32 / 35
第32話 気息奄々
しおりを挟む
「セドリックたち別部隊は、どうやら二手に分かれ、森を迂回しながら屋敷を目指しているようです」
月明かりの下、俺は漆黒の翼を広げた。森の中には蟻の列のように蠢く人々の影が広がっているのが見えた。
「東側と西側から、屋敷を挟み込むつもりか」
セドリックの部隊は東から、褐色の肌の暗殺者が指揮する部隊は西から、静かに屋敷に接近していた。
「起きているか、ブランキー」
『う~ん……もうそんなに食べられないにゃ』
「おい、古典的なことしている場合じゃないぞ!」
『ハッ!? お、起きてるにゃ!』
完全に寝ていたようだ。
「騒ぎを起こして、レーヴェンたちを急いで起こせ、今すぐだ!」
『そんなに慌てて、何があったのかにゃ?』
「あーっ、もういい!」
俺は一旦クローに離れることを伝え、ブランキーとの精神融合を始める。
「にゃー!」
「う、う~ん、どうしたのだ……?」
ブランキーとの精神融合を行った俺は、眠っているレーヴェンの腹の上で勢いよく跳びはねた。次いで近くの花瓶に飛びかかった。
―――ガシャーン!
「なっ、なんだ!? ――あっ、こら待て! ランス!」
「――――っ」
破壊音によってレーヴェンが飛び起きるのを確認した俺は、次いでドアノブに飛びついて扉を開けた。
「にゃー」
付いてこいと部屋から飛び出し、大階段を駆け下りながら、目についた壺や花瓶を片っ端から割っていく。
「(ごっ、御主人様!? いくら何でもやり過ぎにゃ! あとでにゃが叱られてしまうにゃ!)」
「(そんな呑気なことを言っている場合じゃないんだよ!)」
手当たり次第に物を壊していると、
「何事ですかっ!」
メイド長が急いで部屋から飛び出してきた。
「なっ、なんですかこれはっ!?」
俺を見たメイド長が眉をひそめた。普段感情をあまり表に出さない彼女でも、この状況には怒りを隠しきれない。廊下には壺や花瓶の破片が散らばり、壁にかけられていた絵画(ハーネス作)も、床に落ちていた。
「グリムリッパー!」
メイド長の声はまるで屋敷に落雷が直撃したかのように轟いた。
続いて、ハーネスと他のメイドたちが次々と部屋から飛び出してきた。皆、眠りを妨げられた上に、寝起き一発目にこんな光景を目にし、大口を開けて呆然と立ち尽くしてしまっていた。
「これは、ひどい有り様ですな」
ハーネスの表情は言葉にできないほど複雑なもので、少し申し訳なく思ってしまう。しかし、これで寝込みを襲われる心配はないだろう。
『主、敵が今の大音声に警戒しています』
「(今戻る)」
「そんなっ、困るにゃ!?」
ブランキーとの精神融合を解除する寸前、体がふわっと宙に浮いた。鬼の形相のメイド長が、首根っこを掴んでいた。
「(にゃに責任を押しつけるなんて、御主人様ひどいにゃ!)」
「(許せ、緊急時だ)」
精神融合を解除し、再びクローとの精神融合を開始する。上空から敵の動きを監視していく。
東側と西側の屋敷周りには、50人以上の武装した兵士たちが集まっていた。中には魔導師もおり、火魔法を使って屋敷に火を放っていた。
「嘘だろっ!? 屋敷ごと殺るつもりかよ!」
この行動は予想外だった。俺はパニックに陥りそうになりながらも、今すべきことを考えた。
――レーヴェンを守らなければ!
