差し出した。
「お前片腕のアッシュか!?」
「これは気功剣のシグルド殿に気功神姫のシグルドリーヴァ殿、お二人が森に賢者様を求めて消えたと聞いて、いてもたってもいられなくなりまして」
「そうか、ここはいい所だぞ!お師匠様に学ぶことは多い!飯も環境もいい!最高だ!私とリーヴァは今人生の最高潮にいる毎日を送っているぞ!」
「そうですね、住みやすいですし。清潔でご飯も美味しい、魔術修練や剣術修練に困りませんし、心身が綺麗になって行くのを感じます。師匠様のお許しがあればここを拠点に生活したいくらいです」
そんなこと考えてたのか、ちょっとした客人程度に考えていたけど、本格的に移住したいなんて人もいるもんなんだなぁ
「二人が拠点を置きたいなら、家を作らないといけないなぁ、それに出かけるにも遠い地に行き来するだけでも大変なら、転移門もつくれば各王国の王都や都市と簡単に行き来できるようにすることもできるぞ」
「いのですか!?住みます!すみたいです!師匠からはまだまだ学びたい事がいっぱいありますから!」
「私も実践もいいですけど、魔術研究や錬金術、薬師なども面白いから学びたいですね!最近では私も師匠と一緒に料理してますから、魔道畑ももっと増やしてもいいかもしれませんね!」
「あの・・・お二人が師匠と呼ばれているのは?賢者様の事ですか?賢者シロエ様の??」
「ちょっと病気をみてあげるだけのつもりだったんだけど、いつの間にか剣に魔法も教える事になちゃって、師匠って呼ばれてる」
「気功剣の剣聖のシグルド様の師匠に、気功で十二位階を実現したシグルドリーヴァ様の師匠ですか・・・・私は片腕のアッシュといわれている冒険者です。ランクはS、冒険者ランクはご存じですか?」
「まぁ、なんとなくしかしらないかな」
「EからAとあり、ダンジョンの踏破から魔物の討伐、貴族の護衛、荷物の運び人など色々な仕事で貢献地を為、一国に認められるとSを複数国から認められるとSS、世界同盟国からの多くの国から認められるとSSSとなります。私はこの国超帝国アクエリアスに認められSの称号をいただきました。それとドラゴンスレイヤーの称号もその時に片腕を失いました」
「それで?片腕を治したくてきたんですか?」
「そうです!?治りますか!!色んなダンジョンに深層まで潜りましたが、部位欠損の霊薬は出ず、神聖王国の聖女様も治癒は難しいといわれてしまいました」
「う~ん、まぁ問題なく生えて来るだろうね、その間きっと腹が減るからよく食う様になると思うけど、まぁ問題なかろうね」
「本当ですか!?な!治していただけますか!?」
「いいよ」
「私は冒険者ですが、貴族でもあるのです!この恩は必ずお返しします!!」
貴族様なのか、それにしても超帝国アクエリアスとは、そんな名前の国なのか?ここ。
腕の治療にはいる、一度完治した部分を切除して、そこから再生させる。
にょきにょきと生えてくる手は肉が分裂する様な不可思議な絵を見せる。
「最初は普通に生活して、剣を握るなら2日後だな」
「ああ!手が!本当に生えた!本当に本当に!本物の手!どれほど!どれほど!待ち望んだことか!?どれだけどれだけ・・・・」
すすり泣くアッシュ。
「よかったではないか!?アッシュ!もう片腕のアッシュではないのだな!別の名が必要になるな!S級なのだから!!」
「アッシュさんはマナ槍法の使い手でしたね。一緒に槍の腕も見てもらえばいいんじゃないですか?階級はたしか?」
「槍王だ。だがいいのだろうか?」
「まぁ腕がちゃんと機能してるかも確認しないといけないから、そのついででいいのだったら」
「シロエ様に師事してもらえば、実力が跳ね上がるぞ!」
いつの間にか弟子が、増えた。
てか病気の治療に人が良く来るな?賢者ってわけでもないし、医者でもないんだが、鑑定眼とスキルで大抵の病気はなおせる。
怪我も欠損も治せる。
治療費ってのもなぁ、特に今欲しい物もないし、何か困った時に力になってくれれば今の所はそれでいいかな?
