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第14話 オークロード 前編
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――ゴギゴギッ、グサッグサッ、ドンッドンッ!
「ああ、神よ……私の残虐行為をお許し下さい」
「久々の魔物退治に興奮して、僕も濡れ濡れだよ」
「ハァ、ハァ……この豚どもッ! 私の前にひれ伏しなさい!」
眠ったオークたちが起き出す前に始末するため、リリスの魅惑の藁人形でアイリス、オルマ、クラリスの3人を喚び出した。
聖職者とは思えない手際の良さで、アイリスはノコギリを駆使してオークを一匹ずつ切り刻んでいく。
その度に首から下げたロザリオを握り締めて祈りを捧げているが……なんとも言えない光景だ。
オルマはさすがに元女戦士というだけあって、手際よくオークを巨大ハンマーで粉砕していっている。
ぺしゃんこにする度に頬を染めて感じているのはどうかと思うが……。
クラリスは……完全にイっちゃってる。
というかもう完全にドSな部分が目覚めてしまっているのだろう。
興奮しながら『ハァハァ』して、訳のわからない罵声をオークたちに浴びせながら楽しんでいる。
「どうやらこの場に居るオークはすべて始末できたみたいですね」
「妾とお前さまの力を持ってすればこの程度楽勝じゃな」
「…………っく」
ランランと双子姉妹は助かったことを素直に喜び安堵しているが、レインの奴は眉間に皺を作り歯ぎしりをしていた。
「こっ、これから本気を出すところだったのに、余計なことをしてくれたな」
「嘘良くないね。本当は死にそうだったね。素直に感謝することも時に必要ね」
「うっ、うるさいッ! お前たちがもっとしっかり俺を援護していればこんなオークどもにやられたりしなかったんだ!」
「ワタシいなかったらオマエとっくに死んでたねッ! 圧倒的感謝はされても罵倒される謂れはないね」
「なんだとっ!」
「ナニあるか!?」
ランランはとても素直なお姉さんなのに……レインの奴はとても傲慢な態度で僕を睨みつけた。
そんな態度は良くないと、ランランが注意したらレインは地面を蹴りつけて烈火の如く怒鳴り声を上げている。
まっ、レインのプライドが傷ついたのかもしれないな。
それにしてもこのパーティー……実はめちゃくちゃ仲悪いんじゃないのか?
呆気に取られて彼らのやり取りを見ていると、レインが僕の前にやって来てガンを飛ばしてくる。
「勘違いするなよクソガキッ! 今のはたまたま俺たちが囮になっていたからお前の小賢しい技でなんとかなっただけだ。むしろ感謝するのは俺ではなくお前の方だ!」
「ああ~もういいですよ。呆れ果てて言葉も出ません」
「なっ、なんだとッ!」
「そもそも、オークの巣穴に入るのに血染めで臭いを消すことも知らないド素人に、拐われた女性たちを救い出すなんて不可能ですね」
「この野郎ッ! もういっぺん言ってみやがれ! …………っう」
本当のことを言われて頭に血が上ったレインが僕の胸ぐらを掴み取ると、アイリス、オルマ、クラリスの3人がレインを取り囲み得物を突きつけた。
一瞬にしてレインの顔が強張り、胸元からそっと手を離す。
「ふんっ、まぁいい。今回の依頼……勝負は村の女たちを助けるまでだ。オークを倒すことじゃない」
負け惜しみの言葉を投げ捨てて、足元がフラついたまま双子姉妹の元へと戻るレイン。
だが、レインの言っていることも一理ある。
大切なことはオークの群れを壊滅させることではなく、拐われた人たちを救出することなんだ。
だけど、肝心の拐われた人たちの姿がどこにも見当たらない。
僕はオークの寝床だと思われるこの場所をグルッと見渡してみるが、やはり誰の姿もないんだ。
「お前さまよ、あそこでは?」
僕の仕草を見て、察したリリスが奥を指差している。
リリスが指差す方角には石造りの巨大な扉が聳え立っていた。
「あそこ意外……考えられませんね」
「マスター、私たちが見てまいります」
「うん、そうだね。オークくらい僕たちだけで十分だよ」
「わたくし……なんだか興奮してきましたわ」
「では、お前たち3人で見てくるんじゃ。妾はちとそこに座って休憩じゃな」
リリスはまったく何もしていないのに、3人にすべて任せて自分は楽をしようとしている。
レインたちより先に村の人たちを助けないと自分の身が弄ばれるとわかっているのか……?
石段に腰を下ろしたリリスを見やり嘆息する僕の横を、今のうちだと言うように駆け出したレイン。
「あっ!?」
「おっさき~! 先に見つけ出して助けた方が勝ちだからな!」
なんて卑怯な奴なんだ!