俺はブランキーと再び精神融合し、メイド長から逃げるために奮闘した。
「にゃー」
「こら、待ちなさいっ!」
メイド長の魔の手から逃れて着地すると同時、ようやくロレッタとハーネスが招かれざる訪問者たちの気配に気づいた。
「――――!?」
刹那、高音が屋敷中に響き渡り、窓ガラスが粉々に砕ける音が鳴り響いた。
「きゃああああああああああああああああああああああ!?」
窓から突如現れた男たちを見たメイドたちは、不意の出来事に驚きの声を上げた。男たちはすばやい動きで廊下を進み、手にした短剣でメイドたちに襲いかかった。
「お下がりなさい!」
ハーネスはメイドたちを庇うように前に立ち、迫る男たちに立ち向かった。
「相手は無防備な老人だ、構わず殺れ!」
低い声が遠くから聞こえた直後、男が空中に舞った。その瞬間、ハーネスの掌底が男の顔面に叩きつけられた。
だが――
「うぅっ……」
「ハーネスさん!?」
同時に銃声が鳴り響き、ハーネスは太ももを撃たれてしまった。片膝をつきながら苦痛に顔を歪めるハーネスだったが、すぐに冷静に状況を把握し始めた。
「ハーネスッ!」
「私に構わず殿下をっ!」
ハーネスの言葉に従い、メイド長は一瞬躊躇するが、すぐに身を翻して大階段へ向かった。主君を守ることが最優先だった。
俺も急いで大階段を駆け上がり、レーヴェンのもとへ向かった。
周りからは続々と大きな騒音が響き渡る。ガラスが割れる音、銃声。さらに、ロープを伝い、二階の窓から武装した男たちが次々に屋敷内に侵入してくる。
あっという間に、四方を包囲されてしまった。
そして、突如として激しい爆風が背後から押し寄せ、突風のようにロレッタを襲う。
「ロレッタッ!?」
俺はブランキーであることを忘れ、絶叫に声を上げていた。メイド長が上っていた大階段は木っ端微塵に吹き飛ばされていたのだ。
「ゔぅっ……」
瓦礫に埋もれた、血だらけのメイド長に対して、容赦なくダイナマイトが投げ込まれた。
「――――ッ!?」
爆発によって目の前が一時的に赤く燃え、やがて爆風と煙に包まれていく。
「ロレッタ!」
辛うじて危機を回避したメイド長が、一瞬こちらに視線を投げた。
そして、彼女は迅速に行動に移った。
メイド長は危険を察知し、屋敷に留まることを避け、メイドたちを抱えて窓から外に飛び出した。ハーネスも彼女に続いて窓を飛び越えた。
「レーヴェン!」
俺は息を切らしながらレーヴェンの部屋に駆け込んだ。
「!?」
そこには、血に染まった戦場の死神が悠然と立っていた。
月明かりの下、俺は漆黒の翼を広げた。森の中には蟻の列のように蠢く人々の影が広がっているのが見えた。
「東側と西側から、屋敷を挟み込むつもりか」
セドリックの部隊は東から、褐色の肌の暗殺者が指揮する部隊は西から、静かに屋敷に接近していた。
「起きているか、ブランキー」
『う~ん……もうそんなに食べられないにゃ』
「おい、古典的なことしている場合じゃないぞ!」
『ハッ!? お、起きてるにゃ!』
完全に寝ていたようだ。
「騒ぎを起こして、レーヴェンたちを急いで起こせ、今すぐだ!」
『そんなに慌てて、何があったのかにゃ?』
「あーっ、もういい!」
俺は一旦クローに離れることを伝え、ブランキーとの精神融合を始める。
「にゃー!」
「う、う~ん、どうしたのだ……?」
ブランキーとの精神融合を行った俺は、眠っているレーヴェンの腹の上で勢いよく跳びはねた。次いで近くの花瓶に飛びかかった。
―――ガシャーン!
