【完結】たっくんとコウちゃん【大学生編】

秋空花林

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8 誘惑

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 オレは悩んでいた。
 コウちゃんへどう切り出すか。

 バイトして出来た小遣いで、オレはとうとうソレを買った。

 後はいつ、コウちゃんに切り出そうか悩んでいた。ちょうど3連休だし、切り出してみようかな。

 そう思ってたら。

「たっくん、僕、そろそろ最後までしたい」
「へ?」

 思わず、持っていたリモコンを落とした。

 映画を観て、ランチして家に帰って来た後。
 2人でソファで寛いでいた時に、コウちゃんがそう発言してきた。

 最後って。何の?
 いやいやいや、聞くまでも無い。
 今夜もやる気満々だったし。

「い、いいの?」
「うん。もうたっくんの指でも気持ち良いって思えるし、それに」
「それに?」
「早くたっくん挿れて欲しい」
「~~~っ」

 コウちゃんの一言は破壊力が凄まじくて。
 オレのソコが立ち上がりかけた。

 慌てて押さえる。オレ今真っ赤になってるかも。

「コウちゃん、そんな事言われたら、オレまた暴走しちゃう」
「大丈夫だよ。今日から3連休だし」
「だけど」
「ちゃんと、キツかったら言うから」
「……」
「だから、本番しよ?」

 オレを見上げて可愛いらしく誘惑してくるコウちゃんは。まるで小悪魔だった。



◆◆◆



 僕は緊張していた。
 自分なりに覚悟を決めて、たっくんに切り出したけど。本当は心臓バクバクだ。



 夕飯はわざと軽めにした。
 時間も普段より早めだ。

 その後、たっくんが準備していた物を見せてもらった。

 ジェルと。
 その他いろいろな道具達。

「これ…すごいね」
「コウちゃんと付き合ってから、色々調べたんだ。男同士でヤル方法」

 やっとバイト代が貯まったからネットで買ったんだ。そう言ったたっくんは、さすがに恥ずかしそうだった。

 急にバイトしたいって言うから何でだろうって思ったけど。

 僕との為だったんだ。

 ちょっと恥ずかしいけど。
 嬉しい。

「たっくん」
「何?」

 たっくんの服を引っ張ると、たっくんが身を寄せて来た。チュッとたっくんにキスをした。

「愛してる」

 たっくんが赤くなった。

 でもその目は、僕とのHを期待しているのが分かった。


ーーー

 たっくん視点
 ウサギ×
 小悪魔⚪︎

 次話、閲覧注意です。
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