「うわぁぁあぁぁあぁぁあああああああああああっ!!」
と思ったのも束の間、レインがもの凄い勢いで吹き飛んできた。
そのままズドーンッと凄まじい音を上げて壁に激突した。
「「レインさまっ!?」」
「ナニやってるか、あのバカッ! もう愛想も尽きるね」
壁に激突して気を失ったレインの元に双子姉妹が血相変えて駆け寄っている。
ランランは情けなく伸びたレインを見て愛想を尽かし首を振っていた。
僕はすぐにレインが吹き飛んで来た方角に目を凝らす。
巨大な石扉が木っ端微塵に粉砕され、舞い上がった砂塵の中から一体の魔物が姿を現した。
体長4メートルほどの丸々とした巨体、口元には立派な牙が2本生えており、王であることを示す古びた冠を頭に乗せた魔物。
間違いない。
オークロードだ!
「ブッゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
凄まじいほどの雄叫びに、僕たちはたまらず両耳を塞いだ。
オークロードは睥睨して、手下のオークたちがやられたことを確認すると……。
「クソの役にも立たない連中だ! 非力な人間如きにやられるとは情けない。我が一族の恥だッ!!」
鼻を鳴らしながらオークロードは手下の亡骸を蹴り飛ばした。
まるで壁にトマトを投げつけたように破裂する亡骸。
「じょっ、冗談じゃないアルね! こんな化物がいるなんて聞いてないね」
「うむ、やはりお前さまの読み通り、群れを率いておったのはオークロードのようじゃな」
「そのようですね」
「オ、オマエらナニを呑気に言ってるアルかッ! オークロードといえばBランク冒険者パーティーがやっと勝てる化物ね! すぐに逃げないと圧倒的全滅ね」
ランランは目前のオークロードを見て完全に臆しているが、ここで逃げてしまえば賭けには勝てない。
それに……ジャミコに比べればオークロードの10匹や20匹、可愛いものだね。
「さてと、それじゃあぶっ倒しますよ!」
「ナナナ、ナニ言ってるかッ! Eランク冒険者が勝てる相手じゃないね! さっきは眠らせたから勝てたけど、オークロードには通じないね! すぐに逃げるよ」
「誰も逃がしはしない! せっかく築いた群れを台無しにした貴様らは皆殺しだ」
慌てた様子でおろおろ声を上げるランランに、オークロードは鋭い眼光を向けた。
「だ、そうですよ。クスクス」
「この圧倒的スケベ小僧……イカれてるね」
「さてと、それじゃ妾も加勢するとするかの」
「主よ、また命を狩る罪深き私をお許し下さい」
「オークロードかッ! こいつは大物だね。僕も久々に腕が鳴るよ」
「私……一度でいいから大きな豚さんをカッ捌いてみたかったんですのよ、うふふ」
「ああ、神よ……私の残虐行為をお許し下さい」
「久々の魔物退治に興奮して、僕も濡れ濡れだよ」
「ハァ、ハァ……この豚どもッ! 私の前にひれ伏しなさい!」
眠ったオークたちが起き出す前に始末するため、リリスの魅惑の藁人形でアイリス、オルマ、クラリスの3人を喚び出した。
聖職者とは思えない手際の良さで、アイリスはノコギリを駆使してオークを一匹ずつ切り刻んでいく。
その度に首から下げたロザリオを握り締めて祈りを捧げているが……なんとも言えない光景だ。
オルマはさすがに元女戦士というだけあって、手際よくオークを巨大ハンマーで粉砕していっている。
ぺしゃんこにする度に頬を染めて感じているのはどうかと思うが……。
クラリスは……完全にイっちゃってる。
というかもう完全にドSな部分が目覚めてしまっているのだろう。
興奮しながら『ハァハァ』して、訳のわからない罵声をオークたちに浴びせながら楽しんでいる。
「どうやらこの場に居るオークはすべて始末できたみたいですね」
「妾とお前さまの力を持ってすればこの程度楽勝じゃな」
「…………っく」
ランランと双子姉妹は助かったことを素直に喜び安堵しているが、レインの奴は眉間に皺を作り歯ぎしりをしていた。
「こっ、これから本気を出すところだったのに、余計なことをしてくれたな」
「嘘良くないね。本当は死にそうだったね。素直に感謝することも時に必要ね」
「うっ、うるさいッ! お前たちがもっとしっかり俺を援護していればこんなオークどもにやられたりしなかったんだ!」
「ワタシいなかったらオマエとっくに死んでたねッ! 圧倒的感謝はされても罵倒される謂れはないね」
「なんだとっ!」
「ナニあるか!?」
ランランはとても素直なお姉さんなのに……レインの奴はとても傲慢な態度で僕を睨みつけた。
そんな態度は良くないと、ランランが注意したらレインは地面を蹴りつけて烈火の如く怒鳴り声を上げている。
まっ、レインのプライドが傷ついたのかもしれないな。
それにしてもこのパーティー……実はめちゃくちゃ仲悪いんじゃないのか?