「なっ、なんだ!? ――あっ、こら待て! ランス!」
「――――っ」
破壊音によってレーヴェンが飛び起きるのを確認した俺は、次いでドアノブに飛びついて扉を開けた。
「にゃー」
付いてこいと部屋から飛び出し、大階段を駆け下りながら、目についた壺や花瓶を片っ端から割っていく。
「(ごっ、御主人様!? いくら何でもやり過ぎにゃ! あとでにゃが叱られてしまうにゃ!)」
「(そんな呑気なことを言っている場合じゃないんだよ!)」
手当たり次第に物を壊していると、
「何事ですかっ!」
メイド長が急いで部屋から飛び出してきた。
「なっ、なんですかこれはっ!?」
俺を見たメイド長が眉をひそめた。普段感情をあまり表に出さない彼女でも、この状況には怒りを隠しきれない。廊下には壺や花瓶の破片が散らばり、壁にかけられていた絵画(ハーネス作)も、床に落ちていた。
「グリムリッパー!」
メイド長の声はまるで屋敷に落雷が直撃したかのように轟いた。
続いて、ハーネスと他のメイドたちが次々と部屋から飛び出してきた。皆、眠りを妨げられた上に、寝起き一発目にこんな光景を目にし、大口を開けて呆然と立ち尽くしてしまっていた。
「これは、ひどい有り様ですな」
ハーネスの表情は言葉にできないほど複雑なもので、少し申し訳なく思ってしまう。しかし、これで寝込みを襲われる心配はないだろう。
『主、敵が今の大音声に警戒しています』
「(今戻る)」
「そんなっ、困るにゃ!?」
ブランキーとの精神融合を解除する寸前、体がふわっと宙に浮いた。鬼の形相のメイド長が、首根っこを掴んでいた。
「(にゃに責任を押しつけるなんて、御主人様ひどいにゃ!)」
「(許せ、緊急時だ)」
精神融合を解除し、再びクローとの精神融合を開始する。上空から敵の動きを監視していく。
東側と西側の屋敷周りには、50人以上の武装した兵士たちが集まっていた。中には魔導師もおり、火魔法を使って屋敷に火を放っていた。
「嘘だろっ!? 屋敷ごと殺るつもりかよ!」
この行動は予想外だった。俺はパニックに陥りそうになりながらも、今すべきことを考えた。
――レーヴェンを守らなければ!
俺はブランキーと再び精神融合し、メイド長から逃げるために奮闘した。
「にゃー」
「こら、待ちなさいっ!」
メイド長の魔の手から逃れて着地すると同時、ようやくロレッタとハーネスが招かれざる訪問者たちの気配に気づいた。
「――――!?」
刹那、高音が屋敷中に響き渡り、窓ガラスが粉々に砕ける音が鳴り響いた。
「きゃああああああああああああああああああああああ!?」
窓から突如現れた男たちを見たメイドたちは、不意の出来事に驚きの声を上げた。男たちはすばやい動きで廊下を進み、手にした短剣でメイドたちに襲いかかった。
「お下がりなさい!」
ハーネスはメイドたちを庇うように前に立ち、迫る男たちに立ち向かった。
「相手は無防備な老人だ、構わず殺れ!」
低い声が遠くから聞こえた直後、男が空中に舞った。その瞬間、ハーネスの掌底が男の顔面に叩きつけられた。
だが――
「うぅっ……」
「ハーネスさん!?」
同時に銃声が鳴り響き、ハーネスは太ももを撃たれてしまった。片膝をつきながら苦痛に顔を歪めるハーネスだったが、すぐに冷静に状況を把握し始めた。
「ハーネスッ!」
「私に構わず殿下をっ!」
ハーネスの言葉に従い、メイド長は一瞬躊躇するが、すぐに身を翻して大階段へ向かった。主君を守ることが最優先だった。
俺も急いで大階段を駆け上がり、レーヴェンのもとへ向かった。
周りからは続々と大きな騒音が響き渡る。ガラスが割れる音、銃声。さらに、ロープを伝い、二階の窓から武装した男たちが次々に屋敷内に侵入してくる。
あっという間に、四方を包囲されてしまった。
そして、突如として激しい爆風が背後から押し寄せ、突風のようにロレッタを襲う。
「ロレッタッ!?」
俺はブランキーであることを忘れ、絶叫に声を上げていた。メイド長が上っていた大階段は木っ端微塵に吹き飛ばされていたのだ。
「ゔぅっ……」
瓦礫に埋もれた、血だらけのメイド長に対して、容赦なくダイナマイトが投げ込まれた。
「――――ッ!?」
爆発によって目の前が一時的に赤く燃え、やがて爆風と煙に包まれていく。
「ロレッタ!」
辛うじて危機を回避したメイド長が、一瞬こちらに視線を投げた。
そして、彼女は迅速に行動に移った。
メイド長は危険を察知し、屋敷に留まることを避け、メイドたちを抱えて窓から外に飛び出した。ハーネスも彼女に続いて窓を飛び越えた。
「レーヴェン!」