ある程度拮抗したら、俺が本気で二人を吹き飛ばすというやり取りが数日続いた。
シグルドはマナ、気功、マナ気功とエネルギーの使い方を一から習得しなおし、リーヴァも魔法と気功を使い分け、気功魔法も習得した。
ここで修練し終わったら、大陸のランキングに挑戦するというシグルド、リーヴァも12位階魔導士として再登録してもらうらしい。
シグルドは気功剣士として剣聖として登録されているが、マナ剣士としてはランク外に落とされている。
また剣士として気功剣士はマナ剣士より劣る的な世間の風潮みたいなものもあるので、どうにも歯がゆいらしい。
マナ気功を使える人間は、ほとんど見た事もないので新しい力として認められるかもしれないといっていた。
朝食を食べていると、チャイムがなり俺が応答する。
「どちら様ですか?」
「私はサンドロス・アッシュといいます。ここに賢者様がいると聞いてここにきました」
また賢者様か・・・・賢者ではないのだが、ここの一応主だからなぁ
「一応私が主の八神シロエです。まぁどうぞ」
そういうと草原までの転移門を開いた。
「朝食の途中なんですが、ねどうぞ、コーヒーのみます?」
そういってコーヒーを差し出した。
「お前片腕のアッシュか!?」
「これは気功剣のシグルド殿に気功神姫のシグルドリーヴァ殿、お二人が森に賢者様を求めて消えたと聞いて、いてもたってもいられなくなりまして」
「そうか、ここはいい所だぞ!お師匠様に学ぶことは多い!飯も環境もいい!最高だ!私とリーヴァは今人生の最高潮にいる毎日を送っているぞ!」
「そうですね、住みやすいですし。清潔でご飯も美味しい、魔術修練や剣術修練に困りませんし、心身が綺麗になって行くのを感じます。師匠様のお許しがあればここを拠点に生活したいくらいです」
そんなこと考えてたのか、ちょっとした客人程度に考えていたけど、本格的に移住したいなんて人もいるもんなんだなぁ
「二人が拠点を置きたいなら、家を作らないといけないなぁ、それに出かけるにも遠い地に行き来するだけでも大変なら、転移門もつくれば各王国の王都や都市と簡単に行き来できるようにすることもできるぞ」
「いのですか!?住みます!すみたいです!師匠からはまだまだ学びたい事がいっぱいありますから!」
「私も実践もいいですけど、魔術研究や錬金術、薬師なども面白いから学びたいですね!最近では私も師匠と一緒に料理してますから、魔道畑ももっと増やしてもいいかもしれませんね!」
「あの・・・お二人が師匠と呼ばれているのは?賢者様の事ですか?賢者シロエ様の??」
「ちょっと病気をみてあげるだけのつもりだったんだけど、いつの間にか剣に魔法も教える事になちゃって、師匠って呼ばれてる」
「気功剣の剣聖のシグルド様の師匠に、気功で十二位階を実現したシグルドリーヴァ様の師匠ですか・・・・私は片腕のアッシュといわれている冒険者です。ランクはS、冒険者ランクはご存じですか?」
「まぁ、なんとなくしかしらないかな」
「EからAとあり、ダンジョンの踏破から魔物の討伐、貴族の護衛、荷物の運び人など色々な仕事で貢献地を為、一国に認められるとSを複数国から認められるとSS、世界同盟国からの多くの国から認められるとSSSとなります。私はこの国超帝国アクエリアスに認められSの称号をいただきました。それとドラゴンスレイヤーの称号もその時に片腕を失いました」
「それで?片腕を治したくてきたんですか?」
「そうです!?治りますか!!色んなダンジョンに深層まで潜りましたが、部位欠損の霊薬は出ず、神聖王国の聖女様も治癒は難しいといわれてしまいました」
「う~ん、まぁ問題なく生えて来るだろうね、その間きっと腹が減るからよく食う様になると思うけど、まぁ問題なかろうね」
「本当ですか!?な!治していただけますか!?」
「いいよ」
「私は冒険者ですが、貴族でもあるのです!この恩は必ずお返しします!!」
貴族様なのか、それにしても超帝国アクエリアスとは、そんな名前の国なのか?ここ。
腕の治療にはいる、一度完治した部分を切除して、そこから再生させる。
にょきにょきと生えてくる手は肉が分裂する様な不可思議な絵を見せる。
「最初は普通に生活して、剣を握るなら2日後だな」
「ああ!手が!本当に生えた!本当に本当に!本物の手!どれほど!どれほど!待ち望んだことか!?どれだけどれだけ・・・・」
すすり泣くアッシュ。
「よかったではないか!?アッシュ!もう片腕のアッシュではないのだな!別の名が必要になるな!S級なのだから!!」
「アッシュさんはマナ槍法の使い手でしたね。一緒に槍の腕も見てもらえばいいんじゃないですか?階級はたしか?」
「槍王だ。だがいいのだろうか?」
「まぁ腕がちゃんと機能してるかも確認しないといけないから、そのついででいいのだったら」
「シロエ様に師事してもらえば、実力が跳ね上がるぞ!」
いつの間にか弟子が、増えた。
てか病気の治療に人が良く来るな?賢者ってわけでもないし、医者でもないんだが、鑑定眼とスキルで大抵の病気はなおせる。
怪我も欠損も治せる。
治療費ってのもなぁ、特に今欲しい物もないし、何か困った時に力になってくれれば今の所はそれでいいかな?
応援ありがとうございます!
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