呆気に取られて彼らのやり取りを見ていると、レインが僕の前にやって来てガンを飛ばしてくる。
「勘違いするなよクソガキッ! 今のはたまたま俺たちが囮になっていたからお前の小賢しい技でなんとかなっただけだ。むしろ感謝するのは俺ではなくお前の方だ!」
「ああ~もういいですよ。呆れ果てて言葉も出ません」
「なっ、なんだとッ!」
「そもそも、オークの巣穴に入るのに血染めで臭いを消すことも知らないド素人に、拐われた女性たちを救い出すなんて不可能ですね」
「この野郎ッ! もういっぺん言ってみやがれ! …………っう」
本当のことを言われて頭に血が上ったレインが僕の胸ぐらを掴み取ると、アイリス、オルマ、クラリスの3人がレインを取り囲み得物を突きつけた。
一瞬にしてレインの顔が強張り、胸元からそっと手を離す。
「ふんっ、まぁいい。今回の依頼……勝負は村の女たちを助けるまでだ。オークを倒すことじゃない」
負け惜しみの言葉を投げ捨てて、足元がフラついたまま双子姉妹の元へと戻るレイン。
だが、レインの言っていることも一理ある。
大切なことはオークの群れを壊滅させることではなく、拐われた人たちを救出することなんだ。
だけど、肝心の拐われた人たちの姿がどこにも見当たらない。
僕はオークの寝床だと思われるこの場所をグルッと見渡してみるが、やはり誰の姿もないんだ。
「お前さまよ、あそこでは?」
僕の仕草を見て、察したリリスが奥を指差している。
リリスが指差す方角には石造りの巨大な扉が聳え立っていた。
「あそこ意外……考えられませんね」
「マスター、私たちが見てまいります」
「うん、そうだね。オークくらい僕たちだけで十分だよ」
「わたくし……なんだか興奮してきましたわ」
「では、お前たち3人で見てくるんじゃ。妾はちとそこに座って休憩じゃな」
リリスはまったく何もしていないのに、3人にすべて任せて自分は楽をしようとしている。
レインたちより先に村の人たちを助けないと自分の身が弄ばれるとわかっているのか……?
石段に腰を下ろしたリリスを見やり嘆息する僕の横を、今のうちだと言うように駆け出したレイン。
「あっ!?」
「おっさき~! 先に見つけ出して助けた方が勝ちだからな!」
なんて卑怯な奴なんだ!
「うわぁぁあぁぁあぁぁあああああああああああっ!!」
と思ったのも束の間、レインがもの凄い勢いで吹き飛んできた。
そのままズドーンッと凄まじい音を上げて壁に激突した。
「「レインさまっ!?」」
「ナニやってるか、あのバカッ! もう愛想も尽きるね」
壁に激突して気を失ったレインの元に双子姉妹が血相変えて駆け寄っている。
ランランは情けなく伸びたレインを見て愛想を尽かし首を振っていた。
僕はすぐにレインが吹き飛んで来た方角に目を凝らす。
巨大な石扉が木っ端微塵に粉砕され、舞い上がった砂塵の中から一体の魔物が姿を現した。
体長4メートルほどの丸々とした巨体、口元には立派な牙が2本生えており、王であることを示す古びた冠を頭に乗せた魔物。
間違いない。
オークロードだ!
「ブッゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」
凄まじいほどの雄叫びに、僕たちはたまらず両耳を塞いだ。
オークロードは睥睨して、手下のオークたちがやられたことを確認すると……。
「クソの役にも立たない連中だ! 非力な人間如きにやられるとは情けない。我が一族の恥だッ!!」
鼻を鳴らしながらオークロードは手下の亡骸を蹴り飛ばした。
まるで壁にトマトを投げつけたように破裂する亡骸。
「じょっ、冗談じゃないアルね! こんな化物がいるなんて聞いてないね」
「うむ、やはりお前さまの読み通り、群れを率いておったのはオークロードのようじゃな」
「そのようですね」
「オ、オマエらナニを呑気に言ってるアルかッ! オークロードといえばBランク冒険者パーティーがやっと勝てる化物ね! すぐに逃げないと圧倒的全滅ね」
ランランは目前のオークロードを見て完全に臆しているが、ここで逃げてしまえば賭けには勝てない。
それに……ジャミコに比べればオークロードの10匹や20匹、可愛いものだね。
「さてと、それじゃあぶっ倒しますよ!」
「ナナナ、ナニ言ってるかッ! Eランク冒険者が勝てる相手じゃないね! さっきは眠らせたから勝てたけど、オークロードには通じないね! すぐに逃げるよ」
「誰も逃がしはしない! せっかく築いた群れを台無しにした貴様らは皆殺しだ」
慌てた様子でおろおろ声を上げるランランに、オークロードは鋭い眼光を向けた。
「だ、そうですよ。クスクス」
「この圧倒的スケベ小僧……イカれてるね」
「さてと、それじゃ妾も加勢するとするかの」
「主よ、また命を狩る罪深き私をお許し下さい」
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