俺は息を切らしながらレーヴェンの部屋に駆け込んだ。
「!?」
そこには、血に染まった戦場の死神が悠然と立っていた。
0
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
悪霊令嬢~死した聖女憎悪に染まりて呪いを成す~
女譜香あいす
ファンタジー
数え切れない人々をその身に宿す奇跡の力で救ってきた少女、サヤ・パメラ・カグラバ。
聖女と称えられた彼女であったが陰謀の末に愛した者から婚約破棄を言い渡され、友人達からも裏切られ、最後には命を奪われてしまう。
だがそのとき感じた怒りと悲しみ、そして絶望によって彼女の心は黒く歪み、果てにサヤは悪霊として蘇った。
そして、そんな彼女と世を憎みながらもただ生きる事しかできていなかった一人の少女が巡り合う事で、世界に呪いが拡がり始める事となる。
これは誰よりも清らかだった乙女が、憎悪の化身となりすべての人間に復讐を果たす物語。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
追放された悪役令嬢、前世のスマホ知識で通信革命を起こしたら、王国に必須の存在になっていました
黒崎隼人
ファンタジー
公爵令嬢エリザは、婚約者の第二王子アルフォンスに身に覚えのない罪を着せられ、満座の中で婚約破棄と勘当を言い渡される。全てを奪われ、たった一人で追放されたのは、魔物が跋扈する寂れた辺境の地。
絶望の淵で、彼女の脳裏に蘇ったのは、現代日本で生きていた前世の記憶――人々がガラスの板で遠くの誰かと話す、魔法のような光景だった。
「これなら、私にも作れるかもしれない」
それは、この世界にはまだ存在しない「通信」という概念。魔石と魔術理論を応用し、彼女はたった一人で世界のあり方を変える事業を興すことを決意する。
頑固なドワーフ、陽気な情報屋、そして彼女の可能性を信じた若き辺境伯。新たな仲間と共に、エリザが作り上げた魔導通信端末『エル・ネット』は、辺境の地に革命をもたらし、やがてその評判は王都を、そして国全体を揺るがしていく。
一方、エリザを捨てた王子と異母妹は、彼女の輝かしい成功を耳にし、嫉妬と焦燥に駆られるが……時すでに遅し。
これは、偽りの断罪によって全てを失った令嬢が、その類まれなる知性と不屈の魂で自らの運命を切り拓き、やがて国を救う英雄、そして新時代の女王へと駆け上がっていく、痛快にして感動の逆転譚。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~
如月花恋
ファンタジー
今この世界にはたくさんの精霊がいる
その精霊達から生まれた瞬間に加護を貰う
稀に2つ以上の属性の2体の精霊から加護を貰うことがある
まぁ大体は親の属性を受け継ぐのだが…
だが…全属性の加護を貰うなど不可能とされてきた…
そんな時に生まれたシャルロッテ
全属性の加護を持つ少女
いったいこれからどうなるのか…
「クビにされた俺、幸運スキルでスローライフ満喫中」
チャチャ
ファンタジー
突然、蒼牙の刃から追放された冒険者・ハルト。
だが、彼にはS級スキル【幸運】があった――。
魔物がレアアイテムを落とすのも、偶然宝箱が見つかるのも、すべて彼のスキルのおかげ。
だが、仲間は誰一人そのことに気づかず、無能呼ばわりしていた。
追放されたハルトは、肩の荷が下りたとばかりに、自分のためだけの旅を始める。
訪れる村で出会う人々。偶然拾う伝説級の装備。
そして助けた少女は、実は王国の姫!?
「もう面倒ごとはごめんだ」
そう思っていたハルトだったが、幸運のスキルが運命を引き寄せていく――。
ソロキャンする武装系女子ですが婚約破棄されたので傷心の旅に出たら——?
ルーシャオ
恋愛
ソロキャンする武装系女子ですが婚約破棄されたので傷心の旅に出たら——?
モーリン子爵家令嬢イグレーヌは、双子の姉アヴリーヌにおねだりされて婚約者を譲り渡す羽目に。すっかり姉と婚約者、それに父親に呆れてイグレーヌは別荘で静養中の母のもとへ一人旅をすることにした。ところが途中、武器を受け取りに立ち寄った騎士領で騎士ブルックナーから騎士見習い二人を同行させて欲しいと頼まれる。
そのころ、イグレーヌの従姉妹であり友人のド・ベレト公女マリアンはイグレーヌの扱いに憤慨し、アヴリーヌと婚約者へとある謀略を仕掛ける。そして、宮廷舞踏会でしっかりと謀略の種は花開くことに——。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる